市民運動創造と宇都宮健児ら群像コミュの【永岡浩一さんからの通信】 文化放送ラジオ　大竹まことゴールデンラジオ（2022/12/9）　中林美恵子

【永岡浩一さんからの通信】
文化放送ラジオ　大竹まことゴールデンラジオ（2022/12/9）　中林美恵子　アメリカのシステムから日本のテイタラクを語る、アメリカだと一応信頼できる2大政党はあるが、日本は自民の一人勝ち、強い野党を作り、政治システムにまとも体制を整えないとこの先真っ暗を語る


　永岡です、文化放送ラジオの、大竹まことゴールデンラジオ、本日のメインディッシュは元衆院議員、政治学者、早稲田大学の中林美恵子さんでした。パートナーは、金曜日は闘います、の室井佑月さん、アシスタントは鈴木純子さんでした。

　月刊文春にとんでもないスクープ、ペンタゴンの文書で、統一協会がＤＰＲＫに4500億円も送金していたことが発覚です、https://bunshun.jp/articles/-/59192?utm_source=twitter.com&utm_medium=social&utm_campaign=socialLink　要するに自民党が統一協会を守りＤＰＲＫとマッチポンプ、これで軍事費倍増など冗談ではないです。

　挑戦を受ける民主主義と資本主義の本（https://www.tokyo-shoseki.co.jp/books/81626/　）を出された中林さん、資本主義、民主主義の揺らぎで、全体として何をすべきか、室井さん、競争についていけない人激増、中林さん、競争の定義変化、シフトに10年かかる。室井さん、アメリカでＱアノンの話を聞いて、アメリカ人の1割が陰謀論だと説かれて、中林さん、ドイツも同様、変化はどうなるか、私たちの頑張りにより、アメリカの中間選挙、中林さんはアメリカに行き、ジョージア州で民主党は勝ったが、バイデン氏はアメリカの未来を作るものではなく、つなぎ、トランプ氏のようなものを排除するリリーフ。トランプ氏の推薦した候補は150人勝ち、しかし共和党と民主党の2大政党で、共和党の強いところではトランプ氏の推薦なしに勝つ。

　室井さん、アメリカはどうして日本と異なり両者伯仲なのかと問われて、中林さん、共和党の容易に勝ったところもあるが、大事なところでは共和党の敗北、トランプ氏の幻想崩壊、アメリカの未来を示したもの。トランプ氏の力が弱ると、トランスフォーメーションとトランジション、後者にバイデン氏があり、民主党が負けたらバイデン氏の存在意義なくなり、しかしこれから本会議で大変。

　室井さん、日本では与野党伯仲にならないと説かれて、中林さん、それは日本の根幹の問題、アメリカとの差異、中林さんはアメリカで10年仕事、予算編成のことをして、その間政権交代、議会が予算を作り、民主党と共和党に補佐官がつき、中林さんは共和党のものだが、しかし共和党の味方ではなく、国家公務員。それを振り分けるのは、雇われるときに、財政均衡が大事なら共和党、大きい政府、不公平解消なら民主党に行き、中林さんは選択の際にその中身を知らず、共和党にアプライ。日本は冷戦時、共和党が安全保障で強く、民主党と日米経済摩擦、共和党は日本を守り、しかし予算のロジックもあり、アメリカは官僚ではなく、議会が予算を作る。

　室井さん、予算の専門家をアメリカだと雇えて、日本はパー、官僚のロボット、アメリカだと専門家が数字を出すと説かれて、中林さんは国会議員、民主党からなり、元共和党の同僚からはどうして民主党なのかと問われて、しかし日本は2大政党うまくいかず、健全な民主主義の維持のため、歴史の中で責任をとれる政党は必要だというもの、それで説明して納得してもらえて、しかし国会スタッフは、アメリカだとスタッフ＝国家公務員、それほど充実。アメリカのスタッフは日本と制度は異なり、日本だとスタッフはボランティアもあるが、アメリカだとボランティア、インターンはスタッフではない。室井さん、日本だと官僚の力なしで政策作れず、税金で雇われたスタッフと説かれて、中林さん、政策の責任がかかっている。

　大竹さん、上院で51と49、日本は自民の一人勝ち、しかしアメリカだと相いれないもので真っ二つ、分断でエライことだと説かれて、すると拮抗は問題かと問われて、中林さん、それが10年20問続いて、分極、分断は、2つの勢力が同じパワーで拮抗、継続、これの解消は困難。しかしアメリカには様々な胎動があり、共和党から民主党に行った人間もいて、その人はスピーチして、今の共和党の路線批判、民主党のバイデン氏支援になり、しかしそれに対して民主党では、民主党政権を支えていた人が、民主党の政策はおかしい、移民政策、不法移民に批判。教育も、黒人、子供に中国の女の子を養子に迎えて日本大好き、しかしアメリカだと学校に入るのは、アジア系で逆差別。白人も逆差別、差別をなくせというものが逆差別の民主党に疑問。

　室井さん、アメリカだと共和党がＱアノンを切れず、民主党にも過激なものがいて、声の大きな極端なものを放置して分断だと説かれて、中林さん、昔からそういう人はいたが、マスメディアや新聞も健全でメインストリームにならず、しかし今はＳＮＳがあり、手品と同じで注目される。

　大竹さん、日本のことも聞きたい、日本だと軍事費43兆円を5年でムチャクチャ、財源なし、日本の防衛になるか、日本のケツナメの日本はどうなるかと問われて、中林さん、10月に本を出して、まずきっかけはウクライナの戦争、その前に、日本も国民に説明、競争力のある2つ以上の政党がちゃんとすべきが、それがなく、競争がない。そして庶民の知ることのないもの、そして弱い方の政党に、として民主党から出て、しかしシステム構築の前に、プーチン大統領のウクライナ侵攻、中国、香港も大変、そしてどうして日本を守るか、軍事費を増やす、ドタバタでわかりやすい予算になるが、何が日本にとって有効な抑止力か説明していない。大竹さん、ウクライナ侵攻があり、市民にもしっかりしないといけないという空気になったと説かれて、中林さん、そういう慌てた時に突貫工事でやったらダメ。室井さん、防衛は、国の予算には限界があり、そしてどこまで軍事力を持てば安全か不明、大竹さん、抑止力だが軍拡ではなく、しかし血を吐きながら続ける悲しいマラソン、軍拡レースはダメだと説かれて、中林さん、国民に問うべきものなのに、自民の他は弱小政党、予算など野党は力が異なる。室井さん、トマホークミサイル買うのに米の配給があると怒られて、中林さん、アメリカがどう日本を守るのか確証もなかなか大変、しっかりした野党も必須だとして時間になりました、以上、中林さんさんのお話でした。