ログインしてさらにmixiを楽しもう

コメントを投稿して情報交換!
更新通知を受け取って、最新情報をゲット!

教えて!日本の陶磁器(和・洋)コミュのなくてはならない我が家の食器

  • mixiチェック
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
ここでは、毎日のように、日常の食卓にて使われている生活食器を紹介したいと思います。
特にブランドというわけではないけど、知らず知らずに手にとっていつも使ってしまっている・・・
そんな食器をぜひぜひ紹介してください。
もしよろしかったらどんな使われ方をしているのかとか、入手時のエピソードも教えていただけるとうれしいです。

コメント(85)

私の普段使いのお気に入りをご紹介します。
艸窯(そうがま)さんの練り上げという製法で作られた磁器です。
色をつけた生地を重ねたり組み合わせて、金太郎飴みたいに模様を作るので
裏からも同じ模様が見えるのが特徴だそうです。
柔らかい色合いが気に入っています。

上有田う〜たん通りの工房に買いに行きました。
行く予定の日はお休みだったのですが、
「遠くから来るんだから」とわざわざ開けてくれました。
製法なども詳しく説明くださってとても感激しました。
12/27まで池袋東武で個展をされています。(草場勇次・奈美子 練り上げ器展)
お近くの方、ぜひご覧になってください。
スミゾー様
非対称のデザインがいいですね。
今は、小さい子が二人いるので、毎日嵐のような状態です。
プラスチックのお皿を使っていたりする有様なんで、
こういうお皿に果物等入れて食べるという状況がとてもうらやましいです。


ゆみつん様
艸窯のHP見てみました!
http://www.sougama.net/
淡い色合いがとても美しいお皿ばかりでした。
こういう絶妙な色彩感覚は日本人ならではでしょうね。





ついでに・・・
どこのトピックでこれを書いていいのか迷いましたが
ついでに、こちらのトピックで書かせていただきます。
今度、伊万里市大川内に行ってみようと思うのですが、
全部回れないでしょうから、どこに行けばいいか思案中です。
今回は、買い物というより、いいものをたくさん見せていただこうと思っております。
畑萬さん、御庭焼さんにはお伺いしてみようと思っております。
それ以外でお勧めの窯がございましたら教えていただけると幸いです。
どうぞよろしくお願いいたします。
スミゾー様
崋山・・実は私も結構好きです。
美しい絵付けの杯を買ったら、裏に崋山の文字・・
なんてことが何度かありまして、ここのがきっと好きなんだろうな・・と思ってます。
結構伝統的な意匠わ知っていたのですが、ちょっと洋風なこういった作風のものは初めて見ました。
崋山らしい、繊細さが出ていますよね。
さいさい様のおっしゃるとおり、お蜜柑は絶対良く似合います。きっと。
葡萄が飾られたとこも見てみたい気がします。

ゆみつん様
この艸窯さんの練り上げは、私の練り上げのイメージを変えてます。
練り上げって、私の中では土ものっぽいものが多くて、クラフトっぽいイメージが強かったです。
でもこの艸窯さんのは、写真で拝見する限り有田焼です。(何だか変な表現ですみません)
一度手にとって見たいと思いました。

☆u_jewelry 様
私ではお役に立ちませんが、きっと皆さんが教えてくださると思いますよ〜。
年末でお忙しいかもしれませんが・・・
こんばんは、皆さんのトピにコメントしたいのですが、今夜はネットの更新であまり時間がありませんので、☆u_jewelryさんのトピにとりあえずコメントさせていただきます。

大川内山へ行かれるとの事ですが、私の方でお勧めする窯元さんをご紹介いたします。
「畑万」さん「御庭焼」さんを押さえておられると言う事ですので、伝統的な色鍋島はこの窯元でご覧いただけると思います。
「畑万」さんは細くすっきりした上品な線が特徴で、器の形状もデザインもモダンで素敵です。
「御庭焼」さんは鍋島本家直轄の窯元さんで、高台銘に鍋島の家紋を使っています。少し滲んだ染付が特徴です。

その他、「巒山(ランザン)窯」さんは若いご夫婦で作陶されている窯です。
色鍋島の技術をベースに、独自の意匠で萩風の粉引に色鍋島の繊細な絵柄を描かれた作品(画像左)や、最近は「墨はじき」という染付の意匠で書き上げた作品(画像中央)なども作られていますので、定番の色鍋島以外の独特な作品が見れると思います。

