シネマヴェーラ渋谷コミュのハンフリー・ボガート特集　ボギーのいた時代

本日より「ハンフリー・ボガート特集　ボギーのいた時代」が始まります。

3/20 ～ 4/2

ハンフリー・ボガートHumphrey DeForest Bogart [1899-1957]
　　ニューヨーク生まれ。外科医の父と画家の母の期待に反し、高校を中退して海軍に入隊するが３年後に除隊。舞台に立ち俳優の道を志す。1930年にフォードの『河上の別荘』でデビュー。その後20年はワーナー・ブラザースの専属に近い形で映画に出演した。
　30年代はギャング映画の悪役を多く演じたが、40歳過ぎで主演した『マルタの鷹』や『カサブランカ』でハードボイルド・スターの地位を確立。『アフリカの女王』ではアカデミー賞主演男優賞を受賞した。
　タバコはボギーのトレードマークだったが、スクリーン上だけでなく私生活でもヘビースモーカーで酒豪だった。４人目の妻ローレン・バコールとは生涯仲睦まじかっただけでなく、自由主義者として思想を同じくし、映画界の共産主義者をあぶりだすための非米活動委員会に反対し、公聴会に乗り込んだ。
　遅咲きであり57歳という若さで亡くなったため主役を務めた時期は短かったものの「トレンチコートの襟を立て、紙巻きたばこを吸う」スタイルで1940年代50年代を象徴する存在となり、1999年「映画スターベスト100」では男優の1位に選ばれた。

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『化石の森 The Petrified Forest（82分／デジタル）』
『ハイ・シエラ High Sierra（100分／デジタル）』
『マルタの鷹 The Maltese Falcon（100分／デジタル）』
『北大西洋 Action in the North Atlantic（127分／デジタル）』
『サハラ戦車隊 Sahara（98分／デジタル）』
『三つ数えろ The Big Sleep（114分／デジタル）』
『孤独な場所で In a Lonely Place（94分／デジタル）』
『脅迫者 The Enforcer（84分／デジタル）』
『悪魔をやっつけろ Beat the Devil（90分／デジタル）』
『愛の勝利 Dark Victory（104分／デジタル）』
『夜までドライブ They Drive by Night（96分／デジタル）』
『カサブランカ Casablanca（102分／16mm）』
『渡洋爆撃隊 Passage to Marseille（109分／デジタル）』
『脱出 To Have and Have Not（100分／デジタル）』
『キー・ラーゴ Key Largo（100分／デジタル）』
『黄金 The Treasure Of The Sierra Madre（126分／デジタル）』
『暗黒への転落 Knock On Any Door（100分／デジタル）』

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