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ゲームの明日を語る会コミュの[081021]人工知能実現へまた一歩

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人工知能実現へまた一歩:Elbot、チューリング・テストを25%突破する
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=643339&media_id=46

>Elbotと名づけられたコンピューターは、人間になりすまして本物の人間と話す実験で
>25%の成功率を達成したのです。少しでも、コンピューターじゃなくて人間と話してると
>思わせることができたなんて、すごいです。

>この実験は、数学者のアラン・チューリングさんが考え出したもので、チューリング・テストと
>呼ばれています。これは、人間が見えない相手に問いかけをして、その返事の内容が機械か? 
>人間か? を判断するというテストで、感情的な反応もできて、人間と区別ができなければ、
>機械が知性をもっていることになる。という人工知能の実験です。

ゲームでも、後々応用できそうな内容だなぁ〜と思って一部抜粋。
今後のゲームは、どう転んでもコミュニケーション、もしくは擬似コミュニケーションが求められる、と思うので、この人工知能の研究が進めば、恋愛シミュレーションとかで活用できそうです。

「聞く」「話す」というコミュニケーションは、実はかなり難しいです。
そもそも、口に出した言葉を理解するって、普通にやってのけていますが、

kyo-u-wa-ta-no-shi-ka-tta-ne
e? ma-ji-de?

みたいに一音一音発せられては消えていくものを掴み取って理解している(上記のコンピュータは英語なので、いろいろ説があるっぽいですが、45くらいの音素があって、その組み合わせ45×44×…の可能性を瞬時に判断している)ので、かなりすごいのです。本当に。

日本語に至っては、50音だから50の音素と思いきや、少なくて20。
でも、違う意味の同音異義語がこれでもか!とあるので、確実にコンピュータは混乱するでしょう。
アクセントやイントネーションで判断しようにも、最近は平板な言い方がトレンドなので、かなり難しいだろうということがいえます。
でも、ツッコミとか、ボケとかいう概念を組み込むことができたら、きっとソラミミストとか、ちょっと天然とかで片付けることもできる気が……。

逆に、「読む」「書く」はコンピュータにとっては意外と簡単だとか。
文字チャット機能で使われるような「読む」「書く」では、人間側の「反応」に対して、適当であると判断した対応をパタンとして出力し、それに対して人間がまた反応し……の繰り返しは既に可能だとか。
確か、5〜6年前に心理学の授業で既に、
 人間 「昨日、叙々苑に行ってさ」
 PC  「あー、焼き肉、くいてえ」
のような例が挙げられ、人間の会話の反応のアルゴリズムさえ分かっていれば、会話っぽくなるし、ずっと続けられる、とか聞きました。
特定の語彙に対して、関連性のあるような語彙を出すようにしていれば、会話は可能。

掲示板に、特定の言葉に自動で反応するアルゴリズムで書き込むシステムを投入しても、それにまつわる不自然さに対して、「自演だ」という人がいても、「コンピュータだ」という人はいないでしょうけども……今後はそういうことも可能では?とは思います。
口コミに関しても、バッシングに対して自動でフォローをするシステムだって有り得るわけで、何だかなぁと思うところではあります。

そもそも、言語にとって文の構成というものが、言葉を並べるときに共起のしやすさ(一緒に出てきやすいこと)、というもの(コロケーション)があって、必ず意味の上でつながり・関連性がある、という論もあります。
言語コーパスとか、そういう研究です。確か。

もちろん、文脈もいろいろだとは思いますが、人間のタイプした言葉をまず正確に把握できる時点で、「読み」・「書き」は何とかなるとして、まず聞き取りの時点で、かなり難しそう。
話すにしても、あいづちなど、人間らしい聞き手反応を表現しなければいけないので、更に負担はかかると思います。

というか、このテスト、普通の人間が「普通である」とするのはどういう点なんでしょう?
そっけない話し方をする人なら、機械とかわらない気もします。
むしろ、一部の人間が機械的応答レベルまで落ちている、とも考えられるのでは?
人間と区別ができなければ機械は知性を持っている、という論理もどうなのだろう……と思いました。