「大秀窯」も色鍋島以外にも独特な意匠で作陶されていて、その香炉(画像右)などは特徴的で素敵ですよ。
この2件は駐車場の入り口とすぐ横にありますので判りやすいです。

その駐車場から「畑万」へ向かう坂の右には「伊万里陶苑」さん、左には「太一郎窯」さんがあります。
「伊万里陶苑」は色鍋島とは違った独自の路線で行かれていて、ファンの方も多いですよ。数年前にはこの窯元でデザイナーとしておられた「痴陶人」さんが海外で高評価を受け、当時デザインされた作品などが一躍脚光を浴びました。
今の作品にも「痴陶人」さんの影響が少なからず感じられ、片岡鶴太郎さんもこの窯で絵付けをされたりしております。

「太一郎窯」さんは染付中心の窯元さんです。コントラストの強い藍染が素敵でデザインもモダンな感じの作品も多いです。

「御庭焼」の角を右に曲がり細い坂を上って行くと、道の左右には窯元がずっと並んでいます。
その坂の中ほど(だったかな)に「長春窯」さんがあります。
ここは「大川内青磁」の作品を主に作陶されています。最近は覗いていないので近況は判りませんが、今でも大川内山の青磁を使い作られている(多くの窯元で作られている大川内青磁といわれる物は、その殆どは大川内青磁風に調合した釉薬を使い作られています。本物の大川内青磁の原料を使って作っている窯はこの窯くらいではないでしょうか)はずですので、一見の価値ありと思います。

以上私が今思いつくところでコメントさせていただきました。
窯元は沢山並んでいますが、そんない広範囲でも御座いませんので、お店をちょっと覗けばその窯の特徴はすぐに判ると思います、ご自分の好みに合いそうな窯を見つけて見てくださいね。
ゆみつん様
 はじめまして、さいさいです。初めて見ました。
とてもやさしい色使いですね。裏も同じ模様があるなんて興味深いです。。 今度手にしてみたいです。今度また有田を訪れた時にお店に寄ってみたいと思いました。

いんじゃ様
 3点共とてもステキですね。香炉がとてもいいですね。色といい、椿がまた引きたってます。今まで知らなかったものが沢山紹介されていて 本当勉強になります。時間が無いとどうしても一軒のお店に入るのではなく、何でもあるデパートなどに行く方が多く、その中では見かけることのないものがここのコミュで見れることがとても嬉しいです。(今はアメリカだし。。)また来年の夏有田行くと思います。その時いつものお決まりコースでない違った楽しみがある旅行ができそうです。
こんばんわ。何人かの方ははじめまして!ですね。
ぬらりひょんです。皆さんの書き込みが素晴らしくて読み込んでしまい、遅レスになっております。

☆u jewelry様
300円なんて!!羨ましすぎです。
鍋島焼はあこがれなのですが、なかなか手が出ないです。お値段もそうですが、なんと言ってもこの湯呑み自体がとても良いものですし、お目が高いなあ〜と。

大川内山の初売り、わたしも行かれるといいなあ。
予定を考えてみようっと。

満月鴨様
娘さんがお使いのシブい山水のご飯茶碗が気になります。
他の2つも素敵なんですが、これにはもう目が釘付け(@@)になりました。

山水って好きなんですが、どう取り入れていいか迷ってしまって。
ご飯茶碗だったらそんなに難しく考えなくても、食卓になじんでくれるかも。参考になります。

喜助さん、っていうのもまたすごくかっこいい。娘さんのチョイスですか?お若いのに違いがわかるというか、将来楽しみですね。

いんじゃ様
アップしていただいた写真を見るだけで勉強になります。

万年青の謂れも興味深く読みました。
昔上司が家を新築した時に、ご本人の希望で万年青の鉢を差し上げたことがあります。新築の家に初めて運び込む荷が万年青だと家が栄えるとかで。以来、縁起物とは知っていましたが詳しくはわからなかったので、これも勉強になりました。

大川内山の書き込みを熟読して、いつか窯元めぐりがしたいです。

Naima様
色鍋島っていうと超高級みたいなイメージがあって身構えるところがあったのですが、確かに実用に適したデザインもありますよね。
ちょっと視野が広がりました。

