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TRPGリプレイ・書庫。コミュの真・女神転生TRPG 魔都東京200X リプレイ【第一部・陰】 第二回『哀しみの魔性』。

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神威がGMを務める、メガテンXリプレイの第2話です。
収録してからもうすぐ4年(平成18年7月2日録り)……サボりすぎですね、反省してます。



●登場人物紹介

氏名:稲森 沙也(いなもり・さや) クラス:巫女
 鹿島神宮で育てられた、対悪魔用決戦兵器な巫女さん。
 悪魔関係は得意だが、一般常識には滅法弱い。
 それでも、最近は切符の買い方を覚えた模様。

氏名:飛鷹 伸(ひだか・しん) クラス:ガンスリンガー/ペルソナ使い
 フリーの退魔師として活動しているペルソナ使い。
 ようやく引越しの荷物が片付いてきたところで、またもやトラブルに巻き込まれることに。
 今回の主役?
 
氏名:逸門寺 慈音(いちもんじ・じおん) クラス:密教僧/サクセサー
 巨体を揺らして闘う生臭坊主。
 師匠に「お前もいー加減、外に出て働いてこい」と言われて山から下りてきた……いや、印象的には追い出されてきたような気がしてならないのだが。
 密教僧とサクセサーの組み合わせだが、当時は『セフィロトの魔界』がまだ出ていなかったので、魔晶杖ではなく魔晶剣を使用している。
 ……いや、なんでサクセサー組み合わせたんだろう?(笑)

氏名:ヴァランガ  クラス:悪魔
 愛すべき雪ダルマ。
 邪教の館から逃げ出したワリには、結構館に足を運んだりしている。
 普段は人間の子供の姿をしているが、知らない人の前で元の姿に戻るのはやめていただきたいものである。

氏名:貴志 正行(たかし・まさゆき)  クラス:アウトサイダー/候補者
 『貴き志を持ち、正しき道を行く者』と言う意味を込めて名づけられた、特撮ヒーロー然とした男。
 GMが用意した自作悪魔『妖魔 マルトに変身する。
 かつて、初めて変身した時に暴走しかけ、沙也に救われた恩がある。

コメント(41)

●2人の少女・その2。


 葛城 綾を見送った後、境内掃除を再開した沙也の前に、今度は浅黒い肌をしたハーフっぽい少女が現れる。
 少女は値踏みするような視線を沙也に向けたまま、沙也の元へとやって来た。


沙也:今日は千客万来ですね(笑)

GM/少女:そうだねー(笑)で、彼女は「……貴女が、稲森 沙也?」と尋ねてきますが。

沙也:うーん……稲森 沙也であることに間違いは無いので、素直に「えぇ、そうですが……」と応えてから、今度は「ところで、貴女は……?」と訊き返します。

GM/少女:「私は『橘 杏奈』……別に覚えてもらう必要は無いわ」名乗ってはくれますが、ツンツンしてます(笑)

沙也:ツンツンしてますね(笑)それでは「お互い名乗り合ったのも何かの縁。出会った事を大切にしていきたいと思います」と、暗に忘れませんよ、というのを匂わせておきます。

GM/杏奈:じゃあ頷いて「そうね……実は、『司』が貴女の事を凄く気にしてたから、どんな娘なのか見に来たの」って言う。

沙也:「司……刃霧さんの事ですか?」
 前回出てきたナンパ師の方ですよね?しかも失敗した(笑)

GM:ナンパ師じゃないです!(笑)

沙也:でも、リプレイ読んだらそうとしか……(笑)

GM:……まぁ、今はそれでいいです(笑)


 気を取り直していきましょう(笑)
 『刃霧 司』の事を思い出した沙也の言葉に頷いた杏奈。
 しかし、それきり黙りこくってしまう……どうやら、来たのはいいがちょっと居心地悪くなってきたらしい。
 その様子を察した沙也も、そんな気分にさせてしまって心苦しい、といった感じに。
 困り果てた沙也は、ひとまず参拝を勧め、杏奈もそれに応じることに。
 そんな事をしてるうちに、ツンツンしていた杏奈の表情も少し和らぐ。

 どうやら彼女は、想い人である刃霧 司が最近気にしているという沙也という少女が、どんな人物なのか見に来ただけだったらしい。
 一連の応対などですっかり毒を抜かれた杏奈は、「また来るわ」と言って立ち去ったのであった。


GM:とまぁ、2人ほど変わった来客がありましたよー、ってところで沙也ちゃんのシーンは終了ってことで!

沙也:はい、了解しました。
●思わぬ再会。

GM:はい、それでは飛鷹さんのほうへカメラが移ります。
 前回の事件から暫く経ったある日。

飛鷹:やっと部屋の片づけが終わったところだよ(笑)

GM:そうですね、それくらい経ちました(笑)
 で、特に当ても無く街をブラブラしているとですね。前方から、貴方が良く知っている人物……かな?という女性が歩いてきます。

飛鷹:なに……?思わず足を止めて確認しますが。

GM/女性:では、そのまま一旦擦れ違うのですが……その直後に、女性のほうも気付いたのか振り返りました。
 そして、飛鷹さんの顔をまじまじと見つめてから「伸……くん?ホントに伸くん!?」と、驚いた顔を見せた後、パァッと笑顔になります。
 彼女は貴方のかつての恋人、『夢野 千鶴』ですね。

飛鷹:はいはい、例の恋人ね(←シナリオ前に恋人の事を伝えてあった)

GM/千鶴:「まさか、また逢えるなんて思わなかった……」

飛鷹:「あぁ……俺もだよ」

GM/千鶴:「あの日、いきなり居なくなっちゃって、本当にゴメンね」
 えーと、彼女はですねー、ある日突然、一通の手紙を残して飛鷹さんの前から姿を消してしまっていたんですねー(笑)

飛鷹:そうだったんかい、そこまでは聞いてないぞ(笑)
 「いや、まぁこんなところで立ち話もなんだし……喫茶店でも入らないか?」

GM/千鶴:「そうね……」と頷いたところで、彼女の持っていたバッグの中から、携帯の着信音が聴こえてきます。そして飛鷹さんに「ちょっと待ってて」と言って、携帯を取って話し始めました。

飛鷹:そっか、じゃあ終わるまで待ってるかな。

GM/千鶴:(そうかー、聞き耳立てたりはしないのね)では、1分も経たないうちに通話を終えた千鶴は「ゴメン!せっかく再会出来たっていうのに、用事が出来ちゃったの」と、飛鷹さんのほうを向いて心底申し訳なさそうな顔をして謝ります。

飛鷹:あら、そりゃ残念。「いや、用事なら仕方ないさ。ただ、携帯の番号と住所くらいは教えてくれないか?」

GM/千鶴:「うん。あ、私も住所教えてもらっていいかな?」

飛鷹:「あぁ、勿論。ま、時間ある時にでも連絡してくれよ」

GM/千鶴:(頷いて)「うん、判った。それじゃ、またね……伸くん」
 そう言った彼女は、飛鷹さんのほうへと一歩近づいて……キスをしてきます。

飛鷹:あー……それは唐突だったんで思わず固まるなぁ(笑)

GM/千鶴:では、固まってしまった飛鷹さんを見て悪戯っぽく微笑んでから「バイバイ」と言って、彼女は人ごみの中へと走り去っていきます。

飛鷹:じゃ、走り去っていく背中を見送りつつ、苦笑交じりで呟きます。
 「ったく、昔と全然変わってねぇな、アイツは……」

GM:では、そんな感じで飛鷹さんのオープニングは終了ー。

飛鷹:はーい。
●破戒僧、登場。


GM:はーい、それじゃ次は慈音さんー。

飛鷹:腐れ坊主ー。

慈音:腐れって言うな!(笑)

GM:えっと、今東京なんですが、寝食はどちらで?

慈音:うむ、現在は縁ある寺にて寄宿させてもらっている。
 そこでお山(『比叡山の黒袈裟』って防具を装備してるくらいなので、多分比叡山だと思われる)から下される命を受けて、退魔行を日夜行っておるのだ。
 ちなみにワシの弱点は、白米の普通のご飯を見ると感動のあまり思わず涙ぐんでしまうところだ(笑)

沙也:戦時中の人ですか?(笑)

GM:なんかダメな人っぽいなー(笑)では、貴方はつい先程托鉢を終えて、住まわせてもらっている部屋へ戻ってきたところです。

慈音:うむ、では笠を取って座り込んだところだな。

GM/寺内職員:そうやってくつろぎモードになっていると、お寺の職員さんが障子の向こうから「慈音さん、お客様がお見えになられております」と声をかけてきますよ。

慈音:「ほう、客?」

GM/寺内職員:「はい、客間のほうへお通ししておりますので」

慈音:では、お茶を2人分用意してから客間へ向かおうか。
 
GM:はい、じゃあ客間へ到着したところで中に入ると……浦田警部の姿がありますねぇ。

慈音:「なんだ、あんたか」(お茶を渡して座り込む)

GM/浦田警部:「おう、久しぶりだな」
 で、お茶をすすりながら「いやぁ、最近暑くなってきたなぁ〜」とか言います。

慈音:「うむ。暑い時には熱いお茶が一番だ」

GM/浦田警部:「まぁ、それはおいといて、だ」そう言って、浦田警部は本題を切り出します。
 「最近、巷で噂になっている事件の事……知ってるか?」

慈音:(湯呑みを置いて)「いや、知らん。何か起きているのか?」

GM/浦田警部:「なんだ、退魔行なんてやってるクセに知らないのか」そう言いつつ、浦田警部は事件の話を教えてくれます。


 浦田警部の話によると、ここ最近、行方不明者が続出しているのだという。
 年齢、性別や血縁関係などの共通点は無く、身代金要求などの連絡も無いために誘拐の線も考えにくいという。
 目撃情報も全く入っておらず、警察では八方塞の状態らしい。


慈音:(茶をすすりつつ)「それで、人探しをしろと言うのか?ワシはそういうのには向いてないのだが?」

GM/浦田警部:「いやいや、0課の刑事が出て来たってことは……解るだろ?」

慈音:「ふむ、それもそうか。……ところで、報酬と言うのは出るのだろうな?」

GM/浦田警部:「勿論。たぶん、今回の連続行方不明事件も悪魔絡みの事件に違いないからな……専門家の力が必要になると思って、お前さんのところに来たんだ」


 そんなわけで、浦田警部からの依頼を受ける慈音。
 0課で得た情報を流してもらう等の約束を取り付け、早速調査へ乗り出すことにした慈音だった。
●コント・邪教の館。


GM:さてと、次はヴァランガの番です。

ヴァランガ:ヒーホー!今回はどっから始まるのかな?

GM:今回はですねー、邪教の館のジジイに呼び出されたんですが、いざ館に来てみたらジジイの使い魔が応対してくるってとこから始まります。

ヴァランガ:はいはい、了解です。
 「おーい、この暑い中(セッションをしたのが夏だったので、季節は夏に設定している)、わざわざ来てやったホー」
 
GM/使い魔:そう言ってるなら、使い魔は出迎えに出てきつつ、氷を持ってきてくれますね。「おぉ、来てくれたか。ほら、氷を持ってきたぞ」

ヴァランガ:「ふぃー、助かるホー!」ザザザー、と氷を口に流し込んでバリバリ噛み砕いてから、「んー?そいえばジジイどーしたホ?」って訊いてみます。

GM/使い魔:「それは会えば判る。主は自室でお待ちだ」と言われて、ヴァランガはジジイの部屋へと通されます。

ヴァランガ:んー、ジジイになんかあったのかなぁ?

GM:で、ジジイの部屋に入るとですねー、寝室のほうから声が聴こえて来てですね。そっちのほうを覗いてみると……ジジイがベッドの上で、うんうん唸ってるのが見えました(笑)

一同:(笑)

ヴァランガ:なに、コレはトドメさしちゃってもいい?(笑)

GM/邪教の館の主(以下、ジジイ):「ま、待て待て。さりげにワシを葬ろうとするでない。ワシが悪かったから!」(笑)

ヴァランガ:「冗談だホー」

GM/ジジイ:「そうか、いや、来てもらって済まんかったのぅ」

ヴァランガ:「暑すぎて、融けて無くなるところだったホー。それより、どうしたホ?」

GM/ジジイ:「うむ、ワシも寄る年波には勝てんでのぅ。儀式をやってる最中に、腰がピキッ!っと来てしまってな」

一同:(笑)

ヴァランガ:「じゃ、オイラは帰るホー」(笑)

GM/ジジイ:「ちょ、ちょっと待てーい!」

ヴァランガ:「なんなんだホー、用事がそれだけだったら帰るホ。オイラこう見えても忙しいホ」

GM/ジジイ:「それだけなワケあるかい。いや、実はワシの古い友人がこの東京に来ておってな。ホテルなんぞを経営しながら、その地下で悪魔合体も行っておる」

飛鷹:もしかして、業魔殿かぁー?(笑)

GM/ジジイ:「……まぁ、そんな気になるとは思っとらんがな。もしも合体したりする事があったり、困った事があるなら、そやつを頼るといい。ワシの名を出せば協力してくれるはずじゃ」と言って、ジジイの友人『ヴィクトル』の名と、『ホテル業魔殿』の場所を教えてくれます。

ヴァランガ:「そんなこと、誰かに伝言させればいいホ。わざわざ呼び出さないで欲しいホー」

GM/ジジイ:「たまには直接会って話したってええじゃろう、結構寂しがりなんじゃよ、ワシ」

ヴァランガ:「はいはい、判ったホー」って言って、腰の辺りに氷の塊を作ってやるかな(笑)

GM/ジジイ:「おぉ〜、ヒンヤリして気持ちえぇのぅ〜」と言ってから、ジジイは「そうじゃ、一回ヴィクトルのとこに顔を出しておくといい。あそこのメイドさんが可愛いんじゃよ」(笑)

慈音:そうそう、可愛いんじゃよー(笑)

ヴァランガ:「……『マハブフ』!!」

GM/ジジイ:「ギャー!!」カチーン(笑)

ヴァランガ:「じゃ、オイラ帰るホー」(笑)

GM:では、そんなところで終了です(笑)
●仇敵登場。


GM:さて、それではオープニングのラストは……貴き志を持ち、正しき道を行く人、出番です(笑)

貴志:はい(笑)

GM:えーと、あなたは相棒の仇である『宍戸 鏡悟』と言う男を追って、この東京へとやって来ました。
 ちなみに東京に来るまでに行き倒れたり、行き倒れたり、行き倒れたりしています。

ヴァランガ:行き倒れすぎ(笑)

GM:で、ついでに仇を討つために力を手に入れようとした際、貴志は悪魔に乗っ取られかけたんですが……。

沙也:その時、私が彼を助けたんですね(貴志はPC間の関係で沙也に恩がある)

貴志:そう、復讐の為に手に入れた力を、あの時はまだ制御できなかったんだ……。彼女には世話になったからな、いつか改めて礼をしたいと思ってる。

GM:ですねー、まぁすぐに再会できると思いますよ(笑)それはさておき、東京に来てから顔見知りになった情報屋から、宍戸が潜伏先を突き止めたところまで現在来ています。

貴志:ああ。なんとかここまで調べ上げてもらった。そういったところで、相棒が殺されたあの日、宍戸が這い蹲る俺に言い放った言葉が脳裏に浮かび上がる。
「東京で待ってるぜ……そこで相手をしてやるよ」
 その言葉を思い出して、拳をグッと握り締めているぞ。

GM:うんうん、燃えてますねー。さて、宍戸の言葉を思い返したところで、貴志は得た情報を元に、宍戸の潜伏先と思われるとある廃工場へと来ています。

貴志:廃工場かよ。すごく解りやすいヤツだな(笑)

GM/宍戸:まぁね、ライバルキャラって設定ですからね(笑)さて、廃工場へ足を踏み入れて歩を進めていくと……天井付近を走る鉄骨の上に、忘れもしない、左眼に眼帯をした眼光鋭い青年――『宍戸 鏡悟』が居ました。
 キミの姿を確認すると、宍戸はニヤリと笑い、そして「よぉ、待ってたぜ」と言うよ。

貴志:鉄骨ってお前(笑)それはともかく俺もニイッ、と笑うぞ。
 「宍戸 鏡悟……ようやく会えたな。貴様のツラ、忘れた日など一度も無かったぜ」

GM/宍戸:「そうかい。しかし、せっかく来たところ悪いんだが、今日はお前の相手をしてやれる程ヒマじゃあねぇ」
 そう言うと、宍戸は鉄骨の上から飛び降りて貴志さんの眼前にダンッ!と降り立ちますよ。

貴志:それは思わず身構えるな。「貴様の都合など関係ない!」

GM/宍戸:「そう死に急ぐなよ。今日は用事があるからダメって言ってんだろ?」

貴志:「俺は貴様に用があるんだ!」ダメだ、コイツらちゃんと会話してねぇ(笑)

GM/宍戸:仕方ない、そういうヤツらなんで(笑)
 「だから、そう焦るなよ。用事が済んだら遊んでやるって言ってるんだ」

貴志:「いいや、今、ここで!貴様を倒す!」そう言って殴りかかるわけですが……GM、演出をお願いします(笑)

GM/宍戸:は、了解です(笑)では、殴りかかろうとしたところで宍戸が腕を振るうと、貴志の足元から強烈な瘴気が立ち昇る!

