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大峰山コミュのMay ’07吉野〜山上ヶ岳〜洞川

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今年の行程を紹介。

5月3日
吉野駅着 10時
吉野駅出てすぐの団子屋で団子2個食べる。

コメント(29)

蔵王堂着 10時40分。
今年はなんだかお客さんの姿をあまり見ないような・・・?
熊野の奥駆けに行きたいという方お二人と会い、水場の場所について説明しました。
百丁茶屋跡に行くまでは、水場は西行庵近くだけ。
あとは百丁茶屋まで、水場は全然ないことをお話ししました。
勝手神社跡に着いて、静亭で一休み。
いつもおうどんをいただきます。
かわいい若女将が迎えてくれます。
みなさん、静亭で一服しましょう。
勝手神社跡を11時55分に出発、水分(みくまり)神社に着く前に、ちょいと小休止。
12時。
して、スカンポ(イタドリ)を2本ほど食べました。
酸味がさわやかです。
水分神社着 12時35分。
鳥居近くのアイスクリーム店のおばちゃんと少しお話し。
百日回峯の方がお一人いらっしゃるという情報を入手。
私も知らなかったのですが、百日回峯の最初の50回は山上で一泊する形で二日かけて上り下りし、後半の50回は一日で山上まで往復するのだそうです。
蔵王権現から山上ヶ岳まで、1日で往復するものとばかり思っていた(千日回峯の方はずっとそうだったので)ものですから、聞いてよかったです。
金峯神社13時15分着。
ここはかつて不審火があって、向かって左側の斜面が裸になっています。
幸い、社殿は周りの木々が守ってくれて無事でした。
勝手神社も同じ頃の不審火で燃えてしまっており、何とも哀しいことです。
金峯神社近くのトイレに入ると、落書きが。
教養を云々するその人の、品性にガックリ。
金峯神社の休憩所でお弁当を食べて、ようやく青根峰に向かって登山開始。
青根ヶ峯以降、四寸岩山までアスファルト道が続きます。
面白くないので写真はありません。
ずっとアスファルトではつまらないので、四寸岩山からは鼓動に登りました。
蔵王堂で、熊野の奥駆けをしたいと仰っていた方が、四寸岩山手前でいらっしゃり、お話ししたところ、やはりアスファルト道を歩くのはイヤだということで、四寸を登ることになさいました。

新茶屋跡に到着15時19分。
四寸岩到着16時5分。
ここは眺望が開けています。
が、残念なことにアスファルト道が見えます。
四寸岩山は山深くかき分ける感覚が深まっていくのですが、頂点でアスファルトが見えるのはどうにも残念。
足摺宿跡着16時30分。
この小屋は、三井物産が建てた護摩を焚くための修験道の施設。
中には壁側にベンチがあり、座って休憩できるようになっています。
でも、空間の真ん中には護摩壇がありますので、泊まることはできません。
百丁茶屋跡17時30分到着。
ヤレヤレです。
二蔵宿という小屋があります。
修験道をなさっている方が休憩をする場所です。
中には毛布もあり、寝ることもできます。
ですが、あくまで修験者優先ですので、単なる登山の方は「寝させていただく」という気持ちを大切に。
回峯行の方は、1日で蔵王堂から山上まで往復する行程の場合、この小屋で朝食を取ります。
そのための道具やヤカンが用意されています。
修験者の方が使いますので、元の場所に戻しましょう。

今回は先客が8名ほどおられ、私たちはテントをそばに張って寝ました。
先客の方々はとても気持ちのよい方で、私たち2名の姿を見て、「なんとか詰めれば眠れますよ、詰めますよ」と仰ってくれました。
実はこの言葉、二蔵宿ではじめて。
最近の山男の質の劣化は著しく、早い者勝ちみたいな顔をして詰めようともせず、出て行けみたいなことを言う人が多く、喧嘩になるのがここ数年、恒例行事になっていました。
自分のものではないということを忘れないように致しましょう。
今年は当たり前のことを当たり前のように言える方に久しぶりに会えて、とても気持ちよかったです。
外のテントで寝るのも全然気になりません。
翌朝、「昨日は寒かったでしょう、なんだか申し訳ない」。
昔の日本人なら当たり前の気遣いの言葉が聞けて、幸せ。
今年は気持ちのよい人が山に登っていて、よかったです。
百丁茶屋跡の近くには、水場があります。
歩いて10分ほどのところです。
写真の祠の左側の細道を進むとあります。
水量もそこそこで、10リットルくらい汲むのはそれほど時間がいりません。
以前は行きに20分、帰りに40分かかる遠い場所の水場しかなかったので、便利になりました。
しかし、子どもに水道のありがたさを痛感させるには、遠い水場であるほどよかったのですが。
便利であるのも、教育上は考えものかも。
百丁茶屋跡にある祠です。
修験者の方は護摩を焚いたりします。
百日回峯の方は、祠の前で般若心経を唱えます。
回峯行の間は、読経する以外は無言で過ごします。
挨拶すれば会釈をしていただけますが、無理に話をさせようとしてはいけません。
大峰の挨拶は
「おまいり」「ようおまいり」
といいます。
そういいながら、軽く会釈するとよいでしょう。
翌朝、5月4日朝7時半に百丁茶屋跡を出発。
道中ではもっとも水量の豊富な水場に到着、8時5分。
ここの水場だけは、26年間枯れたことがありません。
五番ノ関着9時30分。
ここが女人結界門になります。
少し広々としていて、テントを張ることもできます。
今年はよい天気でした。