ひめもも様
遅いレスですみません。
お皿の絵は万年青ではなく万年草(まんねんそう)です。多肉植物の仲間で、伸ばした茎からどんどん増えて枯れないので縁起物として意匠になっているそうです。でも図鑑で見てみたら、かなりデフォルメされたデザインみたいで実物に似てないw。

お皿の大きさは12〜13cmくらい。銀座の北山英山堂(九谷焼)で買いました。あまりにも長くお店を開けていなかったので、お店無くなったのかと思っていましたがどうもそうではないようです。今度実家に帰ったときにでも行ってみようと思います。

スミゾー様
わたしの勝手な思い込みで崋山の器って絢爛豪華な印象があったのですが、こういうやわらかい感じのものもあるんですね。
蜜柑が似合いそうです。絵の線がすっきりしていて上品ですね。

ゆつみん様
艸窯ってうーたん通りにあるんですか〜。見落としていました。
歩いたことあるのに、わたしの目はふしあなかも。
絵付けしたものと違う味がありますね。洋風にも和風にもすんなり溶け込みそうな。

さいさい様が陶磁器にこどもさんは心配とおっしゃっていますけど、わたしの場合、自分が心配です。でももし不幸にして割ってしまってもパステルカラーが練りこまれた陶片は綺麗すぎて捨てにくいでしょうね。これは贅沢な作り方なのかも。


たくさんいろんなかたの書き込みが読めて、目からウロコでした。

☆u jewelry様、大川内山からお帰りになったら、ぜひ『鍋島焼』もしくは『大川内山』のトピを立てて下さい。

本当は自分が行きたいのですが、まだ予定は未定・・・。
遅レスの長レス、失礼しました〜。
皆様、メリークリスマス&レスありがとうございました!
ここにお邪魔すると、知らないことがいっぱいでどんどん興味がわいてきます♪
よろしくお願い致します!

ぬらりひょんさま
割れた破片ではなかったのですが、
余った生地をビー玉状にしたマーブル玉を販売されていました。
生地を大切にされているんだなぁという印象を受けました。
植木鉢に敷いたり、金魚鉢に入れたりかわいかったです。
失礼して、皆様にまとめてお返事します(笑)

◆36のトピの「組紐」は鍋島の代表作ですね。
また、この形状のものが鍋島で作られていた代表的な形状で、サイズ・深さ・高台の高さなど細かく決まりごとがあったようです。
詳しくは知りませんが、高台の内側に箸を入れて引っ掛けた時に器がずり落ちないように作らなければならないと聞いた事があります。
この鍋島藩統治下で作られた作品は高台に櫛目が施され、厳格にブランド化されていましたので、今でもこのような作品は同じ図柄のものでもお値段が全然違います。
ですので、普段使いに購入するものは、伝統の形状の作品を避ければ同じようなデザインの物でも比較的安価な作品にもめぐり合えるかも知れませんよ。

◆「小さなお子様にも本物に触れさせる」云々のコメントで、私と親交の深い作家さんのお言葉を思い出しました。
「子供さんだからこそ良いものを与えて使わせて欲しい」
「良いものを使う事で物を大事にするということを学ぶ」
「物を大事にすると言うことを学ぶ事で、親や兄弟・友人を大事にする心も生まれる」
「割れてもどうでもいいと思う物を使わせたら、そういういい加減な気持ちで物や人を扱うようになってしまうのでは?・・」
といったようなお話でした。
確かに自分の作品を買って頂くためのセールストークでもあると思いますが(笑) 仰っている事はとても理解できますし、昨今言われている「食育」についても同じような事が言えるのではないでしょうか。
とはいえ、お子さんが心もとない手付きで食器を扱っているのを見ると、ハラハラするのは皆同じですよね(笑)

◆崋山さんの作品の物はかなり昔の作品(おそらく今は作られないのではと思われる)がお店に残っています。私は昨日から今年最後の出張へ出たので今日はご紹介が出来ませんが、年明けにでもご紹介いたしますね。

◆艸窯さんはご近所です。あまり商社へは作品を出されていないので、お取引は御座いませんが、実は個人的にこちらの練り込みは好きでして、以前陶器市に普通のお客さんと同じようにマグカップを購入いたしました(笑)
今は割れてしまい手元に残っていないのが残念ですが、春の陶器市には「上有田駅」の坂の途中や、本通りにもアンテナショップを出されています。有田にあっては特徴的ですので、見かけたらすぐ判ると思いますよ。

