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ちょっと気になるギター達コミュのMartin 000-45 1935

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Martin 000-45 Pre-War

■トップ:スプルース単板
■サイド&バック:ブラジリアン・ローズウッド単板
■ネック:マホガニー
■フィンガーボード:エボニー
■ブリッジ:エボニー
■ペグ:Waverly
■スケール:約 632mm
■ナット幅:約 44mm
■弦高12フレット:6弦 2.5mm / 1弦 2.0mm
■重量:約 1.9kg
■ケース:70年代初期ブルーケース

1935年製のビンテージ Martin 000-45が奇跡の入荷!!

1942年まで僅かの期間に作られた、貴重な14フレット・ジョイントの000-45となります。
この年の000-45生産本数、24本中の1本です。
ネックブロックには、手打ちされたシリアル番号 60000代前半の歴史遺産。

1904年に初登場したスタイル45シリーズ。
000-45は、1906年から12フレットジョイント・モデルやOM-45モデルを含めても300本余りしか生産されていず、14フレットモデルとしては、OM-45と合わせても163のみ。

1929年に14フレットジョイント・モデルとしてOMシリーズが登場し、1934年にOM-45から000-45へとモデル名を引き継ぎバーチカルロゴが装飾された最初期の個体となります。
正に「ゴールデン・エラ」期の1本です。

1942年に生産中止から、1968年に復活したDシリーズに遅れる事2年後の1970年に12フレットジョイントが僅か7本。
その後年も年間1本ずつ程と全年代を通しても非常に稀少なモデルです。

このサイズからは信じられない程の鳴りとスタイル45ならではの繊細なサウンドを奏でます。

本体からインレイに至るまで手作り
装飾もさることながら、クォーターソウンの柾目ハカランダのサイド&バック。
バック・バインディングとボディエンドは、アイポロイドにウッドパーフリングのスペーサーとアバロン貝を装飾。

Tバーが収められたネックは、ベリーブリッジと共にスチール弦に対応するために採用されました。
センターバック・ブレースの刻印は薄れていますが、下部にMade in U.S.Aが入っていないオリジナル仕様。

88年経っている戦前モデルですので、各所にレストアの後が見られものの長年に渡り大切にされ、プロフェッショナルなリペアが施されています。

特筆すべきは、何十年も前にリトップされたと思われるトップ材、縁やロゼットリングのアバロン貝やパーフリングなどは交換されていますが、一部のウッド・パーフリングを再移植されオリジナルをリスペクトするレストアです。
トップ縁のバインディングと上部、サイド面のアバロン貝は交換されているもののウッド・パーフリングも所々にオリジナルが残されています。

トップのブレーシングは、Xブレーシングには、スキャロップド、他のブレーシングはスキャロップドとプレーンのハイブリッド・タイプになっています。
鳴りと強度を兼ね備えた仕上げになっているのもリペアマンの拘りを感じさせます。

ナットとサドル、さらには、ブリッジピンも象牙に交換されています。

サイド&バックのクラック等は、接着剤の塗布のみに留めて鳴りを重視するリペアとなっています。
ネックは、ほぼ真っすぐで、弦高も適正に保たれています。
リフレットされていますので、8割程度の残有り。

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