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義経コミュの第47回 「安宅の関」

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鎌倉では、依然行方のつかめない義経(滝沢秀明)たちの動向にいら立ちを募らせていた。 

頼朝(中井貴一)の中に、弟に対する情を感じた政子(財前直見)は、「義経を断じて生かしておいてはならぬ」と強く頼朝に迫る。

その頃、奥州平泉を目指す義経主従は、追手をかわしながら加賀国に到着していた。    

三郎(南原清隆)の働きで木こりの家に泊まった義経は、そこで思いがけない人物と再会する。                   

それは、かつて木曽義仲の恋人だつた巴(小池栄子)。以前の名前を捨て、きこりの妻となり母ともなった巴は、「生きていて良かった」と義経に感謝し、その言葉を聞いた義経も報われた思いを感じる。             

一行の事情を察した巴は、決して諦めてはならないと義経を励ます。巴とその家族と触れ合った郎党たちも、おのおの理想の家族を思い描き『新しき国』への希望を胸に抱く。

義経主従の行く手には、安宅の関という難関が待ち構えていた。鎌倉の意向はこの地まで届いており、主従は役人の厳しい詮議を受ける。 

まさに関を通ろうとしたその時、義経たちは、現れた関守の富樫泰家(石橋蓮司)に呼び止められる。弁慶(松平健)は東大寺大仏殿再建の勧進をしながら羽黒山に向かう山伏一行だと偽り、その場を切り抜けようとする。しかし、先を急ぐ一行を不審に思った富樫は、ならば勧進帳を見せろと弁慶に迫る・・・。


【ポイント】

■ 追いつめられた義経は、弁慶らとともに、北陸道を通って奥州平泉に逃れることを決意した。
■ 山伏姿に変装した義経一行は、途中、数々の関所で義経ではないかと疑いをかけられるが、弁慶の機転で次々と突破していく。

■ 「勧進帳」は、各所で見せた弁慶の活躍を加賀の安宅関1ヶ所での出来事のように集約し作られたものである。

■ やがて一行は、奥州平泉の藤原秀衡のもとへたどり着いた。


◇歌舞伎「勧進帳」のあらすじ

頼朝に追われ、山伏姿になって奥州に落ちていった義経一行は、富樫左衛門が警固する加賀の安宅の関所にさしかかった。

富樫に何者か訪ねられた弁慶は、機転をきかせ東大寺の勧進の僧だと偽る。

富樫はそれならば勧進帳を見せろと迫ったが、
弁慶は、持っていた関係のない巻物を取り出し、勧進帳と称して読み上げる。

弁慶の必至の演技で通過の許可が下りたが、今度は荷物持ち姿の義経に疑惑が持たれた。

すると弁慶は「お前が義経に似ているからこうなるんだ」と義経を打ちのめし、疑いを晴らそうとする。

その弁慶の姿に心を打たれた富樫は、義経と知りつつ一行を見逃す。
無事関所を通過すると弁慶は主人を打ちのめしたことを泣いてわびた。


※勧進:寺の造営や修復のための寄付集めをする僧で勧進帳はその帳簿。


→最終回まであと2回。

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