第４１話 義盛、お前に罪はない 2022年10月30日放映分 の感想などお願いします。
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ご参加お待ちしています。
※ルールはこれまでと同じ。ネタバレ投稿禁止（ネタバレ基準は多数派であるNHK総合の初回放映。例→NHK総合で20時12分の放映内容感想を20時10分に投稿しちゃダメ。20時03分の放映感想を20時03分に投稿するのはオッケー）。
※こちらはネタバレ禁止の感想トピックですので
（多数派である地上波のリアルタイム放送以前をネタバレと呼んでいます）、
歴史（誰にも史実が分からない事だけは分かっているものの）の話をしたい人は
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※もちろん24時間いつでも投稿OK。
※こちらは大河ドラマ「鎌倉殿の13人」が好きな人のコミュですので、脚本、役者への批判は、
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コメント(107)
こんばんは。
見ました。
冒頭、和田義盛が三浦義村を許す場面は男らしさ凛凛ですよね。
トウはいつのまにか義時のメッセンジャー的な扱いになってますよね。
今回はまぎれもなく和田義盛が主人公ですよね。
記念すべき第一回目の時に、伊豆の北条屋敷に畠山重忠とともに遊びに来ていた義盛。
その義盛がまさか小四郎義時の手にかかるとは。
実朝がなんで義盛に惹かれるかは以下の三つの要素があると思います。
�� 同性愛者である自分が、男らしい義盛に惹かれるということ。
�� 父の頼朝と同い年である義盛に父性を感じているということ。
�� そして、自分にはない強さと豪快さを持っている義盛を人として好いているということ。
その義盛を失いたくないというのは実朝の本音ではありますが、今回はその義盛が形として反乱を起こしたことになっている。そうなれば、自分の個人的な感情を優先させるわけにはいかなくなる。将軍として鎌倉の治安維持の矢面に立たねばならないわけです。
和田合戦は思ったよりも力が入ってましたね。
矢を受けて屋根から転げ落ちる場面、火をかぶって水たまりをくぐる場面。
さらに、泰時の軍勢が板戸を背負って矢面に立つ場面。
でも、泰時の機転で板戸を背負ったまま義盛勢に向かっていくのは、ローマ軍のファランクス（重装歩兵）のように見えました。
泰時が後年の度量を見せつけて、クズな朝時のためにひと肌を脱いで功績を譲る場面はよかったと思います。
朝時はクズすぎる。戦場でわざと負傷して離脱したり、泰時の功績譲りに謙遜の素振りすら見せなかったりとか。
義盛は残念ながらですが、それにしてもあっぱれな最期だったと思います。
ある意味では畠山重忠と比肩できる最後。
でも、その後での虐殺に近い和田一族の誅滅には、史実とはいえ残念ですよね。
義盛、お前に罪はない！とは実朝の心からの雄たけびだったのでしょうか。
あと、巴御前は悲劇ですよね。
実在性が疑われてきた巴ですけど、最近の資料からやはり無視できる存在ではなくなった彼女。
木曽義仲とのことだって悲劇だったのに、人生の後半になってまさかこのような不条理な目にあうとは。
せっかくつかんだ好運と幸福だったのに。
ここからしていかにも悲劇だと思えます。
しかし源平盛衰記では９１歳まで長生きして、木曾義仲と和田義盛の二人の菩提寺を作ったとか、事実とすれば
奇遇な生き方をしたと思います。
他、特筆すべきは大江広元ですかね、。
あそこまで武術が堪能だったとは意外。
政子と手を握り合ったりして、けっこうお互いに信頼しあってますよね。
三善殿の似合わない甲冑姿もちょっとした彩りでしたね。
鎌倉では大地震が起きて、さて、後鳥羽上皇がここでややにんまりというところですけど、
もうちょっと同情的であってもよかったのにと思ってしまいます。
ということで、来週も楽しみです。
思うに来週は、実朝と義時との断絶の回のように思えます。
見ました。
