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ハッピーラッキーエントランスコミュのリレー小説3周目。

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3周目です。
3周目は以下の制限で行いましょう。

・地の文が5行以内
・会話文は何行でも使って良い
・30レス目(No30)で終了・15レス目の人が、次のトピ&出だしを書く。

制限に関しては、トピ主が考えましょう。
例:テサウ限定、一人称限定、超常禁止etc.

では、はじめます。

コメント(21)

「ある日、道を歩いてたら女の子がゴロツキに襲われてました」
「あ、アニキ! 助けに行きましょうぜ」
「バッキーン!(殴る音)」
「な、なにすんスかアニキ!」
「馬鹿野郎! 男なら、聞く前に助けに行けぇぇぇぇ!」
「アニキかっけぇぇぇ!」

「そんな訳で」
「聞いてくださいッス、俺たちの武勇伝」
『武勇伝♪ 武勇伝♪ 武勇でん・でん・ででん・でん♪』
「Let`s GO!」
 その日、彼らはいつものようにロマンに走っていた。
「ぐはぁぁぁぁあ!」
「ふぅ、こんなもんか。最近のゴロツキは張り合いがねぇな」
「大丈夫っスかお嬢さん」
「あ、ありがとうございます」
 一度も攻撃を受けていないのに顔に殴られた後のあるテリーを不思議に思いつつ、助けられた少女は答えた。
「しかし、なんだってまた襲われてたんだい?」
「実は――」
「実は、駅までの道を尋ねようとしたところ」
「襲われたんだな」
「いえ、尋ねようとしたところを貴方様にお助けいただいて」
「そうか、間一髪だったな」
「...それ、ゴロツキ何もしてないッス」
「けどああ、どうしましょう! ゴロツキさんはどうでも良いのですけど駅までの道がまた判らなくなってしまいましたわ!」
 困った少女は、ちらり、と上目遣いにアニキを見た。それに対し、アニキは、ぽ、と頬を赤らめてみせる。期待した反応が返ってこなかったので、少女はテリーを上目遣いに見た。テリーもまた、ぽ、と頬を赤らめてみせた。
 どうしたものか。少女は、大いに困ってみせた。
そして少女は旅に出た
強く生きよう
もう誰にも頼らないでいいように
誰かに頼られてもいいように
少女は男二人を残して旅に出た
「っていう武勇伝なんだけどどうかな?」
 ジャジャジャン、とアリストはギターを叩く。
「それも嘘ですかぁ?」
「残念だけどノンフィクション!」
「えー」
「あ、噂をすればあちらの女性」
「?」
「現在歌の続きを絶賛遂行中だったりするんだな」
「おお! それはとても事件の匂いですぅ!」
 そして少女は一人の女へ向かって走り出した。
 そんな彼女の前を奇妙な声が横切る。
「伝説は〜歩いてこない〜♪ だーから歩いて行くんだよ〜♪」
 その声の主を見て、サリーは叫んだ。
「あー! あの人は伝説のレーさん! 伝説のレーさんが歩いてきたですぅ!」
伝説のレーさんはロンドンブーツの重厚な底面で都市の石畳から一度砂利を蹴り立てて、
「お嬢ちゃん」
「伝説なんてありふれたものだぜ」
焦点をずらせば霧散する蜃気楼のように。
去り行く伝説から一瞬も逸らさなかった探偵の眼差しに、一瞬透明な雫が煌めく。
 そんな少女をよそになおも伝説のレーさんは歩いていく。
「一日一歩、三日で散歩♪……っと」
「おいおい、おっさんよー!どこに眼をつけてんだよ」
「しばかれてーのかぁ!」
「ふふん、君たちこそなにを言ってるのかな?」
「あぁん?」
「この私を誰かと知った上で、そんな口を利いてるのかな? と言ってるんだよ」
「しらねぇよ!」
「がふっ……いや、だから……ね」
「オラオラおらぁ!」
「……げふぅぅっ……ちょ、」
「どこの誰だかしらねぇがやっちまぇー」
「人の話を……ぐはっ……ちょ……まっ……」



 伝説は……。
「……ってあれ? これはぬいぐるみ!」
「野郎! いつの間に!!」
 そして辺りに響き渡る声。
『はっはっはっはっ……君たち如きに遅れをとる私ではないよ……あいててて』
「……喰らってんじゃねぇか」
「えーと! そろそろちょっと待ったですぅ!」
 満を持して迷探偵は割り込んだ。
「そんな伝説の人を虐めて楽しいんですか!」
 迷探偵の攻撃。
「いつもの事だし」
 ゴロツキに0のダメージ!どうやらきいていないようだ。
一方その頃。

「って、場面変わってないですぇ」
「語尾が変わったぞ」
「あほんとですぇ。と言うか、「ですぇ」っていったいどんな発音してるんですぇ」
「――なっちゃいないな」
伝説のレーさんの囁きと同時に。
「ああ、なっちゃいない」
透明な颶風に雨が混じる。ような質感に。
強烈なプレッシャーに、サリーは反射で目を瞑る。
「な、なんですぇ!?」
「お嬢ちゃん、」
「芸者になりたきゃ京都に行けばいいさ」
「それはどすえですぇ!」
「こんなこともあろうかとチケットを取っておいたさ」
「まさか――飛べ、と?」
[××××01171350:バルダー・マーティンの赤い地球:店内]

「嬢ちゃんは運がいい。こいつの初飛行に付き合えるなんてな」
「こ、これは……」
「レッドさんの遺伝子を持つ俺の最高傑作……その名も!」
赤い地球の店全体が割れ、遂に“それ”がその姿を現す!!
「ヨリコSUNだ!!」
「そのネーミングはどうかと思うですぇ。ていうか……」
そう、日の光を浴びて雄雄しく輝くその姿はまさしく……
「そう、まさしくあれだ!」
「お前は誰だッ!」
真紅の翼に漆黒の翼、紺碧の翼に新緑の翼、黄色に紫、黄土に橙、金色銀色銅に水色の翼!
「翼多っ!」
 気がつけば、いつの間にか日が暮れていた。
「ふふふ、何を隠そう……太陽を地面に落としたのは私のレジェンド・パウワだ!」

「ナッナンダッテ――――――――――」
ヨリコさんのエギゾーストが京都タワーを焦がし、ついにサリーは古都の石畳に足を付けた。とたんに崩れ落ちた。
「うう、超酔ったですぅ。いろいろぶちまけたせいで口調も戻っちゃったじゃないですかぁ」
「おこしやす」
「はっ、あなたはレジェンド・オブ・ゲイシャガールのクニコはん!!! まさか京都に到着と同時に出会えるとはラッキーですぅ!!」
「おやまぁ、それはおおきに。でも、何でうちのことを知っておられはるの?」
「ふふふ、それはですねぇ……」

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