ログインしてさらにmixiを楽しもう

コメントを投稿して情報交換!
更新通知を受け取って、最新情報をゲット!

認知症病棟奮戦記コミュの認知症病棟のよくあるひとコマ<異食>

  • mixiチェック
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
食べモノとそうでないものの区別がつかない人がいます。

飾ってある花をちぎって食べてしまった。
作業療法中にブロックを飲み込んでしまった。
画鋲を飲み込んでしまった。
ホチキスの針を食べてしまった。
飾りの松ぼっくりを食べようとした。
入れ歯洗浄剤を食べてしまった。
化粧水を飲んでしまった。

数々の異食を経験してきました。


ある患者さんが手に何かを持って口をもぐもぐさせている。
あれ?何食べてるのかな?
よくよく見ると石けんを食べているではありませんか。
でも、この人、無理矢理取り上げると
「何するんだ!ひどいことする!」と怒ります。
歯もあります。
さて、どうやって石けんを取り上げましょうか。



コメント(4)

どうしましょう… 「ガムだから一度吐いてください」と言う。違う食品に変えてもらう。など通じそうにないことしか思い浮かびません…
「何を食べてるんですか?」と聞き「石けん」と答えたら、
「石けんならおいしくないでしょう。石けんは顔や体を洗うもので、食べ物ではないですよ。ケースにしまっておきましょうね。」と言ってそーっと取りあげる。

何かの食べ物と言ったら、
「おいしそうですね〜。私にも分けてもらえますか?」と言って何とか渡してもらう(-"-)

どっちにしても通用するかどうかはわかりませんが・・・。
その患者さんに合わせて対応してみます。

マキさんのように、食べ物と交換ってのも良い方法かもしれないですね。

でも「石けん」を・・・。考えただけでゾッとします(・ω・;)
口に入れてるって事は食べ物と思ってる可能性が高いと思うから、「歯医者さんに行くから歯をきれいにしましょう」とか言って、うがいや歯磨きする感じで取り出すとか、「何食べてるの?ちょっと出してみて?」って洗面台に連れて行ったり、お皿を目の前に出したら意外に口からペッて出してくれるかも。でも、石鹸食べてたら口の中ぐちゃぐちゃですよね(-。-;)

トイレットペーパーを口にする方がいましたけど、その時は全トイレのトイレットペーパーを外して、便器の横に箱を置いて落とし紙(?)を設置したり、徘徊が始まったらペーパーを口に入れる前にハチミツ漬けをした輪切りのレモンを口に含ませたりしてました。
異食への対応もやはりケースバイケース。
その人によって最良最善の方法というのは違ってくると思います。
もちろん異食のある人の手の届くところには
食べて危険なもの、口に入れて危険なものは置かないというのが大前提になりますね。


歯のない人が食べてはいけないものを口にしていた時は
横や後ろからそーっと近づいて
口の横からさっと指を入れて外へ出す。
という方法があります。
これ、前ではなく後ろとか横からさっとやって
すぐに消えるというのがポイントです。
面と向かって怒られる前に何事もなかったかのように(笑)
一瞬の出来事で何が起こったのかわからない??
と、思わせることができたら最高でしょうね。


歯のある人やちゃんと意識がある人の場合は難しいんです。
無理矢理取り上げても怒ったりしないような人なら上記のような方法も取れますが
歯がある時は噛みつかれないように注意しなくてはなりません。
やはり食べ物と交換、という方法がけっこう使えます。
おまんじゅうとか、なるべく見てすぐに「美味しいモノ」とわかるもの、もしくは本人の好きなものを差し出し
「こっちの方が美味しいよ^^」
焦った雰囲気を出さずににっこり笑顔で言いましょう。
石けんで口がドロドロになっていたとしても
全部食べるよりはましかーと思うくらいの
そういった大らかさを持つことも認知症ケアには必要です。


とにかく引き出しをたくさん持つこと。
2つの方法から選ぶよりも10の方法から選ぶようが
よりケアの幅が広がります。
最終的には「やってみなきゃわからない!」というところが大きいですが、
たくさんの方と接しているうちに、何となく「勘」がよくなるというのか
この人にはこの方法!と瞬時に判断できるようになります。
まずは当たって砕けろでしょうか^^

ログインすると、みんなのコメントがもっと見れるよ

mixiユーザー
ログインしてコメントしよう!

認知症病棟奮戦記 更新情報

認知症病棟奮戦記のメンバーはこんなコミュニティにも参加しています

星印の数は、共通して参加しているメンバーが多いほど増えます。

人気コミュニティランキング