コメント(23)

ブルネレスキだったかの遠近法のパフォーマンスを思い出しました。

>知性を持っている
ニュースの原文みたら多少ちがう表現だったけど、さすがに実験者はintelligenceないしthinkingの機能面に限定してるんじゃないかなーと。思想的な裏づけがあるとすればこういうものかなと思いますが。http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%A9%9F%E8%83%BD%E4%B8%BB%E7%BE%A9_(%E5%BF%83%E3%81%AE%E5%93%B2%E5%AD%A6)

コミュニケーションと擬似コミュニケーションって線引きが微妙なところがあるとは思うんですが、少なくとも対話相手の心とか魂とか精神とかが前提された上で成立するようなコミュニケーションは、AIが哲学的ゾンビであるかぎり(そう見なされるかぎり)AI相手にはたぶん不可能なわけで、どれだけモシャスの精度を上げたとしても、そこらへんにひとつ壁があるだろうなーという気がします。

逆に言うと、相手の心を前提しないようなコミュニケーションではモシャス技術は大いに有効だということだけど。たとえばサービス業とかペットとかの領域で。

一方で、相手に心がないということを前提してるような擬似コミュニケーションは、まさにそれが擬似であることに固有性があるはずなので、そこでのまねまね志向は、たぶん「本物に見える」ことではなくて「本物っぽく見える」ことに向かうんじゃないかなーと思うわけです。本物との差異が解消される方向に行くとしても、最終的な差異はつねに保持されたままというか。結局絵画がどれだけリアリズムに走っても擬似であることをやめようとしなかったのといっしょで。

コミュニケーションに関わるゲームは上の三つのレベルそれぞれで成立しうると思いますが、まっとうなかたちでAI技術が使われるとすれば二つ目の領域かなあと思います。三つ目で使われるとすれば、多少ひねくれたかたちになるんじゃないかなーと思ったのでした。恋愛シミュレーションがどこに入るかはわかんないけど。
なんか上記アンカーが()をはじいてますが、URLは以下です。
http://ja.wikipedia.org/wiki/機能主義_(心の哲学)
コメントありがとうございます!

しむじさん>

あ、やっぱり翻訳前と後を確認すべきでした……すみません。
あくまで「人工知能」の機能面に限定したものってことですよね。

コミュニケーション―→対人、ネットワーク通信系で可能なもの
擬似コミュニケーション―→非対人系、人工知能や「見せ掛け」のコミュニケーション

くらいに考えての発言だったのですが……。
(以前、ゲームを知らない教授に説明する際に、コミュニケーションという言葉をうかつに使って、「それは擬似コミュニケーションというべき」と言われて以来、対人でないものにはコミュニケーションという概念は使わないようにしています。)

個人的な思い(超ネガティブ)で言えば、現代における実質のコミュニケーションも、擬似コミュニケーションも、ほとんどの場合で心は存在していません。
おっしゃるような「モシャス技術」の精度を上げてしまえば、違いなど分かるはずないと思います。
ほとんどがマニュアルですし、ほとんどがパターン化したやりとりです。
自分のことを話したいという欲求の強い人が多いですから、あいづち・聞き手反応に特化した人工知能であれば、問題なく相手ができると思います。
長時間であれば、違和感を覚える可能性もありますが、現代において長く時間を共有し、コミュニケーションをしている状態など、よほど親密でない限り、有り得ないことです。

例えば、少し年代差を出すようにしたり、
地域差を意識させるような方言などを混ぜて話させることができるなら、
「ああ、この人は世代が違うから/ちょっと違うところから来たから、違和感を覚えるのかも?」
と思わせることができると思いますし、テスト結果もより高くなる気がします。
もともと違っていることを前提にして、「標準」を目指さないほうがよさそうだとは思います。
(どういう方針かは分かりませんが、大体そういう研究ってノーマルタイプを目指すので)

本物っぽく見えるってのは重要ですね♪
そこら辺は、心理学の応用で、奇術的なだましをシステムに組み込めば……というか、『おいでよ!どうぶつの森』はその辺、登場キャラクターの会話や言動のはしばしにその応用が感じられるので、ゲームにおいても導入されている気はします。
たぶん、恋愛シミュレーションはまだ、ですかね。
キャラと声優で売るビジネスモデルがまだまだ元気な感じですし、声のデータの重さもあり、まだまだ立ち絵システムが主流っぽいので、どうなんでしょう?

