武宮正樹コミュの武宮正樹先生の棋譜を並べることを薦めるプロ棋士の発言

☆棋力向上を願うアマチュアに対して「武宮正樹九段の打碁・棋譜を並べることをお薦めします」とアドバイスをするプロ棋士の先生方の発言を集めるトピックです。
☆他の人がその発言のオリジナルを収集できるように、発言者のプロ棋士の名前と発言の出所(書籍名、雑誌名、発売年月日、ページ)を添えてもらえると幸です。

コメント(3)

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[2] mixiユーザー 03月19日 09:33

☆依田紀基九段からの推薦の発言です。
☆「(前段省略)楽しいし上達の助けにもなるので、好きな棋士の碁を並べればいいと思いますが、どんな碁がいいかお悩みなら……。／布石がうまくなりたいなら、50手、60手でいいので、どんどんいろいろな碁を並べるといいと思います。／形を重視するなら武宮正樹九段の碁がおすすめです」。
☆出所：依田紀基九段「依田紀基の石の効率をよくしよう(1)」『ＮＨＫ囲碁講座』2009年4月号、40ページ。
☆『新版基本布石事典上・下』(日本棋院、2008年)を編集され、『依田流並べるだけで強くなる古碁名局集』(毎日コミュニケーションズ、2008年)を書かれた依田先生からの推薦の言葉です。

[3] mixiユーザー 04月06日 13:55

☆江鋳久九段と中山典之六段からの推薦の発言です。
☆「碁の上達法はプロの碁を並べることだと昔から言われているが、言い変えると、自分より強い人の碁、筋の良い人の碁を並べて、自分のものにするということであろう。この点、武宮プロの碁は、当代ではいちばん筋の良い碁の部類に入るだろうと思われる。
　その昔、日本棋院の雑誌が有名プロに対して上達法を聞くアンケートを出したことがあるが、中国の江鋳久九段は、『武宮先生の碁を並べること』という回答を寄せてきた。江さんほどの人でさえ武宮プロの碁を並べると気分がよくなるのかと、私は思わずヒザを叩いたものである」。
　「繰り返しになるが、碁の上達法は武宮プロの碁を並べることである、という江九段の説には、私も同感である。仮にもプロのはしくれである私などでも全く気のつかぬ手を見るたびに、眼が洗われ背中がゾクゾクして来るのを覚えるのだった。もし、こうした手を更に百くらい武宮プロに教わり、その感覚が身についたなら、凡才中山六段も九段くらいにはなれるかとさえ思う」。
☆出所：武宮正樹『宇宙流序盤構想互先局の巻』木本書店、1994年、280-281ページ。
☆元中国トッププロで現在は韓国棋院客員棋士である江鋳久九段も、アマチュアに対して武宮先生の打碁を並べることを推していたとは驚きです。中山典之六段からのあまりに強い推薦の言葉も驚きですが。

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