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芝田進午の人類生存思想と現実コミュのファクトチェック 安倍氏ツイート「赤木さん証言、握り潰されている」は根拠不明

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毎日新聞2021/6/28 20:00


 安倍晋三前首相の公式ツイッターが、学校法人「森友学園」への国有地売却を巡る財務省の決裁文書改ざん問題で、自殺した近畿財務局職員、赤木俊夫さん(当時54歳)がまとめた「赤木ファイル」の記述を取り上げ、「『現場として(森友学園を)厚遇した事実はない』この証言が所謂(いわゆる)『報道しない自由』によって握り潰されています」と投稿し、拡散している。しかし、「現場として厚遇した事実は(も)ない」との内容は、少なくとも25社の新聞社と通信社が報道しており、この投稿は根拠不明だ(ファクトチェックの基準https://mainichi.jp/articles/20210303/hrc/00m/040/001000d)。【木許はるみ/デジタル報道センター】

「報道しない自由によって…」
 この投稿は安倍氏の公式アカウントが6月24日午後6時9分にツイートし、28日正午までに約2万1000件リツイートされ、約5万2000件の「いいね」が付いている。



安倍晋三前首相の公式アカウントが6月24日に投稿したツイート。「赤木氏は明確に記している。『現場として(森友学園を)厚遇した事実はない』この証言が所謂『報道しない自由』によって握り潰されています。≪秘書アップ≫」と記している=安倍氏のツイッターより拡大
安倍晋三前首相の公式アカウントが6月24日に投稿したツイート。「赤木氏は明確に記している。『現場として(森友学園を)厚遇した事実はない』この証言が所謂『報道しない自由』によって握り潰されています。≪秘書アップ≫」と記している=安倍氏のツイッターより
 内容は以下のようなものだった。

 「赤木氏は明確に記している。『現場として(森友学園を)厚遇した事実はない』この証言が所謂『報道しない自由』によって握り潰されています≪秘書アップ≫」。さらに産経新聞の記事の画像も添えられている。記事は6月24日付朝刊の論説委員兼政治部編集委員の阿比留瑠比氏のコラム「極言御免」で「財務省文書改竄(かいざん) 忖度(そんたく)説の決壊」とのタイトル。画像は記事本文の「まず押さえておきたいのは、赤木氏がこう明確に記していることである。『現場として(森友学園を)厚遇した事実はない』」などの部分を色付けし、強調している。

 前提として、「現場として厚遇した事実はない」は、改ざんに加担させられ自殺した赤木さんが改ざんの経緯をまとめた「赤木ファイル」に出てくる記述だ。赤木ファイルは6月22日、遺族に開示された。記述は正確には「現場として厚遇した事実『も』ない」(『』は毎日新聞が付記)で、「本省の対応」と題した備忘記録に、近畿財務局側が財務省に対して意見した内容として書いている。


 では、「赤木さんの証言が『報道しない自由』によって握りつぶされている」との内容は本当だろうか。これは「報道機関がこの証言を報じずに握りつぶしている」と解釈できるので、記述が報道されているかどうかを確認する。

25社が新聞やウェブで報道
 新聞社、通信社などの記事を横断検索するサイト「G−Search」で、「現場として厚遇した事実は(も)ない」とのワードで検索をすると、赤木ファイルが開示された6月22日から28日までの間に、新聞社と通信社の25社の記事が該当した。


自殺した近畿財務局職員、赤木俊夫さんが文書改ざんの経緯をまとめた「赤木ファイル」。6月22日に遺族側に開示された=大阪市北区で2021年6月22日午前10時21分、梅田麻衣子撮影拡大
自殺した近畿財務局職員、赤木俊夫さんが文書改ざんの経緯をまとめた「赤木ファイル」。6月22日に遺族側に開示された=大阪市北区で2021年6月22日午前10時21分、梅田麻衣子撮影
 毎日新聞は22日のニュースサイト記事「『修正することは問題があり行うべきではない』赤木ファイル備忘記録」(https://mainichi.jp/articles/20210622/k00/00m/040/219000c)や23日付の朝刊の記事(1面、社説、特集面)に「現場として厚遇した事実もない」「厚遇した事実はない」という記述がある。例えば特集面では「赤木さん備忘記録(冒頭部分)」として、「本省において、議員説明(提出)用に、決裁文書をチェックし、調書の内容について修正するとの連絡。本省の問題意識は、調書から相手方(森友)に厚遇したと受け取られるおそれのある部分は削除するとの考え。現場として厚遇した事実もないし、検査院等にも原調書のままで説明するのが適切と繰り返し意見(相当程度の意思表示し修正に抵抗)した」と報じた。

 朝日新聞は6月23日付の朝刊で、「現場として厚遇した事実もないし、検査院等にも原調書のままで説明するのが適切と繰り返し意見(相当程度の意思表示し修正に抵抗)した」との記述を報道。22日にウェブで公開した記事「赤木ファイル詳報」(https://digital.asahi.com/articles/ASP6Q5WRTP6QPTIL02X.html)でも、この記述に触れている。

 読売新聞は6月23日付の朝刊で、「ファイルの冒頭にとじた『備忘録』に『現場として厚遇した事実もない』『修正(改ざん)等の作業過程を記録しておく』と書き残していた」と報じている。23日にウェブで公開した記事「赤木さん、反旗のメール…改ざん指示に『疑問』・ファイルで浮き彫りに」(https://www.yomiuri.co.jp/national/20210623-OYT1T50075/2/)においても触れている。

 共同通信もこの記述を報道し、共同通信の配信記事を複数の地方紙が掲載している。

 このように、少なくとも25社が報道しているため、ツイートは根拠不明だ。

 毎日新聞は安倍氏の事務所に取材を申し込んだが、28日午後6時までに回答はなかった。

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