市民運動創造と宇都宮健児ら群像コミュの【永岡浩一さんからの通信】 文化放送ラジオ　くにまるジャパン極（2021/8/9）

　大谷昭宏　コロナで明らかになったＩＯＣ、ＪＯＣのデタラメを許してはならない、感染症対策省庁を作るべきなのに、菅政権は助からない命、業界の切り捨てをしているのはこの国の危機、菅総理のインケツ演説は核廃絶に何も興味のないアベスガ政権の本音を見せたもの、アメリカに核を捨てろと真正面から言うべきことを語る


　永岡です、文化放送ラジオの、くにまるジャパン極、月曜日のコメンテイターはジャーナリストの大谷昭宏さんでした。野村邦丸さんの司会、五輪が終わり久しぶりの西川文野さんがパートナーでした。

　ツイッターでは#開催して良かったわけねえだろう、が9時現在4万近く発信されています。また、昨夜ポリタスＴＶスペシャルがあり、青木理さん、宮台真司さんが参加、五輪について宮台さん、参加したアスリートにも（感染拡大したら）責任があると明言されて、青木さんはテレビが視聴率のために五輪狂乱になり、サンデーモーニングも視聴率のために五輪特集、そしてモーニングショーも同様と語られました。しかし、五輪憲章では国別のメダル数のカウントは禁止されているのに今回も無視されて、しかし今回は国外からのアスリートたちは制限が多く、日本のアスリートが最初から有利でこの結果は当然、それを無視してのメディアのメダル狂乱報道は恐ろしいです。戦争になったら報道はもっとひどくなるでしょう。

　大谷さん、今週も大阪からリモート出演です。



　深読みジャパン、コロナ感染拡大と長崎原爆の日がテーマ、その前に台風9号、今朝広島に上陸、西日本は要注意とのことです。明日まで東海なども要注意です。温帯低気圧になっても海水温が高く発達するので注意がいります。

　コロナ、国内で14000人以上感染、東京4000人、各地で過去最多を更新、マンボウに５つの県が追加されても効果は疑問。飲食店にアルコール出すなでも効果なし、マンボウ、人流の減少は疑問、邦丸さん、コロナ禍で五輪の意味を問われて、大谷さん、五輪は素晴らしいと評価されて、競技は、スケートボード、惜しみない拍手、外国のアスリートにも拍手はあり、新しいスポーツの光景はあり、記録よりも皆でたたえ合うのは評価されて、64年の、各国まなじり、東西冷戦の中より、平和とアスリートのためのもの、しかしＩＯＣ、ＪＯＣは直前までスキャンダル、アスリートは素晴らしいのに、五輪の組織は時代遅れ、成熟していない、お金、放映時間、猛暑での競技、東京オリンピックマーチは64年は10月、今年は夏、五輪は問題点も多く、今後に教訓は多かった。

　邦丸さん、2024年にパリ、この番組スタッフが銀座で外国人が三越に入るのを見て、みやげもの欲しいのはわかるが、ボランティアの車で買い物はどうか、ＩＯＣは改革が必要、大谷さん、今大会で五輪貴族と言われて、コロナでＩＯＣの醜態が世界に知られて、コロナを乗り越えた五輪と言うなら、ＩＯＣ、ＪＯＣのスキャンダル体質を変えないとダメ。

　邦丸さん、コロナ感染者数激増、東京のみで1万人あると危惧されて、人の流れを止めるのはどうかと説かれて、大谷さん、国として命の線引きがされるのは問題、1日2万人感染は時間の問題、昨年は、ヨーロッパで1日数万人と聞いて、しかし今の日本の現実、結果的に引っ込めたが、菅政権、中等のものは自宅療養を出して与党から批判されて、国の本音が見えた「救える命と救えないものを選別する」方向になり、ひっこめても東京で18000人自宅療養、それも猛暑の中、何かあったら保健所に対応は無理、東京都は24時間フォローアップセンターを作っても民間丸投げ、何もできず、この患者は入院が必要と判断は医師しかできず、自宅で亡くなった患者も多く、政府は助からない命は見捨てる方向かと怒られて、邦丸さん、ＩＯＣ改革は必須だが、この番組のコメンテイターでも、安倍政権で保健所が減らされて、厚労省の問題、医師とのタッグ、医師に丸投げはダメと発言した方もいると説かれて、今のうちに何とかしないと6波、7波で破綻と説かれて、大谷さん「デジタル庁より感染症対策の省庁を先に作れ」、
河野氏、西村氏も感染症の専門の部署ではなく、昨年の8,9月はＧｏＴｏばかり、二階氏、観光業のためと言ってきたが、この感染で政治家は経済のことを何も言わず、しかし観光業は大変、観光業も見捨てられた、ここにお金を入れても無駄と見捨てたもの、休業補償も不十分、ダメな業者は潰せ、ではこの国はダメになり、コロナとの戦いはまだ2年も3年もかかり、感染症の専門の省庁は必須、それでないと第6波などになったら日本破綻、ワクチンも2回では足りず、イスラエルは3回目、コロナとの戦いは10年規模になる。

　邦丸さん、東日本大震災では復興庁が出来たのに、と説かれて、大谷さん、原発は現在進行形だが、何とかやっているものの、コロナとの戦いは現在進行形、感染症対策の省庁は必須。



　長崎原爆の日、原爆投下76年の式典、田上市長は核兵器禁止条約批准を求めて、今年亡くなった被爆者の手記を式典で朗読。今年の式典は規模をコロナで例年の1/1０、60か国、核保有国も来るもので、邦丸さん、長崎市長は核兵器禁止条約の会議にオブザーバーで参加しろというもの、これについて大谷さん、原爆について大谷さんコラムで、8月や、6日9日15日という俳句があり、8月はこの3日、戦争に季節はあってはならないが、忘れられず、被爆国で核拡散防止に寄与せずアメリカの金魚の糞の日本、アメリカの核の傘の中にいるというのと、被爆国として、核廃絶を呼び掛けるのは矛盾せず、しかし菅氏、原稿読み飛ばしの大失態をして、読み飛ばしたのは核保有国批判をすべきもので日本の立場のもの読み飛ばし、一番大事なものを無視＝菅氏にとって核廃絶に興味なしの本音が出た、本気で日本政府は核廃絶に向かっていない、安倍政権以来の姿勢の象徴。邦丸さん、核保有国と持たない国の橋渡しは大義名分、核は使用されたら世界は終わり、日本の政治家は何をしていると説かれて、大谷さん、橋渡しと言うと、イラン、イラクの大量破壊兵器のこと、インド、パキスタン、ＤＰＲＫもあり、殺戮兵器は安易に制作できて、こんなことではダメ、アメリカとロシアは歩み寄り、日本が核廃絶の先頭に立つべき。橋渡しのアリバイ作りはどの国も信用しない、アメリカに核をなくせと正面から言えと締めくくられました、以上、大谷さんのお話でした。