ペットの領域って何ですか?猫や犬と人工知能に関係する、という意味ですか?
あ、人工知能をペットにするってことですか?
最新技術の普及がいつもそうだと言われるように、真っ先に技術が導入されたら、成人向けに発売されるでしょうね(笑)
「intelligence」って言葉は日本語だと「知性」とも「知能」とも訳されるわけですけど、知性って訳されるような場合のintelligenceは、だいたいその知性を保持しているものの存在というか、知的実在ないし精神の実在を含意してるわけです。「インテリジェント・デザイン」とか顕著ですが。
対して「知能」って訳されるような場合のintelligence(IQとかAIのI)は、実在とか本質とかはどうでもよくて、なにができるか、あるいは刺激に対してどういう反応ができるか、といったintelligenceの機能の面に焦点を当てていて、《インプット→処理→アウトプット》とあった場合の《処理の中身》は問題にしてないと思います。
訳語つくった人々はえらいもので、日本語では比較的きちんと区別してるはずですが、このニュースの訳の人は人工知能の文脈で「知性」って言葉を持ち出してるのでタラコさんの違和感を招いたのかなーという感想だったわけです。
んでふつうに「intelligence」の訳だろうなーと思って原文みたら「人間と区別ができなければ、機械が知性をもっていることになる」の箇所ってたぶん最後から二つ目の段落の「If they cannot tell the difference, the test is passed and ACE can be said to be "thinking"」だと思うのですが、かなり表現ちがうじゃんっていう。
ということでした。>機能面

おーネガティブですね。ポジティブネガティビティかもしれないけど。
んでなんにしろ心は超越なので、心があるかどうかわかる/わからないっていうよりも、そういう心の存在をAI相手に前提できるかどうかって話なんですが、そもそもそんな前提が人間存在にとって不要であるような世の中であるとすれば、AIの活躍の場は広そうですね。

>ペット
相手に心の存在を前提しないか、あるいは都合のいいかたちでこっちから勝手に心を付与する対象の典型として出したものです。なので文字通りにとっても比喩的にとってもいいです。動物だけじゃなくて人間関係でもペット的関係ってのはふつうにあるはずなので、AIがなにかの代替物として使われるものであるとすれば、犬猫の代替物にもなるし人間の代替物にもなるんじゃねってことです。
(じっさいいわゆる肉便器はちょっとびみょうなとこがあると思うんですけどね(もちろん真っ先に応用されるにはされるでしょうが)、《道具をつかうこと》と、ある意味倒錯的に《道具でないものを道具としてつかうこと》とのあいだには決定的なちがいがあるはずなので。その意味で道具を脱しきれないAIにつとまらない側面はあるかもしれません。)
しむじさん>
コメントありがとうございます!
おっしゃる通りですね、多分、「知能」だったら、そこまで違和感を覚えなかったと思います。
訳文、かなり意訳してますね……でも、直訳するより、ひっかかりを覚えさせる訳ではあると思います。

>おーネガティブですね。ポジティブネガティビティかもしれないけど。

ですね(笑)
うーん?……ポジティブネガティビティはよく分からないですが。

言葉と、言葉を教えることを専門に学んできたせいか、何かそういう考えになってしまいました。
要はパターンが場に沿っているが、言葉の流暢さや巧みさが前提であって、「伝えたいこと」それだけが伝わるということはあまりないのだなぁと。
「伝えたい気持ち」よりも、その人の言語能力を見る現実、そういう姿勢にも、ちょっとうんざりで。

そういう意味もあって、対AIについても心の存在の有無は、あまり関係ないと思います。
なので、活躍の場は広いでしょう。
昨日も、家事ロボットのニュースがやってましたし……言葉とは関係ないロボットですけど、そこに「人」を感じてしまえば、それを人のように認識するものだと思います。

