90年代初めの頃、多くのDJにとって通過儀礼のようなものだが、彼もまた例にもれず、フランス西海岸の町ブレストのバーで稼いだ僅かな給料をレコードコレクションに費やした。両親共にプロのオーケストラ団員だったため、常に各地を飛び回っていたが、最終的に自分の生まれた地パリに戻ってくることとなった。彼がパリに戻った頃、世界ではLaurent GarnierやDaft Punk、Etienne De CrecyやCassiusなどフランス勢が爆発的人気を誇っていた。そんな中若きSebastienの作品はリリースされる機会がなかったのだが、1998年SebastienはDeaf'n'DumbCrew名義で最初のEPをリリースし、その後10年にわたり、Black Jack, Josh Wink's Ovum, Carl Cox's Intec, John Dahlback's Pickadoll, Defectedなどから50以上もの作品を発表してきた。
1999年、LegerはJunior Sanchezがゲスト参加した最初のアルバム『Atomic Pop』をリリース。その後自身のレーベルMistakesを設立。過去の経験から多くのことを学び、独自のスタイルで運営をしている。今やヨーロッパ、アジア、アメリカ、オーストラリアなど世界中を飛び回りDJセットを披露し続け、最近ではDJ MagのDJトップ100ランキングにランクインする快挙を成し遂げたほどだ。そういったDJキャリアと平行し、リミキサーとしての評価もうなぎ上りになっている。リミックスをしたアーティストはArmand Van Helden, Kevin Saunderson, Jakatta, Paul Johnsonなど。それだけに留まらずDave Gahan, Kylie Minogue, Duran Duran, Groove Armada and Justin Timberlakeからの依頼も来ているほどだ。しかし彼はしばらくMistakesから独自のの音源を発表したいと考えている様子。