市民運動創造と宇都宮健児ら群像コミュの【永岡浩一さんからの通信】文化放送ラジオ　大竹まことゴールデンラジオ（2021/10/21）　

望月衣塑子　選択的夫婦別姓と総選挙を語る、家制度（徴兵制の根幹）に固執する日本会議に支配された自民政権では実現不能、ＬＧＢＴも含めて多様性を確保するために投票すべきである

　永岡です、文化放送ラジオの、大竹まことゴールデンラジオ、今週木曜日の大竹紳士交遊録は月に一度登場の、東京新聞の望月衣塑子さんでした。大久保佳代子さん、砂山圭太郎さんも同席でした。概略書き起こしします。
　望月さん、報道現場の角川新書（https://www.kadokawa.co.jp/product/322008000506/　）を出されて、葛藤、ウィシュマさん殺害事件、現場の取材と、政治家、官僚とのやり取りは記事では書けないものを書かれて、ネットで盛り上がる夫婦別姓、宏池会の岸田氏も反対のデタラメ、10/1９の時事通信のまとめでも、反対は自民のみ、裁判しているサイボウズの青野さんの取材を望月さんされて、夫婦別姓が実現されず若い人たちが大変、時代の流れ、市民団体でも調査して7割が求めて、岸田氏、総裁選だとＯＫなのに、総選挙だと高市氏とその後ろ盾の安倍氏が猛反対、明治政府の1898年の家制度で家族を国が定めて、徴兵制の根幹、夫婦別姓だと「日本」が崩壊するとネトウヨは言うが、日本会議の明治回帰志向で夫婦別姓を認めない時代錯誤（家制度は現行憲法で否定されている）。岸田氏、菅氏も個人として夫婦別姓ＯＫなのに、自民党としては日本会議に支配されて、国会議員で夫婦別姓反対の大半は自民、反対する議員のリストもある。
　同時に、最高裁判事の審査があり、夫婦別姓アカンの判事はバツをつけるべき、ＬＧＢＴの人のためにも必要。大竹さん、与党でも夫婦別姓賛成の人がいるのに、党議拘束はおかしいと説かれて、望月さん、自民は公約に入れられず、高市氏の意向、夫婦別姓反対の高市氏が政調会長でこれになり、しかし内心は自民でも夫婦別姓賛成なのに、安倍氏の圧力でそれを公言できない始末。岸田氏も腰砕け。個々の議員に自民では自由がなく、ましてやＬＧＢＴの方の理解も、多様性を認めない封建主義に自民は毒されている。
　夫婦別姓、ＬＧＢＴの権利も同様、多様性を認め合う社会のためにも総選挙で投票すべきと締めくくられました、以上、望月さんのお話でした。