第４３話 資格と死角 2022年11月13日放映分 の感想などお願いします。
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↓何かに感動したい。
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↓ま、明日があるさ。私、俺。
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↓カタチのないものを大切に。
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ご参加お待ちしています。
※ルールはこれまでと同じ。ネタバレ投稿禁止（ネタバレ基準は多数派であるNHK総合の初回放映。例→NHK総合で20時12分の放映内容感想を20時10分に投稿しちゃダメ。20時03分の放映感想を20時03分に投稿するのはオッケー）。
※こちらはネタバレ禁止の感想トピックですので
（多数派である地上波のリアルタイム放送以前をネタバレと呼んでいます）、
歴史（誰にも史実が分からない事だけは分かっているものの）の話をしたい人は
↓歴史トピ（当コミュ内）
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↓癒しコミュ「テレビドラマ」トピ
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などへどうぞ。
誤って歴史関連の投稿をしている人をみかけたら、誘導お願いします。
※もちろん24時間いつでも投稿OK。
※こちらは大河ドラマ「鎌倉殿の13人」が好きな人のコミュですので、脚本、役者への批判は、
↓冒険コミュ「ドラマ」トピ Part⁻３
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コメント(91)
こんばんは。
見ました。
公暁の回ともいえますね。
とうとう自分が鎌倉殿になりたいということを口に出す公暁。
それでも、義時らにしてみれば『ここでまた一から教育か。』ってことでしょうね。
すでに頼家や実朝らに教育を施して、それが必ずしもうまくいっていないということに義時自身が疲れ切っている。
というか、実力も何もない源氏をこれ以上推戴していく意味があるのかとくらい思っているでしょうね。
はからずしも先週に、実朝が『京都から猶子を迎える』というようなセリフを聞き、これがヒントとなって源氏の嫡流ではない征夷大将軍を迎えて執権が政治の実権を握り続けるということになっていくと思います。
はからずしも、実朝が義時に答えを与えてしまっている形ですよね。
しかし、公暁、本当にずけずけしい態度をとってきてます。頼家譲りなのでしょうか。武道もうまいとか。千日行の修行ってそんな簡単に投げ出せるものなんですね。
トキューサが上皇の肩を叩いてひんしゅくを買いながらも芸は身を助くで蹴鞠でご機嫌をとり、
さらに政子が藤原兼子の子供を鎌倉殿に推挙することで都との関係を強化することに成功します。
ここらへんは政治ドラマとはいえ、相手の利害に取り入ることの大切さを説いていると思いますね。
大江殿は視力を失ってしまうという設定ですが、政子への愛を告白しながらもその助けとなって鎌倉のために尽くしているんですね。
今回は、源仲章がいよいよその野心をむき出しにして、義時に対してため口した挙句、自分が執権になってもいいぞとか散々です。
のえと仲章の関係が怪しいですよね。もとより義時への愛がないのえですけど、その育ちは遠江にあって、さらに前世が帝の側使いだということで、なんとなく育ちを匂わせてきましたね。
で、今回も三浦義村が義時をはめようとするような陰謀を口にしました。
まさかのまさか、公暁が自分の父親の最後のことを知らなかったとは。
