Roberta Gambarini なる歌手をCDで初めて聴いた。 確かに素晴らしい。 この歌唱力には惹き込まれてしまう。
曲を基本的に Verse から歌おうとしている姿勢も、私個人的には嬉しい。 この「Easy To Love」というアルバムでも、以下の曲を Verse から 歌っている。 Easy To Love Lover, Come Back To Me Guess, I'll Hang My Tears Out To Dry これら以外の収録曲はいずれも元々 Verse 無しの曲である。 どうです、珍しい曲の Verse を歌っているでしょう。
そして、その Scat 能力も凄い! Centerpiece という Blues では James Moody (?) に負けない Scat を 披露しています。掛け合いの妙を理解していますし、何よりフレーズを 良く知っています。曲中で Everyday が出てきたのにもびっくりしました。
そしてそして On The Sunny Side Of The Street です。 何と Sonny Side Up (Verve) での、Sonny Stitt, Dizzy Gillespie, Sonny Rollins の3人のソロをそのまま Vocalese しています。 それも Gambarini は、テーマから3人の演奏に独自の歌詞をつけて (一部は Scat ですが)3人のインスト演奏通りに歌っています。 その後、3人のアドリブ・ソロに歌詞をつけて、あるいは Scat を 併用して Vocalese しています。 そして、最後のテーマで初めて自分の歌唱を披露し、Scat Ending で 曲を終えています。 これは脅威の歌唱です。是非聴いてみて下さい。