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海外でOT!コミュのErgothérapie en France

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(mrc*さんより提案いただき自己紹介トピにあった文章を新たに”Ergothérapie en France”のトピにコピーしました。フランスやEUのOTに興味のある方にはとてもいい参考になると思います。mrc*さん、また情報がありましたら以下に書き込んでいってくださいね。)


mrc*
はじめまして。
現在Parisに在住しています。
フランスに来て、Lyon、Parisで研修をしてきました。
そして今年はParis大学に編入する予定です。
    研修を始める上で、情報収集のために日本作業療法士協会にも問い合わせをしましたが、
協会に「EU圏の情報がまったくない」と返答されてしまいました。
わたしのちょっとした経験が、
日本の協会に属する若い人たちの参考になることができたらいいと思っています。
もしEU圏内で研修、就職されている日本人OTの方がおられましたら、
情報交換できるとうれしいです。
よろしくお願いいたします。


hiyosu
mrc*さん
フランスでOTですか??
イギリスでOTをしている方(か勉強している方)はいらっしゃいますが
フランスでOTをという方は初めてです。
自己紹介のトピではなかなか目に着きにくいので、よかったら別にトピックをたてて
EU圏で活動されている方に呼びかけてみてはどうでしょうか?
こちらこそ、宜しくお願いします。


mrc*
hiyosuさん
そうですね、
フランスで日本人がOTを学んでいるという情報は今のところ得ていません。
この両国でダブルライセンスを持っているOTはいないのかも知れません。
フランスで作業療法のことは?ergothérapie?といいます。
フランスのergothérapieは、やはりイギリス・アメリカを源流としているようです。
フランスはまだOT先進国とはいえない印象があります。
ですが、この国は超多国籍文化が背景にある国なので、
日常生活の改善を最終目的とするOTの展開は、ものすごく興味深いです。

hiyosu
mrc*さん
じゃ、mrc*がパイオニアになるんですね〜!
フランスでのOTの役割は日本やアメリカと同じなんでしょうか?
PTやSpeech Pathologistと組んでセラピーをするんでしょうか?
大学のプログラムも気になります。
mrc*さんは日本でOTをされてたんですか?
質問ばかりですみません。。。


mrc*
>hiyosuさん
はい。日本で働いていましたので、OTは今年4月で10年目です。
フランスのOTの役割は日本と同じだと思います。
フランスも第二次世界大戦後、リハビリと言う概念が普及し始めています。
しかし認知度はまだ低く、ちょうど日本の10年ちょっと前くらいのような状態なのではないでしょうか?

kinésithérapeute(PT)、orthophoniste(ST)、psychothérapeute(心理療法士)、psychomotorisien(精神運動療法士)などなど、基本的にはチームで仕事をしますが、
個人主義フランスらしく、専門職の領域のすみわけが明確すぎるため、
日本の回復期リハビリテーションの展開の仕方と比べてしまうと、
多少チームとしての機能に欠ける印象もあります。
そしてkinésithérapeute(PT)の在り方は、日本で言う柔道整復師のような部分がありますし、
psychomotorisien(精神運動療法士)の仕事は、日本の高次脳機能OTと変わらない印象があります。
大学のプログラムに関しては、ほぼ日本の授業内容と同じです。
まずlycée(高校)卒業後、BAC(大学受験資格)を取得し、入試を受けます。
その後1年医学部に入学、そして3年作業療法について学びます。
だいたい20ヶ月授業を受け、10ヶ月の実習です。



hiyosu
mrc*さん
日本でのOTの経験があるということでしたら、フランスのOTといろいろ比較し、日本のOTも応用できますよね。私は日本では全く違うことをしていたので、もし日本でのOTの経験があったらもっと吸収がちがっただろうになと、そこが残念です。
PTのkinésithérapeuteというのは英語にもKinematicやKineticsというのがあるのでなるほどと思ったのですが、 OTのergothérapieは英語のOccupationalと同じような意味なのでしょうか?よかったら読み方を打ってもらえますか??あと psychomotorisien(精神運動療法士)はきいたことがありませんでした。やはり国によって需要が違うということでしょうか。
医学部に入学するんですか?そこでは解剖学や神経学を勉強するんでしょうか?その他にはどんなことを勉強するのですか?アメリカはまだOTの供給が需要には追いついていません。フランスではどうでしょうか?あと、OTの活動の場はどんなところがありますか?ちなみにアメリカでは病院、 Nursing Home,学校(幼稚園や小学校)、Home Visitや、開業もあります。
アメリカではたいていAnatomy, Neuroscience,Physics,(大学によってはBiology, Chemistory, Kinesiology)がPrerequisiteとしてBSでとることになっています。
ちょうど今イギリスで勉強されている方と別のトピでイギリスのプログラムについておしえてもらっています。3国のOTプログラムを比較していて、共通点や異なる点を発見すると面白いです。いつかまとめられればと思います。(夏休みくらいにでも。。)

コメント(2)

la ministère de la santé(フランス厚生省)へ 、
日本とフランスの国家資格のéquivalenceを申請していました。

その結果が5ヶ月待って届きました。

《Une dispence de scolarité de la première année de formation conduisant au diplôme d'Etat d'ergothérapeute est accordée à ......... 》
ということで、
1年目の医学部とその後3年間の作業療法専門の期間のうち1年目が免除されたことになります。
つまりフランスで2年間作業療法について再度学び、
その後国家試験ということになります。

フランスで国家資格を得るのは、大変な道のりですね。
頑張ります。

フランスには、現在6200人弱の作業療法士しかいません。
厚生省により、この10年のうちに作業療法士の数を2倍に増やすという計画が発表されました。
それに伴い、作業療法に関する法律の改正も進められていますし、
現在は需要の高い職業のひとつだと思います。

カリキュラムについては日本と似通った部分が多いですが、やはり多少の違いがおもしろいです。
治療実習は3年間の作業療法専門教育の期間のうち、
2年目、3年目に、2ヵ月の授業⇔2ヶ月の臨床実習を繰り返すようです。

また詳しく報告していきます。

mrc*さん

貴重な情報ありがとうございます!

作業療法士の数が増えるというのは、違う国にいてもうれしいニュースです。
役割が認められてるんですよね。

2ヶ月の授業と実習が繰り返さられるというのはおもしろいですね。
とても勉強になるのではないでしょうか。

次の報告待ってます!!

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