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笠井潔 ヴァンパイヤー・ハウスコミュの談話室

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2回目以降の書き込みは、こちらにお願いいたします。
好きな作品とか、キャラクターとかについて伺えたら、と思います。

※議論に発展しそうな話題については、関連コミュニティの方でどうぞ。(ここでの記載は、遠慮願います。)
[笠井潔 ディープ・インパクト]
http://mixi.jp/view_community.pl?id=738298

コメント(14)

管理人さま、

 著作リスト作成、ご苦労様です。
 ひょえー、充実していますねえ。
 
 そして新刊案内もありがとうございます。
ちなみに、管理人の趣味は、
【一番好きな笠井さんの作品】『サマー・アポカリプス』
【笠井さんの作品に出てくる好きなキャラクター】『ヴァンパイヤー戦争』のムラキ(渋いのが好き)
です。みなさんはどうですか?
【一番好きな作品】『哲学者の密室』
 初読当時、1ルームに二人暮ししていたのですが、ミステリ的な謎が明かされるとともに思想的な考察が深められていく、という本書の展開の妙に頁をめくる手が止められず、深夜になり、同居人をおもんばかって、ユニットバスにこもって読み続けた記憶があります。人生でも数えるほどしかない稀有な読書体験でした。

【好きなキャラ】ナディア・モガール
 ナディア、好きです。
 森博嗣さんが確か自身で書かかれていたと思いますが、「ナディア‐矢吹」関係と「西之園萌絵‐犀川」関係ってそっくり。作者の理想化された自己像のような、専門的な学問知識を持つ名探偵と、若く美しく聡明な女子大生ワトソンのコンビ。名探偵は滔々と自分の専門分野をワトソン役に語って、ふんふんと感心して聞いてもらえる。ワトソン役が単純な道化に終わらない。その聡明さで事件の真相に肉薄し、けれど、わずかなところで間違えてしまう。そしてワトソン役が淡い恋心を名探偵に抱くし、名探偵のほうもまんざらでもないんだけど、二人の仲は進展しそうで進展しない……と、まあ瓜二つです。
 哀れ中年男の自己愛に満ちた妄想もここまで膨らむか、というかんじ。
 チクショウ、うらやましい。あこがれてしまいます。
著作リストから、表紙画像を確認したり(e-novelsの該当ページに飛びます)、新刊の本を購入できるようにしました(出版元のホームページです)。
(筑摩書房のホームページは、まだ検索機能がついておらず、新刊の本が購入できるHPを紹介することができませんでした。)
トップページで、e-novelsとbk-1を紹介しましたから、本の購入の際には役に立つのではないかと思います。

できるだけ情報満載で、見ているだけで楽しいコミュニティにしたいと思います。
最強の楽しさの実現、思わず笠井さんの本をどんどん読んでしまう……これを目指したいと思います。
私、今なぜか幸せなんです。このコミュニティを盛り上げるのが、楽しくて仕方がない。
探偵小説の楽しさを、もっともっとみなさんに知っていただきたいです。

ここで提案ですが、イラストの得意な方は、矢吹駆やナディア・モガール、私立探偵飛鳥井、スキー探偵大鳥安寿のイメージ画を書いてくださいナ。
あるいは、矢吹駆やナディア・モガールになりきったコスプレ写真でも大歓迎ですが。もっとも、そんな投稿者、いるわけないでしょうが。

杉澤さま>
『哲学者の密室』も、凄かったですね。
なにが凄いかというと、物語中にカケルの認識が成長するところですね。
探偵小説で、教養小説でもある……こんな作品を書けるのは、笠井さん以外にいないです。
はらぴょんさま、管理人としていろいろと工夫をして下さっているようで、メンバーの一人として、感謝に堪えません。
私は、読むことと書くこと以外は、徹底した面倒くさがり屋ですから、到底はらぴょんさんの真似はできないと感心しています。こんな私と同一人物扱いだなんて、本当に申し訳なく思っています。――私が悪いわけじゃありませんが(笑)。