◆大川内山巡り、時間があれば手当たり次第見て廻るのも勉強ですね(笑)
同じようなデザイン形状でも値段が違ったり、窯元によっても値段の違いがハッキリしています。それが何故なのか考えるのも愉しい?ですよ。
ぬらりひょん様
このお湯呑みをきっかけに、mixiを通して、いろいろ教えていただいたり、知る事ができまして、値段よりも、そちらの方がうれしかったです。
ただの水なんですが、分厚いガラスのコップで飲むのと味が変わるのが不思議です。
早く大河内山に行きたいです。

いんじゃ様
>それが何故なのか考えるのも愉しい?ですよ。
先日、14代の柿右衛門さんの「余白の美 酒井田柿右衛門」という新書を読んだんですが、
価値のあるものにはそれだけの理由があるんだなぁーと感心しました。

そこで、気になったのが
柿右衛門さんでは有田の泉山の陶石を使っているということでした。

以前、とあるお店で「有田焼に使っている陶石は、中国産とか天草のもので、泉山の陶石はもう採れない」と聞いておりましたが、
でも、実際はそうではなく、泉山の陶石は鉄分が多く含まれ、鉄分を抜くためのコストがかかるために、泉山の陶石を使わないところが多いのが現実のようです(半分私の想像ですが・・・)。

大河内山へ行った時に聞く機会があれば、いろいろ聞いて見たいと思いますが、
泉山他、地元の陶石を使っている窯をご存知でしたら、教えていただけるとありがたいです。
(長春窯さんは、地元の素材で青磁を作っているんですよね?)
ココでは、トピックと内容が変わってしまいますので
私からも、いんじゃ様に陶磁器製造のトピをたてていただくことをリクエストします〜。
今回は49のトピから、もう少し画像の作品の製作経緯をご紹介します。

49トピの「巒山(ランザン)窯」さんの作品2点はいずれも私が特注でお願いして作って頂いた物ですので、窯元に行っても見ることは無いと思います。
49トピ画像左の粉引に笹を書いていただいた作品は、お料理屋さん向けに業務用に作っていただいた物で元々は蓋物でした。
あいにく蓋が割れてしまい残っていませんが、蓋に書かれていた絵は『雪笹』で、蓋を取りお料理を食べ終わると『青竹』が表れるという『厳しい冬を乗り越え春がやってくる』明るい未来を意識して作っていただきました。

49トピ画像中央の「墨はじき」の作品は最近ネットのお客様の依頼で製作した作品3点のうちの残った1点です。
このお客様がお探しになっていたのが画像の形状のお茶碗でした。一見良く見かけるような形ですが、サイズが一般的なお茶碗よりも大きくて径14.5cmあります。このくらいのサイズの物をずっと探しておられたそうですが見つけることが出来ず、そのお話を聞いて興味が沸きましたので作ったものです。だからといって作った作品を気に入ってもらいご購入いただけるかは判りませんでしたが、ご購入頂けなくても自分の財産になると思い作った次第です。
結局大変気に入って頂き、この世に1客ずつしかない作品ですので(これからまた作る可能性もありますが)、「家宝にします♪」とお言葉をいただき、お世辞とはいえとても嬉しかったです。
今回は形状もサイズもご指定でしたので、また、作る個数も少ないので、ロクロの伝統工芸士さんにお願いして器の生地を作り、絵付けを「巒山(ランザン)窯」さんにお願いいたしました。ですので、高台銘には伝統工芸士さんの刻印の銘と「巒山(ランザン)窯」の染付の銘が入っています。
このトピで紹介した画像がそのお客様に嫁入りした作品です。「花丸紋」の柄をご希望でしたので、花丸紋の細い上品な線を染錦で描いていただける窯元となるとやはり鍋島の窯元だと思い今回は「巒山(ランザン)窯」さんにお願いしました。

こんな感じで、その窯元には無くても商社がプロデュースした窯元の作品なんていうのもあるんですよ。
☆u_jewelryさん

「有田の泉山の陶石」ですが、仰っている通りです。
陶石自体は大変質の良いものだったそうですが鉄粉が出やすく、そうなると磁器の命白磁などには致命的ですよね。(柴田コレクションなど骨董にも鉄粉の目立つ作品も多いですよね) 数年前までは有田の陶石を使おうと、会社まで設立し有田の陶土を扱ったりもしていたようで、窯元も一部試験的に有田の陶土で製作を試みたりもしていたようです。ただそれも窯と陶土の相性があるのか、中々上手く焼成出来ないという様な話を聞いた事があります。結局コスト以外にも取扱いにもロスが出やすく、需要は伸びず、取り扱う会社も解散になったのではないかと思います。
現在は有田の陶土がどのようにして扱われているのかは判りませんが、採石場近くの工房で有田陶土を使っている方がいると聞いた記憶があります。ただ、情報に自信は持てませんので、もう少し調べてお知らせいたしますね。