冒頭、和田義盛が三浦義村を許す場面は男らしさ凛凛ですよね。
トウはいつのまにか義時のメッセンジャー的な扱いになってますよね。
今回はまぎれもなく和田義盛が主人公ですよね。
記念すべき第一回目の時に、伊豆の北条屋敷に畠山重忠とともに遊びに来ていた義盛。
その義盛がまさか小四郎義時の手にかかるとは。
実朝がなんで義盛に惹かれるかは以下の三つの要素があると思います。
�� 同性愛者である自分が、男らしい義盛に惹かれるということ。
�� 父の頼朝と同い年である義盛に父性を感じているということ。
�� そして、自分にはない強さと豪快さを持っている義盛を人として好いているということ。
その義盛を失いたくないというのは実朝の本音ではありますが、今回はその義盛が形として反乱を起こしたことになっている。そうなれば、自分の個人的な感情を優先させるわけにはいかなくなる。将軍として鎌倉の治安維持の矢面に立たねばならないわけです。
和田合戦は思ったよりも力が入ってましたね。
矢を受けて屋根から転げ落ちる場面、火をかぶって水たまりをくぐる場面。
さらに、泰時の軍勢が板戸を背負って矢面に立つ場面。
でも、泰時の機転で板戸を背負ったまま義盛勢に向かっていくのは、ローマ軍のファランクス（重装歩兵）のように見えました。
泰時が後年の度量を見せつけて、クズな朝時のためにひと肌を脱いで功績を譲る場面はよかったと思います。
朝時はクズすぎる。戦場でわざと負傷して離脱したり、泰時の功績譲りに謙遜の素振りすら見せなかったりとか。
義盛は残念ながらですが、それにしてもあっぱれな最期だったと思います。
ある意味では畠山重忠と比肩できる最後。
でも、その後での虐殺に近い和田一族の誅滅には、史実とはいえ残念ですよね。
義盛、お前に罪はない！とは実朝の心からの雄たけびだったのでしょうか。
あと、巴御前は悲劇ですよね。
実在性が疑われてきた巴ですけど、最近の資料からやはり無視できる存在ではなくなった彼女。
木曽義仲とのことだって悲劇だったのに、人生の後半になってまさかこのような不条理な目にあうとは。
せっかくつかんだ好運と幸福だったのに。
ここからしていかにも悲劇だと思えます。
しかし源平盛衰記では９１歳まで長生きして、木曾義仲と和田義盛の二人の菩提寺を作ったとか、事実とすれば
奇遇な生き方をしたと思います。
他、特筆すべきは大江広元ですかね、。
あそこまで武術が堪能だったとは意外。
政子と手を握り合ったりして、けっこうお互いに信頼しあってますよね。
三善殿の似合わない甲冑姿もちょっとした彩りでしたね。
鎌倉では大地震が起きて、さて、後鳥羽上皇がここでややにんまりというところですけど、
もうちょっと同情的であってもよかったのにと思ってしまいます。
ということで、来週も楽しみです。
思うに来週は、実朝と義時との断絶の回のように思えます。
義村たちが起請文を吐き出そうとしてたのには笑えた。
吐けば約束がチャラになる訳でもなかろうに、一応筋は通さなきゃ気が済まないのか。(口から出ないんならお尻から出せば？と言いたくなった！)
政子と大江さんの間には何か通じ合うものがあるのかな。
彼女の頼みなら武者でもないのに、命懸けで髑髏を取りに行く彼。(しかしあの髑髏は偽物じゃない？！)
巴は義盛と一緒に死ななかったか。
義仲の時は、女と一緒に死ぬのは不名誉だ言われて、途中で別れたけど、それも義盛と同じく、彼女には生き延びて欲しいと言う思いやりだったんでしょうね。
このあと残りの数十年をどんな気持ちで生きたのか、考えると胸が痛みます。
吐けば約束がチャラになる訳でもなかろうに、一応筋は通さなきゃ気が済まないのか。(口から出ないんならお尻から出せば？と言いたくなった！)
政子と大江さんの間には何か通じ合うものがあるのかな。
彼女の頼みなら武者でもないのに、命懸けで髑髏を取りに行く彼。(しかしあの髑髏は偽物じゃない？！)
巴は義盛と一緒に死ななかったか。
義仲の時は、女と一緒に死ぬのは不名誉だ言われて、途中で別れたけど、それも義盛と同じく、彼女には生き延びて欲しいと言う思いやりだったんでしょうね。