貴志:じゃあ、突っ込もうとしたところでそれに阻まれる形になって怯むぞ(笑)「くっ!」

GM/宍戸:少し怯んだキミを見て「だから、死に急ぐなって言ってんだろ?」そう言ってから、宍戸は何か思いついたような笑みを口元に浮かべると「……そうだ。一つ面白い『ゲーム』をしないか?」と提案してきます。

貴志:(睨みつけながら)「『ゲーム』……だと?」

GM/宍戸;「ああ。お前がある事件を解決できれば、俺が遊んでやる……そういう『ゲーム』さ。俺は約束は破らない、そうだろ?」そう言って、試すような視線をキミに投げかける。

貴志:「……いいだろう」

GM/宍戸:では、ゲームに乗ったキミを見て、宍戸は心底嬉しそうに口元を歪めます。「ハハッ、そうこなくっちゃな!……さて、肝心の事件の内容だが……最近、この街で起きている『行方不明事件』、これを解決してみせろ。そうしたら、約束どおり遊んでやるよ」

貴志:「『行方不明事件』、だな?フン、すぐに解決して戻ってきてやる……首を洗って待っているんだな」
 そう言うと、踵を返して廃工場から立ち去るぞ。

GM/宍戸:じゃあ、離れていくキミの背中に、聴こえるか聞こえないか位の声で呟くよ。
「楽しいゲームになりそうだぁ……」そして、画面はフェードアウトしていきます。

貴志:(パンパンと手を打って)いやぁ、コイツいいわぁー。いいライバルになりそうだ(笑)
●神社に集まる人々・その1。


GM:それじゃ、沙也に戻りましょうか。
 えーとですね、葛城 綾と橘 杏奈が神社を立ち去ってから約1時間後。

沙也:おぉ、時間経つの早い。

GM:うん、その間特に何も無かったんで(笑)
 今度はですねー、神咲 蒼威が貴女の前に現れます。しかも、慌てた様子で。

沙也:「こんにちは、神咲さん……どうされましたか?」

GM/蒼威:「沙也……さっき、ここに女の子が来なかったか?」そう言って、蒼威はこれこれこーいう感じで、と女の子の特徴を挙げていきます。
 特徴を聞く限り、1時間ほど前に神社を訪れた葛城 綾だと思われますね。

沙也:「えっと……葛城 綾さん、の事ですか?」

GM/蒼威:「! やっぱりここに来たのか!?」

沙也:(こくり、と頷いて)「1時間ほど前にお見えになりました」

GM/蒼威:「そうか……くっそ、だから厄介事には首突っ込むなって言っておいたのに、アイツ……!」(頭を抱える)

沙也:(少し考えてから)「……この神社で起きた事件について調べようとされていたので、こちらでは特に何も起こってはいないとお伝えしたのですが……」
 で、ついでに他の事も調べてるって話をしていたので、それも伝えておきましょう。

GM/蒼威:「やっぱりか!」と言って舌打ちしてから、ここ最近、東京で頻発している行方不明事件について教えてくれます。

沙也:綾が調べようとしてたのはやっぱりそれみたいだね。
 「どうやら貴方の様子を見る限り、ただの行方不明事件ではないようですね……」

GM/蒼威:「ああ。どうも、悪魔絡みの事件らしい……まぁ、俺も人づてに聞いただけで、詳しく調べてるわけじゃあないんだけどな」


 そうして詳しく調べ始めようとしたところで、綾が1人で調査を始めてしまったのだと、蒼威が言う。
 綾はこう言った奇妙な事件を1人で調べ、そして解決しようと行動しているらしい。
 「まったく、アイツには困ったもんだぜ。何度止めさせようとしても、結局首突っ込んじまうんだからな」
 疲れたように肩を落とし、溜息混じりに呟く蒼威を見て、沙也はくすり、と笑みを零す。


沙也:「もしかしたら、貴方に認めて欲しいのかもしれませんよ」

GM/蒼威:そう言われると、思わず頬が紅く染まるなぁ(笑)
 「そんな……こたねぇと思う……ぞ?」と、照れくさそうに言います。

沙也:あはは(笑)

GM:えー、そんなところにですね、唐突に今度は刃霧 司がやってきます(笑)

沙也:それはまた唐突(笑)「あ、刃霧さんも。例の件以来ですね」

GM:それと同時に蒼威が司に「よう」と手を挙げます。
 で、司も蒼威に「……久しぶりだな、神咲 蒼威」と応えますね。

沙也:「おや、お二人も知り合いですか」

GM/司:「あぁ。以前、ウチ(司が通っている高校)の女子生徒にコイツが手を出したことがあってな……その時にいろいろとあったんだ」

一同:うはー(笑)


 それはさておき、司が赴いて来た理由も先程訪ねてきた杏奈を探しての事だったらしい。
 丁度、杏奈が神社を立ち去った時間くらいから、連絡がつかなくなっているのだと言う。
 「嫌われたんじゃないのか?」と茶々を入れる蒼威だったが、沙也がそれを窘める。そして例の行方不明事件の話を持ち出したところ、どうやら司も事件について調べていたらしく、事件の裏で暗躍しているとある組織の名前を口にする。
 その組織の名は――【ファントム・ソサエティ】。

「【ファントム・ソサエティ】……それは一体どういう組織だ?」
 不意に背後から聞こえてきた尊大な印象を与える声に、蒼威と司はバッと振り返り身構える。
 そして沙也は、以前に一度出会ったことのある顔を見て、にっこりと微笑んだ。
「あら、貴志さん、随分とお久しぶりですね」
●神社に集まる人々・その2。


貴志:と言うわけで、いきなり現れるぞ(笑)
 「あぁ、久しぶりだな。その節は世話になった」

沙也:ホントいきなりですね(笑)「その後、お身体の加減はいかがですか?」

貴志:「特に問題は無い」

沙也:「そうですか、それは良かったです」
 たぶん、前に世話した時に「自分を見失いそうになった時は、何時でもここに来てください」って言ってたんじゃないかなぁ〜。

貴志:そうだなー、自分より先に道を見失ってたんだけどな!
 東京来たばっかりだから、何処言ったらいいのかわかんねぇんだよ!
 ここしか当てが無かったんだよ!やっと着いたんだよ!(笑)

ヴァランガ:迷子だったのかよ!偉そうに出てきたのに!(笑)

貴志:ゴホン。気を取り直していこう(笑)
 「今、界隈で起きている行方不明事件の話をしていたな?」

GM/司:いきなり現れた偉そうなヤツに向かって、司が「誰だ、貴様は」って訊きます。

貴志:「自己紹介が遅れたな。俺の名は貴志 正行……貴き志を持ち、正しき道を行く者、だ」

GM/司:「正しき道を行く、か。面白い男だ」フッ、と笑みを浮かべてから今度は「俺は刃霧 司だ」と名乗りますよ。

貴志:「……」

GM/司:「……」

沙也:何、この空気の重さ(笑)

貴志:険悪なムードってワケじゃあないんだけどね(笑)

GM/蒼威:じゃあ、黙りこくった二人を見て居ても経っても居られなくなった蒼威が「おいおい、事件の話じゃなかったのか?」って言います(笑)

沙也:その黙ってる二人の間で、よく判ってなくてニコニコしながら立っている私(笑)

貴志:間に立ってるのか(笑)じゃ、改めて訊こう。
 「あぁ……その事件について聞きたいんだが」

沙也:えー、おもむろに「はぁ……」と息を吐いた後「運命の輪というのは、かくも強力に人の輪を引き寄せるものなのですね」と呟くように言います。
 そして「ここにいらっしゃった方々は、皆、同じ事件を追っているようですね」と言ってから、綾が単独でこの事件を追っている事、杏奈と連絡がつかない事、裏で【ファントム・ソサエティ】と言う組織が糸を引いているらしい事を貴志さんに教えてあげます。
 ところで……【ファントム・ソサエティ】って何?(笑)

GM:フッ……それは情報収集の時に訊いてくれ(笑)

一同:ぶはは!(笑)

GM:えー、それではGMの心の声が飛び出たところでシーン切りますね(笑)
●元・恋人の部屋にて。


GM:かつての恋人と再会してから2日後。
 あの後、千鶴から連絡が着まして、彼女の家で食事をすると貴方は約束をしてしまいました。

飛鷹:そ、そうかぁ……思ったより早く逢う事になったなぁ(笑)

GM:サクサク進めていきましょう(笑)で、貴方は今、千鶴の家のリビングで、彼女が料理をしているのを見ながらくつろいでいる所です。

飛鷹:(キッチンに立つ千鶴を眺め)「……なんか高校の頃に戻った気分だな」

GM:高校時代の恋人だったのかー、GMも知らなかった事実(笑)
 それはさておき、そんな風に思いながら千鶴を見ているとですねー。
 彼女がちょっと動く度に、蕩けるような甘いコロンの香りが貴方の鼻腔をくすぐって来ます。

貴志:うわ、なんか微妙に描写が細かいぞ(笑)

沙也:なんか誘ってる?(笑)

GM:そして、その姿は付き合っていたあの頃から何ら色褪せていない……いや、むしろ更に美しく、妖艶な印象すら受ける。

ヴァランガ:それは手を出せって言ってるのかぁ?(笑)

慈音:男なら、押し倒せ!(笑)

飛鷹:コラコラ(笑)まぁ、そりゃ見とれるよなぁフツー。

GM:そうやって飛鷹さんが見とれていると、いつの間にか目の前まで移動してきていた千鶴が、悪戯っぽい笑みを浮かべながら貴方の顔を覗き込んでたりします。

飛鷹:うわぁ、それは思わず苦笑するぞ(笑)

GM/千鶴:苦笑してる飛鷹を見つめたまま、千鶴は「伸くん……こういうの、久しぶりだね。なんか、夢みたい」

飛鷹:「いや、夢じゃないってのは確かだな」

GM/千鶴:「フフ、そうだね。私、嬉しいんだよ。また、こうやって逢えたことが」

沙也:わぁー、ラブラブだぁー(笑)

GM:それはいいけど、恥ずかしいんですよ?(笑)

慈音:俺もラブしたいぞー!いや、自分でラブのなさそうなキャラにしたんだけども(笑)

GM:そんなん知らんわい(笑)ま、それはさておき。千鶴は訊ねます。
 「ねぇ……私の事、まだ、好き?」

飛鷹:うーん、追い込んできたなぁ(笑)「あのなぁ。簡単に女乗り換えられるほど、器用な男じゃないって知ってるだろ?」

GM/千鶴:(クスッと微笑んで)「やっぱり伸くん、昔と変わってないね。私の大好きな伸くんのまま」

飛鷹:「そいつはどーも」って、敢えてぶっきらぼうに言うよ(笑)

GM/千鶴:「うふふ……あ、ご飯炊けたみたい。それじゃ、ご飯にしよっか」


 食事を始めたところで、点けていたTVから、とあるニュースが流れてくる。『連続行方不明事件!』と題されたそのニュースを観た千鶴は、不安そうに震える声で「イヤな事件……怖いわ」と言うと、おもむろにチャンネルを変えた。
 ついでに、飛鷹にしなだれかかったりもした。
「千鶴も気をつけろよ?」と言って頭を撫でてやる飛鷹に、何かを言わんとするような表情を浮かべる千鶴だったが……
●元・恋人の部屋にて、その2。


GM:と、そんなところでピリリリ、ピリリリと、飛鷹さんのケータイが鳴ります。
 電話の相手はオザワ(吉祥寺の不良グループ『TURTLE-HEAD』のリーダー。普通の人間で、本リプレイでは以前、飛鷹に絡んだ際にボコボコに返り討ちにされて以来なぜか慕われていると言う設定)ですね。

飛鷹:オザワか、じゃあ千鶴に「悪い、ちょっと席外すよ」と言ってからリビングを出て電話に出るよ。「もしもし?」

GM/オザワ:「……あぁ、飛鷹サン。今、大丈夫かい?」

飛鷹:「お前から電話とは珍しいな。で、どうした?」

GM/オザワ:「ちょっと頼みたいことがあるんだが……もちろん報酬は出るぜ。今、スポンサーがついてるもんでね」

飛鷹:「頼みたいこと、か……もしかして、例の行方不明事件、か?」

GM/オザワ:「流石は飛鷹サン、察しがいいぜ。実は、ウチのチームのヤツが事件に関わっちまってるみたいでね」

飛鷹:「それは事件を起こしてるって意味か?それとも行方不明になってるってことか?」

GM/オザワ:「ソイツが事件起こしてるってんなら、俺が真っ先に居所見つけてシメてやるんだがな。そうもいかねえってワケさ」

飛鷹:「それもそうだな。しかし、随分と多いようだが……お前さんなら、手下を使って探せそうなもんだが?」

GM/オザワ:「ただ居なくなってるってだけなら、いくらでも探しようはあるさ。だが、悪魔絡みだったり、怪しげな連中の仕業ってんなら……流石の俺でも歯がたたねぇ。だから、アンタにお願いしてんだよ」

飛鷹:「まぁ、確かにそうだな。解った、今は仕事も受けてないしな。引き受けるよ」

GM/オザワ:「そうか、助かるぜ。それじゃ、詳しいことはまた後で連絡する。じゃ、ヨロシク頼むぜ」そう言って、オザワは電話を切ります。

飛鷹:じゃあリビングに戻ろうか。「悪い、待たせたな」

GM/千鶴:「遅い〜!もう準備できちゃってるから、冷めないうちに食べよ?」
 そう言ってから、2人は食事を始めます。
 それから時間を飛ばしちゃって、食事を終えた後、飛鷹さんに密着しつつ、上目遣いで「ねぇ伸くん……今日、この後って空いてる?」と千鶴が訊いてきますよ?(笑)

飛鷹:「空いてなくたって……空けるさ」

ヴァランガ:うわぁー(笑)

GM:はい、じゃあそんなところで終了ー!(笑)

飛鷹:ここでシーン暗転な(笑)
●新たな行方不明者。



GM:さて、それでは慈音さんのシーンいきますか。

慈音:うむ、どぉれ(笑)



 慈音は、何故か以前に知り合っていたヴァランガに繋ぎをとる為、まずはアイスクリームを買い込み、それを手土産としてヴァランガの元へ向かうのだが……



GM:そうやってヴァランガの所へ行こうとする慈音さんでしたが、突如携帯電話の着信音が鳴ります。

慈音:ふむ、誰かな?ディスプレイを見てみるが……

GM:どうやら着信は、貴方の知人である井上くんからですね。ちなみに彼は、悪魔の存在も何も知らない一般人です。

慈音:はて何用かな?とりあえず電話に出よう。(ピッ)「もしもし?」

GM/井上:「あ、あっ、じ、慈音さんですかぁ〜!? い、井上です〜!」と、とても情けない声が聞こえてきます。 あ、ちなみに井上くんはいつもこんな感じです(笑)

慈音:いつもこうなのか(笑)それはさておき、話だけでも聞いてやるとするか。
 「久しぶりだなぁ。なんだ、彼女にフラれでもしたのか?」

GM/井上:「ちっがいますよ〜! それどころか、彼女、居なくなっちゃったんです……」

一同:なにぃ?(どよどよ)

慈音:それは聞き捨てならん話よ。「居なくなった、だと?」

GM/井上「はひぃー、家にもどこにも居ないんです〜! 連絡もつかないし……オレ、どうしたらいいかわかんなくって……!」

慈音:「そんなこと言われても、儂は人探しなぞ出来んぞ? 占いくらいが関の山だ……とりあえず、近くの喫茶店で会おう。そこで詳しく状況を教えなさい」

GM/井上:「わ、わかりました! 今すぐ行きます〜!」



それから2時間。
待てど暮らせど、井上くんは慈音の指定した喫茶店に姿を現すことは無かった。
我慢の限界に達し、さて、どうしてくれよう……とか言い出した慈音の携帯がおもむろに鳴る。



GM/浦田警部:とまぁ、そんな感じで待ちぼうけをくらった慈音さんの携帯が鳴ります。相手は浦田警部ですね。
 「おぉ、慈音。今、大丈夫か?」

慈音:「うむ。だが……まさか、井上のヤツまで行方不明になったとか言うのではなかろうな?」

GM/浦田警部:「いや、その井上ってのが誰なのかは知らないが……また、行方不明者が出たってのは合ってる」

慈音:「むぅ、またか……。いや実はな、さっきの井上というヤツの彼女が何日か前から居なくなっておるそうでな。その話を聞いてやろうと、喫茶店でかれこれ2時間ほど待っておったのだが……」

GM/浦田警部:「で、来ない……と。こりゃ、2次遭難ってヤツかねぇ」

慈音:「恐らく、な。ところで、その新たな行方不明者というのは、いつ頃から連絡を取れなくなったのだ?」

GM/浦田警部:「大体数時間前らしいな。ところが今回は今までのとはちと違ってな。目撃情報があるんだよ」

慈音:「ほほぅ?」

GM/浦田警部:「実はな、表向きは行方不明事件となってはいるが……どうやら誘拐らしい」

慈音:「誘拐だと!?」

GM/浦田警部:「あぁ。目撃情報によると【黒服の男】達が、今言った行方不明者を無理矢理黒いワゴンに押し込めていたそうだ」

慈音:怪しすぎる(笑)

GM/浦田警部:「まだ完全にウラが取れてるわけじゃあないが……まぁ、また新しく情報が入ったら知らせるよ」

慈音:「わかった。こちらもその線で調べられたら調べてみよう」

GM/浦田警部:「それはいいんだが、お前さんまで居なくなるんじゃねぇぞ?」

慈音:「うむ。気をつけるとしよう……が、人間、いつ何時、大日如来の下へ逝くかは解らんからなぁ」

GM/浦田警部:「じゃあ、そうならないように気をつけてくれ。それじゃ、こっちは捜査に戻るよ」と言って、電話は切れます。

慈音:了解。では、まずは井上くんの携帯に電話してみようか。

GM:『……おかけになった電話は、電波の届かないところにあるか、電源が入っていない為、かかりません』

慈音:「うーむ……やはり繋がらんか。これは本腰入れて事件解決に乗り出さなくてはなるまい」

GM:はい、それでは慈音さんにはキーワード【黒服の男】を差し上げます。



事件解決の為に改めて、他PCと繋ぎを取ろうとするが……飛鷹は携帯の電源を切っており繋がらず。
仕方なく、当初の予定通りにヴァランガと会うため、一番会える可能性のある『邪教の館』へと向かう慈音なのであった。
●ホテル業魔殿。


GM:お次はヴァランガのシーンですね。

ヴァランガ:ジジイにマハブフかけて「じゃ、オイラ帰るホー」って言った後ね(笑)

慈音:じゃ、ワシそこに現れたい。構わんか?

