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「どうする家康」感想コミュコミュの第28回「本能寺の変」

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信長(岡田准一)が本能寺へ入ったという知らせを受け、家康(松本潤)は堺へ向かう。
堺の商人たちと手を結び、家康は信長を討ったあとの体制も盤石に整えていた。
だが、そこにお市(北川景子)が現れる。
市から、あることを聞かされ、家康は戸惑う。
信長を討つなら今夜しかない──家康は、一世一代の決断を迫られる。
そして迎えた夜明け、本能寺は何者かの襲撃を受け、炎に包まれ……。

コメント(44)

>>[1]

本能寺に大量の白アリを発生させたのは家康だと見破られたのはどうやら白アリを誘い出す為に使ったコンフェルトの破片を光秀に見つけられたからのようなんだ

そうだったのか コンフェルトはこの為の伏線だったのか
コンフェルトの伏線はそれだけでは無かった . . .

「家康三大危機」の一つに数えられる『神君伊賀越え』

落ち武者狩りが狙っていたのは家康の首などでは無く 実は家康が懐に忍ばせてあったコンフェルトであった

あわや落ち武者狩りの手にかかりそうになったその時 懐のコンフェルトを投げ出すと落ち武者狩りは満足してその場から立ち去り 家康は命を繋いだそうな


更に更に 関ケ原の合戦で西軍に属したのに本領を安堵された島津

実はこれにもコンフェルトが絡んでいたのであった

コンフェルトの原料となるのは砂糖 砂糖と言えばサトウキビの琉球

幕府としては砂糖を手に入れてコンフェルトを作る為に琉球を直接支配しても良かったのだが それには多大な労力が必要となる

そこで幕府としては琉球の支配を薩摩にやらせ 代わりとして大量の砂糖を幕府に上納させる事で薩摩を残したのであった


あの「伏線回収」と言えばの三谷幸喜氏でも同じ伏線を三回も回収してみせると言うような荒業は出来まいて


注)琉球でサトウキビの栽培が始まったのは1623年頃以降だそうです
>>[6]

あぁ、穴山梅雪は、草むらに落ちたコンフェルトをガサガサ探していたところをグッサリ刺されたのですね顔(サングラス)
>>[3]

そういえば、この家康も泣いてましたね顔(嬉し涙)
ツイッターで見かけた奇跡。

違う作品&役が違うにも関わらず、
同じ28回&同じタイトル「本能寺の変」で、同じく鋭い眼光という奇跡を生んだ岡田准一くん
>>[9]

ん?左の烏帽子をかぶっているのは、誰の役ですか?
>>[10]

大河ドラマ「軍師 官兵衛」です!
官兵衛は楽しみましたクローバーちょうど28回やると、信長は殺されてしまうのですね表情(やれやれ)
もしかしたら江の本能寺も、そのくらいだったかなぁ、
そしてロスが報じられるダッシュ(走り出す様)
>>[13]

28回っていうのは半分ちょい越えくらいですね。
でも27回でも29回でも良いのに、同じ28回。

官兵衛は面白かった。
荒木村重をあれほどじっくり描いたのは他にない。
ただ惜しむらくは、「軍師」の場面をもっと見たかった。
竹中直人秀吉が「さすが官兵衛」ですべて済んでしまった感。
>>[14]

うんうん、それは激しく思いましたクローバーもう少し、一つ一つの合戦で、戦略を語る岡田くんが見たかったチューリップ

菅田くん義経が攻めかたを語るシーンは面白かったですひよこ
朝ドラ「エール」も、もっと、作曲をどんな風にやってるのか、見せてほしかったりんご
ゲゲゲの水木さんが一所懸命描いてるシーンがたくさんあったみたいに、
プロの技を見せてくれる演出って嬉しいですよね。

まだ、家康は、すごさがまるでわからない表情(やれやれ)
彼のすごさをもう少し見たいです花
>>[16]

どうも信長が死んでから、「家康」になっていくようですよ。
岡田くんが言ってました。
ちょっと待ってね。今ちょっとやってる事があって、それ終わったらその岡田君のお言葉を書き出してみる。

>>[16]