このあと残りの数十年をどんな気持ちで生きたのか、考えると胸が痛みます。
10/30は録鎌です。
戦が、見応えある回でした。
いつもひょうきんで癒し系だった和田義盛が、
今回はなかなか男前でした。
沢山の矢を受けてハリネズミみたいな姿になっての最期、悲しすぎました。
義時の前でドヤ顔したから攻撃された、という形なんでしょうか。
実朝鎌倉殿の説得も逆に利用されて。実朝の涙がとまりません。
安寧の世を作るため、上皇様に相談していきます！
キレイな心で決意し、文を送った実朝様ですが、上皇様の本心は分かりません
深酒を煽って何度も酔い潰れながらも、いい働きをする、俺たちの泰時！
手柄は異母弟の朝時に譲り、汚名返上させる。いい兄上でもありました。
個人的には「離れ離れはいやです！」と言った後で、鎌倉殿や義時について行くと危険と言われて、すぐに変更する、のえがツボでした。この人、なんか義時の前でも正直になりました（笑）。
戦が、見応えある回でした。
いつもひょうきんで癒し系だった和田義盛が、
今回はなかなか男前でした。
沢山の矢を受けてハリネズミみたいな姿になっての最期、悲しすぎました。
義時の前でドヤ顔したから攻撃された、という形なんでしょうか。
実朝鎌倉殿の説得も逆に利用されて。実朝の涙がとまりません。
安寧の世を作るため、上皇様に相談していきます！
キレイな心で決意し、文を送った実朝様ですが、上皇様の本心は分かりません
深酒を煽って何度も酔い潰れながらも、いい働きをする、俺たちの泰時！
手柄は異母弟の朝時に譲り、汚名返上させる。いい兄上でもありました。
個人的には「離れ離れはいやです！」と言った後で、鎌倉殿や義時について行くと危険と言われて、すぐに変更する、のえがツボでした。この人、なんか義時の前でも正直になりました（笑）。
今回も、小ネタ（今度こそ死ぬ）を含め、見どころいっぱいな上、クライマックスへの盛り上がりがお見事でした。
実朝が義時から離反する理由もはっきり描かれましたし、そうなると、実朝暗殺の首謀者も実は義時という今後の伏線を張ったのではないかと思います。
今回の大河は、バトルロイヤルのように、中心人物が次々と退場していきます。そうなると、一人一人、スポットを当てた上で、それぞれ違う殺され方をするというのが、脚本家と演出陣の課題となっています。
今回、鎌倉殿が助命したのを義時が無視して、後ろから無数の矢を突き立て、さらに正面からも浴びせ尽くす。（古い映画ですが、黒澤明監督の「蜘蛛巣城」へのオマージュとも思います）
この矢のシーンを見て思い出したのが、義経退場の回で武蔵坊弁慶の最後を見せなかったこと。それを残念がる意見もありました。
あそこで、弁慶が矢の串刺しになってしまうと、今回の和田殿の死に様のインパクトが減ってしまう。というか、実際は、弁慶の死に方を、和田殿に転用したのだなと拝察しました。
それにしても、休憩回（トーク編）をはさんで、ここまで闇落ちした大河主役はいませんでした。スターウォーズのダースベイダー誕生作を思わせます。三谷さんが作った、ダーク義時にふさわしい壮絶な死に方がますます楽しみになってきました。
実朝が義時から離反する理由もはっきり描かれましたし、そうなると、実朝暗殺の首謀者も実は義時という今後の伏線を張ったのではないかと思います。
今回の大河は、バトルロイヤルのように、中心人物が次々と退場していきます。そうなると、一人一人、スポットを当てた上で、それぞれ違う殺され方をするというのが、脚本家と演出陣の課題となっています。
今回、鎌倉殿が助命したのを義時が無視して、後ろから無数の矢を突き立て、さらに正面からも浴びせ尽くす。（古い映画ですが、黒澤明監督の「蜘蛛巣城」へのオマージュとも思います）
この矢のシーンを見て思い出したのが、義経退場の回で武蔵坊弁慶の最後を見せなかったこと。それを残念がる意見もありました。
あそこで、弁慶が矢の串刺しになってしまうと、今回の和田殿の死に様のインパクトが減ってしまう。というか、実際は、弁慶の死に方を、和田殿に転用したのだなと拝察しました。