描き口説くかのようにして経緯を話す義村・山本耕史のセリフ、見事だったと思います。
義村はそんな公暁に義時、さらに実朝への憎しみを焚きつけます。これが導火線となるとはなあ。
比企尼のことが公暁の記憶にフラッシュバックするとは。
義時と泰時の親子体面の場面ですが、お互い気まずさを感じつつ情を交わす場面はよかったですね。
あと、政子が「従三位よ！」と肩をそびやかす場面は笑えました。
ああ、来週。
義時の死にざまのラストも知りたいが、実朝暗殺の真相にも迫りたいと思います。
なかなか予想が難しいというか、こちらが予想することでドラマ展開の当たりはずれを楽しむことができるようにさせているところが面白い。視聴者参加型の展開でしょうね。ある意味、ＳＮＳでの
議論の沸騰に期待している部分があると思うのですね。
来週も楽しみですね。
歩き巫女の予言のこと忘れたのか、実朝！
見ました。
公暁の回ともいえますね。
とうとう自分が鎌倉殿になりたいということを口に出す公暁。
それでも、義時らにしてみれば『ここでまた一から教育か。』ってことでしょうね。
すでに頼家や実朝らに教育を施して、それが必ずしもうまくいっていないということに義時自身が疲れ切っている。
というか、実力も何もない源氏をこれ以上推戴していく意味があるのかとくらい思っているでしょうね。
はからずしも先週に、実朝が『京都から猶子を迎える』というようなセリフを聞き、これがヒントとなって源氏の嫡流ではない征夷大将軍を迎えて執権が政治の実権を握り続けるということになっていくと思います。
はからずしも、実朝が義時に答えを与えてしまっている形ですよね。
しかし、公暁、本当にずけずけしい態度をとってきてます。頼家譲りなのでしょうか。武道もうまいとか。千日行の修行ってそんな簡単に投げ出せるものなんですね。
トキューサが上皇の肩を叩いてひんしゅくを買いながらも芸は身を助くで蹴鞠でご機嫌をとり、
さらに政子が藤原兼子の子供を鎌倉殿に推挙することで都との関係を強化することに成功します。
ここらへんは政治ドラマとはいえ、相手の利害に取り入ることの大切さを説いていると思いますね。
大江殿は視力を失ってしまうという設定ですが、政子への愛を告白しながらもその助けとなって鎌倉のために尽くしているんですね。
今回は、源仲章がいよいよその野心をむき出しにして、義時に対してため口した挙句、自分が執権になってもいいぞとか散々です。
のえと仲章の関係が怪しいですよね。もとより義時への愛がないのえですけど、その育ちは遠江にあって、さらに前世が帝の側使いだということで、なんとなく育ちを匂わせてきましたね。
で、今回も三浦義村が義時をはめようとするような陰謀を口にしました。
まさかのまさか、公暁が自分の父親の最後のことを知らなかったとは。
描き口説くかのようにして経緯を話す義村・山本耕史のセリフ、見事だったと思います。
義村はそんな公暁に義時、さらに実朝への憎しみを焚きつけます。これが導火線となるとはなあ。
比企尼のことが公暁の記憶にフラッシュバックするとは。
義時と泰時の親子体面の場面ですが、お互い気まずさを感じつつ情を交わす場面はよかったですね。
あと、政子が「従三位よ！」と肩をそびやかす場面は笑えました。
ああ、来週。
義時の死にざまのラストも知りたいが、実朝暗殺の真相にも迫りたいと思います。
なかなか予想が難しいというか、こちらが予想することでドラマ展開の当たりはずれを楽しむことができるようにさせているところが面白い。視聴者参加型の展開でしょうね。ある意味、ＳＮＳでの
議論の沸騰に期待している部分があると思うのですね。
来週も楽しみですね。
歩き巫女の予言のこと忘れたのか、実朝！
上皇様とトキューサが、
蹴鞠で超絶リフティング対決。
これってワールドカップ開幕にからめた、
ファン感謝デー？
今回、山本メフィラス義村があれこれ画策始めました。
これまでだいたい義時についてきていたのにね。
