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地方自治・地方分権コミュの(地方政治)天下国家に主たる人は、経済の術を知るべし

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(地方政治)天下国家に主たる人は、経済の術を知るべし

 春は、桜の時期でもありますが、年度始め等々で、選挙のシーズンでもあります。熊本でも各自治体で選挙があり、友人が地方議会の補選で当選したりています。私は、地元の市長選挙で、「The市役所改革」なる本を出版し、身を持って地域活性化に奔走していた若きリーダーを、市民連合が押す候補の運動に参加しています。

・合志市と天草市の市長選挙
 一昨日は、熊本県合志市の市長選挙(市議補選で友人が当選)では、現職(合併前の西合志町長以来)の4期阻止を目指した元県議が初当選した。また、一昨日は、熊本県天草市の市長選挙の告示があり、3人が立候補した。現職の安田氏、元河浦町議の小川氏、東京在住のジャーナリストの野中氏だ。

・地方都市の市長選の争点とは
 天草と合志市の選挙で訴えた中身を検証して、二つの視点に分かれるように思います。一つは、現職批判が出るのが、新人側です。
 合志市では、現職市長が行財政改革の実績を訴え、新人は新産業育成を訴えた。
天草市では、現職は一次産業と観光を結びつける産業育成を強調、新人は、片方が市長給与50%カット、退職金0に、人件費を20%カット。もう一人の新人は、市が支援して農産加工品の工場や流通にてこ入れをして、産業を育成するとあった。
 合志市は、産業育成に力を注ぎ、市を活性化したい候補が1400票差(人口4万5千人)で勝利した。天草は、来週日曜日(3月28日)が投票。そして私の住む熊本県宇土市長選挙は、4月4日が投票です。

・南部市長サミットと人吉市長田中信孝氏
 一昨年の秋に、南九州の市長を集め、食から農業を考える「南部九州市長サミット」を開催した。事前に各市長との意見交換を何度もしたのですが、やはり自治体独自で産業おこしが必要と訴えていた。
 今回の地元市長選挙を前に、友人で有る熊本県人吉市の田中市長と意見を交わした。田中氏は、6期続いた前市長の汚職辞職で、新人4人の選挙で5000票差を着け当選した。田中氏は、3度目の挑戦だった。

・地方経済と市役所の人件費の関係
 田中氏に、行財政改革と人件費問題を訪ねた。田中氏は、
「人吉・球磨地域の経済がどん底に有る。一昨年から不況で、その日の食費も無いような中高年がたくさん居る、急きょ150名を有償ボランティア程度の給与ですが、「命をつなぐため」に仕事として、国の救済予算と別に、市独自で雇用対策をした。
 市職員の給与を減額すると、住宅が建たなくなる。民間企業の勤務者では、住宅ローンが払えないのが現実です。
 市長給与のカットは、私は事業を色々やっているから、市長を辞めても生活は良いが、私の後をする市長が、官僚からの転身だったりすると、給与の減額は良いが、退職金を半額とか0(ゼロ)とかすることはいけないと思う。それこそ、汚職やしがらみの温床になる」と答えてくれました。田中市とは、地方行政やまちづくりでは、常に情報交換を取っているとても頼りになる相談相手です。

・これからの地方政治家は、経済活性化の力量必要
 関厚夫氏の著書「一日一名言」に、為政者の政治思想について、江戸期に兵法家で経世家の林子平の言葉がありました。
「経済とは『経邦経世』の略。国に筋道をつけ(経邦)、世の人が住みやすくする世話をすること(済世)なり」
と解説している。ただ、林子平の論にある「武士に高級取は要らぬ。全員三十石で十分」との幕政批判の記述がひろがり、提言は無視され、投獄された。

・市職員は有能で重要な消費者、でも無駄は省く
 市職員も重要な地域社会を支える有能な人材ということを、良きことを提言しながら、一つを槍玉(批判)に上げる事で、市民の注目を集めたが、総論として民意を得れなかったと思います。
 削減、削減では、地域は活性化しない。算盤ばかりはじき、収支の計算に人材をついやすより、智恵と少しの予算を使い、民間の企業スピリッツを高揚させるような政治が、地方の政治家に必要な気がしています。
 世の変化の合わせた『経邦経世』、現代風に言えば「経済」をしっかり理解し、地域の特性を活かした地域活性化が、これからの地方政治に必要と思います。



