ログインしてさらにmixiを楽しもう

コメントを投稿して情報交換!
更新通知を受け取って、最新情報をゲット!

チェダゼミナールコミュの教員採用試験 参考書 オープンセサミシリーズ2009年 教職教養〔教育原理・教育史〕

  • mixiチェック
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
教員採用試験 参考書 オープンセサミシリーズ2009年 教職教養〔教育原理・教育史〕
教育原理
? 教育の意義と目的

人間とは…
理性を持った動物 ホモ・サピエンス
社会的動物
考える葦
シンボル(言葉)を操る動物
道具を作る動物 homo faber
遊戯人 ホモルーデンス
ホモ・エドゥカンドゥス(教育されなければならないヒト)
ホモ・ディスケンス(自ら学ぶヒト)

有名な文言

ルソー 「万物は創造主の手を離れるときは、すべてが善いものであるが、人間の手にかかると、それがみな例外なく悪いものになっていく」 『エミール』 
※ 性悪説を言っているのか!?

カント 「人間は教育されなければならない唯一の被造物である」「人間は教育によって初めて人間になることができる」 『教育学(講義)』
※ 福沢諭吉も似たようなことをいっている。

ペスタロッチ 『隠者の夕暮れ』

ヘルバルト 「私は、教授のない教育などという存在は認めないし、また逆に、教育しないいかなる教授も認めない」 『一般教育学』

オーエン 「人間は環境の子である」

エレン・ケイ 「教育の最大の秘訣は、教育しないことである」 『児童の世紀』

ナトルプ 「人間はただ人間的な社会においてのみ人間となる」

デューイ 「教育とは、経験の意味を増加させ、その後の経験の進路を方向付ける能力を高めるように経験を改造ないし再組織することである」

※ 人間や教育についての見解は多種多様である。こうした先人たちの営みを引き受けつつ、われわれ自身の解答を見出していくしかない。

教育が行われる場所はみっつ

家庭教育・学校教育・社会教育

教育には意図的な教育と、無意図的な教育がある。

直接的に教えてないことでも、長く一緒にすごすことによって影響を受けてしまうことを感化という。これは家庭・学校・社会などの場において起こりうることであるが、これを学校に当てはめると、「明示的カリキュラム(マニフェストカリキュラム)」と「隠れた(潜在的)カリキュラム(ヒドゥンカリキュラム)」という。

だから親の存在や担任の影響力、社会の影響力は大きいのである。オーエンが「人間は環境の子」と言っているのはこのことである。

学習の転移とは…

獲得された知識・技能や精神活動はほかの物事の学習を助けると考えられる。このように、ひとつの知識・技能を習得したことにより他の知識・技能をより効率的に習得できるようになることを学習の転移という。
例:ワープロを覚えれば、パソコンも早く覚えられる 英語を覚えればフランス語も早く覚えられる

教授と訓育

教授→ 教師―教材―子
訓育→ 教師―子

教育基本法第一条(教育の目的)

教育は、人格の完成を目指し、平和で民主的な国家および社会の形成者として必要な資質を備えた心身ともに健康な国民の育成を期して行わなければならない。

教育基本法第2条(教育の目標)

