市民運動創造と宇都宮健児ら群像コミュの【永岡浩一氏からの通信】文化放送ラジオ　大竹まことゴールデンラジオ（2022/3/4）

【永岡浩一氏からの通信】文化放送ラジオ　大竹まことゴールデンラジオ（2022/3/4）　青木理　安倍氏のいう核共有はアメリカケツナメをもっとひどくするもので、力に力で対抗すると破綻、警察のサイバーによる権限無限大化から、日本が戦前の反省を反故にして独裁国家（今でも大半そうなつているが）になり人権侵害の拡大を警告する！



　永岡です、文化放送ラジオの、大竹まことゴールデンラジオ、本日のメインディッシュはラジオジャーナリズム界の首位打者、ジャーナリストの青木理さんでした。パートナーは、金曜日は闘います、の室井佑月さん、アシスタントは鈴木純子さんでした。

　プーチン氏のウクライナ侵攻で、ロシア軍がザポリージャ原発を攻撃、ツイッターでは話題になっていますが、しかしこの点でアホなのは日本、40年以上前に自民党のタカ派が馬鹿の一つ覚えのようにソ連が攻めてきたらどうするんだとわめいていたものの、しかし日本海側にあれほど原発を林立させて国防もなにもないわけで（柏崎刈羽原発が稼働中に通常ミサイル打ち込まれたら日本終わり、若狭湾なら西日本終わり）、特に今だと中国・ＤＰＲＫも脅威だというなら、国防のためには原発全廃しかなく、つまり原子力マフィアの支配する日本は、当時ソ連など攻めてくるわけはないと思っていたわけです。安倍氏、橋下氏、松井氏らの妄言はその延長線上、この国のネトウヨは本当にお粗末です。



　テーマは安倍元総理の妄言の核共有批判、誰が考えても安倍氏の発言はアホ、室井さん、右も左も戦争を利用だと説かれて、青木さん、左に政権はなく、右が問題だが、安倍氏の言う、アメリカの核を日本で共有は無理、ＮＰＴ体制の前、そんなことしたら、韓国も台湾もＤＰＲＫもそうなる。

　日本が核を持つと、世界を敵に回し、ロシアは世界を敵にして、核共有は破綻＋核抑止力はあまりにデタラメというもの、使ったらアウト、プーチン氏は世界最大の核保有国だと妄言、アメリカ、マクロン氏からプーチン氏、精神的にまともかと発信、室井さんもそれが懸念、ロシアの会議で配下を威圧、核抑止力はムチャクチャ、敵基地攻撃も「力に力だと破綻」。

　ＮＡＴＯは冷戦終了時見直すべきものを東に拡大してプーチン氏切れて、ミサイル防衛は矛盾、そもそもできないものを、ブッシュジュニアがロシアとの条約を破棄してやり、それで中国もそれを突破するものを作り、血を吐きながら続ける悲しいマラソンとダン、ウルトラセブンの言った通り。プーチン氏の中世の発想に乗ると、青木さん皮肉を込めて、プーチン氏と同じ未来を見ていると言ったのは安倍氏、それで核共有は火事場泥棒。

　室井さんは、松井氏が安倍氏再登板と妄言と説かれて、大竹さん、伊藤惇夫さんが文化放送で、核共有はアメリカに更に依存だと言われたのを紹介されて、フィンランドはＮＡＴＯに入らず中立、大竹さん、日本は第3の道を取るべきが、アメリカのケツナメ、もしまたトランプ氏が大統領ならどうか、アメリカだけでなく、ロシア、中国の顔色を見て、核ドミノで喜ぶのは軍事産業、あそこが武器開発だとこちらも、血を吐きながら続けるマラソン、日本に5４の原発がある。

　青木さん、原発再稼働は国防否定、アメリカの陰に隠れていたら日本はＯＫではない、中国、ＤＰＲＫと火種がある中で、価値観を共有している韓国と仲良くして、中国と対峙、日本と韓国の人口で2億人、日韓で経済、政治の力を合わせたら派遣国家に対抗できで、中国の覇権を何とかできる。室井さんもそれが外交だと説かれました。



　そして、青木さん、国会で警察法の改正案が出て問題、サイバー犯罪に対応する部署を作り、サイバー捜査と言うが、戦後の日本の警察システムの大転換になり、戦後の警察は自治体が管轄、警察庁は国で直接せず、自治体の警察が捜査、国の機関は自治体の組織を調整して捜査しない、もちろん戦前戦中の中央集権、特高警察で人権蹂躙、そして警察は逮捕権、武器を持つ暴力装置で、国家公安委員会、自治体のものがコントロール、民間が自治体の警察を管理＝政治が直接警察を動かさないため、戦後は国家警察の否定、公安委員会が警察を管理（というものの、実態は動いていないが）、それを否定、戦後の警察システムの転換なのに、国会もメディアも騒がない。

　大竹さん、初めて聞いたと説かれて、青木さん、サイバーは国境もないしそれはわかるが、戦後の都道府県警察のシステム見直しは問題、警視庁や大阪府警にその組織を作ればＯＫなのに、こんな組織、そして秘密隠蔽法、共謀罪etcと警察国家になる。室井さん、一部の権力者のための国家になると危惧されて、青木さん、政治と警察の密着はダメなのに、安倍政権で破綻、伊藤詩織さん、前川さんの件で警察と政権が癒着して人権侵害。警察にサイバー組織を作るなら、公安委員会システムをちゃんとする法改正をしないと、警察国家になり危険。この法案、野党も問題視せず一昨日委員会通過、これはもちろんダメ。

　大竹さんも、サイバー対策は必要だがこれはおかしいと説かれて、青木さん、対策としてどこに作るか、大阪府警などにせず、警察庁に作るのは問題。戦前の反省で、中央の警察は捜査はダメ、警察は暴走したらダメなのに、中小企業の冤罪をでっちあげる始末で信用できず、公安委員会の人選を透明化、独立した事務職、弁護士などでチェックすべき。公安委員会、以前青木さんの言われたものではなく、市民が警察をチェックするもの、免許証に書いてある組織がちゃんと機能しないとダメ、組織はあるのに人権侵害を止められない。

　大竹さん、警察がオレオレ詐欺に対応できていないと説かれて、青木さん、警察の多くはちゃんとやっていても、人権を守る組織が必要であり、そういう部署ならいるが、今回のように、誰も否定できないサイバー対策のために、戦後守ってきた体制の変更には、国会、メディアで議論すべき。ストッパーがない＝独裁国家、青木さん、プーチン氏が閣僚を威圧、誰もプーチン氏に何も言えない、日本がプーチン氏国家になってはいけないと締めくくられました、やはり、青木さんのお話は素晴らしいです、以上、青木さんのお話でした。これも拡散してください！