左の「Max Bennett」全10曲と右の「Max Bennett Plays」の中の4曲(4,5,10,11)が12月14日の同日録音。 レコード盤の長さの関係で2枚にわけて収められたとのこと。 今現在では、その14曲が「Max Is The Factor」という一枚になってる。 この頃のJazzは本当に素朴でゆったりくつろげる。 たった2曲だけど(下3,9)Helen Carrのボーカルはまさに古き良きアメリカにぴったり。 そしてここの14曲でのMcKennaはまさに若さ一杯の溌剌プレイ、これぞMcKennaというところ。 特にソロ・パートでは、Max Bennettのしぶといベースにはおかまいなしに、 左手のウォーキング・ベースをビシビシ利かせて、まさにMcKennaスタイルでぐんぐん突っ走ってる感じ。
『MAX BENNETT』 (BCP-48 BETHLEHEM 1955)
Max Bennett ; b , Carl Fontana ; tb , Mel Lewis ; ds Dave McKenna ; p , Charlie Mariano ; as Jack Nimitz ; bs , Nick Travis ; tp
1.Johnny Jaguar (Neihaus) アンサンブルから入るまさにハートフルなJazz。 トップはMcKennaから、まさにMcKennaらしい独特のアクセントと味わい、大好き。 2.My Heart Belongs To Daddy (Porter) 何故か懐かしさを覚える素朴なメロディー。 Fontanaのあと2番手に出てくるMcKenna、中音のフレーズと左手低音の絶妙のバランス。 3.Something To Remember You By (Schwartz / Dietz) これもよく聴いたことのある、懐かしいメロディー。 ここではトリオで、Max Bennettのベースがテーマからアドリブまですべてをプレイしていて、とても面白い。 4.I Hadn't Anyone 'Till You (Noble) ここでもFontanaの後の2番手で出てくるMckennaがやっぱり安定していてご機嫌。 5.Ira Of The I.R.A. (Bookmeyer) サビのあと4番手で出てくるMcKenna、ゆったりとミディアム・スィングでなんとも心地よい。 6.Max Is The Factor (Cohn) アル・コーンらしい素敵なアンサンブル・ナンバー。 トップのMcKennaから、短いけど全員のとるソロ・パートがとても小気味いい。 7.Strike Up The Band (G & I Gershwin) Fontanaのテーマからソロのあと,その最後のフレーズをそのまま模して、McKennaが入ってくる。 なんとも楽しい。 8.13 Toe (McKenna) McKennaのオリジナルをトリオでご機嫌にプレイしてる。 ミディアム・ファーストの楽しい一曲。 途中ドラムとのバースがピッタリ決まってる。 9.Plka Dots And Moonbeams (Van Heusen / Burks) おなじみの名曲をFontanaの温かいトロンボーン1管でしみじみと語りかける佳曲。 10.Nice Work If You Can get It (G & I Gershwin) これもおなじみのガーシュイン・メロディー。 ここではしぶといMaxのベースがテーマをとりアンサンブルが続く粋な構成。
『MAX BENNETT PLAYS』 (BCP-50 BETHLEHEM 1955)
Max Bennett ; b , Charlie Mariano ; as Frank Rosolino , Carl Fontana ; tb Claude Williamson , Dave McKenna ; p Mel Lewis , Stan Levey ; ds Helen Carr ; vo
1.Rubberneck (Rosolino) 2.Just Max (Rosolino) 3.They Say (Heyman / Mann / Weiss) 4.Taking A Chance On Love (La Touche / Setter / Duke) おなじみのヒット・ナンバー。 Fontanaのテーマから、左手のベースランニングを利かせた、ご機嫌のMcKenna。 Maxのベースなんて気にしない気にしない、まさにMcKennaマイスタイル。 5.Sweet Sue (Young / Harris) ここでも Fontanaのテーマからアドリブパートを経て、その最後のフレーズを引き取って、 ご機嫌のMcKenna節につながって行く、やっぱりJazzはこうでなくちゃ。 6.Jeepers Creepers (Warren / Mercer) 7.T. K. (Kahn) 8.I'll Never Smile Again (Lowe) 9.Do You Know Why (Burke / Van Heusen) 10.Blues (Bennett) 中音ピアノのイントロからそのままテーマなしのアドリブに入る。 ベースとの掛け合いをしながらそのままFontanaのアドリブへつなげて行く。 またピアノに戻って、ドラム・トロンボーンとの3者のバースがなんとも楽しい。 最後もピアノでフェイドアウト、、、なんとも余韻が残る。 11.S'Posin' (Razaf / Denniker) これもおなじみのナンバー。 またMaxのベースがテーマを取り、そのままアドリブに入る。 あとに続くMcKennaのアドリブが、これまたメリハリが利いてとても素敵で印象に残る。 12.Sweet Georgia Brown (Bernie / Pinkard / Casey)