市民運動創造と宇都宮健児ら群像コミュの【永岡浩一さんからの通信】 文化放送ラジオ　くにまるジャパン極（2021/7/5）

　大谷昭宏　熱海土砂災害と東京都議選、インケツ五輪のメディア規制を語る、自然を破壊したツケが人間に来た、自民は実質敗北、公明との隙間風もある、記者に規制の組織委に五輪などできないことを警告する！



　永岡です、文化放送ラジオの、くにまるジャパン極、月曜日のコメンテイターはジャーナリストの大谷昭宏さんでした。野村邦丸さんの司会、西川文野さんがパートナーでした。大谷さん、今週も大阪から電話出演でした。



　深読みジャパン、熱海土石流災害と東京都議選が今週のテーマ、静岡県熱海の土石流、宅地造成で被害、幅100m、深さ10mの大規模崩落、5万立方メートルの盛り土が崩落、盛り土かその下が崩落か不明、川勝知事、開発を考え直すべきと発言して、現地は土を捨てていた例もあり、ダンプが毎日数題土を捨てて、因果関係は不明なものの、大谷さん、知事が開発を考え直すべきというもの、違法な残土廃棄か許可を得たか不明だが、開発の許可はどうか、7月1カ月の雨が2日で降ったものの、すさまじい勢い、何がしらの人工的な開発が原因。邦丸さん、昨年の熊本も山が保水力を失い、集中豪雨、線状降水帯で、開発の見直しは必須と説かれて、大谷さん、山の開発は惨事を生み出したのは明白、サル、鹿、熊は森の中で生きていて、それを戦後開発、杉、ヒノキを植えたらサル、クマは食べるものがなくなり、鹿は好物で激増、元は人間が自然環境を破壊したためであり、人間の自然破壊は人間にも脅威を与える。

　邦丸さん、行方不明の方の確定もなく、雨は続いて、山の開発の見直しは必須、北米の住宅ラッシュで大変と説かれて、大谷さん、杉、ヒノキにしたのは問題であったと説かれました。



　東京都議会選挙、自民は第1党になったものの、公明と合わせても過半数に届かず、都民ファーストは自民と僅差の第2党、コロナ対策、五輪で政府を批判する立憲、日本共産党は健闘、女性は41人で過去最多、投票率は42％、97年に続く2番目の低さ、邦丸さん、都議選の1,2カ月前の調査だと自民は5０、単独過半数と言われて、都民ファースト惨敗と言われていたと説かれて、大谷さん、都民ファースト一桁と予想されて、都民ファーストは息を吹き返し、公明は全員当選で自民が過半数でないと自民は敗北、第1党でも自民大敗、秋の衆院選に大打撃。邦丸さん、都議選は国政選挙に影響する場合が多く、自民のエライ人は衆院選ヤバいと見ていると説かれて、大谷さん、自民が大勝する要素はなく、都民ファーストは五輪無観客、ＮＨＫ世論調査では五輪このままは26％、1/４、3/４は最低無観客、自民の負けるのは当然＋ワクチン不足、大阪では新規予約は2月になり、皆さんワクチンを早く打ちたい、菅氏はワクチンを切り札としていたのに、河井夫妻の事件、博打場、菅原氏の略式起訴、自民の金権体質はそのまま、有権者が自民に入れるメリットはなくなった。自民の支持層でも都民ファーストにいれた＋立憲と日本共産党の選挙協力は、野党として勝利と志位氏の言う通り。9月の総選挙に自民の盛り返すのは、唯一のネタは五輪の大成功だが絶望的。

　邦丸さん、オリパラ、観客の有無でも自民は勝つと見ていたものは破綻だと説かれて、大谷さん、その時にワクチン不足、五輪は盛り上がらない、7月までに高齢者の全員接種は絶望的。60代以下は集団接種も職域接種もダメ、チグハグなワクチン政策破綻。邦丸さんも1度目の接種が終わり、自治体、自衛隊、職域…としてワクチンがなくなり、行き当たりばったりと批判されて、大谷さんは昨日2度目接種、自衛隊の大規模でやってもらったが、自衛隊もワクチンがなくなり、そして東京は感染者数、特に若い人で激増、それで五輪ゴリ押し、ワクチンなし＝五輪成功で自民が選挙に勝つ理由はない。

　邦丸さん、自民は第1党でも、公明とうまく行けるのかと説かれて、大谷さん、大逆風で公明は全員通り、前回は都民ファーストと組み、今度は自民と組んで、何のための自民と組んだのか、国政でも、自民の下駄の雪ではないと、公明で、問題視する声が出て、公明党は都議会大事でも、自民と公明に秋風の可能性がある。そして自民は第1党でも、小池氏の人気は強く、都議会の自民は大変になる。この番組でも都議を招く予定です。



　取材規制は五輪憲章違反とアメリカのメディアが批判、ニューヨークタイムズ、ＡＰが組織委に連名でジャーナリストの行動制限に抗議、組織委はＧＰＳで追跡されても悪用されると危惧、スマホのデータの使途不明、取材規制にも抗議、観客は自由に行けるのに、であり、邦丸さん、世界からメディアが来て、テレビは競技会場だけでなく東京の町も取材になり、それの制約は組織委、ＩＯＣも破綻と説かれて、大谷さん、規制内容を見てひっくり返り、取材の詳細を出せと言うのは、命よりジャーナリストには重く、ＩＯＣに問題、ＪＯＣの賄賂とスキャンダルまみれの五輪、記者にどこに行くかリストを出せなど民主主義国家ではあり得ず、ＧＰＳの結果だと追放とは、組織委のやり方は独裁国家だと怒られて、邦丸さん、選手、記者も隔離期間が入りもう破綻と説かれて、大谷さん、国外退去だと国際問題、そしてアメリカからのレッドカードに橋本会長、コロナ対策、安心安全のために理解してももらったと嘘を言い、アメリカのメディアは同意せず、橋本会長、嘘をついて国際問題になり、組織委はこんなことで通ると思うものが五輪などどきない。報道の自由度で日本は低下、報道の自由は日本ではなく、60〜70位、ＤＰＲＫと同等、大谷さん、独裁国家に日本はなったと締めくくられました、以上、大谷さんのお話でした。