それから中国産はどうか判りませんが、天草の陶土は白の発色も良く、とてもよい上質の陶土なので殆どの有田の窯元が使っていると思います。これは悪い意味で天草の陶土を使っているのではなくて、逆に良い製品を作るために使っているとお考え下さい(中国産はちょっと判りません)。
天草の陶土が良質ということは、歴史的に見ても判ります。お隣の長崎県にある平戸松浦藩の御用窯だった「三川内焼」(染付の献上唐子が有名ですね)の陶工が有田に対抗し追い求めた陶土が「上質の白の発色の良い陶土」でした。そして辿り着いたのが天草だった訳です。「三川内焼」の昔の作品を見た経験のある方ならご存知かと思いますが、その代表的な染付もさることながら、彫などを施した細工物には目を見張る物があります。もちろん白磁の発色も素晴らしい物が多いのです。陶土の質を追い求めるという点では有田よりもむしろ三川内の方が一枚上だったかもしれません。

よかったら有田周辺の陶磁器生産地の歴史を少し紹介していますので、参考にしてください。(三川内古陶のアルバムも紹介しています)
http://www.iris-hermit.com/arita/history.html

こんなところで「三川内焼」の話題を出してしまいましたので、その内今度は「三川内焼」のトピが立つかもしれませんね(笑)

■大川内青磁ですが、最近は取扱いする機会があまりありませんでしたので、近況はどうか判りませんが、「長春窯」さんでは全てとは行かないかもしれませんが、今でも大川内山の青磁を使って作られた作品もあると思います。 その大川内青磁の現在の原料がいったいどんな物か(天然のものが今でも使えるのか、それとも調合した物なのか)は知りませんが、古陶の天然青磁の作品を見るとまるで宝石(ヒスイ)のような素晴らしい色合いに引き込まれてしまいます。 そんな作品を見てしまうと科学原料で作られた現在の青磁は比較の対象にもならない位に感じてしまいます。 やはり自然の物にはどうあがいても敵わないですよね。
有田へ起こしの際にお時間があるようでしたら、今右衛門さんの資料館を拝見されると、昔の鍋島の作品や破片などを見ることが出来ますよ。
(なんで有田の今右衛門さんで鍋島? なんて思う方もおられるかも知れませんが、大川内山へ鍋島様式の窯が移される以前は、有田の赤絵町周辺でも鍋島様式が作られていたんですね、ですので今右衛門窯さんは鍋島様式の窯なんですよ)

■陶磁器製造に関するトピ、その内時間を見つけて立ち上げてみますね。どこまで出来るか判りませんが期待せずにお待ち下さい(笑)
満月鴨様

 渋い。。この間のお茶碗といい(私もあの山水お茶碗はぬらりひょん様同様とっても惹かれています。)娘さんの趣味は素晴らしいです!きっと生涯飽きること無いものでしょうね。私はごく最近山水のよさなどが徐々にわかってきたところです。墨絵はまだまだですね。 この夏、子供は私が買い物してる時に絵付けをして、そのお皿を使っています。今度は是非お茶碗を購入させて見たいです。(特に長女には。。どんな物を選ぶか楽しみです。)

いんじゃ様
 
 とてもステキな鉢ですね。高台までの曲線の綺麗なこと!
丁寧な絵付けどれもとても魅力的ですね。是非また色々なことを教えてください。とても勉強になります。またまた、有田焼きにまた引かれていきます。お客様の事を考えていただけるお店。。。ステキです。機会あれば是非寄らせていただきます。
 