それもこれも公暁が帰ってきたからだけど。
公暁は、これまで出てきた坊主のなかでもいちばん面倒。
だれにも愛されないキャラなので、
義村にでも転がされていろや、的に見ちゃうなー。
武力で勝負がつく世界は前回で終わった鎌倉。
義時、実朝、尼御台の三勢力が
緊張をはらみつつ、運営しているけれど、
ここへきて、源仲章があからさまに参入。
おまけに、のえを懐柔？ のえも仲章も食えないキャラ。
尼御台は広元殿のレクチャーを受けて、兼子さまと対決。
以前の上京時とくらべて、
人たらしの腕を上げました。
「真田丸」の大坂冬の陣のあとのおなご対決を思い出します。
実朝と演じる「従三位〜」プレイは、
「せいいたいしょうぐーーん！」のあれですね。
公暁は野心全開で、考えを黙っていられない困ったちゃん。
頼家直系度が高すぎか？
義村が担ぐのは考えものだなぁ。
「三浦の生き残りぃ」と叫んでいるけど、義村どこまで本気なの？
何が起こるか読めなくなってきました。
（後継をめぐる暗闘に比べれば、泰時の悩みは軽いかな。）
「半年後」がやってくるのは、来週？ それとも再来週？
蹴鞠で超絶リフティング対決。
これってワールドカップ開幕にからめた、
ファン感謝デー？
今回、山本メフィラス義村があれこれ画策始めました。
これまでだいたい義時についてきていたのにね。
それもこれも公暁が帰ってきたからだけど。
公暁は、これまで出てきた坊主のなかでもいちばん面倒。
だれにも愛されないキャラなので、
義村にでも転がされていろや、的に見ちゃうなー。
武力で勝負がつく世界は前回で終わった鎌倉。
義時、実朝、尼御台の三勢力が
緊張をはらみつつ、運営しているけれど、
ここへきて、源仲章があからさまに参入。
おまけに、のえを懐柔？ のえも仲章も食えないキャラ。
尼御台は広元殿のレクチャーを受けて、兼子さまと対決。
以前の上京時とくらべて、
人たらしの腕を上げました。
「真田丸」の大坂冬の陣のあとのおなご対決を思い出します。
実朝と演じる「従三位〜」プレイは、
「せいいたいしょうぐーーん！」のあれですね。
公暁は野心全開で、考えを黙っていられない困ったちゃん。
頼家直系度が高すぎか？
義村が担ぐのは考えものだなぁ。
「三浦の生き残りぃ」と叫んでいるけど、義村どこまで本気なの？
何が起こるか読めなくなってきました。
（後継をめぐる暗闘に比べれば、泰時の悩みは軽いかな。）
「半年後」がやってくるのは、来週？ それとも再来週？
実朝暗殺の真相が判らなくなって来た。
昔は義時や政子が、言いなりにならなくなった実朝を始末したというのが定説だったけど、それに対して北条氏が自分達の血を引く将軍を殺す訳はない。
事件の黒幕は公暁を焚き付けた彼の乳母夫・三浦義村だ！という説の方が有力視され出した。
確かに義時も政子も北条氏の血筋が次の将軍になってくれるに越したことはないんでしょうが、公暁も時元も反逆者の子孫ということでケチが付いたし、三浦氏のような有力者がバックには付いてない方が良い。
ならば他の鎌倉御家人とも全く関係のない、後鳥羽上皇の皇子を貰ってくる方がマシと、義時も政子も一先ずは結論を下したのかも。
しかしそれで鎌倉が、朝廷の良い様に操られるのは困る。
だからすっかり京カブレになってしまった実朝は、出来ればいなくなってくれた方が･･･政子はともかく義時はそう考えてるのでしょうか。
しかもその時は実朝だけでなく、自分が執権になろうなどと言ってる源仲章も片付けるのだとしたら、暗殺の黒幕はやっぱり義時だった？とも思えてきました。
どっちにしても(北条からも三浦からも)邪魔だと思われてる実朝が可哀想。
それにしても義村と実衣のドツキ合いとか、上皇とトキューサのPK合戦とか、見所満載な回でしたが、のえと仲章の密通もアリ？
万事抜け目ない義時が妻の心だけは見えてないって、それは北条の血筋でしょうか。