■「宇土・市民マニフェスト2010」トップページ ■
 http://utoshiminmanifesto.otemo-yan.net/
 http://utoshiminmanifesto.otemo-yan.net/e281543.html


<市民の要望>
・行政財政改革
 http://utoshiminmanifesto.otemo-yan.net/e273595.html
・福祉・医療・人権
 http://utoshiminmanifesto.otemo-yan.net/e273593.html
・教 育
 http://utoshiminmanifesto.otemo-yan.net/e273592.html
・産業育成・人づくり・地域づくり
 http://utoshiminmanifesto.otemo-yan.net/e273591.html
・宇土市の東西地域均衡への対策
 http://utoshiminmanifesto.otemo-yan.net/e273590.html
・議会改革
 http://utoshiminmanifesto.otemo-yan.net/e273589.html
・自然・文化・交流
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・防犯・安全
 http://utoshiminmanifesto.otemo-yan.net/e273583.html
・改革費用の財源捻出
 http://utoshiminmanifesto.otemo-yan.net/e273582.html


**次世代の子供たちの未来を創りましょう**

コメント(4)

『発想の来た道 型破り公務員exclamation ×2 高野誠鮮』

 石川県の神子原地区は住民の54%が65歳以上、近い将来消滅しかねない
限界集落だった。
 その集落を年間わずか60万円の予算で蘇生させた公務員がいる。
 高野誠鮮さん。
 彼の戦略は、地元でとれるお米を世界的に影響力のある人物に食べさせ、ブランド米に
変身させる事だった。
 そして、農家は経済的にも自立の道にexclamation
 可能性に賭けたexclamation & question
 その仰天発想とはexclamation & question

 お米を食べてもらう人物として、芸能人、スポーツ選手、政治家等いろいろ考えた
そうですが、もっと世界的に影響力のある人に・・・

 「神子原米 → 神の子の原っぱの米 → 神の子 →イエス・キリスト」
という発想から、なんと、ローマ法王に食べてもらうことを思いついたexclamation

 「イエス・キリストの米である事」を説明し、「食べていただける可能性は11%も
ないでしょうか?」と直接ローマ法王宛てに手紙を送ったところ、バチカン大使館から連絡が。

 ローマ法王に献上し、召し上がっていただけた事から「神子原米」はブランド米にexclamation
 年間700俵しかとれない貴重さもあって、普通のコシヒカリの3倍の値段でも
すぐに売り切れるそうです。

 又、神子原米はアラン・デュカス(史上最年少で3つ星を獲得した モナコ国籍のシェフ)
に認められ、神子原米から造られた「日榮アラン・デュカス・セレクション」という日本酒が
誕生し,パリやロンドンの3つ星レストランで提供されているそうです。

 お寺の住職でもありながら、ローマ法王をターゲットにするという型破りさ。
 発想力と戦略的行動力があっぱれで、番組を見ていて感動すると同時に爽快でした。
 石川県羽咋市の市職員ですが、稟議は回さずに、「こんな事をやりました」と
事後報告。
 それが許されるほどの絶大な信頼を寄せられている人なのでしょう。

 ふと、「天才は1%の閃き,99%の努力」という言葉を想いました。
 この言葉、「99%の努力は重要であるが、1%の閃きがないといけない」という
解釈もあるのだとか。
 斬新な発想をもち、「無理だ」と諦めない粘り強さ。
 こういう人は本当に尊敬します。
 こんな公務員がもっともっと増えて、地方の活性化に貢献してほしいと願います。
 参照先も多くすべてをみてはいませんが、公務員の大半はやはり身内で構成されているのは昔からの慣例でしょうし、

 労働対比において見合わない報酬を得ているのも事実でしょう。

 エンゲル係数の違いを考えると消費に回るとも考えられず、全体として無駄が大半とおもわれます。本当に必要な人材は三割、その他はぶら下がっているだけでしょう。

 退職金ほか報酬の削減も財政を考えれば当然でしょうし、官僚の転進が役人優遇の温床となっていることを考えれば、法で排除するか、汚職などにかんして厳罰で対処するべき問題でしょう。