「まるっと」という番組で織田信長を演じた岡田准一にビデオインタビュー。
NHKプラスにあった。

そこでは織田信長の扮装をした岡田准一が、素で話をしていました。(織田信長じゃなく、素の岡田くん。憑き物が落ちたよう)

ー家康との濃い関係を何度も描かれてきた織田信長。岡田さんは、どんな思いを込めたのか聞きました。

〇どう信長という強烈な個性を見せていくか。演者としてはハードルが高い。
信長の人生を見せてるわけではないので、出て来て1シーンで、あれなんだあの人というインパクトを残さなくてはいけない立場だったので、重めにやらないとさっぱりしちゃうんで。
でも重すぎて反省している自分でやりすぎたなと思う事もある。笑

ー信長にとて家康は唯一の友。家康に反抗された時のシーンでは、岡田さんの芝居プランにないことが起こったんだとか。

家「おまえの心の内などわかるもんかー!」
信「おまえの顔など見たくない!二度と顔を出すな!朝倉の次はお前だ!」
家「どうしてそうなるんじゃ」
信「おれに逆らうという事はそういう事だ!」
家「あほたわけー!」

〇芝居をやってみて初めて「信じられない。おまえの気持ちはわからない」と言われて、気が付いたら泣けてた。予定ではなかったから、使わないかなって思っていたその顔を。家康に対する愛情とか本当はピュアな人なんで。信長は裏切られることに慣れていない。

ーそしてドラマは本能寺の変へ。

〇27話で、家康は信長を見て、この人はもう限界なんじゃないかと。天下人を背負う重さをいろいろ感じて、本当に信長を討つのか討たないのかの選択を家康は迫られる瞬間。
28話で信長は死にますので。どういう死に方を。有名な本能寺の変ですから。ナレ死ではないです。
本当に僕が死んでから家康は始まる。天下人になっていく。
家康の成長と家康の完成をこれからみていただく事になりますので、是非地元のヒーローを応援して下さい。(これは地方版の放送)
>>[18]

ありがとうございます兎
地元なのにまるっとを見てないあせあせEテレウォッチャーですひよこ

やっぱり、信長の家康への愛はダダ漏れだったんですね目がハート漏れてましたハート岡田くん名演でしたわーい(嬉しい顔)

岡田くんがナレ死では暴動が起きますチューリップでも光秀の死は半蔵の報告だけでもいいです顔(OK)
見ました。

んー、あの流れだと、そうなるよね炎わかった。次いこうexclamation ×2

という感じかな。
まず「本能寺の変」を見終わって予告が入る。
そこで私が反応したのは、「堺の会合衆」っていうフレーズ。
「堺の会合衆」から脳内に広がる「黄金の日日」のわくわくした感。
そして岡田君とバトンたっちするがごとく、来週から松ケン本多正信登場っぽい。

この2点に本編よりも反応。笑

って感想じゃあんまりなので、それでは本編感想。
最初に信長は誰ともわからぬ兵に刺された。
信長はそれを待っていた家康と思っていた。
でも違った。

それで白い寝間着を血で赤く染めながら「家康〜家康〜」と、家康を探してさまよう。
ここであまりに「家康〜」と叫ぶように言ったりするから、それが広まって「家康が信長を討った?」という誤報の元になってる?笑

場面変わって、市と家康の邂逅。
市「兄の一番楽しかった時は、家を飛び出し、竹さまたちと相撲をとって遊んでいたあの頃だけ」
家(遊んでいた?)

〜その頃の、信長の回想シーン〜
真っ赤な服を着て暴れている。

そうして本能寺の今まさに討たれようとしている信長もまた、あの頃のように赤い…今は血で真紅に染まった着物を着ている。一番楽しかった頃の色をまとい「家康〜家康〜」と探しさまよっている。


信長が平手の爺と藤岡弘の信秀に超スパルタ教育を受けていた頃の12歳の子役の子、ちょっとだけ岡田准一に似てるのね。目と眉の狭さとか、眉の形とか。よく探してくると思う。
そう、あの行き過ぎたスパルタで12歳信長は切れて暴走し飛び出す。