 天草の土はとてもいいとNHKでされていたのを見ました。(天草の特集の時)有田ではそこのものが多く使われているのですね。確か深川製磁は天草だった気が。。。
 
 皆様が紹介してくださる物を見てると、新しい陶器の発見、知識を広められとても感謝しています。


 
さいさい様

>高台までの曲線の綺麗なこと!
そうですよね♪ これは手作りならではフォルムなのかもしれませんね。
同じような形状のものは型物でも沢山あります、でも、一見同じように見えて、どこか違うんです。。。
きちんとは説明できませんが、多分マクロの世界では違うんだと思います。
その微妙な違いを感じる事が出来るのも、また人間の神秘ですよね。
職人技で作る精密製品も、手作業でしか作れない、機械では決して作る事が出来ない物があるって言いますよね。
きっとそれに近いことなのかなと勝手に解釈しています(笑)
いろんなトピで皆さんが「同じに見えてどこか違うんですよね」と仰っているように。。。
その違いが見えてくると、またまた惹かれていきますよ♪

満月鴨様

画像のお湯のみ、「絵柄津・白粉引」素朴で素敵ですね。
外側の優しい粉引に素朴な絵がなんとも言えず良いですね。
内側に掛かってる釉薬?の景色も何だかいい感じに見えます。
こんな作品ならいつまで使っても飽きないでしょうね。。。
でも粉引のせいか、口元の粉引きの化粧が剥離してきているようですね?
これは粉引きの宿命でしょうかね・・・

この作品は唐津の窯元さんの作品でしょうか?
最初、文章読解力がないもので(笑) これも喜助さんの作品かと思い、こんな土物も作っておられたのかと驚いておりました(苦笑)
再度読み返して、勘違いに気が付きました(汗)

有田での陶磁器製造のトピ、そのうち立てますので(笑) もう少しお待ちくださいね。
有田周辺の陶磁器産地以外は、殆ど素人と一緒ですので、そちらのほうは私も皆様から勉強させていただきます。
宜しくお願いいたします。
いんじゃ様

私も間違えて忍者様と打ってしまいました!ドキドキ(^^;)

フルオーダーの飯碗なんて初めて拝見しました。
貴重なお写真をアップしていただき、本当にありがとうございます。
しかしこれはもう、芸術・・美術品の領域のお品ですよね。
花丸紋というのは深川で慣れ親しんでいたので、なんだかかわいいイメージだったのですが、こんなふうに優雅で華麗なものだったのかと、超感動しております。

満月鴨様
粉引きのお湯飲みは、きっと満月鴨様のソウルです。
「私工房」のトピックにてアップしていただいた、ご自身で絵付けされていたものにもそれを感じます。
これはきっとお母様(お嬢様にとっては、おばあ様)の遺伝子なのでしょうね(笑)
使い込まれたものにしか出ない味のあるくすみ感がすっごくいいです。
えっと、それって何て言うんでしたっけ?よく鑑定団で中島先生が言ってらしゃるんですけど、使い込んで出てくるくすみというかシミみたいなものの事・・・すみません本当にど素人すぎ・・・

それから「萩」にはまっておいでだったんですね・・・
是非是非トピック立ててください!
私、萩も大好きなんです!
修学旅行で初めて萩焼というものを知り、お土産に買った箸置きが私の萩入門でした。
■皆様■

鍋島のトピたてました!
どうぞご参加ください。
いんじゃ様、こちらにすんばらしいお品をアップしてください。
よろしくお願いします。
こちらにに其泉窯の名前があったのでひとつ。
東京の中央線荻窪駅ルミネにある古伊万里というお店は賞美堂の社長のお嬢さんがしてるので其泉窯のものはそちらでそろえられます。が、のれんわけみたいな形で賞美堂でも2種類あるらしく荻窪と帝国ホテルの下にあるお店とは違うみたいです。どちらがどのようなというのは失念しましたが荻窪の古伊万里さんは荻窪公会堂の斜め向かいにもあり、その隣のパスタ屋は結構おいしいです(ぇ? 

http://www.ekipara.com/html/Indication/shophtml/K1080R01_087.html
http://www.imperial-arcade.co.jp/art.html#a6
蜂須賀様
パスタ屋情報ゲットです!(ぇ?(笑)

同じ賞美堂で2種類ですか・・・
ちょっと違いますが、横浜は元町のカバン店のキタムラK2も同じ名前で別の店・・こちらはかなりな争いがあるようですが・・・(あ・・ローカルな話題ですみません)
きっとご存知の方もいるかもしれませんね。
蜂須賀様

