市民運動創造と宇都宮健児ら群像コミュの【永岡浩一さんからの通信】文化放送ラジオ　大竹まことゴールデンラジオ（2021/8/23）

　北丸雄二　新著「愛と差別と友情とＬＧＢＴＱ」から、インケツ五輪のデタラメ、マイノリティ、民主主義を認めない世界は破綻することを語る、健全な社会の根幹は民主主義、そこに右左は関係ない！

　永岡です、文化放送ラジオの、大竹まことゴールデンラジオ、本日のメインディッシュはジャーナリスト（元東京新聞ニューヨーク支局長）の北丸雄二さんでした。パートナーは阿佐ヶ谷姉妹さん、アシスタントは砂山圭太郎さんでした。概略追跡します。

　北丸さん、愛と差別と友情とＬＧＢＴＱ＋の本（http://old-folk.shop-pro.jp/?pid=162789701　）を出されて、言葉で闘うアメリカのことを書かれたもの、北丸さんこの番組久しぶり、本は一昨日印刷、荻上チキさんがマイノリティ賛歌と記されたもの、自分を男女と判別したくない、宇多田ヒカルさんノンバイナリーと表現されて、男、女で決して二分されず、が日本はＬＢＧＴ法案を自民が拒否、五輪をするのにマイノリティ差別、やはりインケツ五輪、80か国以上にＬＧＢＴ差別禁止法律があり、ＬＧＢＴはセックスの話ではない、エッチ、変態と違うと世界は数十年気づいているのに、日本は男女二元のみ、同性婚を認めている社会がいい。93年に北丸さんニューヨークに行かれて、エイズの最中、同性愛を認めて、が日本はバッシング。

　トランプ氏が大統領でアメリカもＬＧＢＴバッシング、しかしＬＧＢＴ浸透はトランプ氏すら止められず、それでもアメリカは教会の社会、トランプ氏のＬＧＢＴ差別、そしてバイデン大統領はアフガンで大変。

　北丸さんは五輪、パラも反対、コロナを防ぐべきで、ブレーキとアクセルを一緒に踏んで潰れた日本。パラを子供たちに見せるとして、修学旅行禁止はおかしい。日本の政治、役所がチグハグ、哲学を政治が持たず、後手後手、ワクチンも菅氏、バイデン氏と首脳会談でどうやら確保せず、その交渉も公開されていない。五輪は復興→コロナに打ち勝つ、復興のふの字も、福島もなしと大竹さん怒られて、北丸さん、日本人は一丸になるのが得意なはずが、五輪とわめくバカは国民無視。五輪で一番注目はスケートボード、森氏のような存在がなく、ストリートボーイ、社会で迫害された人たちが、差別禁止を具現。彼らはコミュニティ、家族、そして閉会式に、歌があり、選びとったファミリ

ー、関係の必要はなく、親戚も関係なし、家族になるために、家族である必要はない＝血、名前のつながりなしで家族、男と女の結婚、しかし子供を捨てる親、親を虐待する子供もいて、家族になる努力をすべき、それを閉会式から感じるべきを、アベスガは全部台無しにした。

　大竹さん、スケートボードは新しいスポーツで新しい感性に裏打ちされて、子供たちの努力を評価されて、阿佐ヶ谷姉妹は姉妹でもないのにやっていると説かれて、北丸さん結局は友情、この本も最終的にそこにつながるものを書きたく、愛で差別を否定、友情で差別を否定。大竹さん、姉妹でなくても阿佐ヶ谷姉妹の意味を認められて、北丸さん、五輪が中断されず、インケツ五輪の教訓は何か、今アフガニスタンは大変、タリバンが女性弾圧、タリバンも急なもの、しかし上と下はグチャグチャだが、イスラム原理、女性を抑圧、そして性的少数者はもっと弾圧されて、ジェンダー差別＝ＬＧＢＴ差別、弱いものが生産性がないと殺される、病人、障害者迫害も同様。

　一つのことを通して、社会、人権問題を北丸さん考えたい。北丸さんの本、450ページもあるもの、大竹さん、世界にはイスラム教の方も多く、イスラムは民主主義否定の危惧、女性弾圧の問題、今の時代に沿ったイスラムもあれば、原理主義もあり、ハラールも五輪の選手村になく、五輪のスタッフは最後までやるかどうかわからず、バタバタ、これは政治のデタラメのため、現場がかわいそう。ボランティアも大変、弁当を何億円分も廃棄、全部政治の責任。

　大竹さん、タリバンに日本はどう対処すべきかと問われて、北丸さん、早くメッセージを出したらダメ、タリバンの収入源は麻薬、ロシア、中国と闇取引でやっていて、しかし世界は20年前の９・1１、サウジなど３つしかタリバン政権を認めず、国際社会はタリバンを、女性差別、民主主義のない国を認めたらダメ、それをしないとダメ。が、香港、ミャンマーも同様、日本はミャンマー国軍をまだ認めず、ともかく民主主義が大事、右も左もない、保守も革新もない、民主主義を大事にする体制を維持すべき、しかし世界では民主主義より権威主義になってしまい、そちらの方が簡単だが、そして人権弾圧、人権と民主主義を認めない社会を放置したら世界破綻だと締めくくられました、以上、北丸さんのお話でした。