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吉田健一 ヨシケンクラブコミュのユリイカ 特集「吉田健一」

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2006年10月号は特集「吉田健一」です。

【徹底討議】
黄昏へ向けて成熟する 吉田健一あるいは贅沢な孤独 / 清水徹+松浦寿輝

【吉田健一の言葉に就て】
乞食王子の余白に / 四方田犬彦
「或る田舎町の魅力」注解 / 池内紀
本を貰った話 / 清水博子

【英国と詩と食】
孤独と強さ 吉田健一における英国的なもの / 小山太一
静寂と響き 吉田健一と詩の世界 / 高遠弘美
済南の吉田健一 / 南條竹則

【図版構成】
世紀末ダンディーの肖像

【アンソロジー】
吉田健一エッセイ傑作選 / 選・解説=富士川義之

解説 英国
象徴 / 英国人に就て / 英国の景色 / 英国の落ち着きといふこと  

解説 文学
余生の文学
  
解説 食物と酒
神戸のパンとバタ / 飛鳥の貝 / 関西のうどん
大阪のかやく飯 / 横浜中華街の点心 / 京都の筍
金沢のごり / 飲むこと / おでん屋 / 汎水論
  
解説 交遊
河上徹太郎

【いかにして〈近代〉の底を抜くか】
スカー・フェイス / 丹生谷貴志
不寛容な人間 / 城殿智行

【吉田健一の影響圏】
文藝ガーリッシュ・心のにきび対策 吉田健一のいい〈氣持〉/ 千野帽子
虚構の人物と「作者」 吉田健一 『瓦礫の中』 と松浦寿輝 『あやめ』/古谷利裕
住まうことの叡智 『金沢』 をめぐって / 大木志門
古書から見る吉田健一受容の変遷 主に没後を中心として /西村義孝

【資料】
La Cave de Kembo 吉田健一主要著作解題 /編=千野帽子

コメント(10)

まずは口火を切ります。

四方田犬彦
前から詰まらないと思っていたけど、この特集で馬脚をあらわした。いや、以前「吉田健一頌」で吉田健一とロラン・バルトを対比するなどという頓珍漢をやり、今回ユリイカ内で自己批判しているが、清水徹と松浦寿輝の対談のすぐ後に四方田の文章が来ると皮肉にも対談が良くできていているという事実が浮き彫りになってくる。

池内紀
「吉田健一の書いたものには、どんなに短くてもきっと一つは良いセリフがある。」
良い文章ですね、そして着想が良い。短文ながら面白い。吉田健一のようだ(笑)

清水博子、小山太一
ろくに吉田健一読んでないのではないか?
なにかというと「饗宴」を持ち出してこられると鼻白む。
特に小山、吉田健一が「英国の冬の悲惨さ」について「ただもうみじめ」という言葉で解説したことをさも珍しそうに書いているが、これは読み込みが浅いという事を露呈しているに他ならない。「ポエティカ」くらい読みなさい。

以上取り急ぎ目に付いたところまで…

このユリイカの収穫は千野帽子の見事な思考の流れと労作「La Cave de Kembo」に尽きる。
これがなかったらと思うと1300円というユリイカの高さに激怒するだろうな(笑)
発汗さま、勿体ないお言葉、ありがとうございます。
chinoboxさま

だって、他の連中の書くことって大体想像つくもの…(^_^;)
そもそもあなたさまほど読み込んでないと思われるし…
ととととんでもないです。恐縮します。お恥かしい。
本特集の一読者としてはやはり清水徹氏のご発言をとても楽しく読みました。清水氏とは一度だけご挨拶したことがありますが、江戸前なカッコイイ人でした。
ありがとうございます。
しかし私がここに出没していたのでは、拙文への批判的なご意見はちょっと書きにくいですかね、と反省もしています。
光栄です。俳句方面では「チノボー」と呼ばれてます。「ナベサダ」「キムタク」みたいなものでしょうか? ありがたい話です。
文庫版『大磯随想』は対談部分がカットされていたと記憶しております。

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