それにしても、休憩回（トーク編）をはさんで、ここまで闇落ちした大河主役はいませんでした。スターウォーズのダースベイダー誕生作を思わせます。三谷さんが作った、ダーク義時にふさわしい壮絶な死に方がますます楽しみになってきました。
改めてオープニングの出演者のスカスカぶりが気になりました。
しかも、和田義盛とその一族や巴らも今回で退場することはわかっていたので、
来週はどうなってしまうのだろうと思いながら見始め、
最後の上皇チームがいなければどうなっていたかと思いつつ見終わった感じです。
それにしても、次々と続く有力御家人の謀反を上手く描き分けてくるものです。
オレが納得したから大丈夫というのも個人商店ワンマン社長型の和田らしい過信だし、
それが、それなりに企業化した「無数の和田義盛」を抑えきれないというあたりも、
いかにも人の好い和田がやってしまいそうな失策です。
もう一つの失策は、オレはちゃんとわかってるよ、リスク回避だよとばかりに、
義村に「(義時と)通じてるんだろ」と言ってしまったことです。
起請文効果もあって、あの時点では「小四郎すまん」と覚悟を決めたはずの義村も、
あの発言で「お許しが出た」として寝返ります。
和田の限界は、実は両天秤の義村が今回も義時につくと決めつけてしまったことです。
自分を信頼してくれないのなら、義村が和田方にいる理由はありません。
義時に言った「信じるか信じないかはそっちの勝手だ。信じなければオマエは死ぬ」は、
本当は和田に向けた言葉だったように思えます。
和田の決起は、義時にとっても想定外だったのでしょう。
一人双六に興じる姿は珍しく弛緩していて、そのブラックさにも薄く光が差しています。
その表情が報告を聞いた瞬間に豹変したのは、
さらにブラックであらねればならないのかという義時の絶望に近い怒りの表れです。
そして、実朝をおとりに和田を謀殺するというのは何ともブラックなのですが、
実朝が和田に歩み寄ったところで射手に合図を送ったことに感心しました。
もし実朝が和田の手でも取ろうものなら、
鎌倉殿を護るという正当性が和田方に移動する危険性がありました。
唯一の希望は、(ヤン・ウェンリー並に)戦うことを忌み嫌いながら指揮官として優秀で、
損害を最小限にして勝利した泰時です。
しかも、故意に戦線離脱をするほど卑屈で身勝手な朝時に手柄を譲るとともに、
これまで誰からも得られることがなかった「期待」と「やる気」を与えました。
器が大きい。
しかし、政所別当と侍所別当を義時ブラックが兼務するのはいかにもバランスが悪く、
知性と教養にあふれるも、鎌倉に心を許せるものがいないと宣言する実朝が、
京の上皇に傾倒してしまうのもわかりすぎるほどわかります。
もともと、数々の内紛の裏に上皇の謀略があるとはいえ。
というわけで、今回の秀逸は、
起請文の呪術的な効力を認めつつも、吐けばチャラになるという乱暴な合理性でも、
今回の実朝も含め行方の分からぬ人は概ね発見してしまう信頼と実績の八田土木でも、
和田に攻められ「今度こそ、死ぬ」と、どこか滅びを待ちわびるような実衣でも、
政子の「生涯、忘れませぬ」が効いたのか、真田信尹が/の前世だからか、
視聴者がいかに狂喜乱舞しても、下級貴族には似つかわしくない大江広元の強さでも、
高転びしそうな義時ブラックとも、無謀な自立を図る実朝とも距離を置いて、
忍耐強く自らの権威を保持し続ける尼御台の政子でも、
「戦で死ねれば本望」というオトコマエな巴に、
「それは俺が死んだ時に言え」「俺は生きて帰る」と説く和田の愛情の深さでもなく、
「源義仲の一の家人」として生き、また「忠臣和田義盛の妻」として生き、
伝承の中に消えていった巴が選択した誇り高く生き残り、落ち延びるための慟哭。
しかも、和田義盛とその一族や巴らも今回で退場することはわかっていたので、
来週はどうなってしまうのだろうと思いながら見始め、
最後の上皇チームがいなければどうなっていたかと思いつつ見終わった感じです。
それにしても、次々と続く有力御家人の謀反を上手く描き分けてくるものです。
