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朗読者コミュの構成について

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この度、中島敦氏の山月記を朗読発表することになったのですが…時間の関係上15分以内に収めなくてはなりません…。抜粋構成のアイデアを頂たくトピを立てました。何卒宜しくお願い致します。

コメント(5)

私見です。

朗読者はテキストを表現のための「素材」として扱うわけですが、抜粋・構成する場合はそこに抜粋・構成者の「バイアス」が必ずかかります。
朗読者は次のふたつのうちから選択をしなければならないと考えます。

1. できるだけバイアスをかけずにテキスト素材をそのまま扱う(作者の残したことばを尊重する)。
2. バイアスをかけることで別作品として表現する(抜粋・構成者が最終作者となる)。

作者が書きしるしたことばは、一連の「流れ」としてそこにあります。
作者は一本の線上にことばをならべることで、あるイメージを読者に伝えようと意図します。
したがって、ことばひとつ、センテンスひとつ抜いたり、書きくわえても、作者の「作品」ではなくなってしまうと考えます(私も作家のひとりとして)。
しかし、朗読は時間軸にそっておこなわれる表現行為ですから、どうしても時間的制約という「枠」があります。
私の場合、テキストを加工せずにそのまま使う場合には、ある部分をできるだけそっくりそのまま時間枠の制約内で抜きだすようにしています。

もうひとつの方法ですが、少し覚悟がいりますね。
私もよくやりますが。
まず、原テキストを「素材」として割り切ってしまう必要があります。
素材を抜粋・構成しなおすことは、まるで別の作品を作ると考えなければならないでしょう。
自分にあらたな構成者としての明確なコンセプト、表現目標が見えているなら、抜粋・構成もおもしろい作業になるでしょうし、表現対象者にも別作品として伝達することは可能だと思います。

群読作品を構成するときには、私はこの手法をよく使います。
例:現代朗読協会の特別朗読プログラム「Kenji」(抜粋)
 ⇒ http://jp.youtube.com/watch?v=wKMGBExoZVE

ここでは宮澤賢治の作品そのものを朗読することではなく、賢治のテキストを素材として再構成することで、「私が考える賢治という人そのもののあるイメージ」を中学生たちに伝えたくて、その目的にそって脚本構成しました。
ほうふらふらふらふらふらふら
第三者の者ですが、顔(願)顔(願)顔(願)
御二方のご意見、大変参考になりました。ありがとうございます。
失礼いたしましたm(__)m
みずき様・ゲージマン様

大変貴重なご意見ありがとうございました。
大変参考になりました。
まだ少し時間がありますので、自分なりの道を見つけてみたいと思います。
今回のアドバイスはプリントアウトして持ち歩かせて頂きます!
本当にありがとうございました☆
mooさん。
多少なりともお役に立てて幸いです。
ご自分なりの方法を見つけることができるといいですね。

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