昔は義時や政子が、言いなりにならなくなった実朝を始末したというのが定説だったけど、それに対して北条氏が自分達の血を引く将軍を殺す訳はない。
事件の黒幕は公暁を焚き付けた彼の乳母夫・三浦義村だ！という説の方が有力視され出した。
確かに義時も政子も北条氏の血筋が次の将軍になってくれるに越したことはないんでしょうが、公暁も時元も反逆者の子孫ということでケチが付いたし、三浦氏のような有力者がバックには付いてない方が良い。
ならば他の鎌倉御家人とも全く関係のない、後鳥羽上皇の皇子を貰ってくる方がマシと、義時も政子も一先ずは結論を下したのかも。
しかしそれで鎌倉が、朝廷の良い様に操られるのは困る。
だからすっかり京カブレになってしまった実朝は、出来ればいなくなってくれた方が･･･政子はともかく義時はそう考えてるのでしょうか。
しかもその時は実朝だけでなく、自分が執権になろうなどと言ってる源仲章も片付けるのだとしたら、暗殺の黒幕はやっぱり義時だった？とも思えてきました。
どっちにしても(北条からも三浦からも)邪魔だと思われてる実朝が可哀想。
それにしても義村と実衣のドツキ合いとか、上皇とトキューサのPK合戦とか、見所満載な回でしたが、のえと仲章の密通もアリ？
万事抜け目ない義時が妻の心だけは見えてないって、それは北条の血筋でしょうか。
>>[84] ドラマの設定的には、上皇本人が何でも取り仕切るわけではないのと、女性の藤原兼子だけでは政治の話にならないので、「都合のよい」側近役が必要という位置づけですよね。鎌倉の物語なので、慈円自体の考えはあまり必要とされていないというか。
上皇の考えと人となりを示すには「会話相手」が必要ですし、鎌倉の動きを上皇に報告する係が必要ということでしょう。
鼻が大きいのは史実ですか。
上皇側近として、自分の保身と出世を考えつつ、単純なイエスマンではなく、性格的には、嫌みなことも言いたくなってしまうキャラ設定ですね。
ココリコ田中さんが演じた役の弟という設定でしたっけ。
人気声優の山寺宏一さんが演じているせいか、殺伐としがちな鎌倉方と違い、嫌みの中にもユーモラスさがあり、コメディ的な雰囲気で全体のバランスを取るこれも絶妙の配役と思います。
上皇の考えと人となりを示すには「会話相手」が必要ですし、鎌倉の動きを上皇に報告する係が必要ということでしょう。
鼻が大きいのは史実ですか。
上皇側近として、自分の保身と出世を考えつつ、単純なイエスマンではなく、性格的には、嫌みなことも言いたくなってしまうキャラ設定ですね。
ココリコ田中さんが演じた役の弟という設定でしたっけ。
人気声優の山寺宏一さんが演じているせいか、殺伐としがちな鎌倉方と違い、嫌みの中にもユーモラスさがあり、コメディ的な雰囲気で全体のバランスを取るこれも絶妙の配役と思います。
ずいぶん無理して作った「鎌倉殿の１３人アゲイン」でしたが、
実朝の側に座った乳母の実衣、正室の千世、生母の政子、側近の泰時に、
大江、義時ブラックの元祖13人に、仲章(！)、義村が第一列、
第二列には阿野時元、時房、三善(13人)に、乱入した公暁を加えても12人しかいません。
よく気がつく人が、頼家の13人目が義時(ブラックじゃない)だったことを踏まえると、
公暁が13人目なのは、誰が実朝の「ユダ」かを示唆していると看破しておりました。
なるほど。
その見方に立つならば、実朝も含めて１３人である方が聖書の故事になじみます。
さて、後鳥羽が本当に自分の子を実朝の養子にしてよいという水面下の情報に、
さすがの義時ブラックも義村さえも同意せざるをえません。
これで義時ブラックと政子が協調して親王将軍を京に提案したという史実に戻りました。
ここから、政子が京で兼子と折衝したというのも史実のようです。
かくして、政子は大江からの予習に加え、丹後局に「鼻をへし折られ」た経験を活かし、
わざと野卑な「干しダコ」一枚を手土産にして想定通りの反応を兼子から引き出し、
