DAVE McKENNA を知ってるかい？コミュのMY FRIEND THE PIANO

『My Friend The Piano』（CCD-4313)1986

Dave McKenna ; piano

1.Margie
ゆったり入るイントロから、テーマのあと少し早めのアドリブパートが続き
ラストまたテンポを落として、くつろいだコーダがとっても余韻に残る

2.Only Trust Your Heart
しっとりしたバラード仕立ての佳曲。
アクセントの利いたシングルトーンがたまらない。
徐々に気持ちが高ぶってくる感じがする。

3.Mean To Me
素直な気持ちで左手のベースに静かに身を任せてしまう感じが、とても心地よい。

4.Slowly
ミディアムバウンスのあとのスローナンバーには、
ふ～っとため息をついてしまいそうな深い安らぎがある。

5.You're Driving Me Crazy
そしてまたミディアムバウンス、酩酊感たっぷりのトラック。
自然に首をふってそのリズムに乗っていってしまう感じ。

6.Key Largo
エキゾチックなメロディーがとても魅力的なナンバー
左手のベースに載った中音域の途切れ目のないフレーズ、
まさにこれぞMcKennaといったところかな。

7."Soon " Medley
Soon /
Soon
8."Summer" Medley
Guess I'll Go Back Home This Summer /
Indian Summer
お得意のメドレーは本当に気だるくJazzyでまさにご機嫌！

9.Baby, Baby, All The Time
子守り歌なのかな、なんて思わせる出だしから、
ちょっと巻き舌のように癖をつけたアドリブがなんとも魅力的。

10."Always" Medley
It's Always You /
Always /
This Is Always
こういうゆったりしたメロディーとアドリブは、
いつまででも聴いていたい気持ちにさせる。
本当に優しい音とメロディーに、乾杯！！

JazzyPianoさんお薦めのアルバム。
残念ながら私にはこのpianoとスタンウェイとの違いが聞き分けられない。
しかし最初に聴いた時からなぜか聴きやすい録音だな、なんて思った記憶がある。
確かに、そう思って聴くと歯切れの良い抜けるような小気味のいい音だなぁ。

このアルバムでのMcKennaさんは、本当にリラックスしている感じで、
どのトラックもなんとも味のある格別の仕上がり。
歌心あふれる優しさたっぷりのアドリブフレーズを聴きたいなら、
確かにこのアルバムにとどめを刺す感じかな。

コメント(3)

最初
全て
最新の40件

[1] mixiユーザー 07月01日 23:18

EN THE CATさん、

”アップ”ありがとうございした。

ボーっと聴いていると「ピアノの音に囲まれている」様な感覚に・・・
エフェクトの掛かり方とかも含めて心地いいんです。
レコーディングの際に彼のリクエストでFalconeを使ったと聞きました。
だからDave本人も納得の音なんでしょう。　
このピアノ、その後の録音では使われていませんが。

因みに２曲目はもともとボサノバの曲なんですよね。
そんなカケラを何処にも感じない位に彼のバラードに変身してますから。

[2] mixiユーザー 07月02日 07:10

最近あまり聴かなかったアルバムですが、
こうやってまたじっくり聴くと、やっぱりドップリつかってしまいますね。

「An Intimate Evening」の哀感と、
このアルバムの完全に力の抜けたリラックス感、
この２枚がひょっとすると彼のソロワークの双璧なのかもしれない、
なんてちょっと思いかけてたところです。

[3] mixiユーザー 07月02日 09:40

ん～　確かに。　"My Friend..."以降の録音はそれまであった
ドライブ感が年と共に少しずつ少なくなってきたと感じるときがあります。

２０００年頃のライブの映像をケーブルテレビでたまたま見たことがありましたが
その時のDaveは悲しくなってしまう感じでした。　
彼のご近所さんだった先生から聞きましたが”アル中”だったそうです。