なるほど、それが赤い装束の仲間を引き連れての頃で、竹千代最初のトラウマの頃に繋がるのね。
そうして信秀に「わしもそう長くはない。そろそろ家督を継げ。戻ってこい」と言われ「たったひとりの道を歩めと?」と不安げに尋ねる長髪信長。
「友、ひとりならOK」と言われどういう訳かそれを律儀に守る信長であった。笑


あの頃の長髪信長の真紅の衣装は印象的だったけれど、この本能寺に繋げるためにあえて赤だったのねと納得。



それから、さすがいだてん中村勘九郎!って場面あり。笑
家康に「光秀に信長が討たれた」の第一報を茶屋四郎次郎が、京から堺まで休みなく走り続けてきたっぽい感じが。 この演出ワザとだろって。笑


家康は信長を討つ!って決め、準備万端だったのに、その「今こそ!」って場面で涙して迷いだします。
これはお市に信長のたったひとりの友とか、殺さなかったのがその証とか言われたのではなく、前回の「安土城の決闘」で、信長が初めて家康に弱さを見せて来たことが家康には衝撃で、でもそこにフタをして「討つ」って頑張ったのだけれど、市の言葉でそのフタが開いたって事なのね。

市の言葉だけでは決心は鈍らなかったけれど、自分の目で信長の弱さと孤独と覚悟を見て感じたからこそ。
ドラマとしてこういうふうに重ねていく丁寧さは良し。

でも大前提が変なんだけどね。私憤がって所ね。私がもっともNGと思うのは。



敦盛舞わず。
「是非に及ばず」言わず。
明智を見て「なんだ お前か」


信長「家康ぅ...(わくわく)」→「何だお前か...(がっかり)」
秀吉は、「家康から目を離すな(わくわく)」→「あ...明智...?(マジで?)」


長谷川博己の麒麟を呼べるかもしれない光秀との扱いとの、雲泥の差よ。笑
いや、酒向芳の光秀、私は嫌いじゃないです。ウインク
>>[22]

みかりんさんが前に書いてくださっていたので、私も「あ、茶屋四郎次郎がまた走ってる走る人」と思いましたあせあせ

でも、その走るイメージのせいで忘れていましたが、
考えてみたら、中村屋にお囃子をさせて蝦すくいを舞うって、松本潤さんはかなりのプレッシャーだったでしょうねあせあせ

しかも前には岡田くん信長だしあせあせ(飛び散る汗)

そう思うと、あの蝦すくいはもう一度見たいです顔(OK)

そして、私もあの酒向芳さんの光秀は好きですクローバーなかなか光秀のイメージにはまってますぴかぴか(新しい)

ただ、是非に及ばずは言ってほしかったし、

(「時は今」は詠んでくれたけど、)

こないだの番組で、光秀は本能寺ではなく街道を押さえてたとか言ってたし、

秀吉に官兵衛がいなかったし、
(あ、岡田くんが本能寺に出張してたから居なかったんだな顔(嬉し涙))

それに、信長さんには、前田くんとか池田くんとか、殿が好き過ぎて詳細に日記をつけちゃう太田牛一さんとかがいたんだよぉ泣き顔

吉法師くんは、たぶん神童みたいな子だったと思うのよね冷や汗

頭が良すぎると、まわりの人といまいち噛み合わなくて突っ走ってしまう、私はそういうイメージを持っているので、あまりにも狂人イメージで色をつけすぎてくれるとちょっと悲しいがまん顔

ま、このタイミングでマツケン再登場は、悪くないです兎
殿が城へ入っちゃったら、偶然の出会いなんてありえないものわーい(嬉しい顔)
>>[23]

マツケン再登場

松潤家康を正しい道へ導いてくれるであろう唯一希望の星なので 某コンビニが某中古自動車販売屋さんのような不祥事を起こさない事を切に願います
>>[23]

>中村屋にお囃子をさせて蝦すくいを舞うって、松本潤さんはかなりのプレッシャーだったでしょうね

あ。ホントだ。すごいシチュエーションだ。
松潤のえびすくいは美しかったですよ。大森南朋バージョンの宴会芸を接待芸まで昇華させていました。
松潤、2018年の段階で日本舞踊を習ってるって言ってますね。(グーグル先生に聞いた)


>>[24]

