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MAYDAY メーデー!ナショジオコミュのDEADLY MISSION Space Ship 2 空中分解事故

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2014年12月31日午前9時20分過ぎ、米国California州Mohave砂漠上空で、Virgin Galaxy社の宇宙飛行実験機Space Ship 2が母機のWhite Knight 2から分離し、ナイトロキシオキサイドとナイロンの混合燃料による6万lbのロケット推力で上昇中、約5万ftの地点で突如分解して墜落。43歳の機長はパラシュートで脱出し負傷したが、39歳のテストパイロットは閉じ込められて死亡した。NTSBはまずロケットモーターの不調を調べたが異常はなく、上昇中の機外モニターでフェザーシステムが誤作動している事を発見。これを動かすアクチュエーターに故障がないことを確認し、操縦席モニターの様子等からテストパイロットが手順を誤って誤操作したのが空中分解の原因と結論した。

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Scale Composite社が制作したこの機体は、7名を一時間程かけて地上14万ftの宇宙空間まで打ち上げる。Space Shuttleとの違いは、母機に懸垂されて飛行機のように離陸し、46,000ftで分離されて新しい混合燃料でMach3まで加速して宇宙空間へ向かう。地上への帰還は、機体の抗力を高めるため翼を垂直に立ち上げてfeather位置にし、ゆっくりと安定して降下するよう設計されている。これだけの新しい技術が盛り込まれているのだから、いくら実験機といえどもコンピュータ制御による無人飛行の方が安全確実にデータが取れたのではないだろうか?(白)乗組員はBest-of-bestのテストパイロットであったと紹介されていたので、実用化には全自動化が不可欠のように思えた。個人的に短時間の宇宙飛行には興味はないが、この技術で日本と米西海岸を2時間ほどで往来できたら、世界は更に変わるだろう。Richard Brisonの先見性と熱意に、多くの日本人は脱帽だ。
今回は実験機の事故であり、番組構成は他より淡々としている。NTSBのRorenda Ward首席調査官とロケット機の専門家Michael Bauerは、ロケット機の事故ではNTSB調査の原理が決まっており、2003年のSpaceshuttle事故でノウハウが有るとのこと。二人の代役もそこから醸し出される余裕を見せて好演していた。事故の悲劇よりも、そちらが印象に残った。

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