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クラシック音楽館アマ〜プロまでコミュの第二章 ピアノの近代化への歩み

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開発された初期のピアノはチェンバロ同様、限られた空間で演奏される物であった。

しかし、音の強弱が自由にコントロールできるその特徴を活かして、更なる表現力を求めるようになった。

更に他の楽器とアンサンブルでも使用される頻度が増大していく事になる。

そこで表現力に幅を持たせるための大音量化のために、様々な改良が加えられる事になったのである。

それが、弦を単なる平行ではなく、クロスさせて配置したり、鋼鉄製フレームを使用して弦の張力を増大させたり、弦に巻線を用いたりするようになったのである。

18世紀後半〜19世紀初頭にかけてかなりの改良が行われて、60名編成のフルオーケストラと対等に渡り合える現在のピアノの原型が作られたと言って間違いないであろう。

ここで、時代を多少さかのぼるが、調律法にも工夫が加えられている。

チェンバロや初期のピアノでは演奏者が調律する事が一般的であったが、楽曲の調性に合わせて純正率で調律される事が一般的であった。

しかし、弦の張力が増大した事により、音程が比較的安定してきた事から頻繁な調律は楽器にとってあまり好ましくない事や、作曲の手法で転調や借用と言った他の調性の和音を用いる手法が発展したために、純正率では矛盾が生じてしまう。

そこで、平均律と言う1オクターブを同じ周波数比率で12分割する調律法が用いられる事になったのである。この12平均律は現代のピアノ調律でも用いられている。

これ等がロマン派以降のピアノ作品にも大きく貢献している事は言うまでもないであろう。

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