1 幅広い知識と教養を身につけ、真理を求める態度を養い、豊かな情操と道徳心を培うとともに、健やかな身体を養うこと。

2 個人の価値を尊重して、その能力を伸ばし、創造性を培い、自主及び自律の精神を養うとともに、職業及び生活との関連を重視し、勤労を重んずる態度を養うこと。

3 正義と責任、男女の平等、自他の敬愛と協力を重んずるとともに、公共の精神に基づき、自主的に社会の形成に参画し、その発展に寄与する態度を養うこと。

4 生命を尊び、自然を大切にし、環境の保全に寄与する態度を養うこと。

5 伝統と文化を尊重し、それらをはぐくんできたわが国の郷土を愛するとともに、他国を尊重し、国際社会の平和と発展に寄与する態度を養うこと。

※ 教育基本法は、私立学校ももちろん守らなければならない。

? 教育方法

ソクラテス 「汝自身を知れ」
「弁証法」 教師と子どもがともに対話の中から真理へと歩んでいくという方法。

コメニウス 近代教授学の父 「認識とは常に直観から始まるため、あらゆるものをできるだけ多くの感覚に訴えて指導せよと考えた」 『世界図絵』

※ コメニウスの教え方は矢野先生の教え方に似ている。

ルソー 自然主義的教育観 できる限り子どもの内的な自然に即しつつ、それを伸ばすこと、つまり消極教育なのである。

ペスタロッチ 開発教授

ヘルバルト 教育の目的を倫理学に、方法を心理学に求めた。教授と訓育が一体となった「教育的教授」

デューイ 戦後の日本の教育は、アメリカの教育学者デューイの理論に基づいている。 「児童中心主義」「経験主義」「問題解決学習」

助教法(モニトリアル・システム) ベル・ランカスター法
授業中、学力の高い子どもをモニター(助教)、つまり教師の補助役として他の生徒の指導に当たらせる方法。
一斉教授の典型。

※ 頭のいい子に発表させていく、牛島先生のやり方。もしくはトンプソン先生が学生に授業をさせていたようなやりかた。安価で効率のよい、一斉授業が可能となる。

バズ・セッション フィリップスが提唱。子どもをグループに分け班別討議をさせる。6・6討議ともいう。

※ 浜村先生のやり方。

問題解決学習

理科・社会がこのやり方。

発見学習 ブルーナー。先人の発見を生徒に発見させる。既成の知識を教え込むのではなく、知識が生成してきた過程を追体験させ、子ども自身に発見させること。

? 教育課程

スプートニク・ショック ソ連の人工衛星が宇宙へ。アメリカは衝撃を受け、科学技術の重要性を知る。

学校は組織体であるから、最終的な権限と責任は校長が担うことになる。

生活科 1989年〜 小学校低学年 理科・社会を統合した科目。

※ 理科と社会は密接な関連性がある。自然や社会に対する興味と、解決能力がないと、世の中では生きていけない。

学習指導要領
文部科学大臣が公示するもの。ほぼ10年ごとに改訂されている。法的拘束力をもつ。
「学習指導要領は最低基準であり、理解の進んでいる子どもは、発展的な学習で力をより伸ばす」と2002年明示された。
※ 公教育においても教育格差を認めつつあるということ。
宗教教育

公立の学校はしてはならないが、私立はオッケー。道徳の授業を宗教の授業とすることができる。

コンドルセ 公教育制度の生みの親。「国民教育は公権力の当然の義務である」
親の社会的地位や収入など、子ども自身に由来しない事情で子どもの教育が左右されてはならない。すべての子どもに平等の機会を与えるためには、学校が必要なのだと考えた。

※ 公教育ではみ出てしまったヒトの後の人生は自己責任となってしまう。

? 学習指導要領

「総合的な学習の時間」1999年〜

各学校におけるより一層の創造性が求められる。

ゆとり教育

2002年度から完全学校週5日制。教育内容が、基礎・基本に厳選され、約3割減らされた。

社会科

戦後にできた科目。戦前は「修身」「日本歴史」「地理」

「国語」「算数」 教科を学習する基礎
「理科」「社会」 社会や自然についての問題解決を図る
「音楽」「図画工作」「家庭」「美術」 表現活動を行う
「体育」 健康の維持増進をはかる

第二次改訂 58〜 高度期
科学技術の充実を目指し、理数系の時数増

第四次改訂 77〜

「現代社会」「数学?」必修化

第五次改訂 89〜

小学校1・2年生に「生活科」新設

国際化に対応し、主体的に生きる日本人の育成のために、「社会科」を「地理歴史」と「公民」に再編成し、「世界史」を必修とした。

第六次改訂 98〜

「ゆとりの中で生きる力をはぐぐむ」 個性教育 特色ある教育、特色ある学校づくり 自ら学び、自ら考える力の育成 「総合的な学習の時間」の新設 中・高における「外国語」、中学校「技術・家庭」における「情報に関する内容」、高等学校における「情報」の必修化。

2003年に学習指導要領が一部改正

「確かな学力」

? 道徳教育

高等学校には道徳の授業はない。
道徳教育は学校の教育活動全体を通じて行う。
道徳は小・中ともに週1時間の年間35単位時間。
道徳の授業は学級担任が行うことが原則。
「心のノート」 2002年から、小・中学生のすべてに配布されている。
※ だから横手中の校長は事あるごとに、臨時の全校集会をひらいていた。あれは道徳教育の一環。

