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「どうする家康」感想コミュコミュの第44回「徳川幕府誕生」

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家康(松本潤)は大坂城で、関ヶ原の戦勝報告を行う。
茶々(北川景子)から秀頼と孫娘・千姫の婚姻を約束させられ、不満を隠せない。
時は流れ、征夷大将軍となり江戸に幕府を開いた家康。
ウィリアム・アダムス(村雨辰剛)らと国づくりに励むが、秀忠(森崎ウィン)の頼りなさが不安の種。
そんな中、忠勝(山田裕貴)が老齢を理由に隠居を申し出る。
一方、大坂では大野治長(玉山鉄二)が茶々の下に戻り、反撃の機会をうかがっていた。

コメント(5)

私は、前回43話の「関ケ原の戦い」には心動かされるものはなく、三成の最期の家康の会話劇にイラっとしたクチなんだけど、今回は素直に神回だと思った。
この作品、良いもダメもランダムに来るから困る。

まずオープニングが変わった。あの黒っぽい3回目のでおしまいと思ったら、もうひとパターンがあった。しかも今回のは曲調を変えて来た。
全部で4パターンだったんだね。

あ、どうも今回だけの特別バージョンだったらしいよ。
今、そういう情報が流れて来た。

於大の方
「主君たる者、家臣と国のためならば己の妻や子ごとき平気で打ち捨てなされ!」の印象が強すぎた於大の方 。あの頃はあんな事を言ってゴメンネってしてた。笑
そして衝撃の発言。
「家康は、寅の年の生まれではございませんのよ。兎年なのです。それなのに私ったら、ガオーガオーって皆に見せて」

於大の方「そなたはいつ頃まで寅と信じておったんかのう」
老境にさしかかった家康「今日まで。今の今まで信じておりました」

ねぇねぇ、これって去年の義時が「え?おなごはみんなキノコが好きって…あれ嘘だったの?」って晩年ネタバレされて驚いたのと同じ。笑

秀忠の関ケ原の失敗を(家康なりの考えがあって)いつまでもグチグチと叱責する家康。
そのフォローにまわる小平太と正信。
関ケ原に遅れたからこそ、豊臣に恨みを買われていない。
凡庸だからこそ向いてる。
褒めてるんだか貶めてるんだからわからないフォロー。笑
このふたり、秀忠が遅れた時、参謀として付けられていたコンビだったからね。

平八郎が何度も描き直させた肖像画。
これ、敵に睨みをきかすためにと思っていたら、そうじゃなく殿に睨みをきかすためだったのね。
立ち上がった家康の後ろに眼力MAXな本多平八郎忠勝いるの。
道を外さぬように、またはいつまでも殿の背中を見ていられるように。そうして殿の背中越しに敵を睨みつけられるように。

実際に7度も8度も描き直させたらしい。

平八郎&小平太 没。

月日が経つ演出を、秀頼の背の伸びを記録する柱の傷で表現は良かった。

真田丸の時の秀頼は、超さわやかな中川大志くん。宝物のように大切に大事に育てられた秀頼。
今回の秀頼は、作間龍斗くんの腹の底に黒いものを抱えた雰囲気纏う秀頼。あのドスのきいた茶々に色々吹き込まれて育ったら黒くもなりますわ。

でもどちらも圧倒的プリンス感。

あぁ、かつてもいましたね。圧倒的プリンス感の今川氏真。
予告で家康と抱き合っていた爺様はその氏真?

画像は、真田丸のとどう家のふたりの秀頼。
ようやく見ましたわーい(嬉しい顔)
御簾の陰から出てきた秀頼…ムロさんじゃなくてよかったウッシッシ

今回の、柱の傷で時の長さを表現する演出は、わかりやすくて良かったですかわいい

でも、最初の松嶋菜々子さんの老けメイクで、母の言葉を思い出しました
「草笛光子さんは、昔は目立つ存在じゃなかった。昔はもっと美しさで目立つ人がいっぱいいて、彼女が綺麗な老婦人として活躍するなんて、不思議だね」と。

松嶋菜々子さんは、どんなおばあさんになるのか…あんまり、老け役は似合わないかもしれないなと思いましたあせあせ手足も長すぎるし手(パー)…手足の長い人も歳を取るんだけど、昔の尼僧役には合わないかなー?

