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エドガー・ケイシー占星術研究会コミュのDOG STAR☆

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ケイシーは占星術リーディングでDOGSTARの事を語っています。。
ちょっと面白そうなのでご覧になってください
基本的には凶星のような感じです。
人はDOGSTARの影響を受けると
価値観の変化があるそうです。
VULCANとか、天狼星と言うらしいです。。

『宇宙との交感』
 G.コーネリウス/P.デヴェルー
 河出書房新社/¥3000円

○ おおいぬ座とこいぬ座

ギリシャ神話においては、巨人は必ず忠実な猟犬を連れていることになっている。
屈強なるオリオンも例外ではない。オリオン座の南、
ふたご座の東にオリオンの2頭の猟犬シリウスとプロキオンがいる。
シリウス(おおいぬ座アルファ星:マイナス1.6等星)は全天で最も明るい星であり、
おおいぬ座を構成する2等星や3等星に引き立てられて、ひときわ輝かしく見える。
おおいぬ座はオリオン座の背後の地平線にうずくまり、オリオン座の足元にいるうさぎ座を狙っている。

プロキオンは、黄白色の1等星で、おおざっぱに言えばオリオン座の肩の星と同じくらいの高さに位置する。こいぬ座はプロキオンと3等星ゴメイサだけで構成される小さな星座である。

オリオンは2頭の猟犬とともに天空に壮大な図形を描きだしている。壮大な図形とは、シリウス、プロキオン及びベテルギウス(オリオン座アルファ星)の3星が厚生する「冬の大三角形」だ。プロキオンとは「先駆ける犬」という意味であるが、これはプロキオンがシリウスの上昇に先立って昇ることによるものである。

古代エジプト人は、シリウスを「ソティス」と呼んで、そのヘリアカル・ライジング(シリウスが1年に1回だけ明け方に上昇する日のこと。太陽が昇る直前、東の空に一瞬だけ最初の光を放つ)を基準として暦を定めていた。これは毎年7月中旬に発生する現象で、豊穣をもたらすナイルの氾濫の時期とも一致していた。ソティス暦が完成したのは、紀元前2000年代の中頃である。

古代エジプトにおいて、シリウスは女神イシスと同一視されていた。イシスは最高の癒しの神であると同時に死者の守護神でもある。後にイシスの頭はセトに切り落とされ、月の神トートが代わりに牛の頭をすげた。以後、イシスは牛の女神ハトホルとなる。イシスに対する信仰は各地に広がったが、シリウスもこの信仰と関連付けられるようになった。イシスは無敵の魔力を誇っていたという。ある時、イシスは自ら創造した蛇をけしかけて、年老いた太陽神ラーを噛ませた。ラーは蛇の毒の源が分らなかったため、癒しの女神イシスに助けを求める。実は、この蛇はイシスがラー自身の唾から作ったものだった。イシスは癒しの条件として、ラーの真実の名前を要求する。こうして、ラーの真実の名前を知ったイシスは、この医大なる太陽神の力を自らの乳房に充填したのである。

★シリウスは「ドッグ・スター」とも呼ばれる★が、これも古代エジプトで生まれた名称である。古代エジプトでは、ソティス暦の新年から40日間、現在の7月から8月にかけての最も暑い時期を「ドッグ・デイ」と呼びならわしていた。この夏の暑気はシリウスの光線によるもの、あるいはシリウスが太陽に影響を与えて生み出したものと考えられていたのである。

「ドッグ・デイ」においては、強い生物は力を得るが、弱い生物は萎えて死んでしまうとされた。この時期には、人間も高熱を発する病気にかかることがあった。この病気はシリウスのギリシア名セイリオス(暑気)にちなんで、「シリアシス(日射病)」と呼ばれるようになった。

シリウスに関する古代の伝承には、前述のように暑気にまつわるものが多いが、後に、そこから極端な見解も生まれた。4世紀のラテン学者セルフィオスは、シリウスと犬、熱気及び狂犬病との密接な関係を示して、独特の適合と不適合の概念を構築した。彼の見解によれば、犬は火の力を持つ動物であり、水とは適合しないという。「水分を敵とするものは...のどの渇きを癒そうとしても、水を摂取することが困難になる。犬に噛まれて狂犬病にかかった人が水を恐れるのは...水分を敵とする犬の狂犬病の毒が人体で暴れまわっているからなのだ」

中国では、シリウスは「天狼星(てんろうせい)」と呼ばれている。天狼星は凶星であり、これが明るく輝くときは盗賊の襲来の可能性があるとされた。また、チベットの支配星であるとも考えられていた。1940年代、シリウスにまつわるセンセーショナルな発見があった。西アフリカのマリ共和国の原住民ドゴン族がシリウスの伴星の存在を知っていたことが明らかになったのである。シリウスの伴星のことを、ドゴン族は古くから「ポ」という名称で呼びならわしていた。ドゴン族の伝承によれば、「ポ」は「最も重い星」であるという。また、その公転周期は50年であることから、ドゴン族は50年を基準として盛大な儀式を執り行っていた。シリウスが連星であることが発見されたのは1862年のことである。


[注釈]
古代エジプトの女神イシスは「ドッグ・スター」シリウスと同一視されていた

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