GM:OKです。

ヴァランガ:そんじゃオイラ、館から出ようとした所で(ガチャ)「……暑いホ〜」(バタン)

飛鷹:閉めるのかよ(笑)

慈音:おいおい!折角アイスクリームを買ってきたというのに……1リットルも!

ヴァランガ:じゃ、改めて開ける(笑)「おー、何しに来た?坊主」

慈音:「うむ、実はおぬしに仕事を手伝ってもらいたくての……と、これは土産だ」そう言って渡しながら「手伝ってくれたら更に2リットルだ」

ヴァランガ:(既にアイスをむさぼりながら)「ん、引き受けたホ」

一同:早っ!

GM:訊けよ内容!(笑)

沙也:食べ物与えられたらこうなるんで(笑)

慈音:「では、ここではなんだからパフェでも食いながら話すか」

ヴァランガ:「そうするかー。で、何をすりゃいいホ?」

慈音:「うむ。とりあえず、行方不明事件の捜査の手伝いを頼みたい」(ごそごそとクーラーボックスを取り出し)「ほれ、この中に入るといい。この暑さでは辛かろう」

ヴァランガ:じゃ、遠慮なく入るホー。ぬいぐるみ状態で(笑)

慈音:ぬいぐるみになるんかい(笑)「ところでおぬし、何かこういう事件に詳しいコネとかないのか?」

ヴァランガ:「んー、今うちのジジイはいつも以上に役に立たないしなぁ……」

慈音:「そのようだな」

ヴァランガ:「えーと、そういや何かあったら『強欲魔殿』に行け、ってジジイ行ってたホ」

GM:違う、強欲違う!(笑)

慈音:「ほう、強欲魔殿とな……では、そこに行ってみるとしよう」


結局、正しい名前を覚えられないまま、2人は業魔殿へと向かう(パフェはいいのか?)
館の主から教わった住所へと辿り着いた2人の目の前には、一軒の古びたホテルが建っていた。


慈音:(住所を確認して)「……ここが強欲魔殿か?」

ヴァランガ:「うーん、住所は合ってる筈だホ。とにかく入ってみるホー」

GM:では、ホテルの扉を開くと、ギギィ……と音が鳴る。古びた洋館にはふさわしい響きですね。 広いロビーは、外観からはちょっと想像つかない程に綺麗で、とても豪奢な雰囲気を感じる。そして、そのロビーの中央に立っていた、とても肌の白いメイドが君たちの姿を確認すると、ぺこり、とお辞儀をして歩み寄って来る。

慈音:おぉ、メイドさん。

GM/メイド:君達の前まで近づいてきたメイドさんは、再度お辞儀をしてから口を開きます。「ようこそ、ホテル業魔殿へ――」

ヴァランガ:「アンタがヴィクトル……ホ?」

GM/メイド:ヴァランガの問いには答えず、メイドさんは「お越しいただきまして、まことにありがとうございます。ですが、当ホテルは予約をいただいているお客様以外をお通しする訳にはいきません。大変申し訳ありませんが、どうぞお引取りくださいませ」と言うね。

慈音:「いやいや、ワシらは客ではない。邪教の館の主からこちらを紹介されて……」

GM:「先ほど申しましたとおり、ご予約をいただいているお客様以外は……」とメイドさんが言ったところで、ロビーの奥に見える2階への階段のほうから「良いのだ、メアリ。彼等は我が友人の下より来られた、私の客人。お通ししてくれ」と、渋いおじ様の声が聞こえてきます。
 その声を聴いたメアリ、と呼ばれたメイドの少女は「かしこまりました」と言ってから「失礼致しました。それでは、どうぞお通り下さい」と言って通してくれます。

ヴァランガ:「やれやれ、ようやく通してくれたホ」

GM/ヴィクトル:メアリが君達の前から退けると、階段を降りてくるマントを羽織った、ダンディなおじさんの姿がありました。「改めて、業魔殿へようこそ……私がこの業魔殿の主、『ヴィクトル』だ」

ヴァランガ:「ウチのジジイと違ってシヴいホ……あ、ジジイがギックリ腰になって、困ったらこっちに行けって言ってたから来たホ」

GM/ヴィクトル:(頷いて)「うむ。主殿から話は聴いている。一度くらいは顔を出しておいて貰えると助かると思っていた所だ。して、今日は何用かな?」
(慈音のほうをチラリと見て)「見たところ、COMPの修理では無さそうだが……」

ヴァランガ:「詳しいことはこっちの坊主に聞いて欲しいホ。オイラはアイスに釣られてきただけホ」

慈音:「うむ。最近巷を騒がせている【行方不明事件】を調査しておってな。目撃されたと言う【黒服の男】とやらについて調べている所だ。知人も行方不明になってしまってな、何とかしてやりたくてのう」

GM/ヴィクトル:「……なるほど」と頷いた所で、再び玄関の扉が開きます。

ヴァランガ&慈音:うん?
●ホテル業魔殿・続き。


GM:扉を開けて入ってきたのは……ヴァランガには見覚えがある少年だね。

ヴァランガ:あぁ〜。「何だ、蒼威だホ。こんなところに何しに来たホ?」

GM/蒼威:顔見知りからいきなり声をかけられて「げっ!お前なんでここに……」と一瞬驚きますがすぐに気を取り直し、まずはメアリに「やあ、メアリ。今日も可愛いね。今度お茶でもどう?」とか言い出します。

ヴァランガ:コイツ(笑)

GM/メアリ:「いえ……結構です」

一同:(爆笑)

ヴァランガ:「ケッケッケ、フられてやんのー!」

GM/蒼威:(肩を竦めて)「やれやれ、つれないねぇ……あ、ところでヴィクトルさん。ちょっとGUMPの調子診てくれないか?」と言って、蒼威は先客である君達を差し置いて、ヴィクトルにGUNタイプのCOMPを見せ始めます。

慈音:そういえば初対面だったな。「雪ダルマよ、彼は知り合いか?」

ヴァランガ:「んー?ウチの飼い主(飼い主?)にちょっかい出してるヤツだホ」

GM:「おいぃぃ!ちょっかいなんて出してねーよ!」と思いっきり否定しているところでですね、ヴィクトルが「ふむ。君たちは知り合いだったのだな」と言います。

ヴァランガ:「まぁねー」

GM/ヴィクトル:(GUMPを診ながら)「……それにしても、最近はサマナーが多く訪れるようになった。先日も、ギター型のCOMPを持った男がやって来たのだが……」

飛鷹:ヤツか!(笑)

慈音:そのキャラはワシも知ってる(笑)

ヴァランガ:「変わったヤツも居るもんだホー。ところで蒼威、お前の彼女(注:葛城 綾の事)も居なくなったりしてないホ?」

GM/蒼威:(そっぽを向いて黙り込む)

ヴィクトル:「って図星かホ〜!」

GM/蒼威:「仕方ねぇだろ!あんまり変な事件に首突っ込むなよ!って言っておいたのに首突っ込むんだよアイツ!てか別に彼女じゃねぇ!……で、見かけなかったか?」

ヴァランガ:「見るわけねーホー」

慈音:「少年、君も知り合いが居なくなったのか……ふぅむ、いよいよ以って深刻な事態のようだな」

GM/蒼威:(怪訝そうな眼で慈音を見ながら)「なぁヴァランガ。ところでこのオッサン、何者だ?本物の坊さんか? ガタイだけ見ると、変わったコスチュームのプロレスラーにしか見えないんだが……」

慈音:「さり気に失礼だな少年!?」(笑)



外見の怪しさはさておき、ここで蒼威に事情を話し、【黒服の男】についての情報を訊き出そうとする慈音。
心当たりがある、と言う蒼威だったが……



GM:ま、この先は情報収集でやりましょう。

慈音:またか!またそのパターンか!(笑)

GM:いやぁ、次のシーンから情報収集始めるんで、もう少しお待ちを(笑)

ヴァランガ:あ、シーン閉じる前にヴィクトルとちょっと話したいな。「そうだ、オイラみたいに人に姿を変えたり出来る悪魔も居るホー。アンタも十分気をつけるホ」

GM/ヴィクトル:「それについては心配御無用」

ヴァランガ:「ま、確かに。あのジジイみたいにギックリ腰で倒れたりし無さそうだもんな」

GM/ヴィクトル:「まあ、そう言っては主殿が気の毒と言うものだ。彼は彼なりに、君の事を気にかけている……と、思っておきたまえ」

ヴァランガ:「ホントかホー?とてもそうは思えないホ」(慈音と蒼威を見て)「さてと、それじゃ場所を移すかホ。坊さん、また運搬頼むホ」

GM/ヴィクトル:「そうか、行くのか。では、良い旅を」といったところでシーン終了します。

ヴァランガ&慈音:はーい。

●情報収集(BGM:交渉)


今回の情報収集には、『シーンBGM:交渉』を使用している。
シーンBGMとは、そのシーンの雰囲気を決めるもので、どのような状況にあるかや、どのような行動が推奨されるかを方向付けるものである。
シーンBGM:交渉の場合、そのシーン中に重要な情報・アイテム・サービスの入手に成功するとGP×10点の経験点を得られる。反面、戦闘で得られる経験点は半分になるという、まさしく情報収集の為のBGMと言えよう。
今回はPCの最大レベルが沙也の11なので、交渉成功による入手経験点は110点となる。


まずは沙也から情報収集を開始。
先程のシーンに引き続き鹿島神社に居る刃霧 司に、【ファントム・ソサエティ】について訊いてみるが、ここは会話判定に失敗してしまう。
基本情報のみの入手となり、【ファントム・ソサエティ】とは常に歴史の裏に存在している謎の組織であり、多数の召喚師(サマナー)が所属している、という事が判明している……という内容の情報を得るに留まった。


続く飛鷹は【行方不明事件】について、オザワにアプローチを取る事に。
こちらは会話判定に成功。
『都内各地で発生している、年齢・性別・職業問わず居なくなっており、法則性は今のところ見られていない。行方不明者が最後に目撃された付近では、怪しい【黒服の男】達や【謎の美女】を見た、という情報が多い』という追加情報を得る事が出来た。


慈音は【行方不明事件】を更に突っ込んで調べようと浦田警部にコンタクトをとるが、飛鷹と同様の情報を得るに留まる。
その慈音に邪教の館へと運んでもらったヴァランガは、寝込んでいる館の主から【謎の美女】について話を訊き出す。
判定に成功し、『【行方不明事件】の現場付近で目撃された事がある。彼女の周囲には快感を感じる程の【甘い芳香】が漂っており、その香りを嗅ぐと頭がボーっとしてくるらしい』事が判った。
この話を聴いたヴァランガは、美女の正体は夜魔の類ではないか……と推測した(スルドイ)。


ラストの貴志は、共に居る沙也が追加情報を得ることの出来なかった【ファントム・ソサエティ】について調査。
目の前に居る司ではなく、コネである『マダム銀子』に話を訊く為に携帯でコンタクトを取る。『クズノハ』に所属するマダムが、仇敵とも言うべき【ファントム・ソサエティ】の事を知らない筈もなく、判定には成功する。
貴志が宿敵として追っている『宍戸 鏡悟』も、【ファントム・ソサエティ】の所属であると判明。更に【行方不明事件】の裏で暗躍している【黒服の男】達も、【ファントム・ソサエティ】の手の者達だという事が判った。
そして、この謎の組織は【大いなる目的】の為に活動しているのだ、という情報を得る事が出来た。

今回の情報収集で、沙也以外のPCが110点の経験点を入手し飛鷹がレベルアップしている。
●急転直下!。

オザワからの依頼もあった事で、飛鷹は千鶴の部屋を辞し、帰宅の徒についていた。

GM:さて、そうして駅に向かって歩いている飛鷹さん。いつもなら人で賑わっている時間なのですが、不思議な事に今日は人の気配がありませんね。

飛鷹:んー、そりゃ妙だな。

GM:と、訝しがっているとですね。通りを挟んだ向こうのほうから「キャー!」という、絹を裂くような女性の悲鳴が聞こえてくるんですよ。

飛鷹:怪しいと思ってたらコレだよ……はぁ、行ってみるとしますかね。危険に首突っ込んでの商売よ。

ヴァランガ:その悲鳴の主が彼女(千鶴)だったりして……?

GM:さぁ?それはどうでしょう。

慈音:ところでGM。ここはワシらも登場して良いシーンか?

GM:あ、大丈夫です。時間的には、皆さんが神社や邪教の館に居た後ぐらいなので。

慈音:では、さっきの悲鳴が聞こえたところに、ワシらも通りがかっていたという事で。「む、悲鳴じゃな」

ヴァランガ:(クーラーボックスの中から顔をひょい、と出して)「今のは……あっちだホ!」

慈音:「そのようだな、どぉれ!」現場に向かって全速力で自転車を飛ばすぞ。

飛鷹:……んで、現場では何が起きてる?

GM:えー、飛鷹さんが駆けつけるとまず、周囲に【甘い芳香】が漂っている事に気付きます。そして、恐らく悲鳴の主と思われる女性が一人。彼女はぐったりとしており、その女性を抱きかかえるようにもう一人、女性の姿が。

飛鷹:……見覚えは、あるかな?

GM:そりゃもう、ついさっきまで一緒に居たのでバッチリありますよ。千鶴ですね。飛鷹さんが駆けつけたのを見て、驚きを隠せません。「伸くん……!? どうしてここに……」

飛鷹:うぅー、やっぱりなぁ。(溜息をついて)「それはこっちのセリフだよ……」

GM:あぁ、そうそう。動揺しまくりの千鶴の背後は暗がりなんですが、そこには黒いワゴンが停まっているのが見えますね。

飛鷹:お。

GM:そして、そのワゴンのドアが突然開き、中から――

ヴァランガ:【黒服の男】たち?

GM:いえ、まずはですね……車内から、ギターを掻き鳴らす音が聞えて来るぜッ!ギュイィィィィィン!!(笑)

一同:やめろー!(笑)

GM:それと同時に、やっぱり黒服どもも飛び出してきます。

飛鷹:「おやおや……やる気満々だな」

ヴァランガ:GMー、ウチらはまだ到着しない?

GM:あっ、そうですね。もう到着してもいい頃でしょう。さて、黒服たちはまず飛鷹さんを取り囲もうとしますが……。

飛鷹:よし、本気を出していこう。「ペルソナ……!」

GM:飛鷹さんがペルソナを降魔するとほぼ同時に、再びギターが掻き鳴らされます。すると、飛鷹さんの正面に召喚陣が現れます。その陣から、小さな異形の怪物が飛び出してくる!

沙也:むー、これはこの場に出てきたほうが良さそうですね。

貴志:(頷いて)そうだなぁ。

沙也:では、2人で【行方不明事件】について『姫宮菊枝』さんに話を訊きに行こうとしていた所、偶然にも悲鳴を聞きつけて現場に向かっている最中です。いつ到着するかはGMにお任せします(笑)

GM:じゃ、面倒なんで1ターン後に到着でいいですよ(笑)

沙也:思ったより早い!了解しました(笑)

ヴァランガ:こっちはもう到着したホ!(周囲に漂う香りを嗅いで)「おい坊主、このニオイはヤバいホー!」

慈音:「これは……バニラアイスの香り!?」

ヴァランガ:「ちがーう!」ここでボケはいらねー!(笑) 戦闘開始前にクーラーボックスから飛び出して、ジャックフロストの姿に戻るホー。

GM:では、慈音&ヴァランガが突入してきたタイミングで、千鶴は腕の中でぐったりしたままの女性を担いでワゴンの傍まで移動し、そこで飛鷹を見て一瞬、逡巡するんですが……結局、そのまま乗り込みます。

飛鷹:「千鶴!」と声はかけるけど、ここは深追いしない。まずはこっちを片付けてからだ……えーと、黒服は何人?

