蘇軾　コミュのアイドル蘇軾

すごいものをYou Tubeで見つけました。
どうやら『我家有一隻河東獅』という連続テレビ番組（コメディ）の中の一場面のようなのですが、蘇軾が超人気者のアイドル的存在という設定になっていて、女の子のファンたちや皇帝の前でいわゆる「但願人長久」の「水調歌頭」を熱唱する、というコンサートの場面がありました。
すごいです。歌い踊る蘇軾。日本にたとえるなら、松尾芭蕉が自らの俳句をジャニーズ風の楽曲に乗せて歌う場面とでも言ったら良いのでしょうか‥。中国人、すごいなー。下記のURLでどうぞ。
http://www.youtube.com/watch?v=Xqn8PW05alE

コメント(3)

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[1] mixiユーザー 11月10日 00:06

＞蜜蜂マヤの冒険さん
楽しい画像紹介していただいてありがとうございます!
すごい破壊力でした。
どうしたらこんな人気アイドル設定になれるんでしょうか。
単なる女好きにしか見えない…
しかも皇帝にラブコールまで送っちゃってますし。
史実なんてどうでもよいのでしょうね。
中国人の想像力にはいつもびっくりです。
ところで主人公？の陳季常は、これは実際に蘇軾と交流があった人ですね。

[2] mixiユーザー 11月11日 23:13

すばらしいですね。
授業で蘇軾の詩の講読があるのですが、次から真面目に聞けるかどうか不安です（笑）

それにしても、唱われている詞【水調歌頭】は、本來は弟子由を想って詠んだ名篇なのに、ああいう場面でああやって唱われると、なんとも「軽い」ものになってしまうのですね……その意味で、宋詞研究者としては些か複雑なものを感じてしまいましたｗ

[3] mixiユーザー 03月04日 15:06

ボクもあの場に居合わせたら「東坡～！」と叫んでいたこと、
間違いないですね（爆）。
歓喜の涙を流していたと思いますー失神してたかも。

それはさておき、色々とマジでつっこみー無粋かな？（苦笑）

＊宋代はあまり男は歌を歌わなかった

まあ演奏の仕方はさておき、実は皇帝の前で100人ぐらいが集
まって歌＆踊りのパフォーマンスをやるっていうのは実際あ
ったんですよ、コレが（これに関する論文もあります）。
ただ、歌や踊りを行なうのは、宋代では基本的に女性（歌妓）
なので、男である東坡先生が歌うのは、少し違和感が。。。

＊東坡先生は歌は上手かったのか？
詞は作っていた彼ですが、音律を解さず「本色家に非ず」つ
まり「プロじゃないよ」と評価されていましたから。
歌が上手いか否かは少し？？？です。

＊音楽と歌詞が合ってない？
音楽の旋律自体は、テレサ・テンが歌った「但願人長久」な
んですけど、そのリズムを敢えて？外すかのような歌い方を
しているんですよね。
色々調べてみて推測するんですが。。。
実は当該ドラマは元々広東語で作られたもので、後から普通
話でセリフをアテたんじゃないかと。
その際、わざと外したのか、それとも元々の広東語版でも外
していたので、それをまねたのか。。。
この推測間違っているかもしれませんが、旋律どおりに歌っ
て欲しかったです。

にしても。
あのビデオは東坡先生が現代でも如何に愛されているかの証
左だと思いますね。
おちゃらけても、東坡先生への「愛」がなければ作れません
もの。

それでは。

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