ログインしてさらにmixiを楽しもう

コメントを投稿して情報交換!
更新通知を受け取って、最新情報をゲット!

Facebook風タイムラインコミュのかちかち山惨状記

  • mixiチェック
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
「かちかち山」は、日本を代表する昔話の一つで、「日本五大昔ばなし」(桃太郎、さるかに合戦、花さかじいさん、したきりすずめなどと並ぶ)として知られています。室町時代後期頃に成立したとされ、江戸時代には「兎の大手柄」とも呼ばれ、広く親しまれました。<grok:render card_id="132afb" card_type="citation_card" type="render_inline_citation"><argument name="citation_id">0</argument></grok:render>

### 概要(あらすじ)
基本的なストーリーは以下の通りです(地域や版本により細部は異なりますが、一般的な形)。

- おじいさんとおばあさんが暮らしています。おじいさんが畑で豆(や麦など)をまこうとすると、いたずら好きの**タヌキ**が現れて種を食べてしまったり邪魔をします。
- 怒ったおじいさんがタヌキを捕まえて家に連れ帰り、「たぬき汁」にしようと縄で縛って吊るします。
- おじいさんが畑に出かけている間に、タヌキはおばあさんを騙して縄を解かせ、杵(きね)で殴り殺してしまいます。タヌキはおばあさんの肉で「ばあ汁」を作り、おばあさんに化けておじいさんに食べさせ、「ばあ汁食った、ばあ汁食った」と言いながら逃げ去ります。
- 悲しむおじいさんのもとに、近くの山に住む**ウサギ**(白ウサギ)が現れ、おばあさんの仇を討つと約束します。
- ウサギはタヌキをだまして柴刈り(または山仕事)に誘い出します。タヌキが柴を背負って歩いている後ろから、ウサギが火打ち石で火をつけます。柴が燃え始め、タヌキが「かちかち」という音を不思議がると、ウサギは「ここは**かちかち山**だから、かちかち鳥が鳴いているのさ」と嘘をつきます。これでタヌキは背中に大やけどを負います。
- さらにウサギは、火傷の薬と称して唐辛子(とうがらし)入りの辛い膏薬を塗ったり、土で作った舟(泥舟)と木の舟で川遊びをさせてタヌキの舟を沈めたりと、さまざまな知恵でタヌキを苦しめ、最終的にタヌキを殺して仇を討ちます。

話の前半(タヌキがおばあさんを殺す残酷な部分)と後半(ウサギの復讐部分)は、もともと別の話型が合わさったものと考えられています。全体として**勧善懲悪**(悪いことをした者は罰を受ける)の教訓を含みつつ、タヌキの間抜けさやウサギの機知がコミカルに描かれ、子ども向けの絵本やアニメでも人気です。ただし、原話はかなり残酷な要素が強いため、現代の児童向けバージョンではマイルドに調整されることがあります。<grok:render card_id="4a3ff7" card_type="citation_card" type="render_inline_citation"><argument name="citation_id">10</argument></grok:render>

### 「かちかち」の意味
タイトルにある「かちかち」は、**火打ち石(ひうちいし)を打ち合わせて火を起こすときの音**を表した擬音語です。

- 物語の中で、ウサギがタヌキの背負った柴に火をつけるために火打ち石を「**かちかち**」と鳴らします。
- タヌキがその音を怪しんで「何の音だ?」と聞くと、ウサギが「ここは**かちかち山**だから、**かちかち鳥**が鳴いているんだよ」とごまかします。
- このやり取りが話の重要なシーンであり、タイトル「かちかち山」の由来となっています。

「かちかち」という言葉自体は、硬いものがぶつかる音(例: 石や歯がカチカチ鳴る)を表す一般的な擬音で、物語ではそれが火を起こす音として使われ、ウサギの策略の象徴になっています。<grok:render card_id="2d3924" card_type="citation_card" type="render_inline_citation"><argument name="citation_id">0</argument></grok:render>

このお話は、動物の知恵比べや復讐譚として楽しまれる一方で、昔話らしい生々しさや人間の生活(農耕や家族の絆)を反映した側面もあります。興味があれば、楠山正雄版やまんが日本昔ばなしなどのバージョンで読んでみるのがおすすめです! grok