GM:黒服は5人、悪魔は1体ですね。

慈音:ん、ギター男は居らんのか?

GM:あぁ、アイツはワゴンの中でギター弾いてただけなんで降りてきてないです(笑)

飛鷹:それはそうとして、悪魔の正体が気になるな。まぁ、『アナライズ』するしかないか。

GM:では宜しいでしょうか? それでは戦闘に……の前に、黒服達はみるみるうちに姿を変化させ、醜い小鬼へと変生します。

貴志:コイツらも悪魔か……。

GM:こちらの準備も整ったところで、さぁ、戦闘開始です!

一同:おおー!
●VS.黒服達+1。

いよいよ【行方不明事件】と関わりの深い、黒服たちとの戦闘が始まる。
沙也と貴志は1ターン後の到着となる為、1ターン目PCは少ない人数で立ち向かう事に。
さて、1ターン目のイニシアチヴは

慈音→小型悪魔→ヴァランガ→飛鷹→元・黒服達 となった。


トップバッターの慈音はまず、黒服を『アナライズ』する。
その結果、黒服達が変生した悪魔は『幽鬼 ガキ』と判明。ガキは『魔法全般に弱い』為、闘い易い相手と言えよう。
続いては正体不明の小型悪魔。初手はヴァランガに『デスタッチ』を仕掛けるが、ヴァランガはこの攻撃をクリティカルで回避した。

続くヴァランガ、まずは魔法に弱いガキを一網打尽にする為『マハブフ』を選択。

飛鷹:「頼むぞ、雪ダルマ!」

ヴァランガ「おー!」って、雪ダルマを受け入れてしまっている自分が居る(笑)


判定には失敗してしまったが、命運1点を消費し振り直し。今度は無事に発動する。
その結果、ガキA・B・Eは回避に失敗、同列に居る小型悪魔も回避に失敗した。
ここでヴァランガの威力ダイスが走り、2回振り足しが出た結果、46点の氷結相性ダメージ!
ガキA・B・Eは弱点の為、倍ダメージを受け行動する前に<DEAD>に(泣)
小型悪魔も痛手を負うも、<FREEZE>はせず。

これで余裕の出来た飛鷹は、小型悪魔に『アナライズ』を使用。こちらも振り足しが発生し見事にアナライズ成功。
悪魔の正体が『幽鬼 ヤカー』であると見破る。
残り、ガキの行動はCが『ひっかき』、Dが『素手攻撃』をそれぞれ飛鷹、ヴァランガに仕掛けるも、敢え無くどちらもハズレ。


2ターン目、ここで沙也と貴志が到着。なんとか戦闘に間に合う(笑)
新たなイニシアチヴは

ガキ→飛鷹→貴志→ヴァランガ→ヤカー→慈音→沙也 の順。


まずはガキCが飛鷹に『かみつき』を命中させ、物理防御点を引いて11点のダメージを与える。
Dはヴァランガに再び『素手攻撃』。ヴァランガは回避に失敗し、13点のダメージを受ける。

飛鷹は早速、『氷結に弱い』相性を持つヤカーに対して『ブフーラ』を放つ!
これは命中し、57点の倍で114点のダメージを与え、ヤカーを倒す。

貴志は変身する必要は無いと判断、ガキCに『素手攻撃』を仕掛ける……が、ちょぴりダメージを与えるに留まる。
ヴァランガは、トドメとばかりに再び『マハブフ』を発動。ガキCは残りHP1点で生き残り、Dはなんと01でクリティカル回避!

ヴァランガ:マジかホー!?

ダメージを食らったものの、Cは<FREEZE>せず。

手番が回ってきた慈音は、魔晶剣による属性攻撃でCを攻撃。

慈音:「ナウマクサマンダ バサラダンカン!」

この攻撃が命中、灼熱の炎で焼かれたガキCは一瞬で灰になった。

このターンのトリとなる沙也は、破魔相性の『ハマ』を初披露!
これがなんとクリティカルで発動する!……が、ガキDも最後の意地を見せたのか回避に成功。通常命中になってしまう。
通常なら40%で即死となるのだが、ガキは魔法全般が弱点の為、パーセンテージも倍となり80%で即死となる。
そして、Dの判定は……

沙也:えーと……19、ですね(笑)

GM/ガキD:「あ〜れ〜!」と言いながら、ガキは昇天しました(笑)

沙也:あっ!「妖魔伏滅!破邪顕正!」と言っておきます(笑)

GM:初めて退魔師っぽい攻撃が出ましたね(笑) では、ここで戦闘終了となります。
●家捜し。

慈音:ふー、黒服は倒したが、ワゴンにはまんまと逃げられたな。

飛鷹:逃げられはしたが、ナンバーを見て記憶するぐらいは出来たはず。GM、どうだ?

GM:そうですね、いいでしょう。では、皆さん『運』判定をお願いします。


この判定には、飛鷹・沙也・貴志が成功。
確認したナンバーを照合する為、慈音は早速コネである浦田警部に連絡する。
照合までには時間がかかるという事だったので、連絡が来る前に飛鷹はとある場所へとPC達を連れて行く。
その場所とは……


飛鷹:……千鶴の部屋に行く。「案内したい場所がある。ついて来い」

慈音:では、わらわらとついて行くとするかのぅ。

GM:えー、それでは千鶴の部屋です。合鍵は渡されていたので、侵入は容易いです。まぁ、ご想像の通り誰も居ませんね。

飛鷹:ま、そうだろうな。

ヴァランガ:部屋の中って、やっぱりあの香りが?

GM:そうですね、さっきの香りが漂っています。

飛鷹:「ふぅ……。あんまりやりたくはないが、やるしかないだろうな」というワケで、家捜しをします。


一同が家捜しを始めたところで、慈音の携帯に浦田警部から着信が入る。
ナンバーを照合した結果、都内某所にある【佐田研究所】という施設の所有している車だと判明したのだという。
研究所については後から調べる事にして、まずは家捜しを続けるPC達だったが……


飛鷹:はいはい、『運』判定ね……(コロコロ)あ、01出ちゃった(笑)

GM:おぉう! それはバッチリ発見されてしまうなぁ。えー、ではですね、電話の通話記録を調べたところ【佐田研究所】に頻繁に電話をかけている事が判ります。
  更に、クリティカルだったんでもう教えてもいいでしょう。電話をかけているタイミングが、全て【行方不明事件】が起きた時間のほんの少し前なんですね。

飛鷹:「なるほどな。【佐田研究所】、か」


他にも手がかりが無いか探してみるが、特に何も見つける事が出来なかった。
家捜しは止めて、ひとまずは千鶴の部屋から引き上げる事にしたPC達。
この次のシーンでは2回目の情報収集を行う為、それぞれどのキーワードについて調べるかを話し合う。


飛鷹:それにしても、この【甘い芳香】が気になるな……何なんだろう?

ヴァランガ:香水かもしれないしなー。

慈音:うむ。では、サンプルを持って帰ろうではないか。袈裟の袖口から、ビニール袋を取り出して部屋の空気を持ち帰ろう。

GM:いや、それで持ち帰れるのか……? まぁいいか。それでは、ここでシーン終了でーす。
●情報収集・2回目。

さて、2度目の情報収集シーンである。
ここでもシーンBGM:交渉を用い、今回は2サイクルで情報収集を進めていく。

まず、沙也はキーワードを使用せず、千鶴の人となりを近所の人に訊いて回ることに。


沙也:どのコネ使うか迷ったので……と(コロコロ)あ、01(笑)

GM:クリティカルかい! なんか多くないですか?(笑) じゃあ、訊きこみ調査をしていたところ、たまたま司と蒼威に遭遇します。

ヴァランガ:つるんでるの?

沙也:この2人が一緒に行動してるのは珍しいですね。

GM:まぁ、今回は利害が一致しているという事で。

沙也:なるほどー。

GM:そうそう、この2人、最初に会った時も感じたのですが、やはり何処と無く雰囲気が似ている、と言うか纏っている空気が似ている気がしますね。顔が似ているわけでもなく、性格も丸っきり違いますが。

沙也:それも気になりますが。とりあえず、ここで逢ったのも何かの縁なので声をかけましょう。「お二人とも、こんな所で逢うなんて奇遇ですね」


逢ったのはいいが、この2人から千鶴の人となりが判る筈も無く。
本命であった千鶴の情報については既に終えており、帰途に着こうとしている途中でバッタリ出くわした、という風に変更になったのであった(笑)
肝心の情報はというと、月並みな「丁寧に挨拶する良い娘」「ご近所付き合いもしっかりやっている」などと言ったものばかりだったが、「時々、青ざめた顔でソワソワしながら出かけて行った」とか「夜中、酷く憔悴した様子で歩いたので大丈夫か訊いたけど『なんでもない』と言って走り去った」という話もあった。


沙也:怪しいと思えるところは、その辺りでしょうね。

GM:普段が普段な娘なので、皆さん心配こそしてますが、怪しいとは思っていないようでしたけどね。

沙也:そりゃ、ご近所さんですしね(笑) それはそうと、司さん達のほうへ話を戻しましょう。

GM:そうそう、そうだった(笑) では、声をかけられた司は「沙也……こんなところで逢うとはな。ここで一体、何を?」と訊いてきます。

沙也:では「実は……」と言って、【行方不明事件】について調べていたところ、事件発生の現場に居合わせてしまった事などを伝えますよ。
  「その際、この近所にお住まいの女性が関わっているようでしたのでご近所の方にお話を伺っていたところなのです」

GM/司:「そうか……」

沙也:「それで、そちらのほうはどのような状況なのですか?」

GM/司:「あぁ。やはり今回の事件、裏で【ファントム・ソサエティ】が絡んでいるのは間違いない。 現場に遭遇したという事は、既に【佐田研究所】の名前は知っているんだろう?」

沙也:「そうですね、名前だけは」そういえば、何を研究しているんだろう? 少し気になる(笑)

GM/司:「そうか。奴らは、その研究所をアジトにしているようだ」01でクリティカルしたし、基本情報を先に教えちゃいましょう。「【佐田研究所】は、遺伝子工学について研究している施設だ……表向きは、な」

沙也:「遺伝子工学ですか」とは言うものの、キャラクター的には全く理解不能です(笑)


基本情報とともに、沙也は司から出現値A(=GP以下)の悪魔カードをプレゼントされる。
ここで沙也は『精霊 エアロス』を選択、悪魔カードをゲットする。
(沙也:ダーク悪魔のカード貰って、ダーク三身合体というのも心魅かれたんですが(笑))


GM/司:「沙也、これを役立ててくれ」って感じですね。

慈音:いいなー。ワシも悪魔カード欲しいわい。

GM:で、蒼威も「当座はそいつよりこっちのほうが必要だろ」と言って『チャクラドロップ』を一個くれます。

沙也:えっ! 2人ともくれるとは思ってなかった。ちょっと幸せ(笑)

飛鷹:それは素直に嬉しいね。

GM/蒼威:「それじゃ、俺達も引き続き事件を調べることにするよ」

沙也:「ええ。私も一旦仲間の元へと戻ります。……思ったよりも、大きな組織が相手になる様子。お二人とも、十分お気をつけ下さい」

GM/司:「心配は要らない。俺は、その為に居るのだから」と言っている横で、蒼威は「カッコつけてんなよ……ま、なんだ。沙也、そっちも気をつけろよ」と言う。


「それでは、また――」
「じゃ、またな」
そう言って、二人の少年は走り去っていく。
その背に向かい、沙也は「八百万の神々の御加護がありますように」と呟き、微笑むのだった。
●情報収集2回目〜金髪のあのお方。

ルイ・サイファーに【謎の美女】の事を訊こうと千鶴の部屋を出た飛鷹は、扉の隣に佇む金髪碧眼の青年の姿を見つける。

飛鷹:「ちょうど訊きたかったところだ……俺の元を去っていた間、千鶴に何があったか、アンタ知ってるんじゃないか?」

GM/ルイ・サイファー:「教えるのは構わない。だが、君は彼女の身に起きたことを知って、果たして冷静で居られるかな?」

飛鷹:「さぁな。冷静で居られるかどうかは、訊いてみなけりゃ判らないさ……もっとも、冷静で居られなけりゃあこんな仕事、やってられないがね」

GM/ルイ・サイファー:「フッ……それでこそ、私の見込んだ男だよ」さぁ、ダイスを振りたまえよ。会話判定だ!

飛鷹:おう(コロコロ)……ここで失敗はしたくないな。命運1点で振り直し(コロコロ)……05でクリティカル!

GM/ルイ・サイファー:お見事。「……さて。遡ること、君たちが高校生だった頃。彼女が突然君の元を離れて行ってしまったのは、もちろん覚えているね?」

飛鷹:「ああ、当然だ……? まさか――」

GM/ルイ・サイファー:「そう――彼女はその時、既に“力”に目覚めていたのだよ」

飛鷹:「……」

GM/ルイ・サイファー:「彼女の持つ力。それは、『アウトサイダー』と呼ばれる、悪魔へと姿を変える能力だ」

貴志:俺と同じ能力か。

GM/ルイ・サイファー:「元々、彼女の家系は悪魔変身の能力を持つ者が度々生まれてしまうという、呪われた血筋だったようだ……そして、君と交際していたその時期に、隔世遺伝したのだよ」

飛鷹:「なるほどな……で? アイツは―― 一体、何になった?」

GM/ルイ・サイファー:「彼女が変身するのは、『夜魔 リリス――」あっ、リリム、リリム。すみません間違えました(笑)

飛鷹:大変だぁ(笑)

沙也:ゆり子さんは早すぎです(笑)

GM/ルイ・サイファー:いやぁ、大変なことになるところだった(笑)
「―― もとい、『夜魔 リリム』。そして、【ファントム・ソサエティ】はリリムの持つ能力を利用し、人間達を捕らえ集めていた……ある目的の為にね」

慈音:ハーレム計画か。

GM:いやそれもオイシイけれども!

飛鷹:「……その目的とやら、アンタなら知ってるんだろう? もっとも、話す気は無いんだろうけどな」

GM/ルイ・サイファー:「フフ。わざわざ私の口から言う必要も無いだろうからね。事件を追っていれば、いずれ判る事だよ」

飛鷹:「そうかい……なら、もう訊かないでおくよ。参考になった、ありがとうよ」ここらで終わりかな?

GM/ルイ・サイファー:では、礼を言って部屋に戻ろうとする飛鷹さんの背中に、ルイ・サイファーが声をかけます。
「そうそう。彼女は確かにファントムに協力しているが、君になら、彼女を救う事が出来るかもしれない……愛する者の言葉なら、届くこともあるかもしれないだろう?」

飛鷹:「……よせやい、ガラじゃないさ。でもまぁ、覚えておくよ」

GM/ルイ・サイファー:では、最後に「ああ、ところでこれは私からの餞別だ」と言ってですね、ルイ・サイファーが飛鷹さんの額に手を翳します。貴方はルイ・サイファーから『復活』の祝福をプレゼントされました。
「君を私を楽しませてくれるからね。うまく事が運ぶのを期待しているよ」

飛鷹:何かと思ったけど、それは助かるな。じゃ、これでシーン終了だな。

沙也:これで死んでも1回は生き返れますね(笑)

貴志:魔王からの祝福かよ。怖ぇーな(笑)
●情報収集2回目・慈音のターン。


GM:次は慈音さんですね。

慈音:ここはやっぱり、警察関係のコネを使うとしようかのう。


というわけで、慈音は浦田警部にコンタクトを取る。
今回は【佐田研究所】について調べてもらう事に。


慈音:じゃ、判定するぞ。命運1点使ってクリティカル狙い……(コロコロ)02! よし、クリティカルー!

GM:マジでか! 坊主スゲェ!(笑)

飛鷹:コレもスワップ・ダイスの恩恵……(笑)

GM/浦田警部:気を取り直して、【佐田研究所】について浦田警部が教えてくれます。
「秋葉原にある、遺伝子工学を研究している所だ……表向きは、な」

飛鷹:沙也が得た基本情報だな。

GM/浦田警部:そうですね、ここから追加情報です。「で、所長の『佐田』って男は、かなりエキセントリックな人物のようだな」

慈音:ふむふむ。

GM/浦田警部:「ここ最近、研究資材という名目で大きな機械の類が搬入された事があったらしい。ついでに近所の住人の話だと、奇妙な光が見えたり、近くを通りがかると気分が悪くなったりすることがあったって話だ……恐らく、周辺で『異界化』が発生し、それの影響だと考えられるな」

慈音:「むう……異界化も発生しとるのか」PLは異界化についてよく知らんが、PCは知ってるだろう、退魔師だからな(笑)

GM/浦田警部:ま、そうですね(笑) 「最後にもう一つ。 黒いワゴンに乗った怪しげな【黒服の男】達が、ここんとこ研究所に出入りしているって話だ。……事を起こすなら、急いだほうがいいぞ」

慈音:「うむ、そのようだな。 情報、いつも済まんのう」

GM/浦田警部:「気にするなって。 事件解決の為さ」さて、クリティカルで成功したので……なんかプレゼントをあげましょう。何がいいかなぁ?

