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高齢者情報コミュの留置場まるで介護施設 高齢者の万引増加 宮城県警

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 万引などの疑いで逮捕される高齢者が増え、宮城県内の警察署が留置場での高齢者の世話に苦慮している。持病や障害のある人もいて、介助などに当たる警察官の負担は増大し、医療費などの経費もかさむ。関係者からは「まるで介護施設」と悲鳴が上がっている。

 仙台市内のコンビニエンスストアで菓子パンなどを万引したとして、9月に市内の警察署に盗みの疑いで逮捕された住所不定の無職男(70)。糖尿病を患い、脚も不自由で車いす生活だったが、家族とは連絡が途絶え、万引を繰り返していたとされる。
 留置場では署員が着替えを手伝い、シャワーなども介助が欠かせない。トイレは署員2人がかりで便座に腰掛けさせる上、間に合わないこともしばしばで、後始末にも追われたという。
 市内の別の警察署で今年初め、万引の疑いで逮捕、勾留された住所不定、無職の70代の男も脚が不自由で、自力で階段の上り下りができなかった。署内のエレベーターは来客用しかなく、署員2人が階段での歩行を支えた。
 県警によると、県内で昨年検挙された65歳以上の高齢者は639人(前年比45人増)で、全体の13.4%。県警は「留置人が高齢者かどうかは集計していないため統計上、高齢の留置人の増減は把握できない」としているが、ある警察署の担当者は「実感では確実に増えている。障害のある留置人が複数入ってくると、今の体制ではお手上げだ」とこぼす。
 万引に限ってみると、65歳以上の検挙者の割合は昨年、27.4%に達し、2001年の10.3%から3倍近くに跳ね上がった。今年も8月末現在、288人と前年同期比54人増で、28.2%を占める。
 警察署の構造や留置場の備品は、犯罪の高齢化に対応できていない面がある。紙おむつ代などの予算はなく、本人負担の決まり。所持金がない場合、やむなく担当の署員が自腹で払うこともあるという。
 県警によると、留置人は健康保険が適用されず、診察代や薬代は県予算で賄われる。本年度、県警が確保している医療費は約4000万円。県警は「病気や障害のある人が留置されると、医療費がかさむ」と懸念する一方、「高齢社会に備え、警察署のバリアフリー化も考えなくてはならない」と話している。

河北新報 12月31日(金)6時12分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20101231-00000004-khk-l04

コメント(4)

警察署等で臨時介護職員を雇うか訪問介護事業所に外注出すかすればいいような気がしますが、警察官が介護をしなければならない合理的理由があるんですかね?
警察では犯罪者の管理をする予算はついているが、想定外のこととして、介護する予算まではついてなかったということではないでしょうか。今後は、外注するなり、警察署職員として介護資格のある人を採用するための予算を組む必要が出るのではないでしょうか。

しかし、「脚も不自由で車いす生活だった」ほど身体的に不自由な高齢者が万引きなどの犯罪を犯すというのは、悲しい話ですね。
>糖尿病を患い、脚も不自由で車いす生活

別に万引きでなくても他に何かやることがあってそこそこ充実感を感じられていたら、それで済んでいたような気もしますね。

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