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石坂浩二の金田一耕助シリーズコミュの新「犬神家の一族」を見た人、レビュー!

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先ほどレイトショーで見てきました。
事前情報通り、旧作の雰囲気を壊さないようほとんどそっくりでした。もちろん旧作には届きませんが、これはこれで十分見ごたえのある映画に仕上がっているのではないかと思いました。心配していた金田一耕助演じる石坂浩二さんの老け具合も見ているうちに次第に慣れてしまいました。帰りに車中で旧作を見ながら帰ったのですが、今度は石坂浩二が若いことに違和感を感じてしまうほどでした。以下良くも悪くも気になった点を徒然と。

・一番最初、石坂浩二がノッポさんに見えてテンション↓。
・さすがは仲代達矢、佐兵衛役ばっちり。
・昭和20年代にはありえない松島菜々子の背の高さと深田恭子の胸の大きさに違和感。でも松島菜々子は本当に美しい。
・坂口良子役が深田恭子では少し役不足気味。お嬢様みたいで庶民感なし。
・やはり三谷幸喜の臭すぎる芝居が鼻をつく。横溝正史先生の演技も誉められたものではなかったけど。
・廃館で気を失った松島菜々子が襲われるシーン。正直、旧作ほどは無理でももうちょっとサービスして欲しかった。
・加藤武、大滝秀治の変わらぬ熱演に感激。
・松子・竹子・梅子、佐清、佐武、佐智みんなGJ!とくに松子役の富司純子と佐清役の尾上菊之助、実の親子同士でなかなかの名演技!
・奥菜恵、大蛙抱えてGJ!
・三木のり平が出てこないのがとても寂しい。林家木久蔵の演技は・・・。
・全体的に凛とした空気感があり、すばらしい。
・元・竹子役の三条美紀が松子の母・お園役をしているところに驚き。
・鑑賞後、やっぱり旧作の完成度の高さを再認識。

色々書きましたが、旧作を100点とすれば90点はあげてもいい出来栄えだと思います。上映している間にもう1度見に行きたいと思います。今回に引き続き、市川崑監督がお元気の間に是非とも「悪魔の手毬歌」、「病院坂の首縊りの家」をリメイクしていただきたいと切に願います。

コメント(29)

富司純子と菊之助の松子と佐清のシーンは圧巻と感じました。
さすが役者一家の実の親子。
この部分では旧作越えてたと思いますね。

奥菜恵は蛙GJでしたが出演シーンは全般的にいい演技だと感じましたね。

三谷幸喜はもう少しどーにかならなかったもんかと。

石坂金田一と老け具合はさすがに気にならないとは言えませんがインテリ過ぎずスマート過ぎずといった感じでやっぱりこの人が1番!と思いました。

松島菜々子の是非はなんとも微妙。美しさの点では申し分ないんですけどもう少し若くてエキゾチックな感じがあった方が良かったかも。
少なくともフカキョンではないのは間違いないw



監督、主演が全く同じって事で旧作に忠実な作りだったのが果たして良かったのか悪かったのかがなんとも微妙に感じましたけど非常に楽しめた2時間でした。
昨日小田原のコロナワールドで観ました

私も旧作を裏切らない仕上がりでよかったと思います
細かく気になった点はありました
私個人としての意見ですが
おはるさんは深田さんじゃなくて西田尚美さんが
珠代さんは松島さんじゃなくて栗山千明さんがよかったかな
でも二人の年齢が微妙にあわないか・・・
三国連太郎さんにも再演してもらいたかったです

旧作で私が好きなシーンがあるんですけど
金田一さんとおはるさんがお蕎麦屋さんで話すところ
坂口良子さんの時はもっとお蕎麦を一生懸命食べようとしてたのに
それが今回は最初からあまり食べる気が感じられなくて残念でした(←細かすぎかな・・・)

石坂さんの顔のたるみがどうしても気になってしまいました
でも60代だと聞き頑張っているなぁと感激しました
もう無理だと言っていたようですが残りの4っもリメイクしてほしい
>A★BTさん
旧作は高峰三枝子とあおい輝彦の丸顔コンビでしたが今回はほっそり顔コンビでしたね。いずれも違和感のない親子役でした。言い忘れましたが音楽もオリジナル通りで哀愁を漂わせています。いい映画にはいい音楽。絶対条件ですね。