オレが納得したから大丈夫というのも個人商店ワンマン社長型の和田らしい過信だし、
それが、それなりに企業化した「無数の和田義盛」を抑えきれないというあたりも、
いかにも人の好い和田がやってしまいそうな失策です。
もう一つの失策は、オレはちゃんとわかってるよ、リスク回避だよとばかりに、
義村に「(義時と)通じてるんだろ」と言ってしまったことです。
起請文効果もあって、あの時点では「小四郎すまん」と覚悟を決めたはずの義村も、
あの発言で「お許しが出た」として寝返ります。
和田の限界は、実は両天秤の義村が今回も義時につくと決めつけてしまったことです。
自分を信頼してくれないのなら、義村が和田方にいる理由はありません。
義時に言った「信じるか信じないかはそっちの勝手だ。信じなければオマエは死ぬ」は、
本当は和田に向けた言葉だったように思えます。
和田の決起は、義時にとっても想定外だったのでしょう。
一人双六に興じる姿は珍しく弛緩していて、そのブラックさにも薄く光が差しています。
その表情が報告を聞いた瞬間に豹変したのは、
さらにブラックであらねればならないのかという義時の絶望に近い怒りの表れです。
そして、実朝をおとりに和田を謀殺するというのは何ともブラックなのですが、
実朝が和田に歩み寄ったところで射手に合図を送ったことに感心しました。
もし実朝が和田の手でも取ろうものなら、
鎌倉殿を護るという正当性が和田方に移動する危険性がありました。
唯一の希望は、(ヤン・ウェンリー並に)戦うことを忌み嫌いながら指揮官として優秀で、
損害を最小限にして勝利した泰時です。
しかも、故意に戦線離脱をするほど卑屈で身勝手な朝時に手柄を譲るとともに、
これまで誰からも得られることがなかった「期待」と「やる気」を与えました。
器が大きい。
しかし、政所別当と侍所別当を義時ブラックが兼務するのはいかにもバランスが悪く、
知性と教養にあふれるも、鎌倉に心を許せるものがいないと宣言する実朝が、
京の上皇に傾倒してしまうのもわかりすぎるほどわかります。
もともと、数々の内紛の裏に上皇の謀略があるとはいえ。
というわけで、今回の秀逸は、
起請文の呪術的な効力を認めつつも、吐けばチャラになるという乱暴な合理性でも、
今回の実朝も含め行方の分からぬ人は概ね発見してしまう信頼と実績の八田土木でも、
和田に攻められ「今度こそ、死ぬ」と、どこか滅びを待ちわびるような実衣でも、
政子の「生涯、忘れませぬ」が効いたのか、真田信尹が/の前世だからか、
視聴者がいかに狂喜乱舞しても、下級貴族には似つかわしくない大江広元の強さでも、
高転びしそうな義時ブラックとも、無謀な自立を図る実朝とも距離を置いて、
忍耐強く自らの権威を保持し続ける尼御台の政子でも、
「戦で死ねれば本望」というオトコマエな巴に、
「それは俺が死んだ時に言え」「俺は生きて帰る」と説く和田の愛情の深さでもなく、
「源義仲の一の家人」として生き、また「忠臣和田義盛の妻」として生き、
伝承の中に消えていった巴が選択した誇り高く生き残り、落ち延びるための慟哭。
◆ 「鎌倉殿」実朝事件、黒幕は義時確定か 実朝怒り「西のお方」通告に小四郎嘲笑 ネット騒然
https://www.daily.co.jp/gossip/2022/10/30/0015766959.shtml
> 実朝は反発し、ついに義時に「私はこの度のことで考えを改めた」「万事、西のお方にお考えを伺っていく」「心を許せる者はこの鎌倉におらぬ」と通告。義時を突き放して、後鳥羽上皇（尾上松也）の意向を受けて政を行うと宣告した。 義時は「鎌倉殿は頼家様どころか頼朝様をも超えようとされています」と嘲笑するように語った。
ネット上では実朝と義時の亀裂が描かれたことに「実朝暗殺の黒幕＝義時の説を取る、という流れか？」「雪の日の鶴岡八幡宮…黒幕が義時だったら…」「義時黒幕説も出てきちゃったな」「鶴岡八幡宮の惨劇は義時黒幕説で行くと宣言した三谷幸喜」「雪の日の黒幕はもう義時では」「あっこれは義時黒幕説確定ですね」と反応する投稿が相次いでいる。