ちなみに、

【一番好きな笠井さんの作品】『バイバイ、エンジェル』
【笠井さんの作品に出てくる好きなキャラクター】『バイバイ、エンジェル』の犯人

『サマー・アポカリプス』の方が、ミステリーとしては良く出来ていると思うのですが、やはりあの強烈なテーマ性において『バイバイ、エンジェル』を採ってしまいます。
『哲学者の密室』は、思想面では良く書けており、作品としての完成度も高いとは思うのですが、密室トリックに無理があって、そこがマイナス評価になっています。「保身のために証拠隠滅を図るハルバッハ(=ハイデガー)」というのは、なにやら予言的で興味深いですね(笑)。

「矢吹駆シリーズ」に順位をつけると、私的には、

 1 『バイバイ、エンジェル』
 2 『サマー・アポカリプス』

すこし落ちて、

 3 『薔薇の女』
 4 『哲学者の密室』
 5 『熾天使の夏』

ずーっと落ちて、

 6 『オイディプス症候群』

という感じです。
やはり、後から後から読んだものは、期待値が高い分、評価が辛くなりがちですし、作家自身の「内発性の低下」という問題もあるでしょう。これらは、やむを得ないことだと思います。
本日、『薔薇の女』角川書店・帯つきを入手しました。
単行本・ノベルス・文庫本と、すべて入手していますが、『バイバイ、エンジェル』と『薔薇の女』と『テロルの現象学』の単行本には帯がなく、これでひとつ課題が解消したことになります。
e-novels掲載の書影には、帯がないので、参考までに掲載しておきます。

アレクセイさま>
アレクセイさまが、笠井さんの初期の本とか、竹本さんの『匣の中の失楽』(幻影城)を買い漁っているので、古書店にあまり出回らないという噂を聞いたことがあります(笑)。これは、本当なんですか?
> アレクセイさまが、笠井さんの初期の本とか、竹本さんの『匣の中の失楽』(幻影城)を買い漁っているので、古書店にあまり出回らないという噂を聞いたことがあります(笑)。これは、本当なんですか?


昔、『匣の中の失楽』の講談社文庫版が発売された時、あの本はまったく売れなくて、増刷がかからないまま、長らく店晒しになっていました。で、私は「どうしてこんなに素晴らしい本が売れないんだ!」と義憤にかられ、意地になってこの文庫本を、何度も何度も定価で買い求めた思い出があります。――若かったんですね。今じゃ、古本じゃなきゃ買いませんよ(笑)。

で、後に、綾辻行人が「君みたいな買い方をする人がいるから、欲しい人のところへ本がまわらないんだ」みたいなことを冗談半分ながら言ったので、「ある時にはケチケチして買わないくせに、無いとなったら大騒ぎする奴よりはマシですよ。僕の真似ができるんなら、是非やってみせろと言いたいですね」と返しておきました。ま、実際、本当に売れなきゃ、本は裁断されちゃうんですから。

この他に、私が通りすぎた棚から、平積みの澁澤龍彦の文庫がごっそり消えていた(万引きじゃないよ!)とか、うちの母が段ボール箱を開けたら、中から出てきたのは、すべて京極夏彦の『魍魎の匣』の初版本で、母はそれが原因で脳硬塞になったとか、そんな話が友人間でおもしろおかしく語られています。

で、私は円満な性格ですから、そういうことは大目に見て、ニコニコしながら、そうしたうわさ話を聞き流しているのでした。
今のところ、この頁での【一番好きな笠井さんの作品】は、矢吹駆シリーズに集中しているみたいですね。

ところで、吉本ばなな(現在、よしもとばななに改名)の『アムリタ』を読んだのがきっかけで、『哲学者の密室』を読み始めたという人はいないでしょうか?
『ヴァンパイヤー戦争』に出てくるラルーサの宇宙船は、木製で卵型をしているということですが、あれを読んだとき、ルドルフ・シュタイナーの第一ゲーテアヌムを想起したものでした。

[参考] 
建築中の第一ゲーテアヌム
http://homepage.mac.com/satokk/workers/goetheanum.jpg

ゲーテアヌムとは?
http://art-random.main.jp/community/02-004.html
ひさしぶりに、笠井潔がらみの文章を書きました。


・ 権田萬治による「大量死理論」批判(2011年02月13日)
(http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1673267192&owner_id=856746)
現在、
https://twitter.com/harapion
にいることが多いので、上記でも、mixiのコミュニティ「笠井潔 ヴァンパイヤー・ハウス」にいるものですと、話題を振っていただければ、続きの話ができますので、ご遠慮なくお声がけください。

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