羽柴秀長「マジかよ表情(やれやれ)せっかくこれから大河で活躍するのに…」

マツケン「夫婦でNHKでまくりハート(鼓動)年末は紅白でサンバだわーい(嬉しい顔)
↑ちがう(ヾ(´・ω・`)
>>[25]

そう考えると、茶屋四郎次郎の蝦すくいも見てみたいです目がハート
2回目視聴。

本作の岡田信長は本能寺の変では死なないだろうと見る者に思わせるほど、強かった。
たぶんたった一人でも明智軍を全滅においやるだろうと。笑

だから最初に手負いにしておいて、明智軍と戦わせたのは良いアイデアだと思う。
だからつまり、あの寝所で信長にひと太刀浴びせた(まぁ、信長に殺されたんだけど)あの兵が本能寺の変を成功させた。っていうか、あれ誰?明智の者?または別の誰かの差し金?

そのあたりの種明かしは次回以降もないのだろうな。(あったらゴメンね)
そういう所、雑だなとは思う。

今回の28話の中だけでも、ものすごく目まぐるしく時系列が行ったり来たりする。
効果的なら良いんだけれど、たいがいにせいやと思う。


まずそもそも、あの超怖い父、信秀に逆らってまで竹千代を救ったのは赤い装束をまとった信長だ。
その大前提がある。あの時、竹千代は信秀に殺されていたはずだった。

それまで竹千代は今川で平和で文化的な人質生活を送っていた。
信長によってこの世は地獄と教えられ、体術も強制的に学んだ。
信長は最初から竹千代に対して好意しかなかった。

信長「家康家康」
家康「信長信長」

このように場所こそ違えど、お互い呼応しているように視聴者に見せているけれど、それは違う。
信長が死んだと知らせを受けてから、家康は「信長信長」と言っている。
場所も時間も違う呼応だ。
彼らはずっとすれ違ったままだ。

信長は伝え方がヘタすぎるし、家康はニブすぎる。
もうちょっと利害で割り切った関係の上での方が、判りやすいし私の好みなんだけど、まぁ、良い。


三英傑に
「なんだお前か」
「あけち…?」
「え? あけち…」

と、がっかりさせた、とても口の悪い光秀、私結構好きよ。
「家康を生け捕りにしろ!あんのくそたわけの口に腐った魚を詰めてやる」
ツイッターで、これはと思ったものをいくつか抜粋。

・麒麟光秀が絶対に言わない毒ゼリフ結構すき
「あんのくそたわけの口に 腐った魚を詰めて ころしてやる」

・そっか、ノッブは藤岡弘に育てられたのか...
 それはもう仮面ライダーになるか魔王になるかの二択しかない人生よね

・藤岡弘、 岡田准一 北川景子 こんな誰も死にそうにない織田家がかつてあっただろうか(大河で)

・『信長が腹を槍で貫かれて動けるのはおかしい』という批判があるが、
 あの傷がなかったら信長が素手で明智軍に勝っていたかも知れないから必要な描写である。

・「枚方が39.8度ってひらパー兄さん大丈夫なの?」
 「こないだ寺ごと焼かれてたから平気ちゃう?」
 って会話をさっきしました。

・信長、あの頃の赤装束で最期にもう一戦相撲を取ろうと思ったら、いたのがキンカン頭だったせいでガン萎えで火の中に消えてくの、斬新な本能寺すぎて大好きだよ

・本能寺から堺まで届けた茶屋四郎次郎の走った距離を調べてみると約59km。     
 マラソン経験者なら3時間程度で走り抜けれる距離である。

・流石、マラソン経験者の茶屋四郎次郎。1足せば四三だもんねw

>>[28]

そういえば、今回の本能寺は、鉄砲が無かったのねあせあせ(飛び散る汗)

たいがい使われてますけど、どうだったんでしょうね?