ペットに関して、面白いですね。
ペット、自分は買ったことないのであれですが……少なくとも、依存関係はあっても主従関係(道具的な面で)はないかなぁ、と確かに思います。
あ、でも、ドーベルマンとか、番犬とかはどうなんでしょう。ちょっと分からないですが。

道具を脱しきれないだろう点で、成し得ないことは、確かにあると思います。
でも、ペットレベルにまではいけるんじゃないかなぁとも思います。
以前、
「ちょびっツ」 CLAMP
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%A1%E3%82%87%E3%81%B3%E3%81%A3%E3%83%84
ってマンガを見たのですが、古典的っちゃあ古典的な、機械と人間は恋をすることができるのかというSFテーマではあるんですが、このエンドを見て、ハッピーエンドなのかどうか、解釈を悩んだことがあります。
描写としてはハッピーエンドというくくりにはなっているんですが……ハッピーエンドなんでしょうか。
個人的には、機械との関係性は、ペットレベルまでしか行かないって解釈なのですが。
marusyさん>
コメントありがとうございます!

>AIの「恋愛シミュレーション」等への応用は反対です
あ、いえ、私も賛成派、という訳ではないのですが……もごもご。
ただ、事実、技術的に可能ではあるし、おそらく儲かるでしょうね、というレベルです。

シミュレーションそのものがそうですが、全ては擬似的な世界です。
おそらく、愛の代償について期待はされないとも思います。
例えていうなら、ホストと客のような?
ホストの接客業を、AIで代用したゲームが、ある種の恋愛シミュレーションだと解釈しています。
当然、おっしゃるように、ホストに入れ込むように、恋愛ゲームのキャラに対して恋してしまう人もいるかと思いますが。

でも、それが若いアイドルだったら?鉄道だったら?
ガンダムだったら?猫や犬だったら?
夢中になる対象が違うだけで、依存的な構造的には変わりませんから、結局、それらであっても、うまくいかない場合はうまくいかないですし、うまくいく場合はうまくいくかと思います。
……まあ、実際にその状況になったら、どうなるか分かりません(笑)

>まずコミュニケーションには
>「バーバルコミュニケーション」と
>「ノンバーバルコミュニケーション」の二つがあります
>そこから得られる情報は限られているし、人間はもっと見た目から沢山の情報を得ている

はい、一応、それらも自分の研究分野なので、存じてます。

コミュニケーションは、文化差、性差で全く意味が違います。
そのために、起こるディスコミュニケーションも数え切れないほどです。
よく知らない外国において、ボディランゲージでコミュニケーションできる、と考えて実行するのは、非常に危険です。
日本において、さほど意味のない手の動作も、ある文化圏では侮辱になったりもします。

早い話、情報を得たとしても、きちんとした相手の文化のフィルターがない限り、相手の正確な意図を読み取ることはできません。
そういう意味で、伝えたいことをコミュニケーションで伝えることは難しい、とも思っています。

(なので、外国の文化と日本の生活や習慣、文化を学べる、異文化理解のゲームを作りたいなぁ、需要あるだろうになぁ〜と常日頃思っています)

おっしゃるように、AIと人間の、最大の違いは、AIに人間の肉体がないということです。
完全なAIでも、法律や宗教が寛容にならない限り、人間の肉体を持つことはないかと思います。
完全なAIでも、人間にはなり得ない。
なので、完全なAIを肯定しても、自分の存在の無意味にはつながらないと思います。

例を挙げれば、2次元の女の子と3次元の女の子で、2次元の女の子がいかに人間的で魅力的であっても、現実として子供は産めない、ということでしょうか。
逆に言えば、3次元の女の子は、よほど努力しない限り、その点でしか勝ち目はないというか、なんと言いますか……子孫を残す生物的な欲求は、負けないんじゃないかなぁ〜と期待します。
も・もりあがってる…