慈音:(即答)防具!

GM/浦田警部:答えるの早っ!(笑) えーと、それじゃあ……ギフト表で決めるかな。

慈音:防具くれよ!(笑)


結局、ギフト表を振ることになった慈音は『火除神符』をゲット。
前者2人に比べて、一気にグレードダウンした気がするが……ダイスの決めたことなので仕方が無い。


慈音:……あれ? ワシの情報収集、コレで終了?

GM:ああ、【佐田研究所】については以上ですね。 短くなりましたが、シーン終了です(笑)

慈音:早っ!(笑)
●情報収集2回目・ヴァランガのターン。



ヴァランガ:オイラはゆり子に会うホ!「ゆり子お姉さ〜ん」

GM/ゆり子:「フフ、可愛いボウヤ。そろそろ来る頃だと思ってたわ」

ヴァランガ:(ゴソゴソと、先刻回収した【甘い芳香】入りの袋(冷凍済み)を取り出し)「このニオイ、なんだか判るホ〜? お姉さんなら判るんじゃないかと思って持ってきたホ」

沙也:確かに判るでしょうねー(笑)

GM/ゆり子:(香りを嗅いで)「あら、この香りは……」という事で、判定どうぞ。

ヴァランガ:はーい。命運1点で+20%して54以下!(コロコロ)うっ、55……(ガクッ)

飛鷹:あらー、惜しかった。

ヴァランガ:うー、命運もう1点使う余裕は無い……ここは失敗しておくホ。「ま、素直に教えてくれるとは思ってないけどね」

GM/ゆり子:「これを何処で手に入れたのかは訊かないわ。これは、淫魔特有のフェロモンよ」

ヴァランガ:エッチな香りってことねー。「お姉さんの子飼いが出しまくってる匂いって事かー」

GM/ゆり子:「あら、言うわね(くすくす) こんな匂いをさせている娘に近づくのは、ボウヤにはまだ早いわよ?」

慈音:……よく考えたら飛鷹さん。大丈夫か、シワシワになってたりしないか?(笑)

飛鷹:大丈夫に決まってんだろ!(笑)

ヴァランガ:「うん、そうするホー」そうは言っても、関わった以上は近づかざるをえないけどなぁ〜。

GM/ゆり子:「それじゃ、私はこれから仕事があるから、これで失礼するわ。 またね、ボウヤ」ってところでシーン切りまーす。

ヴァランガ:了解ー。「じゃ、またホー」
●情報収集2回目・貴志のターン。


GM:さて、貴志さんの手番です。お待たせいたしました。

貴志:ああ。では早速、キーワード【ギター型COMPの男】について調べよう。当然、使うコネはマダム銀子だな。


※【ギター型COMPの男】のキーワードは、コメント14でのヴィクトルとの会話中に出てきたところで渡していました。【】の表記漏れでした。以後、気を付けます。


GM:マダムなら、+20%で判定をどうぞ。

貴志:よし。それなら命運を使うまでもないだろう(コロコロ)28。成功だ。

GM:では……【ギター型COMPの男】についてですが、ご存知のPLもいらっしゃるでしょう。『キャロルJ』と言う名前である事が判明します。


※キャロルJはサプリメント『闇のプロファイル』に表記がありますが、当時はまだ『闇の〜』は発売されておらず、サプリに先んじて登場した形になっちゃいました。
 同時に、名前だけはずっと出ている【ファントムソサエティ】も同サプリメントで紹介されていますが、当リプレイでは若干設定の違いがあります。ご了承くださいませ(←今更かい)。


飛鷹:まぁ、ギターってところでソイツしか居ないだろ。

GM:そりゃもう、当然ですよねー。で、もちろんのこと【ファントムソサエティ】に所属しているダークサマナー(主にダーク悪魔を使役する悪魔召喚師の総称)の一員です。どうやら、件の【佐田研究所】にはたびたび出入りしているそうですよ?。

貴志:そうか。それだけ判れば十分だ。俺の手番はこれで終了だな。次に行ってくれ。

GM:了解しました。では、これで情報収集の1サイクル目は終了となります。
 続いて、2サイクル目を開始しましょう。

一同:は〜い。
●情報収集・2サイクル目。


引き続き、情報収集を行なうPC達。
2サイクル目のトップバッターは沙也。
『リリム』の弱点を調べておき、万が一、千鶴と戦わなければならなくなった時の対応策をあらかじめ講じておくべく、『アナライズ』を使用する。
この判定が、なんと01でクリティカル!
弱点どころか、データ全部を閲覧されてしまう(笑)
ちなみに、この情報収集で110点の経験値を入手し、沙也はレベル12にレベルアップしている。


二番手の飛鷹は、アプローチの方向を変えて【佐田研究所】について調査。
オザワの手を借り、侵入経路などが無いか情報収集をするが……この判定に失敗。
残念ながら、それらしいルートを発見することは出来なかった。


慈音は『キャロルJ』について調べようとするが、当たれそうなコネが無い為、先程ヴァランガが失敗した【甘い芳香】に再チャレンジを試みる。
ゆり子に連絡を取った結果、やはりこの香りは『夜魔リリム』が発した香りであるという確証を得た。
ここで、慈音もレベルアップ。


続くヴァランガは館に戻り、慈音の代わりに『キャロルJ』について情報収集。
命運1点を消費し、判定に成功。
貴志の情報収集で得た情報に加え、21レベルまでの悪魔を召喚する事が出来る程度の実力の持ち主である、と言う事が判明。
組織の下っ端とは言え、現在のPC達にとってはなかなかの強敵である。


2サイクルのラストは、貴志。
【ファントムソサエティ】が掲げる、【大いなる目的】とやらについて調べることに。
マダム銀子からもたらされた情報。
それは、今回の事件がこの【大いなる目的】のための第一歩である、というものであった。
強大な力を持つ、何者かを呼び出すという、彼らの最終目標。
そのため、まずはより多くのゲートを開き、異界化が起こりやすくしなければならない。
ゲートを開くためには、大量の生体マグネタイト……人間の精気が必要になる。
つまり【行方不明事件】は、【ファントムソサエティ】がこのマグネタイトを回収するために起こしたものだったのだ。
そして、今回ゲートを開く任務に就いているもの。それは―― 『魔王 ミノタウロス』。
ファントムの悪行、そして強大な魔王がその使いとして存在している事を知った貴志は、静かに怒りを震わせるのであった。
そして、同時にレベルアップしているのであった。
●突撃!佐田研究所!。



今回の事件について、大体の調べがついたと判断したPC達は、いよいよ黒幕が居ると思われる【佐田研究所】へと向かう事にする。


沙也:地下鉄の乗り方、と言うか切符の買い方が解りません(笑)

飛鷹:そこら辺はこっちでやるから!(笑)

GM:じゃあ、どうにかこうにか、秋葉原に到着。今、皆さんは【佐田研究所】の前にいます。

沙也:異界化していたりします?

GM:そうだねぇ。周囲の気配から察知出来るけれど、既に内部は異界化しているんじゃあないかな。

飛鷹:おやおや。「見る奴が見れば、一発でバレるだろ、これは……」

慈音:で、周りには誰か居るのかな?すんなり入れそうか?

GM:研究所ですが、一応周囲には柵が設置してはありますが、見張りなんかは見当たりませんね。

沙也:では、お邪魔します(笑)


妨害などもなく、研究所の内部に侵入することに成功するPC達。
しかし、玄関の扉をくぐったと同時に、いかにも研究所然とした屋内の景色が不意にぐにゃりと歪み、先程まで汚れ一つなく白かった壁は、まるで生物のように脈動する奇妙な紫色の蔦らしきもので覆われていた。
そして、屋外へと通じる出口は同様の蔦に因って、固く閉ざされている。


飛鷹:「またこの感覚……何度経験しても慣れないな」

ヴァランガ:「オイラは気にならないけどなぁ」

慈音:「うむ。それにしても、出口が塞がってしまったのう。これは親玉を成敗するまで出ることは出来なさそうだな」

沙也:「ええ、恐らくは」さて、ここでいつも通りに皆さんから髪の毛を一本ずつ拝借しましょう。

慈音:……えっ?(←坊主なので、剃髪している)

ヴァランガ:そういやコイツ坊主だったっけ(笑)

貴志:どうするんだ、髪の毛は(笑)

沙也:まぁ、その辺はなんとかした、と言う事で(笑)


手の平で、集めた髪の毛を丸めて祝詞を唱える沙也。
手を閉じて開くと、そこには小さな注連縄が出来ていた。
儀式によって生み出されたこの縄を、各自の衣服や武器などに結びながら、沙也は言う。
「これで、私たちは一つの縁で結ばれた『仲間』となりました。一人も欠ける事なく、無事に事件を解決し、常世へと戻れるように力を尽くしましょう」
その言葉に、飛鷹、ヴァランガ、慈音、貴志の4人は頷き、そしてその手を重ねた。


GM:では……儀式が終わったところで、ダンジョンアタックと行きましょうか!

一同:おー!
●首謀者たちとのご対面。



研究所内を探索するPC達。
異界化の影響なのか、それとも別の理由があるのか。人の気配は感じられない。
おかげでサクサクと進む探索。その途中、部屋にごろんと転がっている『宝玉』を発見したり、友好的な悪魔と遭遇して研究所内の情報を得たりしつつ、カンの良い貴志の通路選択により、敵対的な悪魔との遭遇も無く、無事に敵の中枢と思しき場所へと辿り着く事が出来た。
チェッ、残念(笑)


貴志:「さっきの悪魔の話だと、どうやらここのようだな……」

ヴァランガ:GMー、部屋の様子はどんな感じ?

GM:扉は今までのところと同じような感じかな。でも、部屋の内部からは、巨大な機械が稼働しているような大きな音が聞こえてくる。
同時に、内部からは何か大きな力を感じる。一度入ってしまえば、もう引き返せないような気になってきます。

飛鷹:ビンゴだな。

ヴァランガ:機械か……「なぁなぁ、機械って結露には弱いホー?」

飛鷹:ああ、なるほど。「そう、だな。お前の氷でブッ壊してやれ」

ヴァランガ:(胸をドンと叩いて)「任せとけホー!」

沙也:「準備はよろしいでしょうか?」(一同頷く)「では、参りましょう」


扉を開くPC達。
部屋はかなり大きく、その中央に巨大な機械が設置してある。
そして、部屋の奥のほうに、恐らく捉えられたであろう人達が、簡素な檻の中に無造作に転がされているのが見えた。全員、生体マグネタイトを抜かれた影響かぐったりとして微動だにしていない。ここからでは、生きているのかどうか判らない。
安否を確認するためには、機械の傍らに立つ、ギター型のCOMPを持った男……『キャロルJ』、飛鷹の元恋人にしてアウトサイダーとして覚醒していた千鶴、そして恐らくこの研究所の所長・佐田であろう白衣の男をなんとかしなければならない。


飛鷹:後ろの人達が気になるが……まずは目の前の事からだな。
「どうやら、ゲートを開くまでには間に合ったみたいだな」

沙也:いやいや、ゲートはまだ開いてないけど、攫われた人達は間に合ってないから!(笑)

ヴァランガ:それはさておき(笑)「イタズラするのもいい加減にするホ!」


いや、イタズラどころじゃないと思うんだが。


GM:そうやって言ってるとですねー、白衣の男……もとい、佐田がこう言います。
(いやらしい声音で)「よく来たねぇ、諸君。我々の邪魔を、これ以上しないでもおうかな」

貴志:なんでそんなヤラしい喋り方なんだよ!(笑)

GM:いやぁ(笑)

ヴァランガ:「これ以上、居心地の良い場所を引っ掻き回されたらたまらんホ!」

飛鷹:「ああ。千鶴まで、巻き込みやがって……」

GM:あー、飛鷹さんがそうやって言うとですね。千鶴は貴方とは目を合わせようとはせず、ふいっとそっぽを向いて哀しそうな表情を見せます。その様子からすると、事件に関わっているのは彼女の本意ではないようですね。

飛鷹:そりゃそうだろう。

貴志:たぶん、悪魔になっちまったのを治す代わりに加担させられた、ってとこじゃないか?(←正解です)

GM/千鶴:で、そのままぽつり、と喋りだします。
「伸くん……やっぱりここまで来ちゃったんだね。こんなところ、見られたくなかったよ」

飛鷹:「……どんなところに居ようと、どんな姿だろうと。千鶴は千鶴だ。それに変わりはない。俺は、君の全てを受け入れるよ」

GM/千鶴:(そう言ってくれると思ってたよ)飛鷹さんの言葉に、千鶴はようやく飛鷹さんのほうを見る。その瞳には涙が浮かぶ。
「伸くん……私……」

ヴァランガ:あー甘い甘い(笑)


こういうロールプレイをしていると、小っ恥ずかしくて仕方ないですね。
リプレイに起こすために聞いてても、自分の演技に赤面するわ!(笑)


GM/佐田:で、そうやっていい雰囲気になっているところに佐田が割り込みます。
「茶番はそこまでにしてもらいましょうか?」

飛鷹:「茶番?お前のやっている事のほうがよっぽど茶番だな」

GM/佐田:「ほう。言ってくれますね。いいでしょう、キミ達のマグネタイトもいただいて、我々の計画を成就させる礎とさせていただくとしましょう」

貴志:ここで口を開こう。
「貴様たちの卑しい志などで、俺の行く道を遮る事など出来はしない。俺は貴志 正行……貴き志を持ちて、正しき道を行く者」

沙也:凄い自己紹介ですよね(笑)

一同:(笑)
●首謀者たちとのご対面・続き。



慈音:ワシも喋っておこう(笑)
「因果応報というのは、我々人がもたらすものではない。神や仏がもたらすものだ。故に、お主達には必ずや仏罰が下されるであろう……仏に代わり、このワシの手でな!因果を受けて、涅槃を渡るがいい!」

GM:うーん、実にカオスな発言。

沙也:LIGHT/CHAOSですね(笑)

ヴァランガ:オイラは特に何も言わないで、いつでも魔法撃てるように準備しておくかな。

GM/キャロルJ:了解。では、ここまで何も発言していなかったキャロルJが、ここでようやく発言します。
「ごちゃごちゃとウルせぇんだよッ!テメーら、このキャロルJ様が相手になってやるぜぇ〜……GIGの始まりだァ!まずは一曲、聴いてもらうぜッ!」
そう言って、ギターをかき鳴らします!ギュイィィィィィンッ!!

一同:『悪魔召喚』来たーっ!

飛鷹:で、何がどれくらい出てくる?

GM:とりあえず、今召喚したのは一体だけですね。頭がお猿、身体が虎、尾が蛇という姿の悪魔です。

一同:ヌエかぁ……(ざわざわ)

GM:ん?『アナライズ』しないと正体は判りませんヨ?(笑)

沙也:確かに、そのとおりですね(笑)

GM:と、戦闘に入る前に。飛鷹さんや、最後に千鶴に何か言うことはありませんかね?

飛鷹:最後、かよ……。

沙也:つまり、これ以降は手番を使っての会話になるということですね!


そんな身も蓋もない(笑)
まぁ、その通りなんですけれども。


GM/千鶴:「伸くん、私……」(うるうる)

飛鷹:「帰ろう、千鶴。したくもない事を、やらなくてもいいんだ」

GM/千鶴:「私、こんな、悪魔の姿になっちゃったけど……それでも、いいの?一緒に、居ても、良いの?」

飛鷹:「俺だって、こんな人間さ。だから……おいで?」


心に響く、どこまでも優しい声。
その声の温もりが、望まぬにもかかわらず悪魔の姿へと変化してしまった事で絶望した女の心を、癒していく。


GM/千鶴:「伸くん……!」そう言うと、千鶴はその姿が、夜魔リリムのそれから、いつもの千鶴のものへと変化させながら飛鷹さんの元へと駆けてくる。

飛鷹:そっと抱きしめよう。

飛鷹除く一同:ヒューヒュー(笑)

GM/キャロルJ:恋人同士の熱い抱擁を邪魔するように、キャロルJがギターをかき鳴らす。
「感動のシーンはそこまでだぜッ!お前ら、覚悟はいいかぁ〜!?」

ヴァランガ:「そっちこそ覚悟は出来るかホ〜!?」

GM:それじゃあ、ここから戦闘開始と行きましょうか!