>えみち刑事さん
そうですね。お蕎麦屋さんのシーンはこの映画のアクセントの一つで私も好きです。おっしゃる様に深田恭子がはじめっから空腹感が微塵も感じられず、小食なお嬢さまって感じですね。でも今更坂口良子をキャスティングするのは本人もつらMいでしょうが。西田尚美さんは存じませんが、もっと適役がいたはずですね。三谷幸喜も含めて。この辺はキャスティングで客をとりこもうとするつまらん策略でしょうか。この作品で老けた金田一も見慣れたし、なんとか次回作をお願いしたいですね。
私も昨日見てきました。
皆さんと同様な感想を持ちました。
若干カットされてるシーンや変更になってるシーンがありましたね。
鑑識さんは三谷昇さんの方が良かったかな?
そば屋のシーンはほとんど食べてませんでしたね。
ここはやっぱり坂口良子さんの方がよかったかな?

リメイクもいいですけど是非本陣殺人事件をやって欲しいです、個人的には。
今日行ってきました
どうしても旧作と比べて見てしまうところがありました
ラストの金田一が去っていくシーンが違和感ありました
街中にある事務所から歩いて駅に向かうはずが田んぼの中の田舎道とは… 古舘の最後の台詞をイメージしての事ですかネェ…

深田恭子は何か芯の無い演技でぱっとしない感じ
はっきり言ってミスキャストですね
松坂慶子の演技は素晴らしかった

全体的には面白い作品で素晴らしい出来栄えだったと思います
金田一は言うまでもありませんが
旧作ほどとぼけた感じが無かったような気がします
>あとラストシーンなどの裏話みたいなものがパンフレットの結構載ってましたよ!

えぇ!そうなんですか。パンフレット売っている所、見かけなかったな。今度見に行ったとき是非買ってみます。
観ました。
実はあまり期待してなかったんですが、とても面白かったです。
ただ珠世がデカ過ぎ…。
気を失った珠世を運ぶ助智が気の毒に感じられるほどに…。
みなさんとほぼ同感です!松島さんは背が高すぎましたね。
そして松子、梅子は細すぎてヒステリックな感じに見えて
しまいもう少しどっっしりとしていている方がいいな〜と
竹子ぐらいの貫禄が必要だと思いました。
金田一さんはやはり40才くらいの石坂さんがベストかな〜
最初の犬神家では少し若すぎるし。
でも盛り上がりましたね金田一耕助!楽しんでます!!
昨日、レイトショーで観てきたじょ。

松坂慶子さん、かなりぃいい演技でした。あんなにぃ声にょ
いい方とは…。実際お目にかかった事はありますが、再認識…。松子親子も。いい演技。ただ、菊之助はなんだか歌舞伎の台詞回しの様に思えたじょ(笑)。

俺様的には、深田恭子←→奥菜恵もいいかにゃと…。

また、今回にょキャスティングは松嶋菜々子ありぃきだたにょで、まぁしょうがにゃいけど、確かに背でかっ!奥菜恵と並ぶと、到底血縁ありぃとは思えません。大巨人と小人…。

しかたありゅまいか…。
昨日みました。
思っていたよりは、楽しめました。
60歳の金田一も、悪くなかったですし。。。

ただ、だったら前の石坂金田一が年を取って『犬神』じゃなくて違う事件を解決して欲しかったです。
25年前のあの5作品の延長線上として。別に死んでシリーズが終わった訳じゃないですし、この年になっても探偵をやっていたという風が夢があると思います。
時代背景昭和40年代位で。
なんなら、結婚していて奥さん役が坂口良子だったり。
助手がいて体力系は、彼に任せちゃうとか。

無理かなぁ〜
今日、観ましたー!
感想はみなさんとほぼ一緒ですね。

最後、猿蔵が花束を持って「金田一さんの事、好きです」って言ったところが、何故かグッときました!
エンドロールでまたまたウルッ。

汽車で去ってほしかったな。
クリスマスイブに見ました!(笑)

松嶋菜々子は確かに大きかったですよね(汗)
奥菜と並ぶとその差にビックリです。
でもかなり美しかったvv

深田恭子がやっぱりイマイチ・・・
もうちょっと庶民的でテキパキした女優さんがよかったv
坂口良子とはイメージ違いすぎ!