>8:marusyさん
こういう映像すきです。
でもロボの声がちょっとおもむきがなくてざんねんです。

批判されている対象はよくわかるし、比較的同意できるのですが、
主張の本体とは関係のない部分でいっこだけ。

>仏様の頭に「つの」をはやす時代
に関して弁護というか一緒にしないであげてっていうのを言っておくと(ていうかこれ遷都氏のことですよね)、作者のかたはいちおう仏教彫刻の修復の専門家のかたなので、たんにおもしろ半分に(あるいは涜神的に)つのはやしてみたっていうことではないと思いますよ(センスがいかれてるということには同意しますが)。んで、ちょっと仏像をかじったことのある人なら、天部系の仏で頭につのはえてるとか、頭自体が動物の頭になってるとかいうものがふつうにあるのをしってるはずです。なので時代の倫理観の欠如ないし変化の象徴として持ち出すのはちょっと不適切じゃないかなってことです。
細かいことですが、そのへんは弁護しておきたいので。


>7:タラコさん

>AIと人間の、最大の違いは、AIに人間の肉体がない
>完全なAIでも、法律や宗教が寛容にならない限り、人間の肉体を持つことはない
>完全なAIでも、人間にはなり得ない
えっと、これは肉体の有無(ないし知能と肉体の結合関係の有無)で人間とAIの差異を規定するということですか。
んで2つめを見ると、AIが肉体を持たないのは倫理的限界があるからで、技術的な限界はないというふうに読めるのだけど(んで実際marusyさんが出された映像を見ると「見た目の上での」肉体を持っていると言えるわけだけど)、とすれば倫理を度外視すれば技術的にはAI人間は可能だということになりませんか。
あるいは「肉体」のうちに生殖機能を含めれば多少話は変わってきますが、かりにAIが生殖機能を持たないというその点においてのみ全き人間とは言えないとすれば、こんどは逆に生殖機能の不全な人が人間である権利を失うことになりませんか、ちょっといじわるないいかただけど(生殖機能があるかないか、ではなくて、生殖機能の所産であるかどうか、ってところで区別すれば筋は通りそうな気もしますが)。
もうひとつの可能性としては、知能の肉体性(physicality, 物理性)が人工の知能には欠けていて、その点でAIと人間とはちがうという主張がありえると思いますが、これは突きつめれば、知能の物理的担い手であるところの脳(あるいはその一部分)にある意味で超越的な規定を与えることになると思うので、それはそれでけっこう危険な思想かもなと思います。

んで僕は二次元も三次元もロボットもキャバ嬢もだいすきですよっと。それぞれちがうものとして。
marusyさん>
コメントありがとうございます!

>現実とバーチャルは全然違うものです・・・
そうですね、私の表現のつたなさでそう思われたのかもしれないですが、そこは大丈夫です。
でも、人工知能ってバーチャルなんでしょうか。
老人ホームのアルツハイマー病のお年寄りに、あざらしのロボット(人工知能入り)を与えると、症状が改善するとか何とか、そういうのとか考えると、一部ではリアルなんじゃないかなぁと思ったりです。

>最近は肉体の方も追いついてきてます・・・(汗)
んー、どうなんでしょう?
確かにみかけはそうですが、このロボットは少なくとも笑顔にしかなれないですよね。
まぁ、泣き顔や怒り顔は需要がないのかもしれないだけかもしれませんが。
あくまで、本物ではないですから……ただ、脳死(心肺機能はOK)の状況にある人間を人工知能で動かしている、とかそういうことになったら、どうなんだろう?とは思いますが。

動物の方が分かり易いかもです。
アイボを、大多数の人が愛犬の代わりに、と思えるかどうか、でしょうか。
アイボはアイボですし、わんちゃんはわんちゃんだよなぁと。
どんだけリアルでけむくじゃらで、吼えるのもリアルなアイボができても、わんちゃんからアイボに乗り換える人っているのかなぁ?ということです。

>実際にここを考えたときに、子供を持とうと思っている男性がいるのか?
>またそれを許容する社会が今あるのか?