? 特別活動

中学校・高校のクラブ活動は99年から削除。
小学校ではまだクラブ活動があっている。4年生から〜 マンガ・囲碁将棋・ソフトボール
小中高とも週1の授業数。

入学式・卒業式では、国旗を掲揚し、国家を斉唱する義務がある。

? 生徒指導

生徒指導は組織的に行われる必要がある。
※ だから久保先生と山田先生はあれほど綿密に打ち合わせをしている。

保護者との連携
学校だより、学級だよりを活用する。
※ 剛生は学級だよりを手書きで、バンバン発行していた。

学校は教育の専門機関であるから、児童生徒の教育に当たっては、第一義的に責任を負うところであると認識しなければならない。つまり児童生徒の不始末は、学校という組織全体で責任を負う。

いじめ

1995年をピークとして減少傾向にあったが、2003年には8年ぶりに増加し、その翌年から再度減少。

いじめの対応

? いじめはどの学校でも、どの子にも起こりえる
? いじめへの対応は学校全体で組織的に対応すること
? 当事者だけでなく保護者や友人などから情報収集を行い、事実関係の把握を正確かつ、迅速に行う
? いじめ問題は学校のみで解決することに固執してはならない

いじめられた児童生徒の立場に立って行う。つまり、いじめられたほうは全く悪くないという観点に立って行わなければならない。

不登校

年間30日以上欠席した場合

1991年の調査開始以来、増加の一途をたどっていたが2002年において初めて減少に転じ、その後減少傾向にある。

出席停止処分

小中学生に停学処分はないので、代わりに出席停止を、市町村の教育委員会が行うことができる。その代わり、あらかじめ保護者の意見を聴取するとともに、理由及び期間を記載した文書を交付しなければならない。

体罰に該当しないもの

・ 正当防衛
・ 居残りさせる
・ 授業中、教室内に起立させる
・ 学習課題や清掃活動を課す
・ 学校当番を多く割り当てる

? 障害児教育
「特殊教育」→「特別支援教育」へ 2007年から

養聾盲一元化へ 特別支援学校

寄宿舎を設けなければならない。
特別支援学校は基本的に小学部・中学部を置かなければならない。児童・生徒の標準人数は6人。特別支援学級は8人。

LD ADHD 高機能自閉症 は各学級に6%の割合で存在している。つまり40人学級であれば2人〜3人存在していることになる。つまり彼らには教師から何らかの特別な支援が必要となる。

LD 学習障害 知能は遅れてないけれども、読む、書く、計算する、または推論する能力のうち、特定のものの習得と使用に著しい困難を示す状態。

ADHD 年齢あるいは発達に不釣合いな注意力、及び衝動性、多動性を特徴とする。7歳以前に現れる。

高機能自閉症 3歳までに現れ、他人との社会的関係の形成の困難さ、言葉の発達の遅れ、興味や関心が狭く特定のものにこだわることを特徴とする自閉症のうち、知的発達の遅れを伴わないものをいう。つまり自閉症よりは症状が軽いという意味で高機能という名前がついている。

? 人権教育・同和教育
1994年の国連総会において、95年からの10年間を「人権教育のための国連10年」とすることが決議された。

同和教育

封建社会において形成された身分階層構造に基づく差別が現在もなお残っている。差別には実質的差別と、心理的差別とがあり、両差別が相互に因果関係を保ち、相互に作用しあって差別を再生産する悪循環を繰り返している。実質的な差別は社会制度を整備していくことである程度の改善をみることができるが、心理的差別は人々の内面にある差別であり、これは制度を整備するだけでは改善されることはない。それゆえ、教育が重要な意味を持つのである。
 制度的には1871年、解放令が出されたが、形式的なものに過ぎなかった。その後1922年、京都において自主的な全国的解放運動の組織である全国水平社が結成された。
 就職・教育の機会均等が実質的に保障されず、政治に参与する権利が選挙などの機会に阻害されている。特殊で低位の職業構成、平均値の数倍にのぼる高率の生活保護率、きわだって低い教育文化水準などがある。
※ 結局部落差別のつけは国民が税負担していることになり、部落差別は意味を持たない。
福岡の採用試験には特に同和問題は出題されるので確認しておこう。
児童虐待