全体的には良かったかと・・・
あまり違和感がなかったですし・・・
初日に頑張って見ました。
しかし皆さん突っ込んでる通り、

菜々子さん 大きいですよね。

屋敷の中で奥菜さんと並んで話してるシーンなんて
頭1つ違いますし。
菜々子さんが大きいのか
むしろ逆で他のキャストの方々が小さすぎるのか
、、、謎です。

なにはともあれやっぱり金田一は石坂さん&市川監督が最高!そう確信できた作品です。
昨日、やっと見ました。

感想ですが、う〜むって感じでした。
みなさんと違う意見ですいません。

他の事件でやるべきだったかなぁ〜と。
遅ればせながら、3日に観てきました。
お子ちゃま連れが多く意外でした。
あの子達は果たして理解できたのでしょうか…。

さて、テレビで散々再放送等を見ているにも関わらず、
全く人間関係を覚えていなかったので、今回初めて理解できましたσ(^◇^;)

珠代がデカ過ぎること以外、あまり気になりませんでした。
旧作とどうしても配役や構成を比較していまいますが、
「これはこれ」で十分楽しめました。

是非是非、次も作って欲しいです!
僕見たけど。う〜ん・・・・・甘くつけて60点かな・・・。
キャストが違うだけで、ほとんど前作と同じ。
やっぱり前作の方が良かったなぁ・・・。
私の周りには、金田一について語れるファンがほとんどいないんですが
唯一、1人だけ金田一を語り合えるマニア友達(女)が居るんです。
その子の観に行った後の感想が
「なんで、リメイクする必要があったのかわからん。
 別に観に行かなくてもいい感じだよー。」って言ったので
観に行こうと思ってた私も、観にいきませんでした(笑)

ここ読むと、色んな感想あって、面白いです。
しかし、昔ながらのファン(30年近く)は
がっかりしたり、オリジナルの凄さが際立ってしまうんではないでしょうか?ww

私は、DVD出たら観てみよーって気長に待っています(笑)
しっかり観ましたし、これをきっかけに旧作のDVDも買い直しました。
前作と比べてここはどうだったとか、この場面のココが違ってるとか、同じとか。たくさん感想や意見があるでしょうね。そういうことを言ったり聞いたりすることでも十分、リメイクした価値があると思います。僕等ファンにとって、30年ぶりの楽しいイベントでした。
こちらでは初めまして

昨年の12月29日に観てきました。
オープニングで、極太明朝の出演者名とサントラが流れてきた瞬間に、何故か涙が出てきました。
DVDで1976年度版を観た時は、涙なんか出なかったのに(^^;)
リメイクの発表を聞いた時は不安と不満ばかりだったのに、公開が近付くと番宣を見てしまったり、関連雑誌を買い込んだりしてしまいました。
2006年度版の「犬神家の一族」は、76年当時の公開時に“「犬神家の一族」が映画化される”という期待や不安、“公開までの”高揚感を味わったことの無い、“若い金田一ファン”の為に作られたのではないか?と思いました。
(キネ旬にも似たような事が書いてあったと思いますが)
「いよいよ公開かぁ〜」というワクワク感を味わえた方は少なくないのではないでしょうか?

カットしてある台詞や少々変わっているシーンもありましたけど、“前作とほぼ同じ”でしたね。
「静馬も玉世も人の恨みで死ねばいいんだわ」って台詞はイカしておいてほしかったし、佐兵衛翁の生い立ちも端折らないでほしかったです。
他に気になるトコロは、ほぼ皆様と一緒です。
(松嶋さん、顔立ちは昭和の雰囲気なのに背がデカイですよね。)