いやぁ〜分からないですが。少なくとも、私だったら、相手がロボットじゃあ子供は産めないなぁと考えるかなと思って。短絡的ですが。
でも、よくよく考えれば、代理母や精子バンク、養子もありですから難しいですね……んー、でも、愛するロボット?と自分の子が欲しい、と思う人はいるんじゃないかなぁと思いますね。

>文化も習慣も結果的にそのロボットにプログラムしてしまえばいいわけで

あ、これは現時点ではかなり難しいです!
プログラムできるまで判明していれば、その前に対人間の文化適応プログラムの効果的なものができているはずです……しかも、年代や性差、その時々の流行で刻々と変化しますから。
ノンバーバルな面は特にコーパスもできていないでしょうし、あと10年は先だと思います。

>その可能性を考えると、そこに意図されている「黒いもの」が見えてくるんですね・・・。

個人的には、コンパニオンという職が今も残り続けている時点で、黒いです(笑)
男ばっかりだったら、確かに息苦しい印象を受ける、というのは、生物的な機能として、そうなのかなぁとも思います。
機能面として仕方ないというか……私が上記に述べた、フェミニストが見たらカンカンに起こりそうな考えも、人工知能を「機能」と捉えると、人間も機能として対峙する場合、を考えて、です。
機能面だけでない部分では、ロボットで実現できないことは多いと思います。

コミュニケーションの一種として「笑い」とか。
プログラムとして、何を面白いとし、笑うのか、ってのはパターンとして捉えづらいですし、個人差もあるので、人間が負けてない部分はそれかとも思います!
あと、思い出す、とか。
そもそも「忘れる」というのがないと思うので、人工知能は思い出さない(笑)

でも、そう考えると、人工知能って、感情を持ちえてしまったら、苦しいでしょうね……。
嫌だと判断したことを忘れることもできず、目前の情報処理にも終われ、人として生きるよう訓練されるのに人になれない。
待遇もよくないでしょうし、人として扱われず、報われない。
人工知能も、自殺をしたいと考えうるんでしょうか。うーん。

>ただITと同じで、やはり行き過ぎると人間性を確実に疎外する・・・

NHKで、パラリンピックの特集をして、義足で走る人の取り組みが紹介されていたのを思い出しました。
今の義足(ランナー用)は非常に高性能で、足首がないおかげで、普通に足がある人よりも、速く踏み出せるそうで。
もちろん、コーナーを曲がりにくい、などの要素はあるのですが、今後、技術改良が進めば、世界一足の速い男は、両足を失った男、ということもあり得るそうです。
パラリンピックレコードが、オリンピックレコードを超えることも十分にありうる。

そうなると、人工知能ではないですが、世界で一番速い男になるために、足を捨てる、と考える人も出てくるんじゃないだろうか……と思い、怖いと思いました。
医療リハビリ現場でも、そういうことが起こりうるのですから、他の現場なら……。
ちょっとネガティブですけども、心配になります。
しむじさん>
コメントありあとうございます!
軽い気持ちのトピでしたが、ええ、もりあがってます!

遷都くんですか。あれはキモカワ系なのでしょうか。見る度に謎です。
仏様につのが生えているのは珍しくないです、宮城のおにぎりはつのだけでなく伊達の眼帯してますもの(笑)
素敵な時代ですね。

>えっと、これは肉体の有無(ないし知能と肉体の結合関係の有無)で人間とAIの差異を規定する
>ということですか。
>倫理を度外視すれば技術的にはAI人間は可能だということになりませんか。

んー、そこまで言い切るつもりはなかったのですが……言葉足らずで申し訳ないです。
でも、個人的には、ありうる、と思います。
但し、かなり先の話だと思いますけども。言語の技術的にも。
(機能面と、場を限定するなら、5年以内に可能ではあると思います、marucyさんが挙げてらしたような動画のような。
ただ、応対したのがロボットだと認識したときに、「すごい」と思うか、「失礼な!」と思うかどうかが微妙ではあります。
「失礼な!」ではコンパニオンの機能として成功してないですね。
コールセンターで自動音声だったときにイラってする感覚は、これかなぁと思いますが(笑)
少なくとも、人間側に受け入れる準備はできていないと思いますね。
お客様センターが自動音声から、人間対応に切り替える動きがあるらしいことを聞く限り。)

