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【FREE TIBET】チベットコミュのチベットから脱出する死のルート

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【チベット通信】チベットから脱出する“死のルート”

暴動により、いまだに世界中から注目されているチベット自治区の首都・ラサ。外国人はもちろんのこと、ラサに留まっている中国人やチベット人たちもチベット自治区からの脱出を試みる際に、多くの人々が死を近くに感じたという。暴動とは、それほど重大かつ命の危険がある状況ということだ。もし、また同じようにラサで暴動が発生したら、どうすればよいだろうか? 厳戒態勢のラサから脱出するには、いくつかのルートがある。いくつかある代表的な脱出ルートを紹介しよう。

脱出ルートと移動手段

ラサ(中国領)→成都(中国)/ 四川航空
ラサ(中国領)→カトマンズ(ネパール)/ 中華航空
鉄道
ラサ(中国領)→西寧または成都(中国)/ 青蔵鉄道
自動車
ラサ(中国領)→ゴルムド(中国)/ バス
ラサ(中国領)→カトマンズ(ネパール)/ バス
ラサ(中国領)→カトマンズ(ネパール)/ チャーター車
ラサ(中国領)→フンザ(パキスタン)/ チャーター車

まず飛行機での脱出だが、これがいちばん迅速かつ安全な脱出ルートだ。ラサから空港まで100キロほどの距離はあるが、空港までのバスは頻繁に出ており、厳戒態勢でもタクシー旅行代理店の自動車で空港まで行くことは可能だろう。しかし、カトマンズ行きのチケットの場合は旅行代理店ではなく中華航空のラサ支店に行かねばならず、チケットをとるまでが大変である。搭乗者が高山病の場合は中華航空の判断でチケット発券拒否もありうるので注意する必要がある(高山病ではないと嘘をついても重度の場合は空港でバレる)。

次に鉄道だが、こちらは出発日の10日前から旅行代理店を通じて購入ができる。もちろん自分でも鉄道窓口で購入できるが、状況が状況なので代理店を通して早急に入手するほうが得策である。ちなみにラサから成都には到着まで2日間かかり、椅子の席と硬いベッドの寝台、柔らかい寝台がある(硬い寝台で約1000元だ)。

次に自動車での脱出だが、これは非常に微妙である。飛行機や鉄道に比べ、大きなリスクがあるといっていいだろう。バスの移動は暴動がなくとも過酷で、氷点下の気温に耐えながら、大きく揺られて移動しなくてはならない(トイレがないときは荒野で用をたすことも)。また、暴動が各地に飛び火しているチベット自治区での自動車移動は非常にリスクがある。いつ暴徒に襲われてもおかしくないからだ(暴動に便乗して強奪をする者もいる)。

暴動前であれば、自動車移動の方法としてランドクルーザーをチャーターし(1台約2500元)、ラサからカトマンズへと向かうルートもあったが、現在はネパールとの国境が不安定な状態になっているのでチベット人はおろか、外国人も自由に行き来できない可能性が高い。外国人にいたっては、通常の場合はラサとカトマンズのルート上にある地域に足を踏み入れることは許されていない(それを破ると外国人といえど中国政府より処罰を受ける)。許可証があれば別だが、それも現在は100パーセント許可されるとはいえない。

ラサからカトマンズへの陸路移動は、ただでさえ5000メートル級の高地を移動する“死のルート”。高山病はもとより、マイナス十数度の寒さに耐えなくてはならない。最低でも途中の街に1泊しなくてはならないが、それでも苦痛は待っている。警察なし、暖房なし、電気なし、ろくな寝具なしに耐えなくてはならないのだ(特にオールドティンリーの町のホテルは酷評されている)。

2008年7月現在、カトマンズからラサに入ることが許される状況になった。とにかくいまは、チベット自治区の治安がさらに正常化し、人々の命が守られる状況にいち早くなってほしいと願わずにいられない。

livedoor NEWS
http://news.livedoor.com/article/detail/3811061/

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