岡田くんが、鉄砲で撃たれるのは嫌だと言ったのかなexclamation & question
>>[30]

本作は岡田君の体術を見せる作品でもあるしね。笑
それから時間はわずかだったけれど、藤岡弘、と岡田君の剣術のやりとりが観れたのは良かった。
みんなぁ、↓これ見れる?
歴代本能寺の光秀の一言集だよ。長谷川博己光秀も酒匂光秀も末尾にちゃんと編集済みだ。
https://twitter.com/i/status/1683080959674175492
>>[32]

誰一人として「敵は本能寺の蟻」とは言っていないな

まあ冗談は置いて 共通して感じられるのは己の野望の為と言うより已むに已まれずと言った感じか

それぞれ謀反人として悪しきに描かず光秀には光秀なりの大義が有ってと理解して描いているのが宜しいです

変に奇をてらって描くより歌舞伎の十八番では無いですが定番として描かれた方が納得感と言うか安心すると言うか

これを作り変えて皆を納得させると言うのは本当に力量が有って深い洞察力が必要と思われ今作の脚本家さんでは如何ともしがたいかと
さっきやってたNHKの、自転車で旅する番組(録画したのであとでちゃんと見ます自転車)

家康の伊賀越えのルートを自転車で走っていて、服部党の子孫の方が、いろいろ文書が残っていると、そして、「家康も本能寺の変にかかわっていたようだ」とおっしゃってましたねぇ表情(やれやれ)ビックリ

今回みたいなへんな友情みたいな、しつこく名前呼び合うお涙ちょうだいじゃなくて、

もう少し、ドキドキハラハラヒリヒリするような関わり方のやつをやってみるなら見たかったなわーい(嬉しい顔)

あんなでは、お市の方の命も危ういし表情(やれやれ)
徳川家康は伊賀の忍者を味方にしていたようだけれど織田信長も忍者を味方にしていたんだぞ

飛騨の忍者『赤影参上!』
↑この時は里見浩太朗が竹中半兵衛を演っていた
ヤフーの記事が面白かった。
岡田准一の織田信長について。

こういう記事ってすぐ消えてしまうので2つに分けてコピペ。

https://news.yahoo.co.jp/articles/ca801fc416d10e7def74c2da8a1323065e5c8a60

今年度のNHK大河ドラマ『どうする家康』において、織田信長役が岡田准一と聞いた時、一抹の不安を覚えた。岡田准一が演じるからには、おそらく過去最強の織田信長になるであろう。果たして、本能寺の変に説得力を持たせることができるのか。その後、明智光秀役は酒向芳と聞くに及び、「酒向芳が岡田准一を殺せるわけないじゃないか」と、より一層不安感が増幅した。


 そして迎えた第1回は、いきなり桶狭間の戦いから始まった。この戦いこそ、「尾張の大うつけ」だった信長が、ブレイクするきっかけとなった出来事である。物語は、野村萬斎演じる今川義元の、カリスマ性、かっこ良さ、そして全能感を存分に描き、「この義元を倒すのは並大抵ではない。少なくとも3話ぐらいはこの戦いに費やすはず」と、思わせるものだった。演者が野村萬斎という大物であるという点もあり、すぐに退場するはずはないと。

 だが放送終了まであと3分の時点で、唐突に決着がつく。その攻防すら見せることなく、信長は義元を討ち取ってしまっていた。義元の首を引っ掛けた槍を掲げて馬に乗る姿には傷ひとつなく、その戦いがいかに「楽勝」だったかを示している。そして、その槍をぶん投げる。馬に乗ったまま。この槍投げがいかに凄まじいかは、陸上競技を想像してもらえればわかるだろう。一般的に槍投げの選手は、十分に助走をつけた上で「うあああああああああいっっ……!!!」とか絶叫しながら、全身の力を使って槍を投げる。鍛え抜かれたアスリートでも、そこまでしないと槍は投げられないのだ。

 だが岡田信長は、馬に乗ったまま、上半身の力だけで、声も出さず、無表情で、遠投をする。6kg相当の人間の頭部ごと。

 もちろん、岡田准一が実際にそれをやったとは思わない。だが「岡田准一なら、本当にそれぐらいやるかもしれない」という説得力がある。そして極めつけの、「待ってろよ、俺の白兎……」である。