五番ノ関でお会いしたお二人。
大峰にお参りに来たそうなのですが、五番ノ関下の道路に車を置いてあるので、そのまま降りるということでした。
昔は吉野へ下りていったのですが、道がアスファルトになってから五番ノ関で下りるようになったとか。
やっぱり、アスファルトは面白くないと仰っていました。
五番関ではゆっくり休みを取りました。
女人結界門をくぐると蛇腹の道が続き、とても辛いからです。
五番関10時15分出発。

鍋冠(なべかむり)行者の祠に10時37分着。
昔、鍋を被って行を行った修験者をまつる祠です。
祠の左側には、中華鍋(?)がぶら下がっています。
これが蛇腹道です。
大蛇が通った跡といわれるのも納得のえぐれた道です。
洞辻茶屋まで、基本的にずっと蛇腹が続きます。
洞辻茶屋に到着。12時30分。
ここまで、
「新茶屋跡」「足摺宿跡」「百丁茶屋跡」などを紹介しましたが、一つとして営業しているものはありません。
私が歩くコースで営業しているのは、この洞辻茶屋のみ。
ここでおうどんをいただき、山上ヶ岳を目指します。
キスリングで登ってくる人は他にいないので、よく憶えてくれています。
洞辻茶屋でゆっくり休みを取った後、山上へ向け、歩き出しました。
小鐘掛岩、鐘掛岩を経巡り、フウフウいいながらどうにか休憩所に到着。14時40分。
ここでお茶をいただきます。
ここは宿坊ですが、入ると魔法瓶に温かいお茶が入っており、いただくことができます。
タダでいただけるのですが、志を少額、懐紙にでも包んで、「ありがとうございます」といいながらお渡ししましょう。
こんな山上では水を確保し、湯を沸かすのも大変なことですから。
大峰山寺に到着。
15時15分。
開山の時に焚く護摩壇があります。
人の背丈を超える巨大な錫杖があります。
この錫杖を持って、同じ場所にある鉄下駄で歩けたらたいしたもの。
レンゲ辻を目指し、大峰山寺のある山上を後にします。
大峰山寺の敷地を出ると、お花畑が広がります。
といっても、笹っぱら。
かつて、シャクナゲの花を一面に植える計画があったようなのですが、シャクナゲの一輪も見えません。
今は笹がざわざわ音を立てています。
レンゲ辻に下りるには、稲村ヶ岳方面に歩きます。
女人結界門に到着。
16時ちょうど。
ここは山上ヶ岳と稲村ヶ岳のちょうど中間地点で、レンゲ辻から吹き上げる強い風で、かなり寒いです。
今年はありませんでしたが、レンゲ辻には雪が残っていることが多く、沢筋はとても寒いのが常です。
レンゲ辻はガレ場が多く、下山するには不向きな場所です。
崖崩れがしょっちゅうなので、毎年道が変わります。
初心者は道に迷いやすいので、やめておきましょう。
レンゲ沢を下りきった時間、18時24分。
ヒザ、足の裏がかなりきます。
アスファルト上でテントを張って一泊し、翌朝5月5日朝8時30分に出発、大峰大橋に。
全行程、ようやく終了。
 こりゃ凄い…! 大峰登山・吉野道がよく分かっていいねえ…!

 さすがにインターネットの時代だ! 二日後に、こんな写真入の日記が掲載出来るなんて…! 

 我々の若い頃とは、隔世の観がある。

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