でも、まだまだ思いますね。“これだけの映像が撮れるなら、何でリメイクを?他の金田一作品を映画化したっていいじゃないか?”と考えてしまいます。
『金田一の映像化にかけては、石坂×市川こそが極めつけなのだ』と見せつけたいのであれば、新作を作ってほしかったです。
『本陣殺人事件』『八つ墓村』『悪霊島』あたりを映像化してほしいものです。
『悪魔の手毬歌』は完成度が高いから『犬神』以上にリメイクは止めてほしいです。
若山さんのいない『悪魔の手毬歌』なんて…(哀)
少し先ですが、7/6に2006年度版犬神家の一族のDVD出るみたいですねー♪
同時に完全版(2006&1976&特典DISKの3枚組)も発売します。
2枚目には1976年度版が完全収録されていて、主要シーンでは2006年度版での同シーンをウィンドウ表示して比較出来る機能がついているらしいですよ。

正直2006年度版はDVDまで欲しいとは思ってなかったんですが、ちょっと面白そうな内容なんで完全版の方、予約しちゃいました(笑)。

実はあちこちに書いてるんですが、ここにも書きます(笑)
旧作vsリメイク、役者対決!
松子夫人…×高峰三枝子vs富司純子○
正直、高峰三枝子を超える松子はないと思ってました。貫禄凄いんだもん。
がしかし、富司純子の演技が絶品!
女優を志す女子たち、若手女優のみなさん、ぜひ、この演技を見て勉強して下さい!
佐清…あおい輝彦vs尾上菊之助はドロー。
驚いたのは、菊之助の台詞回しと身のこなし!メリハリがあって機敏で綺麗!
だいたいどんな作品でもリメイク版の方が分が悪いし、あおい輝彦はうまいから、このドローは菊之助の判定勝ちにも等しいです。
珠世…島田陽子vs松嶋菜々子もドロー。
陽子の陰に対して、菜々子は陽。
菜々子の、運命に自ら立ち向かおうとする姿勢の見える役作りは、かなり好感が持てます。
先程同様の理由で、これも、菜々子の判定勝ちに等しいと思いますが?
続く…
続き。
竹子&梅子…○三条美紀&草笛光子vs松坂慶子&萬田久子×
いやこれは旧作の圧勝ですね。
ポンポン小気味良く台詞が飛び交う三条&草笛に比べ、リメイク版はとにかく松坂のテンポの悪さ!
関係ないけど、松坂慶子が「悪魔が来りて笛を吹く」のあき子未亡人やったら、絶品だと思うんですけど…
竹子の夫…○金田龍之介vs岸部一徳×
旧作に比べ、リメイク版はかなりのスローペースなんです。
それは“人の思い”重視の演出だからだとは思うんですが、少しテンポが悪いなと…
その元凶が、先程の松坂慶子と、その夫役の岸部一徳。
彼の持ち味である淡々とした抑揚のない不気味な台詞回しが、今回は裏目に出てます。
竹子の娘…×川口晶vs奥菜恵○
川口晶はうまい方ですが、今回の奥菜恵はそれを上回る好演でした。
大きな役じゃないけど、ベストワークだと思います。
ああ、奥菜恵が女中のはるをやれば良かったのに。
さらに続く…
これが最後だ!(笑)
古館弁護士…○小沢栄太郎vs中村敦夫×
これは旧作小沢栄太郎の圧勝!
声の響き、メリハリ、間、表情、全てが素晴らしい!
うまい役者とは、こーゆー芝居が出来る役者の事を言うのです。
女中はる…○坂口良子vs深田恭子×
これも旧作坂口良子の圧勝!
キュートにして自然体。コミカルな演技もまかせとけ!
ホント、坂口良子のはるちゃんは最高でした!
柏屋の亭主…○三木のり平vs林家木久蔵×
これも旧作三木のり平の圧勝!
このとぼけたオヤジ役は、天然ボケのお笑い芸人(木久蔵師匠すみません)ではなく、ボケを演じられる喜劇役者じゃないとダメなんです。
ありゃりゃ、こうやって比べると、やはり旧作の役者陣がいかに凄かったかと…
両方同じ役で出てる石坂浩二、加藤武、大滝秀治。
違う役で出てる三条美紀、草笛光子。
さすがです!(加藤武はちょっと歳食い過ぎてきつかったけど)
ここまで全て敬称略させていただきました。
×つけた役者さんのファンの皆様、ご無礼申し訳ありません。
完。

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