OTとは何か?どんなことをする職業なのか?というのは授業中,繰り返し出てくる質問です。ちょうど最近の授業でそのScope of Practiceについてとりあげられ、教授いわく“OTは範囲が大きい”ため他の職業と重なってしまうことがある。そういう時現場では"話し合い”でどういったことを担当するのか決めるらしいです。その授業の中で分野をグループごとに振り分けられ、私たちのグループはVisionについて調べることになりました。
アメリカのOTの中にはAcademy for Certified of Vision Rehabilitation and Education Professionals の試験に合格し、Certified Low-Vision Therapistとして活躍している人がいるそうです。というのもThe Balanced Budget Refinement Act of 1999 という法律が制定され、検眼士がMedicare Part B(アメリカの保険のひとつ)の患者をOTに直接委託できることになったのをうけて、2006年にはAOTA(American Occupational Therapy Association)がLow Vision Rehabilitationを”One of the top emerging practice areas for OT “ と発表し、同年にはAOTAもAwardという形である一定の条件にあったOTにSpecialty Certification in Low Visionというものを授与し始めるという流れがあったからなんです。試験に合格していなくてもLow Vision Therapistとして働いているOTはいます。そういった人はAOTAのクラスで知識や技術を自分で学んでいるそうです。