 ラスト3分で、過去最強の織田信長であることを強烈に印象づけてしまった。やっぱりこの信長が、本能寺で死ぬわけがない……。

 その後も、岡田信長の“強さ”を見せつけるシーンが頻出する。

 第3回における巻藁斬りにおける腰の座りと体幹。第15回における秀吉(ムロツヨシ)への前蹴りの鋭さと“刺さり具合”。この前蹴りがあまりに本格的過ぎて、筆者はライターとしてではなく、“武道家として”の勉強のため、このシーンを何度もリプレイした。もし秀吉が具足を着けていなければ、甚大なダメージを負っていたと思われる。

 そしてもっとも岡田信長の強さが際立ったシーンこそ、第4回での元康/家康(松本潤)との相撲である。

 家康の巴投げを受けるも、抑え込みにきた家康をスイープで返し、マウントから上三角締めの体勢に入った状態で、「勝負あり」。

 このシーン、ただのマウントで終わらずに上三角に移行し、両手を完全に封じ込めた点に、この信長の実戦力を強く感じる。「後はとどめを刺すだけ」という完全に制圧した状態であり、それを察知して勝負を止めた秀吉の非凡さをも印象付けるシーンだ。おそらく何もわかっていない佐久間信盛(立川談春)とかなら、「えっ!? なんでこれで終わりなの!?」とか周囲に聞き回って、呆れられているところだろう。

 ちなみに今作の家康は、他のシーンでもこの巴投げをよく使う。得意技なのだろう。だが家康の巴投げは、遠くに投げ捨てて終わりである。頭から落とすでもない。大ダメージは望めない。投げ終わった後は、自分も大の字で隙だらけだ。この点に、家康の弱さがある。

 実戦における巴投げの有効な使い方を、他ならぬ岡田准一が示しているシーンがある。今作ではなく、『散り椿』(2018年)という映画においてだが。一介の浪人である瓜生新兵衛(岡田准一)が、刺客を巴投げで投げる。その際、家康のように投げ捨てず、その勢いで自らも後転してそのままマウントを取り、とどめを刺す。

 巴投げからの展開における理想形であり、おそらく今作の信長なら、同様の展開にするはずだ。

 この信長が、本当に本能寺で死ぬのだろうか。

 果たして、この信長は、本能寺で死ぬべくして死んだ。

 岡田准一が演じた織田信長は、もっとも強い織田信長であると同時に、“もっとも弱い織田信長”だったからだ。

 今作の信長には、幼い頃から“逃げ場”がなかった。


つづく
つづき

 父・織田信秀(藤岡弘、)の英才教育に対しても、従来の信長には、お目付け役・平手政秀(マキノノゾミ)という“癒し”があった。

 吉法師(信長の幼名)のうつけに悩まされながらも、唯一の理解者であった政秀。その政秀の死をきっかけとして、大うつけが覚醒する……。信長の少年期を描く際の、定番エピソードでもある。

 だが今回の政秀は、ムチを持った鬼教官であった。吉法師を容赦なく鍛える。“御曹司相手”という忖度は一切なく、もちろん“癒し要素”はゼロである。

 演じるのは、関西演劇界の重鎮であるマキノノゾミ。知る人ぞ知る存在だが、筆者も昔関西で演劇をしていたので、その芝居に対する厳しさは、よく耳にした。たまたま、そのマキノ氏主宰の劇団メンバーと同居していたのだが、「よく殴られる……」という話を聞かされた。マキノ氏の芝居に裏方で入ったこともあるのだが、ビビった筆者は話しかけることも出来なかった。“教官がマキノノゾミ”ということの恐ろしさは、伝わる人間には深く伝わる。だが知らない方にも、その恐ろしさは伝わったのではないか……。

 成人後の信長にとっての“癒し枠”は、言わずと知れた濃姫(帰蝶)である。信長を描いた近年の代表的な作品である、NHK大河ドラマ『麒麟がくる』(2020年)や映画『レジェンド&バタフライ』(2023年)においても、濃姫が重要な位置を占めている。川口春奈が、綾瀬はるかが、愛する妻としてだけではなく、友であり、参謀であり、母親でもある存在を担っていた(信長は、母・土田御前から愛されずに育ったとされている)。