私のお知り合いから、以前このようなことを教えていただきました。よろしかったらご参考ください。

“其泉窯は有田で1番の卸商社「賞美堂」さん(有田商工会会長もなさっています)のオリジナルブランド銘になり、実際の窯元さんと言う訳ではないです。
作品の中には実際に職人を独自で抱えて製作されたりした時期もあったようですが、基本的には製作の大半を既存の窯元に任せて、デザインをオリジナル化して高台銘だけ其泉窯と付けた作品も多いみたい。
ですので、窯元と言うよりは「賞美堂プロデュース」作品が其泉窯と言えます。
こうする事で、色んな窯元の特徴を活かした作品を作ることが出来、多種多様な作品が出来るわけです。
1件の窯元だけでは作品の色が決まってしまいますので、多種多様な作品ができない訳です。
でもこうやってオリジナルの作品を数多く作れると言う事自体、センスと力が無いと出来ない事ですので凄いですね。

実はmixiには「賞美堂」の元社長(会長の弟さん)の奥様のコミュニティーもあるんですよ(笑)
この元社長さんは「賞美堂」から独立し、ご自分でプロデュースした作品などを手掛けておられます。”

ということなので、プロデュースする人が異なれば、その店の
趣がガラリとかわるのでしょうか。
ひめもも様 細かい情報ありがとう御座います(*- -)(*_ _)ペコリ

元町のキタムラさんや京都の一澤頒布さんと同じお家騒動は全国どこでもある話と思います。もちろんそれは有田とて例外ではないみたいでw 

どちらがどちらの賞美堂かは私には女性週刊誌的な話である所なのでどっちでも良いのですが、作成をお願いしている窯の物より其泉窯の物の方が安い品をいくつか見たことあるのでいくつかのものは其泉窯の方がお得なのかなと思っています。(今の会長がなかなか発言力の強い方なのでそう言う値段が出せるとお店の方に聞いたことがあります^^;)賞美堂さんもカタログがあるのでそれをご覧になるとファンの方は自分の好みが調べられるのではないのでしょうか。お店の方には邪魔かもしれませんがカタログ見るの楽しいですw
Naima様
 はじめまして、さいさいと申します。
私もその丸紋の長楕円皿持っています。このほのぼのした丸紋が気に入って買いました。福珠窯のですよね。 ここのはほのぼのした絵柄が多くて大好きです。地肌もなんか温かみがありますよね。

これからお好きな物を少しずつ集めていくなんてステキですね。 お二人ともご一緒の趣味をお持ちでうらやましいです。

 ここのコミュは本当に楽しいですよね。私も日々勉強させていただいております。(皆さんに感謝です!)
Naima 様

本当にほのぼのあたたかな雰囲気の器ですね〜
でもやぼったくない・・これは配色のバランスがいいんですよね。(ほのぼのヘタうまには笑いました^^)
長楕円と円との組み合わせも良く、写真としも素晴らしいです。センスを感じました。

豆皿を集められるとのこと。
豆皿コレクションのコーナーも実はあるんですけど、こちらにもアップしてみてくださいね〜。
私もついつい写真に撮るのがおっくうでなおざりにしてしまってますが、実は豆皿・小皿が一番多いのですよ〜
がんばりまふ。

ご主人のプレゼントの片口・・・
備前となるとかなりお高いですからねぇ。
同じではありませんが、信楽とか伊賀あたりのものだと土の渋さや質感が出ていて、男性にも好まれそうですが・・・
ものにもよりますけど、備前よりは廉価だったかと思います。
これはもしかして男性のほうが良いアイデアもあるかと思いますが・・・
どうでしょうか。
其泉の小鉢です。
葡萄の柄と染付けが綺麗で気に入ってます。
御浸しや和え物などに良く使ってます。
みなさんどれも使い勝手のよさそうな器ばかりですね。
コメント遅くて申し訳ありませんが、
スミゾーさんの葡萄の小鉢、私も好きだわ〜ハート達(複数ハート)

さて、我が家で毎日活躍している本当に無くてはならない食器たちです。
すべて三重県にある廣永窯という窯のものです。
丈夫でさりげなくて、温かみがあって、大好きな窯の一つです。
もうなんでも盛っちゃいますよ。
やはり薪窯は表面の艶感とか、なんともいえない雰囲気があって、惚れ惚れします。
一気に買うことはできないけれど、少しずつ買い足していければなぁと思っています。

