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トライアスリートコミュのアスリートのための、パフォーマンスアップ講座その5

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『脊柱からのパフォーマンスへの影響』

脊柱とは、いわゆる背骨のことであり、先ほどの骨盤の中心にある仙骨の上に、24個の背骨がつながっています。

仙骨に触れて力が入りづらかった方は、脊柱の土台である仙骨が歪んでいるということです。
すなわち、ほぼ確実にその土台の上にある脊柱は、どこかが『機能低下』することになります。

脊柱とは、腰椎・胸椎・頚椎と先ほどの仙骨・尾骨を含めた骨から構成されます。
この脊柱の中には脊髄という脳からの太い神経が入っており、各背骨から内臓や筋肉に神経を行き渡らせています。

つまり、この各背骨が『機能低下』すれば、その先の内臓や筋肉の働きも弱まることになります。
これら背骨の『機能低下』が脊柱全体に渡ると、いくら寝ても疲れがとれない慢性疲労状態に陥ります。
また、ストレングストレーニングで、急にどこどこの力が入らない!
などの現象は、この脊柱の機能低下によるものがほとんどです。

こうなるともはや、本来のパフォーマンスの60%も発揮できるような状態ではありません。

また、脊柱は以下のように身体へ影響しています。
各背骨から出ている神経は、常に同じ内蔵や筋肉に神経を送っています。
そのため、どこの背骨が『機能低下』しているかで、どの内臓や筋肉にストレスがかかっているか容易に想像がつきます。

例えば、二日酔いで胃がムカムカするときには、胃に神経を送っている胸椎の7番目がボコっと出ます。
加えて、肝臓もアルコールを分解するのにストレスがかかるので、胸椎の6番目の動きも悪くなります。
すると、胃と肝臓に対応している筋肉である、大胸筋全体の機能が低下するため、
胸のトレーニングの前日に大量のお酒を飲めば、ベンチプレスなどのパワーが低下し、
筋肥大を妨げる原因になります。

また、お腹の調子が悪いときなどは、大抵、胸椎12番目と腰椎1番目と2番目付近がボコっと出ます。
すると?
小腸の機能低下は腹筋に、大腸の機能低下は大腿筋膜張筋と、それに連鎖してヒ骨筋のパワーを低下させます。
以前のおさらいですが、ヒ骨筋が機能低下すれば、足の外側の骨である立方骨がズレますので、
結果、お腹の調子が悪い時は太ももの外側の筋肉全体のパワーが落ちることに繋がります。
身体全体が一つのシステムとして連動しているということですね?

一番多いのは、ストレス社会といわれる現代、
そのストレスに対抗するために身体は副腎(ふくじん)という小さな臓器からホルモンを分泌します。
そのストレスが過剰になると、胸椎9番目がボコっと出ます。
逆にこの胸椎9番目を正常な機能に戻してあげるだけで、副腎の機能が大幅に回復し、
また新たなストレスに立ち向かっていけるようになります。

このように、脊柱は全身の内臓や筋肉の基本的機能、つまり、構造的要素の大部分を司っています。

そしてこの脊柱の上は、全身の総司令塔である頭蓋骨と脳につながっています。


※次回は頭蓋骨と脳からのパフォーマンスへの影響についてお話ししたいと思います。

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