一同:かかってこいやぁ〜!
●中BOSS戦・開幕!。



GM:えーと、戦闘開始前に言っておきますが、千鶴は先程の飛鷹さんの説得により戦意喪失した、と言う事で戦闘からは離脱します。
あと、佐田も戦闘には参加しません。

飛鷹:了解。実質、敵はキャロルJと召喚された悪魔1体、ってことか。

沙也:悪魔は『アナライズ』が必要ですね。PLには正体判ってますけど(笑)

GM:おのれ(笑)あ、ちなみにキャロルJは中BOSS扱いになります。
倒したら命運回復するのをお忘れなく。

一同:はーい。


そんな感じで、中BOSS戦がスタート。
第1ターンのイニシアチブは

悪魔→飛鷹→キャロルJ→ヴァランガ→慈音→沙也 の順。


まずはトップバッター、謎の悪魔から行動。
ダイスによる行動選択は、『バインドボイス』。いきなりの全体攻撃!

(一同:うわぁ〜!)

この攻撃で、飛鷹、ヴァランガ、貴志の3名がダメージを受ける。
しかも、貴志は00でファンブル!ダメージ2倍を喰らってはひとたまりもない、と貴重な『幸運』を泣く泣く切ることに。
開幕から、なかなかの被害を受けるPC達。


飛鷹:「くっ……やってくれるじゃないか」次は俺の番だが……どうする?『アナライズ』いっとくか?それとも攻撃叩きこんでみるか?

沙也:『アナライズ』はこっちでも出来るので、その辺はおまかせします。

飛鷹:ん。それじゃ、小手調べに悪魔に『ダブル・タップ』!貴重な弾丸『神経弾』2発のおまけ付きだっ!


しかし、残念ながらこの攻撃は悪魔のクリティカルによって回避されてしまう。
(飛鷹:くそっ、勿体ないことした!(笑))
お次に控える中BOSS・キャロルJは、沙也と飛鷹に向かってMP5(銃器。武器付与スキルの『フルオート』で、全体攻撃が出来る序盤ではなかなか厄介な代物)をぶっ放す。
沙也・飛鷹ともに、命運1点を消費してダメージを最小限に抑えた。


沙也:中BOSSだから、2回行動してくるのが厳しいですね。

ヴァランガ:むー、なかなかやるなぁコイツ。次、いくホー!とりあえず、最初のダメージが痛かったんで自分に『ディア』!(コロコロ)32点回復ー。

貴志:ようやく俺の番か。まぁ、まずは『悪魔変身』なんだが……ちょっと演出させてもらうぞ。

GM:どうぞどうぞ。

貴志:では、天に向かって指を突き上げながら「俺の道は……誰にも阻めない。変身!」と言う。すると、天から激しい雷が俺に向かって落ちてくる!

一同:おお!

貴志:そして、雷光が消えた後には……『妖魔 マルト』に変身した俺の姿が!と言うわけで『悪魔変身』だ。

GM:カッコいいじゃないですか。あ、命運1点消費するのをお忘れなく(笑)

貴志:おっと、そうだった(笑)という事で、『回転斬り』(前列の2体に対して行なう格闘攻撃)をお見舞いしてやろう!
右腕から伸びた雷の刃で薙ぎ払い、そして身体を回転させた勢いでもう一撃繰り出す!判定値は87%(コロコロ)45!成功だ!

GM:こりゃ当たるワケにはいかんな……(コロコロ×2)ダメだ!悪魔、キャロルJともに命中した!ダメージカモン。

貴志:ダメージは(コロコロ)79点か、低いな。相性は『剣』だ。

沙也:いやいや、十分高いです(笑)

GM:うーん、ヌエはだいぶ削れてる。

貴志:ん?何か言ったかな?(笑)

沙也:名前言っちゃダメ(笑)

GM:おお、失敬(笑)次、慈音さんどうぞー。

慈音:うむ。ワシは悪魔を『アナライズ』しておこう。(コロコロ)……命運で振り直そう(コロコロ)む、9が出た!レベル20までは抜けるぞ!

GM:それはピッタリですね。はい、さっきから名前言っちゃってましたが、コイツは『妖獣 ヌエ』です。

慈音:(ルールブックを見て)おっ、コイツ『火炎に弱い』のか。ワシの出番だな!(←火炎相性の魔晶剣持ち)

ヴァランガ:逆に、『氷結無効』か〜。オイラはキャロルJ狙いかな。

GM:それがいいと思うよ。さて、最後は沙也の番ですよ〜。

沙也:では、例によってアレを(笑)
「それは、哀しみと絶望の淵より生まれ出でて、勇気と希望へと変わる純粋なる炎。人類の決戦存在たる我は、旧き乞い人達の思いに応えるために、万古の精霊達へ契約の履行を要請する!」と言いつつ、『ラクカジャ』を。

慈音:でた、長ゼリフ(笑)

沙也:や、これいつものことなんで(笑)えっと、上昇値は(コロコロ)……うりゃ!(コロコロ)

GM:命運使いやがった(笑)

沙也:えー、皆さん、物理と魔法防御点が7点増えました。

一同:お〜。

GM:OK。では、次のターンいくよ〜。
●第2ターン〜第3ターン。



さて、2ターン目。イニシアチブはキャロルJ→ヌエ→ヴァランガ→飛鷹→貴志→沙也→慈音の順。

キャロルJは、ここで唐突にギターを掻き鳴らした。
何かの攻撃かと思ったPC一同であったが……実はコレ、自信過剰なキャラである事を表現するべく、敢えて余裕を見せるために取った行動だった。
手番をギターを弾くだけで終了した中BOSSを、生温かい目で見つめるPC達。
まぁ、そうなりますよねぇ(笑)

間抜けなキャロルJはさておき、続くヌエはまたも『バインドボイス』。今回は沙也と飛鷹が命中し、飛鷹は命運1点でダメージを7点に抑える。
一方、沙也はそのまま喰らい、おまけに追加効果の〈BIND〉(一切行動不能となるBS。回避も出来ない)を受けてしまう。
生憎、パーティはこのBSを回復する手段を持っておらず、仕方なく沙也は心許ない27%という判定値のBS回復判定に賭けることにした。

続くヴァランガは『マカカジャ』で、魔法威力を8点上昇。
飛鷹は『メディア』を使用し、パーティの傷を癒した。具体的には45点ほど。

ヌエの全体攻撃を厄介と見た貴志は、『ジオンガ』で攻撃。
『電撃高揚』を持たせたGM自作悪魔のマルトが放つ電撃は、ヌエに106点の大ダメージを与えた。が、残念ながら〈SHOCK〉には至らなかった。


貴志:チッ。

慈音:チッ。

GM:なんだよー、悪いか!(笑)


続いて、BS回復判定から始めなければならない沙也。案の定、判定に失敗してしまい、金縛り状態は続行。
ターン最後の慈音は、『火炎剣』(←魔晶剣の魔晶スキル)で、ヌエの弱点を突く!
この攻撃により、ヌエはあっけなく死亡。ギターを弾いていたキャロルJも、慌てて反撃態勢に入る。今更かよ。


そして第3ターン。
キャロルJ→飛鷹→沙也→貴志→ヴァランガ→慈音の順で行動。
実は悪魔を一体しか連れていなかったキャロルJは、『MP5』の『フルオート』で攻撃!
この攻撃を回避すら試みる事が出来ない沙也を、慈音が身を挺してかばう(慈音:ここはワシが『カバー』しよう!)。
倍のダメージを受ける事となった慈音は、命運2点を消費して被害を抑えた。
2回目の行動は、やはり動けない沙也に対して通常射撃。
大ダメージを負ったが、この射撃を耐える沙也。
怒れる飛鷹は『ダブル・タップ』を行なうも、一発は回避されてしまい、一発命中させたのみ。
そして沙也の回復判定。ここでも失敗。いつになったら回復できるのか(笑)

貴志は、威力の高い『ジオンガ』をMPが切れるまで撃つ宣言。魔法防御点の低いキャロルJに対して、この攻撃はかなりの効果をあげる。しかし、やはり〈SHOCK〉にはならず。
ヴァランガは、再度の集中攻撃に備えて沙也へ『ディア』。ヴァランガも攻撃へ回ることが出来ればいいのだが……。
前のターンに続いてトリとなる慈音は、『火炎剣』でキャロルJへ斬りかかるも、判定に失敗。そもそも、格闘攻撃向きの能力値ではないのに頑張る慈音さんの根性はすごいと思うGMであった。
●第4〜第6ターン。



・4ターン目。

珍しく(失礼)慈音がトップ。自身に『傷薬』を使用し、HPを全快にする。
ヴァランガは沙也を『応援』し、BS回復判定の判定値を上げての戦線復帰に期待するが、会話判定に失敗してしまう。

そしてキャロルJの攻撃。再びフルオートで攻撃し、PC達の顰蹙を買う(笑)
動けない沙也と、貴志が回避失敗。
沙也は残りHP9点でギリギリ耐える。悪魔の防御点があるとはいえ、貴志もそろそろ厳しくなってきた様子。
中BOSS2回目の行動は、やはり沙也への射撃。ここは命運2点使用で、ダメージを4分の1に抑えて踏みとどまった(沙也:残りHP4点です(笑)

貴志は3度目の『ジオンガ』。MPもそろそろ限界が見えてきているが、早期決着のためには出し惜しみできない。
しかし、そんな意を決しての攻撃も、判定に失敗してしまい不発に終わる。
そして沙也は、やっぱり回復失敗。スワップダイスを採用してはいるが、27%がなかなか出ない。
飛鷹は態勢を一旦立て直すべく、『メディア』で全体を回復。39点のHPを回復するが、『メディア』はあと一回で打ち止めだ。が、『チャクラドロップ』は慈音と沙也が持っている。まだまだいける、と息巻く飛鷹。



・5ターン目。

キャロルJは、思い出したように『パニックボイス』を使うが、なんと2回とも判定失敗。どうやらむせたらしい(笑)

ここが反撃のチャンス、と見たPC達。
飛鷹は『メディア』を諦め、『ブフーラ』で打って出る。ダイス目は僅かにクリティカルに届かなかったが、ダメージは84点と高めを叩き出す。
続く貴志は『ジオンガ』を放ち、今度は判定に成功!キャロルJも回避に失敗し、92点の大ダメージを与えた。
沙也は、このターンも回復出来ず。彼女が行動出来るようになるのはいつの日か(笑)
ヴァランガも、ようやく反撃に出る。『ブフーラ』による僅かな〈FREEZE〉の可能性に賭けるも、ダメージを与えただけに留まった。
慈音は気合い(スキルではない)の『火炎剣』を放つが、回避されてしまいこのターンは終了。



・6ターン目。

キャロルJは、さっきから手痛いダメージを与えてくれる貴志に対し2回の行動を消費して集中攻撃を行なう。
この攻撃を2発とも喰らい、ボロボロになる貴志。しかし、まだ立っている。

PC側の一番手はヴァランガ。一気に勝負を仕掛けたいところであったが、『ブフーラ』は判定に失敗。気合が空回りしたか?
貴志は最後の『ジオンガ』!これで『ジオンガ』は打ち止めである。
しかし、このダメージでようやくキャロルJのHPは半分を切った。ようやくここまで来たか、といった感じのPC達。
しかし、一息ついている暇はない、と飛鷹は『ダブル・タップ』で射撃。一発は外してしまい、僅かなダメージを与えたのみ。

飛鷹:ダメだ、やっぱり物理攻撃はなかなか通らんなぁ。

GM:魔法防御点低い代わりに、物理は少し高いんですよコイツ。

貴志:だろうなぁ〜。魔法で仕留められなかったのはキツい。

続く慈音は、『火炎剣』で攻撃。58点のダメージとはいえ、魔法防御点の低いキャロルJにはなかなかのダメージである。
そして、沙也の番……。

沙也:そろそろ金縛りから解放されたい……(コロコロ)あっ!やりました!遂に回復!

一同:お〜!(パチパチ)

沙也:そして『ジオ』!(コロコロ)29で成功!

GM:(コロコロ)はいはい、ダメージどうぞ。

沙也:ダメージは(コロコロ)い、1……(涙) 『マカカジャ』分を足して、40点、電撃相性です。

GM:40点でも痛い!(コロコロ)しかし〈SHOCK〉はせず。

沙也:ちぇー。

GM:そうそうなってたまるか(笑)
●第7ターン〜第8ターン目。


・7ターン目。

トップはヴァランガ。命運1点を消費して判定値を上げた渾身の『ブフーラ』であったが、キャロルJに回避されてしまう。
(ヴァランガ:なんだと〜!(怒)
貴志は『傷薬』で自身を回復。これでHPは全快した。

そしてキャロルJは、またも『フルオート』!これは、なんと沙也以外が全員回避に成功!
で、肝心の沙也は……

GM:ダメージは(コロコロ)51点。生きてる?(笑)

沙也:51点なら……えーと、防御点10点で、残りHP5点です(笑)

飛鷹:うわー。

GM:じゃ、もう一回撃つ(笑)

沙也:あんた鬼か!(笑)

そしてやっぱり回避に失敗した沙也は、命運2点を消費して辛うじて生き残る
(沙也:残りHP3点!)

ギリギリ生き残ったが、沙也の命運は残り1点。次は無い。
飛鷹は攻撃を切り替え、『スーパーショット』を撃つ。しかし、判定に失敗。弾丸はあさっての方向へ飛んでいった。
沙也は『傷薬』を使ってHP全快。これで一発くらいは耐えられる。
『火炎剣』から『アギ』に変えてみる慈音(慈音:「ナウマクサマンダ、バザラダン!」)だったが、この攻撃は回避されてしまい、ターン終了となった。


・8ターン目。


イニシアチブはキャロルJ→ヴァランガ→飛鷹→沙也→慈音→貴志。

キャロルJは『パニックボイス』。ヴァランガのみ回避するが、全員、BS判定に成功し事なきを得る。
2回目は貴志に攻撃。が、貴志はこれを無事に回避。
ヴァランガは飛鷹を『応援』するも、判定失敗。なかなか思うようにいかないものである。
飛鷹はやっぱり『ダブル・タップ』にするが……一発目がまさかのファンブル!
仕方なく、命運で振り直して今度は命中させる。『神経弾』を使用しての射撃を、外すわけにはいかない。2発目も命中させ、どちらもダメージを与えることに成功。
そして……

GM:えーと、『神経弾』は〈SLEEP〉だっけ?ま、そうそう無いよ。1回目(コロコロ)セーフ。2回目(コロコロ)あ。

沙也:あ。

飛鷹:寝たな(笑)

GM:えー、〈SLEEP〉しました(笑)

この隙に、全体の強化を図る沙也は久々に『ラクカジャ』を使用。
防御点は2点のみの上昇となったが、贅沢は言えまい。
続く慈音は、恐らく次ターンですぐに回復するであろうキャロルJの攻撃に備え、沙也の回避判定を上げておくべく『応援』。これは成功し、沙也は次の判定に+20%の修正を得る。
ターン最後の貴志は、一発逆転狙いの『気合い』を使う。これで、貴志のMPは完全に尽きることとなった。

そして、第9ターン――。
神威の奇妙な冒険 ●中BOSS戦、決着!



・9ターン目。


キャロルJは、PCの予想通り〈SLEEP〉から回復。
早速『フルオート』で攻撃してくるが……


GM/キャロルJ:「コイツで終わりだァッ!」『フルオート』いきまーす(コロコロ)あっ……03。クリティカルしたわ(笑)

一同:ぎゃー!

ヴァランガ:本気でヤバい……!


各自回避判定を行い、悲鳴が飛び交う中、飛鷹がクリティカルで回避、慈音も辛うじて回避に成功し通常命中となる。
しかし、残る3名は防御点無視+ダメージ2倍の銃弾にさらされてしまう。
ヴァランガと貴志は、命運を消費してなんとか生き残るが、沙也はついにここで倒れてしまった。

慈音:無理じゃい、こんなの(笑)

沙也:死にました(笑)

GM:ですよねー(笑)

戦闘後のレベルアップによる復活を期待して、〈DYING〉となる沙也。
そしてキャロルJの2回目の攻撃は、瀕死の慈音に対しての射撃。
この攻撃をまともに受けた慈音。沙也に続いて〈DYING〉になってしまった。
回復手段もほとんどなく、攻撃に使えるMPもほぼ残っていない。
絶望的な状態ではあるが、残る3名は2人の敵討ちに燃える。

飛鷹は、最後の一発となる『ブフーラ』を放つ。見事に命中させ、67点のダメージを与えた。
前のターンで『気合い』を入れた貴志は、満を持しての『回転斬り』を放つ、が……GMのダイス目の良さに阻まれてしまう。


飛鷹:マジでか……「手詰まりなのか……?くそっ!」

貴志:「いや、まだ終わってはいない!まだ倒れてはいないんだ、終わってたまるか!」

ヴァランガ:「そのとーりだホ!まだ諦めるには早いホ!」飛鷹を応援!今度こそー(コロコロ)やっと成功!次、+20%で行けるよー!


次のターンに、最後の望みを繋げるPC達。

そして、運命の10ターン目。



飛鷹:ここで先手を取れれば、勝機はあるはず……!

気合のこもる、イニシアチブ判定。
結果は、飛鷹→貴志→キャロルJ→ヴァランガの順となった。


飛鷹:よしっ!取ったっ!

