ログインしてさらにmixiを楽しもう

コメントを投稿して情報交換!
更新通知を受け取って、最新情報をゲット!

ちょっと気になるギター達コミュのMartin 3-17 1850

  • mixiチェック
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
Martin 3-17
ビンテージ
程度:4[EX+] 年代:1850年代 サイド&バック材:ハカランダ
ウッドマン お茶の水店さんで
\880,000(税込)

マーチンギターの歴史は、そのロゴマークにあるように、1833年からニューヨークでクリスチェンフレデリックマーチン氏によって始まりました。現在では、誰もが知る世界最高峰のギターメーカーとして世界中のアーティストに愛用され続けています。
ニューヨークで製作していたCFマーチン氏は、1859年にペンシルバニア州ナザレスに工場を構え、現在にいたっています。
今回の楽器は、そのニューヨーク時代に製作された大変に貴重な一本です。
まだシリアル番号は無く、正確な年代は特定出来ません。ボディーバックヒール部分にロゴマークが打刻されています。
キズやりペアー履歴はそれなりにありますがオリジナル塗装のままですので、本当に奇跡的な楽器と言えると思います。
トップはアディロンダックスプルース、サイド、バックはハカランダ、エボニー指板です。
この年代ならではのネックジョイント構造で、他社では見ることの出来ないものです。
内部ブレイシングはオリジナルのままのガット仕様で、本来はガット弦、現在ではナイロン弦を使う楽器ですが、ボールエンドを追加してコンパウド弦を張っています。やさしく、ふくよかでいて粒立ちの綺麗なトーンで鳴ります。
ネック、フレットはナッシュビルのグルーンギターでメンテナンス済みで、当店入荷後にバーフレットのエッジも再調整済みです。
かなり古いアンティークですが弾きやすく安定したピッチで演奏出来ます。
ペグはオリジナルはさすがに壊れており、エイジド仕上げのペグに交換しています。オリジナルも同梱していますが実用には使えません。
ナット部分巾44ミリで薄いシェイプのネックです。
12フレット上で6弦3.0ミリ、1弦2.1ミリの弦高です。ガット弦仕様としては低い弦高で、610ミリスケールですのでコンパウドゲージでもテンションは強くありません。
150年以上前の材料、当時のシンプルな工具で丁寧に製作されたからこそ、経年変化で素晴らしいサウンドとなっていると思います。
やさしく、それでいて美しい音色で、年輪を重ねた楽器にしか出せない深い音色の楽器です。
工芸品としてももちろんですが、楽器の出来は現在の楽器と比較しても素晴らしいものがあります。
コレクションとして価値の高いことはもちろん、実際に演奏して満足感を得られる楽器だと思います。
ギターの歴史の上でもこれほど貴重な楽器を手に出来るチャンスはなかなか無いものと思います。
オリジナルのコフィンケース付きで、カギは壊れていますが、これも大変貴重品です。

コメント(0)

mixiユーザー
ログインしてコメントしよう!

ちょっと気になるギター達 更新情報

ちょっと気になるギター達のメンバーはこんなコミュニティにも参加しています

星印の数は、共通して参加しているメンバーが多いほど増えます。

人気コミュニティランキング