教師は、児童虐待の早期発見の努力義務がある。発見したら、速やかに、これを児童相談所・福祉事務所に通告することを義務付けられている。

都道府県知事は児童虐待のおそれのある児童の保護者に対して、児童を同伴して出頭することを求め、児童相談所の職員に必要な調査または質問をさせることができるとしている。保護者がその出頭要求に応じない場合、立ち入り調査を行い、保護者が正当な理由なく立ち入り調査を拒否した場合、保護者に対して再度児童を同伴して出頭することを求めることができる。

? 社会教育

司書…図書館におかれる専門的職員を司書という。司書教諭は学校図書館の専門的職務を行うもので、司書と司書教諭は別の資格である。

社会教育関係施設…法律上では、公民館・博物館(美術館・民俗資料館)・図書館・青年の家など。
ユースホステルなどは広い意味では社会教育関係施設に入る。

? 生涯学習
1965年、今から40年以上も前から言われてきたことである。ユネスコでラングランが言った。
またアメリカのハッチンスは、未来社会を労働社会から解放された余暇社会と位置づけた。
生涯学習の理念は2006年に改正された教育基本法にも盛り込まれた。
OECDにおけるリカレント教育の提唱
 1970年「リカレント教育」の言葉を用い、「リカレント教育―生涯学習のための一戦略」を報告。
従来の教育→労働→引退(余生)というライフパターンを脱却し、労働者の権利としての教育休暇や大学解放を提唱した。

? 学校と学級の運営

民間出身の校長は10年ほど前から。さらに去年から民間人教頭の登用も始まっている。
民間出身の校長は全国で100人ほどいる。
※ たとえばどのような経歴を持っている人がなっているのか。

職員会議…校長が主宰する。校長に最終的な決定権があるにしても、全教員の自由な討議と合意形成の場として機能しなければ学校運営の成果を十分に挙げることはできない。教職員は主体的に討議に参加した上で、決まった事柄についてもまた自分のこととして主体的に受け止めることが求められる。なぜなら学校は組織だからである。このことは民間企業ともなんら変わりはない。

学校評議員…教育に関する理解と識見を有するものを校長が推薦する。2000年から実施されている。
※ どれほどの学校がこの制度を利用しているのか!?

特別非常勤講師制度…1988年創設。教員免許を持たない社会人が教科の一部について非常勤講師となることができる。
※ これもどれぐらいの人数がいるのかがわからない。

アカウンタビリティ…説明責任

PTA Parent-Teacher-Association
 WW?後、第一次アメリカ教育施設団の示唆を受けて発足した。

義務教育の国庫負担率は2006年から、従来の2分の1から、3分の1へ変更された。

? 教育時事

教員採用試験は、教員としての適格性を有している人間を選考するために行われる試験である。それゆえ、現在の学校教育で起こりえるさまざまな事柄や、それを支えている教育制度をどれだけ理解しているかということを問われる。つまり、現在の学校教育をどれだけ深く理解しているのかということである。
 教員になってからも、自分の職場がどのように変わろうとしているのか、どのようなことが起こった(起こっている)のか、などについて知ることは、教員にとって不可欠である。

臨時教育審議会(1984〜1987) 中曽根康弘の諮問機関。4回答申が行われた。現在の教育改革の動向を方向付けたもの。

中央教育審議会…文部科学大臣の諮問機関。1953年発足。

「新しい時代にふさわしい教育基本法と教育振興基本計画のあり方について(答申)」2003年

? 自己実現を目指す自立した人間の育成
? 豊かな心と健やかな体を供えた人間の育成
? 「知」の世紀をリードする創造性に富んだ人間の育成
? 新しい「公共」を創造し、21世紀の国家・社会の形成に主体的に参画する日本人の育成
? 日本の伝統・文化を基盤として国際社会をいきる教養ある日本人の育成

優れた教師の条件

? 教職に対する強い情熱
? 教育の専門家としての確かな力量
? 総合的な人間力 

教育再生会議…2006年10月内閣に設置。21世紀の日本にふさわしい教育体制を構築し、教育の再生を図っていくため、教育の基本にさかのぼった改革を推進する。
授業時数10%増。
食育の充実 肥満傾向の増加に対し、栄養教諭制度の創設。2005年、食育基本法。

コメント(0)

mixiユーザー
ログインしてコメントしよう!

チェダゼミナール 更新情報

チェダゼミナールのメンバーはこんなコミュニティにも参加しています

星印の数は、共通して参加しているメンバーが多いほど増えます。

人気コミュニティランキング