貴志:俺も先行だな。

GM:これはもう執念ですねぇ……。

飛鷹:『応援』を貰ってる以上、外すワケにはいかん!行くぞ、『神経弾』を込めた『ダブル・タップ』!


この判定に、飛鷹は両方とも成功!
そして、キャロルJはどちらも回避に失敗!

果たして、その結果は……


GM:……残りHP、45点! しかも、〈SLEEP〉した!(汗)

飛鷹:よしっ!これで回避はない。あとは一撃で仕留められれば……。

貴志:MPが無いからな。格闘攻撃のダメージロールで良い目が出れば、なんとかいけるが……行くぞ、『回転斬り』(コロコロ)来た!01!

一同:おおおおおおっ!

GM:うわー、ここでかぁ!

貴志:ダメージロールいくぞ(コロコロ)10!回った!(コロコロ)……ダメージは合計87点の、2倍で174点!「俺の道は……誰にも阻めない!これで、終わりだ!」

GM/キャロルJ:それはもう文句なしですねー。では、キャロルJは「ほげぇぇぇぇぇ!」と情けない叫び声を上げて吹っ飛びました!

一同:よっしゃー!

ヴァランガ:し、死ぬかと思った……(笑)

沙也:私たちは死にましたけどね(笑)


なにはともあれ、これにて中BOSS戦・決着である。
この戦闘で、PC達は無事にレベルアップする事が出来た。
ひとまず、復活した事で安心するPC達。
しかし、まだこのあとにはBOSSが控えているのだ……。
●魔王、登場!。



レベルアップ処理も終え、残すところはBOSS戦のみ。
キャロルJを吹っ飛ばし、一息つきたいPC達だったが……


飛鷹:「なかなか、骨が折れたな」(その場にへたりこむ)

GM/千鶴:「伸くん!」(慌てて駆け寄ってくる)

飛鷹:「悪い、千鶴……肩、貸してくれ」

GM/佐田:千鶴は労いと感謝の言葉を飛鷹さんに肩を貸して、立ち上がらせてくれます。
ついでに、余裕ぶっていた佐田ですが、キャロルJがやられたのを目の当たりにして、明らかに狼狽えています。
「馬鹿な!キャロルJがやられるなんてッ!! ひ、ヒィィィィ!お助けぇ!」

一同:(笑)

貴志:ヒィィィィ!じゃねぇよ!(笑)

飛鷹:「この三下が……」呆れて見てるよ(笑)

GM:佐田は悲鳴をあげつつ床を這いつくばって逃亡しようとしていたんですが……

慈音:うん?

GM:突如、部屋の中央に据えられていたマシンが起動を始めます。すると、マシンのメインディスプレイに魔法陣が浮かび上がってくる。それはマシンの震動に合わせて明滅し、そして光を放ち始めます。

沙也:「これは……召喚陣?」

飛鷹:「佐田、この期に及んで何を喚び出した!」近付いてって、胸ぐら掴んで身体揺するよ。

GM/佐田:「わ、私は何もしていない!」(ガクガク)

貴志:(何かを思い出した様子で)あ、そうか。そういえば。
「違うな。これは、喚び出したのではなく……」

GM:貴志さん、思い出したっぽいですね。そんなやり取りをしている間に、魔法陣からは毛むくじゃらな筋肉ムキムキの腕が突き出してきました。

ヴァランガ:うわぁ。

GM:続いて、少しずつ、その腕に相応しい身体が、この空間に現出し始めます。妖しい輝きを放つ魔法陣より這い出てきた、その姿は……巨体を誇る、牛頭の悪魔。その手には、超大な斧が握られている。

ヴァランガ:あー、『ミノタウロス』か。

飛鷹:そういや、そんな奴がいるとか、マダムが話してたなぁ。

GM/佐田:出現した魔王に縋るような視線を向ける佐田。
「み、ミノタウロス様! 申し訳ございません! どうか、お助けを……!」

貴志:見ていて哀れになってくるなぁ。

GM/ミノタウロス:そうやって懇願する佐田に対し、牛頭の魔王は言う。
「佐田よ、失敗したな? 失敗した者には、死を。そう告げていたはずだ」


腹の底まで震わすほどの低音の声が、室内に響く。
その重苦しい言葉を耳にした佐田は「え?」と一瞬、呆けたような表情を見せる。
そんな佐田の頭部へと、剛毛に覆われた太く逞しい腕を伸ばす魔王。間抜け面を見せている、哀れな研究者の頭をその大きな手で、無造作に握る。
佐田の胸ぐらを掴んでいる飛鷹だったが、抵抗することも出来ず佐田は魔王に引っ掴まれ、そして持ち上げられた。
「ヒィッ!お、お許しを」
懇願を続ける佐田だったが、その言葉を最後まで紡ぐ事は出来なかった。
魔王がその手に力を込めた瞬間。佐田の頭は無残に潰れ、そして胴体がどしゃっ、と床に落下した。吹き出す血飛沫。眼前で行なわれた惨劇に、千鶴は思わず悲鳴をあげた。


GM/千鶴:「酷い……ッ!」(目眩を起こしてくらっと倒れそうになる)

飛鷹:「千鶴っ!」(千鶴を支える)

GM/ミノタウロス:まるで、フルーツをもぐように千切りとった佐田の頭を壁に投げつけるミノタウロス。今度は、キミ達にゆっくりと歩を進めてくる。

ヴァランガ:「コイツ……!」(怒)

GM/ミノタウロス:「まったく、役に立たない奴らだ。おかげで、余計な手間が増えたわ」
そう言いつつ、手にした斧を振り回してキミ達を威嚇してみせる。
「我らの邪魔をするとは、命知らずな奴らよ。この魔王ミノタウロスが、直々に引導を渡してやろう!」

貴志:「ふん……そうはいかんな。俺にはまだ、やることがある。貴様如きに、その邪魔をされてたまるか!」

飛鷹:「千鶴、下がってて」と声をかけてから、ミノタウロスへ向き直って睨みつけてやろう。

GM:声をかけられた千鶴は、心配そうに飛鷹さんを見つめる。でもすぐに笑顔になり、飛鷹さんにキスをします。

飛鷹:えっ!(驚)

一同:ヒューヒュー(笑)

GM/千鶴:「伸くん。必ず、勝ってね!」

飛鷹:「ああ、任せてくれ」
●魔王、登場!続き。



慈音:ああ、熱い熱い。それはさておき、弱点が判らないというのは不安だな。

沙也:『アナライズ』が効きませんからねぇ。

貴志:『ジオンガ』が無効で無いことを祈るばかりだな。
「さあて……やるか!」(手をポキポキと鳴らす)

飛鷹:気合い入ってるなぁ。まぁ、これで入らないワケはないよな。
「千鶴を苦しめた貴様らは、絶対に許さん。すぐに片付けてやるぜ!」

GM:では、そんなやる気の皆さんへ向けて、ミノタウロスが巨大な斧を振り下ろしてきます。ああ、当たったりはしないんでご心配なく。
「面白い!やってみるがいい!」と豪快に笑う魔王。その声音は、心底楽しくて仕方ないって感じですねぇ。

慈音:怖いわコイツ(笑)

飛鷹:すぐに片付ける、とは言ったけど。まずは『タルンダ』で攻撃力削いだほうが良さそうだな。

GM:よろしいでしょうか?では、戦闘開始……と行く前に。

沙也:?

GM:連れ去られていた人達が、無造作に転がされている付近の壁が、唐突にドカーン!と破壊されます。

一同:おおー?

貴志:何事だ?

GM:で、破壊された壁の向こうから、魔獣ストーンカに跨った司と、その後ろにしがみついてる蒼威が現れます。

ヴァランガ:仲いいなこいつら!(笑)

沙也:ストーンカって……こっちも牛(笑)
(※ストーンカは、ブルガリアの民族伝承に登場する一つ目の牛の怪物。)

慈音:もしや、捕まっている人々を助けに来たのか?恋人も連れ去られてたとか言っとったしのぅ。

GM/蒼威:そういう事ですね。蒼威が皆さんに言います。「誘拐された人たちは、俺達が助けておく!その牛野郎は任せたぜ!」

飛鷹:「任せろ!そっちも、全員しっかり助けろよ!」

GM/司:司も、沙也に声をかけます。「沙也。お前なら、必ずこの魔王を討ち倒せると……信じている」

沙也:(頷いて)「はい、お任せ下さい」まぁ、私たぶん攻撃する機会無いと思いますけど(笑)

GM:それは言っちゃいかん(笑) 皆さんの言葉に頷き返し、二人は人々をストーンカに乗せて運んでいきます。ちなみに、千鶴は出て行かない。飛鷹さんの戦いを、最後まで見守るつもりらしい。

飛鷹:そうだな。下手に外に出て、連れ去られでもしたら困る。目の届くところにいてくれれば安心だしね……ついでに『応援』してくれたら嬉しいんだけど(笑)

GM:そうはいくか(笑)それでは、ミノタウロスが「さあ、行くぞ!」と吼えて戦闘開始です!

ヴァランガ:「牛のくせにカッコつけてんじゃねーホ!」

貴志:あ、GM。戦闘前に変身してもいいか?

GM:ん〜、まぁいいでしょう。命運消費をお忘れなく(笑)

貴志:了解(笑)
●BOSS戦開始・第1ターン〜第2ターン。



・第1ターン目


いよいよ始まった、今回のBOSS戦。
気になるイニシアチブは
沙也→ミノタウロス→飛鷹→慈音→貴志→ヴァランガの順。
振り足しが発生し、珍しく先手を取ることが出来た沙也は、堅実に『ラクカジャ』で守備固めを行なう。
しかし、このダイス目が1と低く、仕方なく命運を1点消費して振り直す沙也。
結局、出目は3と振るわず。少し不安な滑り出しとなった。

そしてBOSSの手番である。
ミノタウロスは、飛鷹に対してマルチアクションで『武器攻撃』!
1発目は通常命中、2発目はなんとクリティカル!
飛鷹は両方とも回避に失敗し、1撃目が112点、2撃目は防御点無視の212点という大ダメージが飛んでくる。
命運を消費しても焼け石に水と判断した飛鷹は、敢えてこの凶刃を受ける。そして即座にルイ・サイファーよりもらっていた『復活』の祝福を使用、全快し立ち上がった。

飛鷹:「いきなり倒れるワケには、いかないんだよ!」いやホントに(笑)

沙也:これは、『ラクカジャ』4回ではどうにもならないかも……(汗)

流石に、今までにはないダメージを前に、PC達は驚きを隠せないようだ。
さて、BOSSの2回目の行動だが……なんと、GMがすっかり行動してしまったつもりになっており、今回は手番終了となった。PC達からすれば、ラッキーといえるだろう。

なんとか窮地を脱した飛鷹は、まずは『タルンダ』で格闘威力を削ぐ事を優先する。これにより、4点の格闘・射撃威力を減少させる。
慈音は『火炎剣』で攻撃するも、これは回避されてしまった。
続く貴志は、ミノタウロスはいかにも魔法防御点が低そう、と判断。『ジオンガ』を放ち、命中させる。

貴志:ダメージは(コロコロ)92点、電撃相性だ!

GM:ふむふむ。では、それを倍にしてください。

貴志:お?184点になるが……それは、もしや?

沙也:『電撃に弱い』か、『魔法全般に弱い』相性のようですね。これは、私も『ジオ』を撃つチャンスかも(笑)

思わぬ弱点発見?
これを見て、ヴァランガは『マカカジャ』による魔法威力の上昇を選択。しかし、ダイス目は無情にも1。

ヴァランガ:命運使ってやるぅ〜!(コロコロ)……2(涙)

GM:まぁ、そんなこともあるある(笑)

飛鷹:上昇しただけありがたいよ(笑)



・2ターン目。


2ターン目は、BOSSからの行動。
ちなみに、ミノタウロスはダイスにより行動を決めている。今回は『暴れまくり』で前列の3人(慈音・貴志・飛鷹)を狙う。
この攻撃を前列3人共に回避できず、68点のダメージを揃って受ける。
貴志は命運を消費しダメージ0に、慈音と飛鷹はそのまま喰らった。
2回目の行動は、実は持っていた『ラクンダ』。PC達の防御点を下げようとするが、「低い目、出ろ〜」と言うPC達の呪い(笑)が効いたのか、ダイス目は1。

沙也:ふー、1点で良かった(笑)

貴志:1点で攻撃の手番を終了してくれるなら、安いもんだぜ。
「行くぞ、みんな!」

仲間を鼓舞しつつ、貴志は『ジオンガ』を放つ。ここでも命中させ、結構なダメージを与えることに成功。
しかし、このBOSSは『BS(バッド・ステータス)無効』の相性を持つ為、〈SHOCK〉する事はないのであった。
次は慈音。再び『火炎剣』を繰り出すも、今回は判定に失敗。今回は運に見放されているかも?
沙也は2回目の『ラクカジャ』。今回の出目は3で、合計5点の物理・魔法防御点上昇となっている。
飛鷹も同じく2回目の『タルンダ』。これで、合計7点の攻撃威力を減少させた。
ラストはヴァランガ、魔法威力上昇優先は変わらず『マカカジャ』発動。このダイス目が良く、PC達は魔法威力が一気に8点上昇!合計10点の魔法威力強化となった。
これは、魔法が有効打となるBOSSに対して、大きなアドバンテージになるだろう。
●第3ターン〜第4ターン。



・3ターン目。


トップバッターはミノタウロス。
1回目の行動は、飛鷹に『武器攻撃』。今回はマルチアクションなしで、クリティカル狙いの1回振り。
この攻撃も飛鷹は回避できず、ダメージを喰らう。命運1点を消費し、残りHPは21点。
そして、2回目の行動も同じく飛鷹への『武器攻撃』!よくよく飛鷹が好きな牛である。
おまけに、GMの狙い通りのクリティカル!回避も失敗し、飛鷹へと防御点無視の228点ダメージが飛ぶ。
飛鷹は、残り2点の命運を一気に使いダメージ減少。しかしまだ足りない為、貴志とヴァランガが2点ずつ命運を供出し、なんとかHP4点で耐え抜く。
だが、これで飛鷹は文字通り命運が尽きてしまった。次に同じ攻撃が来た際に、耐える事は難しいだろう。

BOSSの攻撃をなんとかしのぎ、次はヴァランガの行動。
今回は『マカカジャ』を唱えている場合ではない、と飛鷹へ『ディア』を飛ばす。これで飛鷹のHPは全快する。
イニシアチブの結果がヴァランガと同じだった慈音は、気分を変えて『アギ』を撃つ。が、これまた失敗。
ツキから見放されてしまったか?

貴志は『ジオンガ』で、着実にダメージを蓄積していく。今回も、BOSSに188点のダメージを与えた。
飛鷹、3回目の『タルンダ』。7点減らし、合計14点の格闘威力減少。しかし、これでMPも尽きてしまった。
続いて、沙也も3度目の『ラクカジャ』。上昇値は3点で、合計8点。なかなか高いダイス目が出ず、苦労している様子だ。



・4ターン目。


イニシアチブは
沙也→貴志→BOSS→飛鷹→ヴァランガ→慈音の順。
1ターン目同様、振り足しにより沙也が先手を取った。

沙也:また私からですね。なんか新鮮(笑)。では、これで4回目の『ラクカジャ』……といきたいんところですが。

GM:おや、まさかの?

沙也:はい、まさかのMP切れです(苦笑)『チャクラドロップ』を使用して、MP全快にしておきます。

GM:了解。沙也の手番は終了、次は貴志さん。

貴志:俺はまだMPが残ってる。まだまだ行くぞ、喰らえ『ジオンガ』!(コロコロ)スワップで04、クリティカルだ!

一同:おぉ〜!!(パチパチ)

GM:なんの、回避してやる!(コロコロ)無理!くっそー、クリティカル+弱点で4倍ダメージかよ!

このクリティカルで、ミノタウロスは392点の防御点無視ダメージを受ける。
既に全身の毛がチリチリになっていそうな牛さん(笑)

GM:いたたたた……怒ったぞ!ミノタウロス、いっきまーす!

飛鷹&貴志:来るなーー!(笑)

GM:(コロコロ)残念、貴志に『武器攻撃』。一発振りで(コロコロ)通常成功。

貴志:くそっ、こっちに来やがった!(コロコロ)ダメージくれ(笑)

GM:(コロコロ)『タルンダ』が効いてますねー。100点ピッタリ。

貴志:アウトサイダーなんで、まだ命運には少し余裕がある。2点消費してダメージ0だ!

GM:むう、一回目は凌がれたか。じゃあ、2回目だ!(コロコロ)0、か。じゃあ、ここは『デクンダ』を選択しよう。これで『タルンダ』打ち消しね。

慈音:うわー。

飛鷹:まあ、仕方ないな。攻撃が来なかっただけマシ、と考えておこう。
さて、俺の番だけど……MPが無いんだよな。沙也、あとで『チャクラドロップ』頼む!ここは『スーパーショット』を撃っておこう。もちろん、『神経弾』使ってるぞ!