スミゾー様 
 大変遅いレスで申し訳ございませんあせあせ(飛び散る汗)
いいですね。私もぶどう好きなんです。なんだか好きなんですハート達(複数ハート) 気がつくといつもぶどう柄から手にとっては見ています。 周りに飾られたぶどうがお料理を引き立ててくれそうですねわーい(嬉しい顔) 飽きのこない絵付け、色とっても重宝しそうな小鉢ですね。

アキュータ 様
 これもまた使いやすい小鉢がせい揃いですねわーい(嬉しい顔)
一つ、一つの表情が違っていてどのシーンでお使いなられるのか気になります。
3枚目のコーディネイトは完璧ですぴかぴか(新しい)こんな膳を出された時はとても安らぐことができそうです。これから暑い季節になりますが、こんな涼しげな膳で一杯。。なんて暑さも疲れも吹きどびそうですウインク
スミゾー様

葡萄のお皿、少し青みのある白磁とのコントラストで、呉須の色がきれいですね〜。
手描きの筆遣いがのびのびしていて、なんでも美味しくいただけそう・・・
何より、これは使いやすい!この形は一番活躍するんですよー。うんうん。( ̄个 ̄)

アキュータ様
三重県の廣永窯・・・
どこか藍九谷の流れを感じますね。
静かな気品さえ感じる絵付けが、しっとりとした夜の宴の供にぴったりです。
こういった上品さのある器に、かえってゴロゴロお芋の煮っ転がしとか、田舎料理を盛ったりしてみたいなぁ・・

膳じゃないからこっちにでも。とりあえず有田のしん窯製で2年めの湯飲みとドレッシング入れ(湯冷ましに使ってますが)、萬古焼きで3年目の急須。

部屋の掃除してる最中にレンズ交換式デジカメが目に入ったので久しぶりに(レンズ交換めんどくさいんで)撮ってみました。

まぁ普通に急須と湯飲みなんですが、この急須はベンリー急須って言いまして網の下が出口なのでお茶の葉が浸かってる濃い所から出るんで普通の急須より味が濃い「気がします」。
蜂須賀様
 可愛いドレッシング入れですね。素敵です。お湯飲みの藍、デザインににぴったり。
 このお急須なんとも素敵な色合いですね。開けたらとても外の雰囲気で想像できない便利なものなんですね。はじめてみました。これはお茶好きにはたまらない優れものです。
蜂須賀様

萬古焼いいですね〜。
萬古焼きも、使うほどに味の出る焼き物と聞いています。
特に急須は、相当人気があるみたいですね。
自分はひとつも持っていないのが残念です。

にしても、これほどのしゃれた作家もの的なつくりで、ベンリーというのには驚き(@@)
ベンリー系は使いたくなるようなデザインがまずない!ということが多いのに、これは両立してますよね。
網も表に平気でステンレスが見えるものがあったりするのに、ちゃあんと隠してあって、茶葉を多めに入れれば茶漉しのステン網は見えなくなるので興ざめもしないですよね。
素晴らしいです!この心意気が見事です。
偏見を捨てねば・・・と思いました。
(そうゆううたい文句のある売り場は、まず素通りしちゃってました)

焼き〆と、磁器のコンビは本当に好きです。
とくにしん窯さんはおおらかな感じの絵付けなので、萬古焼きが重厚に引きしめて、お茶を美味しくみせますね〜

撮影のためと思われますが、PCの近くというのがややドキドキです(笑)
>> さいさいさま
これからはそうめんの季節なのでそのときはつゆ入れになりますw めんどくさがり屋の自分には量が少ないのでこの2倍の大きさはほしいです。

>> ひめももさま
これは親が仏事のお返し物でもらった物をもらってきたのでたぶん5千円くらいはするんじゃないかと。萬古焼きなのに備前風なので良い感じになりそうです。お行儀悪い話ですが一人での食事はほとんどPC前ですませます(^_^;
蜂須賀様
私も今気づいたのですが、会社ではお弁当をPCの前で食してました・・お行儀悪い・・(^^;)ハハハ
自宅ではしないのですがねぇ。
そうめんのつゆ入れに使うのは急須では無くドレッシング入、2倍欲しいのは急須です。わかりにくくてすみません(^_^;

ログインすると、残り54件のコメントが見れるよ

mixiユーザー
ログインしてコメントしよう!

教えて!日本の陶磁器(和・洋) 更新情報

教えて!日本の陶磁器(和・洋)のメンバーはこんなコミュニティにも参加しています

星印の数は、共通して参加しているメンバーが多いほど増えます。

人気コミュニティランキング