逆に交渉をリードすることで、兼子の懐に入り込むことに成功しました。
してやったりな政子、いや三谷の顔が浮かぶところです。
時房も、蹴鞠からの上皇公認「トキューサ」で後鳥羽の信任を受けたあたりも、
実際に顔をあわせるからこそ信頼が生まれ、交渉も妥協もできるという、
鎌倉、少なくとも義時ブラックが持てなかった外交の基本を教えてくれました。
しかし、「いずれまた、勝負しようぞ」はあまりに不吉です。
例によって、こんな鎌倉なら西に乗っ取られても良いではないかと思わせたところで、
仲章の調子に乗った勇み足発言に怒った義時ブラックが、
泰時に「私が目指していてなれなかった者になれ」を授けてほんの少し和解に向かい、
鎌倉のパワーバランスが変わります。
こうなると、この一年の学習成果もあって、絶対に他に誰もいない千日参篭の場で、
義村のいかにもな猿芝居からの見事な立て弁で公暁に燃料を投下したことも、
実は義時ブラックの指示なのかもしれないという疑念とともに、
とは言っても、義村の渾身の両天秤が加わっていたようにも見えたのでした。
というわけで、今回の秀逸は、
ここへきて義時ブラックを見切ったか、仲章をロックオンしたのえの野心でも、
一生、洋式トイレで泣いてろ(@いだてん)と言いたくなるほどの仲章の憎たらしさでも、
政子がいないたけでハッピーになれてしまう実衣の相変わらずな正直さでも、
これまで、頼朝・義時の側にいて強硬派のマキャベリストに見えた大江の、
実は政子一筋だったという告白に思わず過去回を見直したくなったことでも、
せっかく元サッカー少年の時房とフットサルチームのキャプテンの後鳥羽なのに、
首から下で撮ってしまった蹴鞠バトルでも、
「征夷大将軍♡」以上にコントめいて正直いただけなかった「従三位♡」からの、
政子から実朝に受け継がれた「真田丸」キャスト不在の「ほっぺたペチペチ」でもなく、
緊張の緩和としてはより納得てきた、
大役を終えて京から帰り、やっと自室で大の字になる弛緩した政子。
実朝の側に座った乳母の実衣、正室の千世、生母の政子、側近の泰時に、
大江、義時ブラックの元祖13人に、仲章(！)、義村が第一列、
第二列には阿野時元、時房、三善(13人)に、乱入した公暁を加えても12人しかいません。
よく気がつく人が、頼家の13人目が義時(ブラックじゃない)だったことを踏まえると、
公暁が13人目なのは、誰が実朝の「ユダ」かを示唆していると看破しておりました。
なるほど。
その見方に立つならば、実朝も含めて１３人である方が聖書の故事になじみます。
さて、後鳥羽が本当に自分の子を実朝の養子にしてよいという水面下の情報に、
さすがの義時ブラックも義村さえも同意せざるをえません。
これで義時ブラックと政子が協調して親王将軍を京に提案したという史実に戻りました。
ここから、政子が京で兼子と折衝したというのも史実のようです。
かくして、政子は大江からの予習に加え、丹後局に「鼻をへし折られ」た経験を活かし、
わざと野卑な「干しダコ」一枚を手土産にして想定通りの反応を兼子から引き出し、
逆に交渉をリードすることで、兼子の懐に入り込むことに成功しました。
してやったりな政子、いや三谷の顔が浮かぶところです。
時房も、蹴鞠からの上皇公認「トキューサ」で後鳥羽の信任を受けたあたりも、
実際に顔をあわせるからこそ信頼が生まれ、交渉も妥協もできるという、
鎌倉、少なくとも義時ブラックが持てなかった外交の基本を教えてくれました。
しかし、「いずれまた、勝負しようぞ」はあまりに不吉です。
例によって、こんな鎌倉なら西に乗っ取られても良いではないかと思わせたところで、
仲章の調子に乗った勇み足発言に怒った義時ブラックが、
泰時に「私が目指していてなれなかった者になれ」を授けてほんの少し和解に向かい、
鎌倉のパワーバランスが変わります。
こうなると、この一年の学習成果もあって、絶対に他に誰もいない千日参篭の場で、