『神経』相性になったこの銃撃で、BOSSにそこそこのダメージを与えることに成功。HPを着実に削っていく。


ヴァランガ:オイラの番か。やっぱり『マカカジャ』3回目!(コロコロ)10点!

沙也:高い!これで合計20点!

ヴァランガ:良かったー、やっと良い目が出た(笑)

慈音:それを待っていた!『火炎剣』じゃ!


この攻撃がようやく命中。ダメージも110点と、なかなかの威力だ。そして、ここで相性が『魔法全般に弱い』と判明。ヴァランガも攻撃に回る気になってきた様子だ。


GM:痛いなぁ。だいぶこんがり焼けましたよ。これでようやくHP半分突入です。

飛鷹:ようやく半分になったか。

貴志:あれだけダメージ積み重ねているんだ、それくらいになってないと困る!
●第5ターン〜第6ターン。



・5ターン目。


トップバッター、ミノタウロスの一回目の行動は、飛鷹に『武器攻撃』。いい加減、GMも同じ行動ばかりで飽きてきた(笑)
やっぱり一回振りで、クリティカル狙いの攻撃はクリティカル!
回避に失敗した飛鷹は、防御点無視の220点ダメージを受ける。もはや打つ手なし、とそれを甘んじて喰らい、遂に〈DYING〉となった。(飛鷹:「これまで、か……後は頼んだ」)
2回目は、貴志に『突撃』。ここでようやく新しい攻撃が出たが、これも01でクリティカル。
貴志はこれをなんとか回避成功し、通常命中へと変更。83点のダメージを命運1点消費で乗り切る。

怒りに燃える貴志は、気合いを込めて『ジオンガ』を放つ。
クリティカルにはならないが、『マカカジャ』で上昇している威力のおかげで220点のダメージをBOSSに与える。
沙也は最後の『ラクカジャ』を使用、出目は4で、合計12点の防御点上昇となっている。
次いでヴァランガも、最後の『マカカジャ』。ダイス目は5が出て、最終的に合計25点の魔法威力上昇となった。
飛鷹が倒れ、ターンラストの行動となった慈音。魔法威力上昇の恩恵を得るべく『アギ』を唱えるが……判定に失敗(涙)
思うようにいかないものである。


慈音:今日は炎が湿気っているのかもしれん(笑)

沙也:雨の日は無能なんですか?(笑)



・6ターン目。


6ターン目は、ミノタウロス→貴志→ヴァランガ→慈音→沙也の順番で行動。

GM:1回目の行動〜(コロコロ)えーと、『突撃』を貴志さんに。

貴志:来い!

GM:命中判定は(コロコロ)成功。

貴志:回避(コロコロ)出来ず!ダメージをくれ。

GM:(コロコロ)77点、剣相性です。やっぱり威力低いなぁ。

貴志:他の攻撃まで威力高かったら困る!命運消費してノーダメージにするぞ!

GM:2回目ぇ!(コロコロ)……なんだ、飽きたって言ったからか?また『突撃』(笑) 対象は慈音さんですね。

慈音:いよいよワシに来たか!(コロコロ)回避失敗だ!

GM:ダメージは(コロコロ)77点。

慈音:命運を1点使って、まだまだ生きてるぞ!

貴志:よし、なんとか持ったか。ここも『ジオンガ』で攻める!(コロコロ)01!

ヴァランガ:やったー!

慈音:クリティカル〜!

GM:マジか!? ミノタウロス、回避は(コロコロ)失敗!4倍でどうぞ!

飛鷹:いいぞ!ここで高目が出れば!

貴志:ダメージ行くぞ(コロコロ)9!ダメージは……合計で117、4倍で468点!
「喰らえ……雷撃ッ!」どうだ!?

GM/ミノタウロス:「ば、バカなぁッ!」強烈な電撃を浴びて、全身が黒焦げになる魔王。身体がぐらり、と揺れたと思うと、その場に片膝を着いた。

慈音:「やった……か?」

GM/ミノタウロス:「おのれ……この俺がここまでやられるとは!だが、まだ倒れんぞッ!!」
そう言って、牛頭の魔王は再び立ち上がる!かなり喰らいこんだが、HPは残っています!

貴志:まぁ、流石にBOSSだからな。しかし、これで残り一発しか撃てなくなった。

沙也:では、もう一度『ジオンガ』撃ってから『チャクラドロップ』を使いますね。

貴志:よろしく頼む!

ヴァランガ:オイラの番、来たホー!ようやく撃てる、『ブフーラ』ッ!(コロコロ)79。失敗……。

飛鷹:いや、ここは振り直してけ!

貴志:一気に攻め込むべきだ、行け!

ヴァランガ:ラジャー!命運使って振り直し!(コロコロ)やった、05!

一同:クリティカル〜!!(パチパチ)

GM:なにぃ〜!? 回避してやる!(コロコロ)成功!ふー、危ない危ない。

ヴァランガ:くっそー、でも通常命中だホ。(コロコロ)ダメージは81点の倍で162点、氷結相性!

GM:……ふむ。

沙也:ど、どうなりました?

貴志:もしかして、墜ちたか?

GM:……−19点。BOSS、撃破です!

一同:いよっしゃー!!
●戦闘終了〜沙也エンディング。



BOSSを倒すことに成功したPC達。経験点をもらい、無事にレベルアップ。
飛鷹もレベルアップで全快、全員レベルアップ処理を行なう。
皆、お互いの健闘を称え合いながらの作業となり……これで、PC達はレベル14及び13に上昇した。
ついでに、戦利品として『アトラスの篭手』もゲットした。これは慈音が入手し装備する事に。


GM/ミノタウロス:よろしいですか? では、レベルアップ処理も終わったところで演出をしていきましょう。
ヴァランガの氷結魔法を受け、全身が霜で覆われていく魔王・ミノタウロス。そして、徐々にその身体が凍りついていきます。
「この、俺が……こんな氷如きで……!」
信じられない、と言った口調で、呻きながら倒れる魔王。その凍りついた身体は、床にぶつかり、そして粉々に砕け散った。

飛鷹:(千鶴の肩を借りて立ち上がりながら)「終わった、な……」

貴志:「ああ……俺達の勝利だ」ぐっ、とサムズアップして変身を解くぞ。

沙也:「飛鷹さんも、大丈夫だったようですね……全員、無事に生き延びることが出来て良かったです」(にっこり)

慈音:じゃ、ミノタウロスを『カードハント』するか。

ヴァランガ:演出してたのに台無しだよ!(笑)

GM:ホントだよ(笑)


ミノタウロスは出現値Dの悪魔扱いのため、出現値Bの悪魔と交換となった。
ここで受け取ったカードは……はて、なんだったんだろう(笑)
リプレイには録音されていなかったので、次回には判明するかも?。


GM:では、これでエンディングへ移行してもよろしいでしょうか。

一同:は〜い。



○エンディング〜沙也。


GM:えー、それではエンディングです。攫われた人達は、みな生体マグネタイトを吸い取られてかなり衰弱はしていましたが、死亡者は居ませんでした。全員、病院などに運ばれて現在療養中のようですね。
一気に行方不明者が戻ってきたので、本来ならニュースになるところですが……どういうわけか、特に騒ぎ立てられることもなく、このまま忘れ去られて時々ウワサに上るくらいになるでしょう。
どうやら、0課が頑張って裏で動いてくれたようですね。

沙也:全員、無事でしたか。それは良かったです。

慈音:そういえば、井上くんも居たのか?

GM:あー、もちろん居ましたよ。

慈音:やはり攫われておったか。

GM:ついでに、蒼威と司もそれぞれ葛城 綾と橘 杏奈を救出する事に成功したようです。

沙也:無事で何よりです。

GM:あとは、個別のエンディングといきましょうか。まずは、沙也ちんから。事件を無事に解決した貴女は、お世話になっている鹿島神社へと帰ってきました。
で、蒼威と司が無事に解決して良かったねー、みたいな話をしています。

沙也:はい。笑顔で談笑しているけれど、千早のそこかしこに銃撃で空いた穴があったりしますが、そこは気にせず(笑)

GM:そうやってにこやかに話しているところで。沙也は気付かないんですが、この時、貴女達をジッと見つめている視線がありました。

沙也:おや、また何かありそうな予感。まあ気付かないんですけれど(笑)

GM:その視線の主……今はまだ、正体はわからない。よく漫画である、ベタ塗りの影(笑)が呟きます。
「『稲森 沙也』……面白い素材だ。本当にな」

貴志:何か面白そうなヤツがまた出てきたな。

沙也:誰か彼かから興味持たれていますね、私(笑)

GM:そうですねー。覚醒段階?でミノタウロスとの戦いを乗り切るし、鹿島の決戦兵器ですからねぇ。色んなところから注目されていますよ(笑)
とまあ、そんなところで、短いですが沙也ちんのエンディングは終了とさせていただきます。お疲れ様でした。

沙也:はい、お疲れ様でした!
●エンディング・慈音〜ヴァランガ。



○エンディング〜慈音。


GM:次、慈音さん。事件解決の報酬を、浦田警部からもらう事が出来ました。

慈音:うむ。ところでマッカか?防具でもいいぞ(笑)

GM:防具は自分で購入してくださいよ(笑) えー、レベル×50で、650マッカの報酬で。

慈音:まあ、それで良しとするか。

GM:えーと、よく見ると警部さん、だいぶ疲れた様子ですね。やっぱり、集団行方不明事件の後処理が大変だったのでしょう。

慈音:なるほどな。「だいぶ疲れているようだな。事後処理は大変だったろう。愚痴ぐらいなら付き合ってやらんでもないぞ」

GM/浦田警部:「……おお、そうか。聞いてくれるか」慈音がそう言うとですね、急にパァーっと晴れやかな表情に変わります。

沙也:おや?よっぽど愚痴りたかったんでしょうか。

慈音:な、なんだか嫌な予感がしないでもないが。

GM/浦田警部:鋭いですね(笑)「実は、事件解決したばっかりなのに、また新しい事件が起きててな。いやー、相談に乗ってくれるなんて助かるよ!」

ヴァランガ:新しい依頼かよ!(笑)

慈音:いきなり次の仕事かい。「まぁ、報酬次第では考えないこともないぞ」

GM:と言う事で、慈音さんに新たな事件が転がり込んできて……といったところでエンディングを締めさせていただきます。お疲れ様でした。

慈音:うむ、お疲れ様でした!



○エンディング〜ヴァランガ。


GM:お次はヴァランガのエンディングになります。

ヴァランガ:ホーい。

GM:事件が解決して、邪教の館に来ているって事で。

ヴァランガ:うん。「だーかーら、湿布はちゃんと換えないとダメって言ったホー?」

GM/館の主:「そうは言っても、ワシ、自分で湿布貼るの苦手なんじゃよ」

飛鷹:このジジイは(笑)

ヴァランガ:「なんの為に悪魔を何体も置いてるんだホ……」ブツブツ言いながら取り替えてやるホ。

GM/館の主:「おお、スマンのぅ」

ヴァランガ:ぺた。自分の手まで貼っちゃった。「あれ?」(笑)

GM/館の主:「つ、冷たいぞ〜!」と、小一時間看病をしたところで、そろそろお暇しようという事になって。ヴァランガは館を出ます。

ヴァランガ:「無理すんなよ〜」さて、何処に行こうかな?

GM:そうやってキョロキョロしているとですね。館の向かい、ちょうどショッピングモールの入口になっているんですが。

ヴァランガ:……それって凄いところに建ってない?館(笑)

GM:大丈夫。メガテンなんで(笑) で、その入口付近で弾き語りをしている、黒い革ジャン姿のギタリストが……

ヴァランガ:見なかったことにして家に帰るホ(笑)

GM:後日、突如そのショッピングモールに現れたそのギタリストは、演奏も歌もなかなか巧い、と評判になっている……という話を耳にします(笑)

ヴァランガ:絶っっっっ対、関わり合いになりたくない(笑)

GM:そんな感じで、日常を取り戻すことが出来たヴァランガでした。お疲れ様でした。

ヴァランガ:お疲れ様でしたー!
●エンディング・貴志〜飛鷹。



○エンディング〜貴志。


GM:では、続いて貴志さんのエンディングになります。

貴志:ああ。では、冒頭の約束どおり、廃工場に行こう。ヤツは……居るか?

GM/宍戸:廃工場に足を踏み入れたところ……居ました。貴志さんに背中を向けた状態で宍戸 鏡悟が立っています。そして、貴方の気配を感じたところで「遅かったじゃあないか」と肩越しに声をかけてきます。

貴志:フン、と鼻で笑おう。「何を言っている……戦っている間、お前の気配をずっと感じていた。高みの見物でも決め込んでいたつもりか?暇なヤツめ」

GM/宍戸:見ていたことにされてしまった(笑) ではそういう方向で。
「まあな。こんなチンケな作戦に駆り出されるのは御免だったんだが……一応、事の顛末だけは確認しておきたかったからな。ついでに、お前の活躍も見れた。腕を上げたじゃあないか」と、ここで振り返って貴志さんと早退します。

貴志:じゃあ、思いっきり睨みつけてやろう。「貴様に褒められたところで、嬉しくもないな」

GM/宍戸:じゃあ、クックッ、と笑ってから「それでこそ、生かしておいた甲斐があるってもんだ」と付け加えます。

貴志:「余計なおしゃべりはもう十分だ。約束は果たしてもらうぞ」と言いながら身構える。

GM/宍戸:「ああ。知ってるだろう? 俺は約束は守るんだ。いいぜ……来いよ」

貴志:「俺の道は……もう誰にも阻ませない!変身!」マルトに変身して駆け出す!

GM/宍戸:「ハッハァ!少しは楽しませてくれよ!」こちらも同じく駆け出す。その身体からは、炎の如く瘴気が立ち昇っています。

貴志:いいよ、いい展開。で、二人が交錯したところで、凄まじい発光が起きる。

GM:そこで画面がホワイトアウトして―― ってところで終了ですかね。

貴志:ああ、それでいい。いやぁ、いいエンディングだった(笑)

GM:それでは、貴志さんのエンディングはこれにて終了ということで。お疲れ様でした!

貴志:お疲れ様でした!



○エンディング〜飛鷹。


GM:さて、エンディングのトリは飛鷹さん。

飛鷹:はいはい。

ヴァランガ:ラブラブシーンが待ってるぞ(笑)

飛鷹:いやいや(苦笑)

GM:事件が終わって数日。千鶴はファントムソサエティを抜け、普通に生活しています。

飛鷹:千鶴から縁を切ったとしても、ファントムからは追っ手かけられてもおかしくないんだよなぁ……。

GM:今のところは、そういう影は見えないですね。裏切り者として見られているのか、それとも取るに足らない存在として見ているのかは不明です。
まぁ、飛鷹さんは知らないことなんですが……ファントムの追っ手が来ないのは、実はクズノハが彼女に監視を付けているからです。

飛鷹:なるほど。けど、やっぱり心配だからな。千鶴は自分の部屋に移動させてるかな。

ヴァランガ:同棲、同棲(笑)

GM:それが一番いいかな。ま、そんな感じで共に暮らしているうちに、千鶴には以前と同じ晴れやかな笑顔が自然と戻ってきています。

飛鷹:お互いに力の事は解っているし、もう隠す事もなくなったからな。アウトサイダーの力を消す事は出来ないけれど、これで幸せだと思うよ。

GM/千鶴:まぁ、そうですね。で、今日は一緒に外出……所謂デートをしています(笑) そして、少し先を歩く千鶴が不意に振り返り、笑顔を浮かべながら「伸くん。ありがとう」と言います。

飛鷹:軽く手を挙げて返事するよ。それから、近付いてって腕をスッと出す。

GM/千鶴:じゃあ、それに腕を伸ばして組む。そのまま歩き出すんだけれど、千鶴は青空を見上げながらこう呟きます。
「今、私すごく充実してる。久しぶりに、楽しいって感じてる」
そう言ってから、今度は飛鷹さんのほうを向いて、にっこりと微笑みますよ。
「……伸くんが、傍に居てくれるから。これからも……傍に居ていい、かな?」

飛鷹:「バーカ。もう、離すもんか」って言って、頭をくしゃくしゃと撫でてやるぞ。

慈音:何やってんだコイツら(笑)

ヴァランガ:甘すぎる(笑)

GM/千鶴:(笑)「ありがとう」撫でられながら、言葉を続ける。
「伸くん……私、貴方の事が、大好き」
(言い終わってから素に戻り)いや、恥ずかしすぎるって言うか気持ち悪い!(笑)

飛鷹:ホントだよ!……ってところで切りましょうか!(←どうやら恥ずかしくていたたまれなくなった模様)

GM:はいっ!では、これにて飛鷹さんのエンディングを終わります。お疲れ様でした!

飛鷹:お疲れ様でした〜!



GM:と言う事で、これにて真・女神転生200X・第2回『哀しみの魔性』終了となります。皆様、改めてお疲れ様でした!

一同:お疲れ様でしたー!



メガテンX・リプレイ 【第一部・陰】第二回『哀しみの魔性』―― 終。

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