 一方、今作における濃姫は、どのように描かれているのか。なんと、描かれすらしなかった。登場しないのである。名前すら出てこなかった。いない者として描かれている。

 脚本の古沢良太、ひどすぎないか? 今作の信長の圧倒的孤独。自己に置き換えてみただけで、押し潰されて死ぬかと思った。

 信長は、家康の前でだけ、その弱さを見せる。

「人を殺めるということは、その痛み、苦しみ、恨みを、すべてこの身に受け止めるということじゃ……。俺は、何人殺した……?」

 信長は、自らの来し方を恐れ、後悔し、すでに壊れかけている。おそらく、他の家臣にこのような姿を見せることは、有り得ない。

 信長は、もう終わりにしたかったのだろう。その最期は、生涯で唯一心を許せる存在であった徳川家康に、終わらせてほしかったのだろう。

 だからこそ、家康に謀反を感じ取った時の「待っててやるさ」のトーンが、あまりにも優しくて、やるせない。

 信長は、本当に待っていたのだ。家康を。家康が殺しに来るのを。夢に見るほどに、家康に殺されたかったのだ。

 だが家康は、直前でヘタれる。白兎は、いまだ白兎のままだった。「弱き兎が狼を喰らう」んじゃなかったのか……。

 信長を討ったのは、よりによって小物(に描かれている)の明智光秀である。その際の信長の絶望たるや。心底ガッカリした「なんだお前か……」のセリフは、おそらく視聴者全員の気持ちでもある。

 もっとも強く、同時にもっとも弱く、そして、もっとも悲しい織田信長だった。岡田准一だからこそ、これだけの多面性を帯びた複雑過ぎる信長を、演じることができたのだ。

 これからの家康には、ある意味信長以上に恐ろしい、豊臣秀吉との戦いが待っている。信長の屍を踏み越えて、白兎は本当に天下を取れるのか。
上記の記事にある「散り椿」。
これネットフリックスでちょっと前に視聴してた。

「蜩ノ記」と「散り椿」を連続で見たので、どっちも地味目で味わい深い似た雰囲気なんで、どっちがどっちか分からなくたってる。笑

そのどっちかなんだけど、作品終了後のエンディングロールで、演者の名前に岡田准一。ここは不思議じゃない。そうして殺陣の所に岡田准一。うんそうだろう。そうして撮影の所にも何人かの名前のあとに岡田准一の名が。笑

たぶん殺陣の場面のアングルとかのこだわりとかなのだろう。



何故私がネットフリックスとか最近ものすごくみているかというと、腰が痛いから。
昨日は仕事休みで一日、腰をいたわって安静にしていた。
家を出たのはゴミ出しのみ。

去年の胸椎骨折からくる腰の痛みが7月の中頃から再び痛み出した。
ずっと何でもなかったのに。
痛み止めと共に歩む。
>>[39]

腰はなにより大事ですがまん顔要ですあせあせ(飛び散る汗)よーく休んで、リハビリの先生に見てもらってくださいねぴかぴか(新しい)

この記事の筆者さんは、もう信長じゃなくて岡田准一を観ていますねハート

そう見れば、わかりますひよこ岡田准一劇場だったクローバー

彼は、岡田准一ロスを乗り越えられるのかexclamation & question
>>[40]

こういう突き抜けた偏った愛のある考察、好きよ。笑
そうして私は今作の明智光秀、結構好き。酒匂芳さんイイネ!

そしてmixiニュースにこんなのが。
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=54&id=7514119&from=home
玉木宏&岡田准一、世界最大のブラジリアン柔術大会出場へ
>>[41]
あれ、玉木さんもそっち方面だったんですね表情(やれやれ)源義朝も死なない…たらーっ(汗)
>>[42]

ぽよぽよさん!
うわぁ、酷いことに今気づいた!
私、どこかで副島淳くんが弥助役で出るって書いたの思い出したよ。
信長、死んじゃったよ。
アレはガセネタだったぁ。騙された私。泣き顔
>>[43]

そういえばそうでしたね顔(OK)
ま、そんなこともありますひよこ

さっき久々にCMで玉木宏さんを見たら、肌がテラテラでツヤツヤで、なんか体格改造してそうな感じしましたあせあせ

そうだったのかー、柔術?

今度、岡田准一さんと玉木宏さんで、武蔵と小次郎やってほしいわハート

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