 そもそも金目当てで首長などに降りてくる役人の存在が今の経済を圧迫しているといわざるを得ません。

 地域活性にしても、本来の主役はそれぞれの事業者で、あるべきだし、役人はそのためのインフラ整備に当たるというもので裏方の仕事であるべきです。

 その点から考えれば、名古屋で始まった地域委員会は活動範囲を拡大し、役所の利権と金の決裁権を極限まで減らすべきでしょう。

 官民格差をなくし、本来国民、住民が受けるべきものを税の再分配という中で中抜きしていることが大きな問題です。

 それなら、最初から、税を減らすなり、再分配を地域委員会などで互助的に使ったほうがいいと考えます。

 なんにしても役所の身内体制が一番の悪弊だとおもいます。

http://ameblo.jp/momotarou69/entry-11037519605.html

 今回は、天下りと中抜きの根深さを書きました。役所の問題を中心にかいてます。よければ参考にご覧ください。
年21億円、大阪市職員の「持ち家手当」廃止へ
(01月31日 14:40)

 大阪市の橋下徹市長は、市職員に年21億円超を支給している「持ち家手当」を
廃止する方針を決めた。

 手当削減分は、成果を上げた職員や若手職員の給料に上積みし、やる気を
引き出すための給与制度に改める。
 職場に競争原理を導入する橋下流改革の一環だが、すでに14〜3%の
給与カット案を提示されている職員組合の反発も予想される。

 市は、職員が所有する家に世帯主として住んでいれば、居住地や住宅ローンの
有無などに応じて月額1万500円〜6500円を支給。
 今年度は全職員約3万8000人のうち、約2万1500人に
計約21億6500万円を支出している。

 「自宅の維持管理の手当は民間ではほとんどない」とした人事院勧告を踏まえ
国は2009年度に国家公務員の持ち家手当を廃止。
 都道府県や政令市にも見直しを求めた結果、これまでに都道府県の8割超と仙台
新潟、静岡、浜松の4政令市が廃止している。


<被災漁業者組合>寄付金1.8億円に課税…一転、苦境に

8月13日(火)15時1分配信


<被災漁業者組合>寄付金1.8億円に課税…一転、苦境に

寄付で造った工場で、水揚げしたばかりのドンコを氷漬けにする滝沢英喜組合長
岩手県大船渡市三陸町で、2013年8月7日午後0時13分

東日本大震災の被災漁業者が岩手県大船渡市で設立した「三陸漁業生産組合」が
昨年度に公益財団から受けた寄付金約1億8000万円に対し
法人税約1600万円が課税されたことが分かった。
法人税法では震災前からある漁協や会社に多額の損害があった場合、寄付は年度を
越えて相殺され実質的に課税されないが、今回は震災後の設立だったため
対象外とされた。
同組合は今年度、寄付金の大半を設備投資に充てたばかりで、納税により一転して
苦しい経営に追い込まれている。


◇震災後設立で相殺対象外

同組合は震災で被災した同市と隣の釜石市の漁業者10人が昨年5月に設立。
食べにくかったり、まとまった漁獲がなかったりして商品にならなかった貝や
魚の加工と販売に取り組んでいる。
昨年度の利益は、わずか約200万円だった。

寄付は組合設立時に東京都内の公益財団から受けた。
今年5月、うち約1億6000万円で加工場や冷蔵設備を整備し
漁具購入などのため約2000万円を残していた。

ところが先月上旬、昨年度分の税の申告で大船渡税務署を訪れると
寄付は昨年度の収入に当たり、投資が今年度だったため課税対象になると
指摘された。
予期せぬ納税により寄付金の残りは約400万円しかなくなり
事業を続けるためには金融機関に融資を求めざるを得なくなった。

組合長は「若い人が漁業に取り組む環境を整えようと頑張ってきたのに」
と肩を落とす。

仙台国税局国税広報広聴室の担当者は「事情はあっても、今の法人税法では
仕方ない」と話す。
日弁連災害復興支援委員会副委員長の津久井進弁護士は「国は被災地の産業を
育成すると言いながら、しゃくし定規な対応だ。
支援漏れと言える状態で、法の不備の表れ」と指摘する。

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