そこから雑念だらけなんですが、杉野さんは、そのまま綺麗なおじいさんになるかもしれないなと思いました。役所広司さんみたいな。
山田裕貴さんは、おじいさんになるには、これからどんな皺が刻まれるか楽しみです顔(OK)

家康よりも若い二人が死んでしまいました泣き顔

やっぱり、於大の方から、とても健康で長寿の遺伝子を貰ったのねぴかぴか(新しい)秀頼も茶々も、家康が死ぬのを待っていただろうに、死ななかった虎これがもう勝利でした兎
それと、もうひとつ雑念の話を

マイコさんは、初めて朝ドラで観たときから綺麗な人だなと思ってましたが、今回、あれ?壇ふみさんに似てるなexclamation & question
と思う瞬間がありました花
これから、子育てを一段落して出て来られるなら、楽しみですクローバー
2回目視聴。

やっぱりこの回は神回と認識。

始めの方に於大の方の「本当は虎ではなく兎のうまれよ」と、義時キノコ以来の衝撃を受けた家康。
そして終わりの方の回想場面で「わしは虎の年、虎の日、虎の刻に生まれた!虎の化身ぞ!道を開けよ!」と敵陣の中を堂々と歩いてゆく。

回想場面にはなかったけれど「竹千代はトラなんじゃぞ」と幼い竹千代は、怖い信長兄さんに技を仕掛けていったのを思い出した。

家康にとって虎の化身と思い込む事は、弱い心を叱咤激励する、またはすがる支えだったのだろうという事は容易に想像できる。

兎なのに寅年と暗示をかけた、調子に乗った於大の方がいたから今の家康があった。笑
その於大の方が、家康に「すまなんだの」と過去の発言を謝罪。家康の差し出す薬湯を口に含み、「苦い」と言いながら涙を流す。「おまえのお陰で天子様にもお目通りが叶った。幸せ者じゃ」というセリフもあり、この3ヶ月後に家康に手を取られながら穏やかに亡くなったとナレ死。

この物語は、満足して死んでいった者はナレ死で、戦って亡くなった者や信長や秀吉やその母など未練を残して逝く者は死に様を描いているように思う。すねえもんとかもね。


家康、平八郎、小平太の3人の場面があった。
「関ケ原はまだ思わっていない、だから老いるな、引退など認めん」と家康がふたりに言う場面だ。
この3人トリオがいると、私は阿部武田信玄を待つ中高生のノリだった3人を思い出す。
まだ見ぬ信玄をネコに見立ててにゃぁにゃぁとふざけていたが、いざホンモノが現れると、3人ともビビりまくってすっかり呑まれてしまう場面だ。

それが幾星霜。
秀忠を見る小平太など、かつての兎家康を見る数正のようだ。

平八郎は、目が不自由になっていて、蜻蛉切の手入れの最中に指を切ってしまう場面があるけれど、その直前、蜻蛉切を縁側に持っていく時に、槍の持ち手の下の方を柱にぶつけているんですね。
こういう細かい目の見えてない表現が随所にあって、見れば見るほど発見があります。

茶々さま、怖い〜。
真田信繁、怖い〜。
家康は過去を回想して、今の自分を作ったのは何だったのだろうと考えたのだろう。
信長により理不尽な要求や圧、自分の思いとはまったく別の方向になってしまう受け入れがたい現実。
でもあれやこれやがなかったら、たぶん秀吉には振り回されっぱなしだったであろうし、とても対抗できなくて今の自分はなかっただろう。

そして思うは秀忠。
やつにはそういう理不尽な経験がない。まわりがお膳立てしてしまうし、圧倒的に理不尽の経験不足だ。
理不尽がわしを大将の器に育てたのであれば、秀忠はこのまま弱い兎として成長してしまう。
ならばわしが秀忠の壁になろう。理不尽な理屈で世は思うようにはならない経験を与えよう。

もう十数年も前の関ケ原の失敗をグチグチいうくらいの理不尽は、わしが信長様に受けた理不尽な要求の万分の一にも過ぎぬ。

って感じだったのね。

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