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意味不明小説(ショートショート)コミュの醤油

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あれは僕の姉が暴走族に入った年の夏。僕がコンビニまで夜中の散歩に出かけていると帰り道にある神社から木槌の音が聞こえてきた。そちらの方を見やると白い服を着た女が何かを振りかざしているのでパナウェーブかと思ってよく観てみたらそれは丑の刻参りだった。藁人形に五寸釘を汗だらけになって打ち付けている。僕は歌野晶午の『ジェシカが駆け抜けた七年間について』を読んでいて丑の刻参りを目撃した人間は呪われるということを知っていたのでどうしようか迷っていたところ女がこちらに気がついたようで木槌を打つのを止めた。僕はとっさに持っていた懐中電灯を顎の下に当てて変顔をするとその女は白目を剥いて気絶した。僕は家に帰ってヒガシマル醤油を持ち出しその女の白装束の上に垂らして帰った。

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