言葉が持つ概念を、概念のまま理解する、あいまいなままでOKというあいまい性を人工知能が許せるなら……ってことで。
素直な文章ならいいです。
「あいらぶゆー」
  はい、人工知能も理解します。わざわざ英語で言ってくるニュアンスは難しいですが。
「あ、あんたなんか、好きでも何でもないんだからね!」
  ……どういう理解でしょうか。難しそうです。
あと、沈黙とかも難しそうです。
どういう理解をするのか。顔や声色で認識はできても、何も情報がないということをどう捉えるか、それも文化差だったり、年代差、性差ありますから、難しい。

>ではなくて、生殖機能の所産であるかどうか、ってところで区別すれば筋は通りそうな気もします

ぜひ、その方向性でお願いします!
私も、子ども産めない=人間(女)でない、という考えではありません。
いじわるです……・゚・(ノд`)・゚・。
あくまでも、機能面で語った場合、で思いついたことですので、そういう方向でお願いします!

>知能の肉体性(physicality, 物理性)が人工の知能には欠けていて、
>その点でAIと人間とはちがうという主張がありえると思いますが、
>知能の物理的担い手であるところの脳(あるいはその一部分)にある意味で超越的な規定を与える
>ことになると思うので、それはそれでけっこう危険な思想かもなと思います。

え?危険思想なんですか?
個人的に、肉体あっての人間だと思っているのですが、なぜでしょう。うーん?
>危険
んと超越っていう形而上学的なものを物に適用するからです。
科学の枠内で倫理規定というか宗教に走るからです。
茂木さんのクオリアが一部で叩かれるゆえんのひとつです。
や、もちろん危険つっても麻生太郎ていどの危険もないと思いますが。

肉体あっての人間でいいと思いますよ。
ただ「肉体こそが」と言っちゃうのはアレだよねっていう。
おなじように「魂こそが」てのもずいぶんアレです。

>素直な文章ならいい
>ニュアンスは難しい
デノテーションとコノテーションの差ですよね。
外国語のお勉強といっしょでデノテーションは理解しやすいでしょうね、
バーバル/ノンバーバルにかかわらず。
(つってもデノテもやっぱり文脈あってこそなのである程度の困難はあると思いますが。)

余談:
なんかピュグマリオニズムなんてのも由緒ある伝統なわけだし、
AIに心があるとかないとかいう議論もナンセンスな気がするのですけどね。
まあでもモシャスを推し進めると、AIですよロボですよっていう表示がない場合に
《だまし―だまされ》の契機になりうるわけで、
そこらへんに社会的な問題が多少あるのかなっていう気がします。
「すごい」にしろ「失礼な!」にしろ「イラッ」にしろ、いまだ違和感を感じる社会なわけなので。
コメントありがとうございます!
何か、逸れてしまったので、必要そうなところだけ……。

marucyさん>
しむじさん>

>>「泣き顔や怒り顔は需要がないのかもしれないだけかもしれませんが」
>実際の女の子はちょっとしたことで泣いたり・怒ったりする

>なんかピュグマリオニズムなんてのも由緒ある伝統なわけだし、
>AIに心があるとかないとかいう議論もナンセンスな気がするのですけどね。

参照:ピグマリオンコンプレックスhttp://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%94%E3%82%B0%E3%83%9E%E3%83%AA%E3%82%AA%E3%83%B3%E3%82%B3%E3%83%B3%E3%83%97%E3%83%AC%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%B9
学術的にはピュグマリオニズム。

つまり、人工知能+ロボットで、社会的な人間の部分で貢献してもらいたい、というニーズがあるってことですよね。
女の子はちょっとしたことで泣いたり起こったりする(…のはあんまり見たことないというか、嘘泣きじゃないかなぁといいますか、どちらかというと男の子の方が、泣いている場面見るので…)のは、あくまで私的な面で、公的な面で、感情を見せることはないでしょうし。

でも、たまにやっぱり、男女に限らず、お客に怒られて泣き出す、とか公私混同なこともでてくる訳で、そういう面で「理想」みたいな人工知能+ロボットがあるといいね、ってことですよね。
その一方で、社会では、まだまだ準備ができていない、という感じ。

