シビル・ダニングSybil Danningコミュの女王サマの過去?　ゲリラの女戦士

『サンダーボルト救出作戦 (V)』(77)
Mivtsa Yonatan（aka：Entebbe: Operation Thunderbolt）

1976年6月27日、テルアビブを発ったパリ行きの
エールフランス機がチェ・ゲバラ軍のゲリラにハイジャックされ、
南アフリカ、ウガンダのエンテベ空港に着陸。
104人の人質と引き換えに、ゲリラ達はイスラエルに囚われた
テロリストたちの釈放を要求した･･･。

後に「奇跡の奪還」と称された、イスラエル部隊による
人質救出作戦を実話をベースに完全映画化。

イスラエル映画界の大物、メナハム・ゴーランが製作＆
監督を兼任し、自国でそれも劇場用作品として映像化
（同時期にこの事件に基く映像化作品が２本、
「エンテベの勝利（リンダブレア）」と
「特攻サンダーボルト作戦」として製作されたが両方TV用）、
堂々２時間の力作として完成した。

･･･が、そんなことはどうでもいい。
実際、仕上がりはやたらダラダラ長いだけで、
盛り上がりに欠ける印象だったし。

女王さまの役どころは、クラウス・キンスキー率いる
ゲリラ軍の紅一点、ハリマ役。とはいえ、本編では
ずっとサングラスを着用（写真?：大内順子風）、
化粧っ気も一切なしで、非情な女テロリスト役に徹していた。

力演といえば確かに力演。
けど、こういう扱いじゃ正直、報われないよね。
劇中、一瞬だけサングラスを外すダニング（写真?）。

クライマックス、あわれマシンガンで蜂の巣に。写真?