インド料理LOVEコミュのタイ日記15

「がねさん　サワディタイ日記　ReggaeとM」
今回の旅がこれほどに充実し楽しく円滑に出来たのはひとえにMさんとの出会いであろう。
もし出会っていなかったと仮定してそれなりに南へ行き、それなりに料理を食べそれなりに探求は出来たであろう。
しかし、結果として大部分の日程と時間に関与していただいたのである。
わたくしが大のタイ好きなのは皆さんご存じの通りである。
インドの行き帰りはもちろん、昔は韓国や台湾旅行をする時にもう一万円出せばタイへの航空券が買えたのである。
それを利用して嫁とも３回ほど共に行っている。
最近その情報源はパソコンを利用したSNS、FacebookやTwitterである、みなもそうであろう。
在住者や駐妻さん達の情報やボヤキが好きである、好きと言っては失礼か、Mさんもその一人。
ある時ご主人がカレーを作った日記を見て「弟子入りしたいです」と書き込んだのが最初のきっかけと記憶している、去年の夏である。
やり取りも軽快で「ぼやき」も本心はそこじゃなく楽しんでいる様子も感じ取れた。
そしてタイ行きが本決まり、「５日に行きます」と書き込んだ時お一人だけ「うちに遊びに来てください」との返事が。
まだ一度もお会いした事のないわたくしに、これは京の茶漬けよろしく「本気にしてはいけないぞ」と自分に言い聞かせ。
ただ情報など欲しくてその後も色々とご相談、相談が無理を言うようになり、それをいやな顔をせず進めてくださる。
あげくの果てに義母とReggaeに料理を教えてとまで、会場も準備してとまで。
それをみな答えてくださったMさんに感謝でしかない。
そしてご主人のReggae
料理教室で初めてお会いしてお話しするのも初。
ひたすら南タイ料理を作る姿，課程、ゲーン（タイで言うカレー）がみずのさん曰くすべてが美しい。
絵も得意で感性がまたすばらしい、職人や芸術家には一番大事な物をお持ちでなのだ。
植物にも詳しく、ハーブ園では全て解説とガイドを。
今アユタヤに畑にするべく土地を購入、自給自足を目指している、そこもみずのさんと重なる。
前説がながくなってしまった。
そのReggae宅にみなが招待され、また彼の作るタイ料理をご馳走に。
幸せとはこんな家庭だな、庭師が営業で使う言葉、家が有って庭が有って家庭ですよ、それを膨らませて包んで幸せな家庭を作っている、そんなReggaeの作るカレーがまた美味しい。
是非日本に来た時には何かのイベントを東京で開いて欲しい。
タイカレー番長の名前をいただいたのだから生かしていってほしい。
今回は本当にお二人に心から感謝を。
それは言葉では何も伝わらないかもしれないが、みなが感謝している気持ちをこれからの僕たちのタイ料理活動でお返ししたい。
人生これだから素晴らしい。