つまるところ、marucyさんがおっっしゃるような地雷処理などの、対人間用ではないオブジェクト指向でいけばいいんじゃない?という流れでしょうか。
しむじさんがおっしゃるような「だまし―だまされ」の関係を理解した上での実用を目指すなら、ビジネスの場面では難しくとも、娯楽では応用はいけるよね、という。
倫理面はおいといて、あくまでも技術的には。

>marucyさん

>>「愛するロボット?と自分の子が欲しい、と思う人はいるんじゃないかなぁと思いますね。」
>男の人は全員必要ないという風にも聞こえる発言です(笑)

あえて、クローンで頑張ってみる!という場合、女性はいらな……ん?その場合も卵子必要になるんでしたっけ……でも、萩尾望都さんの「マージナル」は女性のいない男性だけの地球を描いていますが、結構大変そうなので、やっぱり女性はとりあえず、必要だとは思います♪(逃)

>女性のtar@koさんが言うのなら、黒いんだろうな・・・(笑)
>だとすると「コスプレ」している人も意味不明だな
>僕が女だったら、あでやかな衣装着て、男の目でも引いて見ようなんて思いますけどね

あのう……私=女性の意見、という考え方は非常に危険です……高確率で、一般女性の意見を組んでいません。本当、申し訳ないです。
個人的には、コスプレは、コンパニオンとは違うんじゃないかと思います、構造的に。
コンパニオンは職業ですが、コスプレは趣味ですから。

似合う人はいいですが……持ってうまれた上背とか、足の長さとか、そういうのは化粧でも誤魔化せないので、人工知能+ロボットはカスタマイズできる分、コンプレックスを抱きそうではあります。
動画にあったようなロボットを見て、きいーっ、私より可愛い!悔しい!とは思いませんが、背が高くてモデル体型は便利だよなぁ〜とは思いました。
もちろん、そう願って設計したから、そうなってるんですけど、人は自分の肉体を選べませんから。
(整形手術等は除く)

>でも「どうぶつの森」の精度を上げようとしている
うーん?どうぶつの森は、単にキャラがどうぶつの顔を便宜上しているだけで、ほとんどヒトだと認識していますが……どちらかというと亜人種みたいな存在なので、あまり関係ないかと思います。

>「アイボ事業失敗」などを見ても、やはりこの辺は『神の見えざる手』が働いて阻止しているのかな
アイボ……失敗していたんですか。
個人的にアイボが可愛くなかったからじゃないかな、って思います。
メディアで紹介されていた動き方、怖かったですし……その「怖さ」がどういう原因によるものなのか、っていうのは何か意味があるかもしれませんが。

>しむじさん
>茂木さんのクオリアが一部で叩かれるゆえんのひとつです。

うっ……クオリア、言語か心理かの授業でやったような……叩かれているのは初耳です。
どこか
肉体こそが、魂こそが、というと、現時点で活動している自分、人間じゃないという判断になってしまうので、そんなことはさすがに(笑)

>デノテーションとコノテーションの差ですよね。
それもありますが、そもそも否定は何を、どこをどう否定するか?で大きく違う、ということを去年詳しく学んだのですが、詳しくは長くなるので、割愛します……というか、ぼろが出そうなので。

参照:「コノテーション」http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%B3%A5%CE%A5%C6%A1%BC%A5%B7%A5%E7%A5%F3
←→デノテーション
marusyさん>

>僕や、しむじさんの言っていることと
>根本的にズレているような…あわわ(^-^;

んんん? 16で述べたことに関してでしょうか?
うーん……ちょっとズレが認識できてないです。すみません。
今ひとつ、自分の中で整理できてない問題でもありますので……。

>そのまんまではクェスになってしまいますよ

それは、マシンになってしまうという意味で、でしょうか?
その点であるなら、たぶん、大丈夫です!
愛情や依存を、身体的接触や優しさで示すことについては理解しています。

あ、そういう表現が、あまり大丈夫でない、と見えてしまうのなら、申し訳ないですm(_ _)m

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