https://www.daily.co.jp/gossip/2022/10/30/0015766959.shtml
> 実朝は反発し、ついに義時に「私はこの度のことで考えを改めた」「万事、西のお方にお考えを伺っていく」「心を許せる者はこの鎌倉におらぬ」と通告。義時を突き放して、後鳥羽上皇（尾上松也）の意向を受けて政を行うと宣告した。 義時は「鎌倉殿は頼家様どころか頼朝様をも超えようとされています」と嘲笑するように語った。
ネット上では実朝と義時の亀裂が描かれたことに「実朝暗殺の黒幕＝義時の説を取る、という流れか？」「雪の日の鶴岡八幡宮…黒幕が義時だったら…」「義時黒幕説も出てきちゃったな」「鶴岡八幡宮の惨劇は義時黒幕説で行くと宣言した三谷幸喜」「雪の日の黒幕はもう義時では」「あっこれは義時黒幕説確定ですね」と反応する投稿が相次いでいる。
◆ 「鎌倉殿の13人」で最後を迎えた和田義盛と巴御前。演じた横田栄司、秋元才加が語る役柄への思い
https://tv.yahoo.co.jp/news/detail/tvguide-222fa0c0dc0c7103b2b08242921ca97e
> 巴御前を演じながら、「木曽時代の巴は男と肩を並べて『男に絶対負けない』という感覚が、結構先立っていたんです。そうすればそうするほど、『やっぱり女なんだ』と、力も男性に比べたら足りない部分もあるし、声だって高いしとか、すごくジェンダーについて考えさせられることが多くて。だけど和田家に行ってからは、自分の女性性を受け止められた感覚です。すごく穏やかになったし、それと同時に戦に行っていたころの鋭い感じがなくなっているというのが不安でもあり、でも今の幸せはすごく手放しがたい、みたいな感覚でずっとお芝居をしていました」と打ち明けた秋元。
https://tv.yahoo.co.jp/news/detail/tvguide-222fa0c0dc0c7103b2b08242921ca97e
> 巴御前を演じながら、「木曽時代の巴は男と肩を並べて『男に絶対負けない』という感覚が、結構先立っていたんです。そうすればそうするほど、『やっぱり女なんだ』と、力も男性に比べたら足りない部分もあるし、声だって高いしとか、すごくジェンダーについて考えさせられることが多くて。だけど和田家に行ってからは、自分の女性性を受け止められた感覚です。すごく穏やかになったし、それと同時に戦に行っていたころの鋭い感じがなくなっているというのが不安でもあり、でも今の幸せはすごく手放しがたい、みたいな感覚でずっとお芝居をしていました」と打ち明けた秋元。
>>[101] 義時の最終回は、さすが三谷氏、大方の想像をはるかに超えてみせてくれるはずです。
私の見立てでは、何者かによる暗殺説はとらないだろうと思っています。それでは、お話の収まりが悪いからです。そうかと言って、自然死・事故死も考えにくいですね。
泰時は、どうでしょうか。さすがに父親殺しまですると、そこに「希望」は持てません。
のえによる他殺説も考えられますが、１年間の武家の権力闘争の終わり方としては、矮小で望ましくない。
思いつきで言えば、最後の最後は、愛する者（恐らく泰時）の身代わりにでもなることを自覚して、死んでいくのかなあ。（そうなると、誰の命令で、誰がということになり決まってしまいますが）
私の見立てでは、何者かによる暗殺説はとらないだろうと思っています。それでは、お話の収まりが悪いからです。そうかと言って、自然死・事故死も考えにくいですね。
泰時は、どうでしょうか。さすがに父親殺しまですると、そこに「希望」は持てません。
のえによる他殺説も考えられますが、１年間の武家の権力闘争の終わり方としては、矮小で望ましくない。
思いつきで言えば、最後の最後は、愛する者（恐らく泰時）の身代わりにでもなることを自覚して、死んでいくのかなあ。（そうなると、誰の命令で、誰がということになり決まってしまいますが）
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