市民運動創造と宇都宮健児ら群像コミュの【永岡浩一さんからの通信】 ＡＢＣラジオ　おはようパーソナリティ道上洋三です（2022/2/25）

【永岡浩一さんからの通信】 ＡＢＣラジオ　おはようパーソナリティ道上洋三です（2022/2/25）　西谷文和　ロシアのウクライナ侵攻とアフガニスタン取材報告、ロシアが帝国主義志向むき出しの侵略、軍事力で対向はダメ、ロシアの中にもプーチン氏に批判的な勢力はあり、彼らに独裁者プーチン氏を追放する力を与えるべき、日本は9条を持ち中立的な立場で仲介すべき、無関心が独裁者を利することを語る！



　永岡です、ＡＢＣラジオの、おはようパーソナリティ道上洋三です、話のダイジェスト、ジャーナリスト、新聞うずみ火編集委員の西谷文和さん、ロシアのウクライナ侵攻とアフガニスタンのことを語られました。司会はガッチさんこと小縣裕介さん、アシスタントはアーミンこといがらしあみさんでした。概略追跡します。

　ジャーナリストの田中龍作さん、ウクライナ現地に入り発信されて、ロシア軍が侵略する模様をＳＮＳで報告されています。ウクライナは一方的にやられている模様です。

　西谷さん、オンライン出演、アフガニスタン帰国後の隔離期間のため、ガッチさんとは初顔合わせ、まずはロシアのウクライナ侵攻について西谷さん、2014年にキエフを取材されて、キエフは攻撃されず、クリミアが取られて、しかし今回はキエフが攻撃、2014年よりウクライナの心臓部を攻撃は大変なことで、小競り合いのみと危惧して、アフガニスタンからウクライナに逃げた人から連絡があり、地下鉄＝ソ連時代からの核戦争用のシェルターに逃げているが、2014年はそんなことはなく、今回はえげつない。

　首都が狙われているが、ロシアの情報操作があり、当時腐敗した大統領ヤヌコビッチがいてそれを平和的なデモで批判、しかしそこにネオナチが入り、警官を殺害して、まじめなデモ隊を崩壊、どうやらロシアの工作、ウクライナのロシア人が危ないと情報工作、ロシアのフェイクで軍隊介入、今回は介入の規模が大きく、チェルノブイリ原発すら占拠！原発を持つ＝核兵器を持つ、ロシアはウクライナが核兵器を持たないように原発を占拠した＝ウクライナの核はロシアの手に落ちた。

　ガッチさん、ロシアの流血を辞さない侵略だと説かれて、西谷さん、ベルリンの壁が崩壊、ソ連崩壊し、旧東側の国が次々ＮＡＴＯに入り、バルト三国も入り、ロシアにとってウクライナもやられたらたまらん、しかしそれはロシアのへ理屈、ウクライナの人が決めること。

　映画「ひまわり」、ソフィア・ローレンの主演のもの、ウクライナは穀倉地帯だが、スターリンがそれを奪いウクライナ餓死、さらにユダヤ人がナチスを逃れてウクライナに来てそれに反感み、ネオナチ的な考えに反発。スターリンは東部にロシア人を移住させて、鉄鉱石のため、ロシア系とウクライナ系でいざこざがあり、ロシア系の感情を悪用しての戦争。

　ロシアとウクライナ、第2次大戦でドイツ、今はアメリカに翻弄されて、ガッチさん、西側は経済制裁でどう解決するのかと問われて、西谷さん、ロシア、中国のような大国だと経済制裁の効果に時間、そして皮肉にも石油価格が上がりロシアは儲かり、しかし軍事力でやったらダメ,ロシアの中でプーチン氏に抵抗すべき。しかし大統領選でプーチン氏に対抗した人は暗殺だが、ジャーナリストもノーベル賞、ロシアの民主主義に期待するしかなく、アフガンもイラクも、外から攻撃したら反発、ともかくロシアで民主主義をＳＮＳで進める人を応援するしかなく、キエフの情報も来て、戦争反対はロシア、ウクライナに多くいて、次の選挙でプーチン氏を落とすしかない。

　そして、クリミアは奪われて、ドンバスも奪われて、中国の天安門事件もあり、「プーチン氏が大統領の限り解決しない」。リスナーより、これが世界戦争にならないかと質問があり、西谷さん否定できない、第1次大戦もそうだが、核はあり、「戦争はダメと国際世論を高めないとダメ」、リスナーより、プーチン氏への抗議に抗議に市民は何をすべきかとあり、西谷さん「無関心が最大の敵、国際世論で戦争はダメと侵略者プーチン氏を追いつめるべき」。



　そして、アフガニスタンを西谷さん取材されて、日本から行き、中村哲さんのために歓迎されて、しかしジャーナリストはタリバンの許可なしだと捕まり、西谷さんはタリバンの許可を得て取材。タリバン政権で人々の生活が貧しくなり、女性の実態を取材、さらにタリバン政権のナンバー２を取材、ハッカーニ軍団の方に会い、中村さんを、アフガンの治安担当が評価して、そして西谷さんも行けた。

　中村さんの肖像画が消されていて、しかしタリバンはイスラム原理主義で肖像画を認めず、アラーの絵はなく、病院は、ガニ政権時に薬はなかった、腐敗していたため（国際援助を私物化）が改善。

　アフガンとウクライナは、アメリカとロシアのエゴで翻弄されて、アフガン、ウクライナともに文明の十字路、そしてこの20年テロとの戦いとアフガンはしんどく、ウクライナも戦争で農民が苦しめられて、アフガンもレアメタルがあり、ウクライナは鉄鉱石、石炭、軍港でロシアに狙われた。

　ガッチさん、今回のロシアのウクライナ侵攻、理想的にうまく解決するすべを問われて、西谷さん、ロシアの中で改革、ロシアの大統領は最長8年なのにプーチン氏延長、これをズルズル伸ばすのはダメ、ロシアでもプーチン氏に批判的な人は多く、ロシアの中でプーチン氏の暴走を止めるべきと思う人を応援。ガッチさん、日本は何をすべきかと問われて、西谷さん、経済制裁は必要だが、ロシアから見たらアメリカ、ヨーロッパは戦争相手、しかし日本も戦争したが、ロシアの首都に攻めたことはなく「日本が第3者の立場でアホなことをするなと9条を生かした外交をロシア、ウクライナにすべき」、かつてデンマークがパレスチナでイスラエルとパレスチナの合意をしたことがあり、同様のことを9条を持つ日本としてやるべきと締めくくられました。

やはり、西谷さんのお話は頼りになります、これ、いくらでも拡散してください、以上、西谷さんのお話でした。