「青天を衝け」感想コミュコミュの第31回　「栄一、最後の変身」

栄一（吉沢亮）たちは、日本で初めてとなる銀行づくりに乗り出した。さっそく、豪商の小野組、三井組に協力を依頼するも難航。民間の合同によって銀行をつくりたい栄一と、独自に銀行をつくりたい三井は対立し、三野村利左衛門（イッセー尾形）と熾烈（しれつ）な駆け引きを繰り広げる。そのころ、富岡製糸場の操業を始めたい惇忠（田辺誠一）は、工女が集まらないことに悩んでいた。西洋式への誤解から、「生き血を取られる」とうわさが立っていたのだ。誤解を解かねばならない。惇忠は、娘のゆう（畑芽育）に伝習工女になってほしいと頼み込む。

コメント(1)

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[1] mixiユーザー 10月17日 22:33

イッセー尾形の、くどい顔芸と共に繰り出される言葉の端々に、栄一はおのれの苦い過去を思い出す。

そうなんだよなぁ。栄一は官にしいたげられた民の心を持つ者だ。
ここは自分の居場所ではない。そう思うのもむべなるかな。
その伏線が先週の五代の「おはんのおる場所は、そこでよかとか」なんだね。

銀行、レンガ、製紙工場など初めて物語が目白押しです。
これからもそういう描写が増えるのでしょう。
新しい時代が動き出したからには、文句を言っていても始まらないので追随するしかありません。
喜作も浦島気分で大変だっただろうけれど、前を向いて歩むらしいです。良かった。

箱館戦争はあまりに無理すぎる。
そもそもの慶喜が逃げ出した時点で勝負も何もあったものではない。
ちょっと前のNHK「歴史探偵」という番組で、土方歳三の函館戦争の戦い方の検証をしていた。
土方の戦い方のセンスと読みは素晴らしく、局所的には圧倒的に勝っているんです。
でも、時代の波は徳川を過去のものとした。

喜助の栄一に対する怒りはわかる。
徳川に殉じた者たちの気持ちはどうなる！お前は薩長の作った新政府の良い位置にいるなんて…この変節漢！っていうやり場のない怒り。

栄一だってそんなふうに言われたら言いたいことは山のようにある。
でも言い合いしても詮無いことだ。

尾高の兄ぃまで富岡工場を任されてフランス人と働いている姿を見た喜助はただただ驚いただろう。
変わらなければならぬと、ここで立ち止まったら死んでいったものたちに顔向けが出来ないとでも思ったか。

OPの大波の所のクレジットを凝視するようになった。
今回は、草彅剛（回想）だった。

妻妾同居の所は、まぁいいや。
女の機微の描写の感想とかはめんどいので割愛。(笑)

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