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MAYDAY メーデー!ナショジオコミュのFOOTBALL TRAGEDY Lamia 2933便燃料切れ墜落事故

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2016年11月28日、サッカー南米カップ(Copa Sud America)に出場するBrazilクラブチームの選手らを乗せたLamia航空LMI2933便Ae146型機は、BoliviaのSanta CruzからColumbiaのMedillin近くにあるRio Negro国際空港へ向けて、18:18に離陸した。約1,600NM離れた目的地まで4.5時間の飛行は概ね順調であったが、目的地の空港は混雑しており、3機の到着機と共にHoldingで待機を指示された。21:45副操縦士はPriority (due to) fuel problemをATCに伝え、その直後に電気系統がOFF、直ぐに4基あるエンジンも全て停止した。副操縦士はEmergencyを宣言し、FlapとGearを降ろして強引に最終着陸態勢に入った。しかし滑走路にたどり着けず、その10NM手前にある標高8,700ftの山腹へ墜落した。選手3名を含む7名が生存したが、17名は死亡した。
Columbia航空機事故調査委員会GRIAAのJulian Echeverri調査官は、ATC担当のMolia Yanethが操縦士は事故直前まで冷静な通信をしていたこと、事故現場に燃料臭がなかったことから、まず飛行中の燃料漏れによる枯渇を想定した。FDRとCVRは直ぐに回収され、同機の燃料は目的地の180NM手前からFuel Lowの警告が出ていたことが判明した。目的地の手前にある首都Bogoda国際空港へdivertすべきであったが、以前Rio Negro発Santa Cruz行きで少ない燃料で辿り着けたこともあって予定通りとしたと考えられた。実際、搭載燃料量約2万lbに対して必要搭載量を計算したところ、26,570lbであった。
同社は同型機を3機保有していたが、資金難で運航出来ていたのは事故機だけであった。死亡した機長は同社の財務担当で、燃料節約で倒産を回避していた。Lamia航空の社長は殺人罪で起訴され、同社は運航停止処分を受けた。

コメント(2)

GRIAAは逆ルートでは到達できたことについて、Santa Cruzの標高が1,225ftのところRio Negroが7,027ftと高地であることを上げているが、Holdingで7分待たされなかったら、何とか到着できただろう。もっと手前でPan-pan通信をしておくべきだたった。
GRIAAのJulian Echeverri調査官と代役は雰囲気が違っていて、ちょっとミスキャストだったかな。Yaneth管制官はサッカーファンから随分と中傷を受けたそうで、この報告書で謂れのない罪が晴れてホッとしたことだろう。インタビューでは着飾っていたのは、自分の立場をしっかり番組を通じて記録しておきたかったのかなと思った。

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