義村のいかにもな猿芝居からの見事な立て弁で公暁に燃料を投下したことも、
実は義時ブラックの指示なのかもしれないという疑念とともに、
とは言っても、義村の渾身の両天秤が加わっていたようにも見えたのでした。
というわけで、今回の秀逸は、
ここへきて義時ブラックを見切ったか、仲章をロックオンしたのえの野心でも、
一生、洋式トイレで泣いてろ(@いだてん)と言いたくなるほどの仲章の憎たらしさでも、
政子がいないたけでハッピーになれてしまう実衣の相変わらずな正直さでも、
これまで、頼朝・義時の側にいて強硬派のマキャベリストに見えた大江の、
実は政子一筋だったという告白に思わず過去回を見直したくなったことでも、
せっかく元サッカー少年の時房とフットサルチームのキャプテンの後鳥羽なのに、
首から下で撮ってしまった蹴鞠バトルでも、
「征夷大将軍♡」以上にコントめいて正直いただけなかった「従三位♡」からの、
政子から実朝に受け継がれた「真田丸」キャスト不在の「ほっぺたペチペチ」でもなく、
緊張の緩和としてはより納得てきた、
大役を終えて京から帰り、やっと自室で大の字になる弛緩した政子。
◆ 鎌倉殿の13人：実朝暗殺の黒幕は三浦義村で確定？ “猿芝居”で公暁たきつける 「友を売ることはできませぬ」もノリノリ
https://mantan-web.jp/article/20221113dog00m200034000c.html
> 「北条義時は無二の友。長年に渡って手を取り合ってきた仲間。友を売ることはできませぬ」とためらいを見せながらも、「あなたの父上は殺されたのです。北条の手によって」とここぞとばかりと公暁に頼家の死の真相を教える。
続けて義村は、「北条は頼家様とその家族を皆殺しにした。本来なら跡を継ぐべきあなたの幼い兄も義時に殺された。わずか6歳で。北条を許してはなりませぬ。そして、北条に祭り上げられた実朝もまた、真の鎌倉殿にあらず」と言葉巧みに公暁をたきつけ、その場を去る。
SNSでは「義村の三文芝居」「メフィラスの猿芝居」「わざとらしいぞ平六」「演技派やのお」「あかんあかん。この展開はあかん」などと視聴者は反応。さらには「実朝暗殺の黒幕は三浦義村で決まりですね」「公暁を言葉巧みにたきつける三浦義村」「『友を売ることはできませぬ』と言いつつノリノリで真実を話す義村さん」「これで実朝、源仲章、公暁殺害まで整いました」「義村が見事な猿芝居で公暁をたきつけたが、これももしかしたらまだ義時の差金かも知れない、という不穏さがあるんだよなぁ」
https://mantan-web.jp/article/20221113dog00m200034000c.html
> 「北条義時は無二の友。長年に渡って手を取り合ってきた仲間。友を売ることはできませぬ」とためらいを見せながらも、「あなたの父上は殺されたのです。北条の手によって」とここぞとばかりと公暁に頼家の死の真相を教える。
続けて義村は、「北条は頼家様とその家族を皆殺しにした。本来なら跡を継ぐべきあなたの幼い兄も義時に殺された。わずか6歳で。北条を許してはなりませぬ。そして、北条に祭り上げられた実朝もまた、真の鎌倉殿にあらず」と言葉巧みに公暁をたきつけ、その場を去る。
SNSでは「義村の三文芝居」「メフィラスの猿芝居」「わざとらしいぞ平六」「演技派やのお」「あかんあかん。この展開はあかん」などと視聴者は反応。さらには「実朝暗殺の黒幕は三浦義村で決まりですね」「公暁を言葉巧みにたきつける三浦義村」「『友を売ることはできませぬ』と言いつつノリノリで真実を話す義村さん」「これで実朝、源仲章、公暁殺害まで整いました」「義村が見事な猿芝居で公暁をたきつけたが、これももしかしたらまだ義時の差金かも知れない、という不穏さがあるんだよなぁ」
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