コメント(2)

かちかち山

芥川龍之介

 童話時代のうす明りの中に、一人の老人と一頭の兎うさぎとは、舌切雀したきりすずめのかすかな羽音を聞きながら、しづかに老人の妻の死をなげいてゐる。とほくに懶ものうい響を立ててゐるのは、鬼ヶ島へ通かよふ夢の海の、永久にくづれる事のない波であらう。
 老人の妻の屍骸しがいを埋めた土の上には、花のない桜の木が、ほそい青銅の枝を、細こまかく空にのばしてゐる。その木の上の空には、あけ方の半透明な光が漂ただよつて、吐息といきほどの風さへない。
 やがて、兎は老人をいたわりながら、前足をあげて、海辺につないである二艘にさうの舟を指さした。舟の一つは白く、一つは墨をなすつたやうに黒い。
 老人は、涙にぬれた顔をあげて、頷うなづいた。
 童話時代のうす明りの中に、一人の老人と一頭の兎とは、花のない桜の木の下に、互に互をなぐさめながら、力なく別れをつげた。老人は、蹲うづくまつたまま泣いてゐる。兎は何度も後をふりむきながら、舟の方へ歩いてゆく。その空には、舌切雀のかすかな羽音がして、あけ方の半透明な光も、何時か少しづつひろがつて来た。
 黒い舟の上には、さつきから、一頭の狸たぬきが、ぢつと波の音を聞いてゐる。これは龍宮の燈火ともしびの油をぬすむつもりであらうか。或は又、水の中に住む赤魚あかめの恋を妬ねたんででもゐるのであらうか。
 兎は、狸の傍に近づいた。さうして、彼等は徐おもむろに遠い昔の話をし始めた。彼等が、火の燃える山と砂の流れる河との間にゐて、おごそかに獣けものの命いのちをまもつてゐた「むかしむかし」の話である。
 童話時代のうす明りの中に、一頭の兎と一頭の狸とは、それぞれ白い舟と黒い舟とに乗つて、静に夢の海へ漕こいで出た。永久にくづれる事のない波は、善悪の舟をめぐつて、懶ものうい子守唄をうたつてゐる。
 花のない桜の木の下にゐた老人は、この時漸やうやく頭をあげて、海の上へ眼をやつた。
 くもりながら、白く光つてゐる海の上には、二頭の獣が、最後の争ひをつづけてゐる。除おもむろに沈んで行く黒い舟には、狸が乗つてゐるのではなからうか。さうして、その近くに浮いてゐる、白い舟には、兎が乗つてゐるのではなからうか。
 老人は、涙にぬれた眼をかがやかせて、海の上の兎を扶たすけるやうに、高く両の手をさしあげた。
 見よ。それと共に、花のない桜の木には、貝殻かひがらのやうな花がさいた。あけ方の半透明な光にあふれた空にも、青ざめた金きんいろの日輪が、さし昇つた。
 童話時代の明け方に、――獣性の獣性を亡ぼす争ひに、歓喜する人間を象徴しようとするのであらう、日輪は、さうして、その下にさく象嵌ざうがんのやうな桜の花は。

底本:「筑摩全集類聚 芥川龍之介全集第四巻」筑摩書房
   1971(昭和46)年6月5日初版第1刷発行
   1979(昭和54)年4月10日初版第11刷発行
※底本は、物を数える際や地名などに用いる「ヶ」(区点番号5-86)を、大振りにつくっています。
入力:土屋隆
校正:松永正敏
2007年6月26日作成
青空文庫作成ファイル:
このファイルは、インターネットの図書館、青空文庫(http://www.aozora.gr.jp/)で作られました。入力、校正、制作にあたったのは、ボランティアの皆さんです。
 太宰治 御伽草子 中 カチカチ山

https://www.aozora.gr.jp/cards/000035/files/307_14909.html

ログインすると、みんなのコメントがもっと見れるよ

mixiユーザー
ログインしてコメントしよう!

Facebook風タイムライン 更新情報

Facebook風タイムラインのメンバーはこんなコミュニティにも参加しています

星印の数は、共通して参加しているメンバーが多いほど増えます。

人気コミュニティランキング