市民運動創造と宇都宮健児ら群像コミュの【永岡浩一さんからの通信】 文化放送ラジオ　くにまるジャパン極（2021/1/25）　大谷昭宏

　世論調査結果から国民に見放されている菅政権、コロナ対策はデタラメ、太平洋戦争末期の思想弾圧をやりかねない政権、小さな政府で保健所を減らしたことを反省して対策を立て直さないと第2の8月15日になることを警告する！


　永岡です、文化放送ラジオの、くにまるジャパン極、月曜日のコメンテイターはジャーナリストの大谷昭宏さんでした。野村邦丸さんの司会、西川文野さんがパートナーでした。大谷さんやはり大阪からリモート出演でした。と

　昨日は#差別するＤＨＣの商品は買いませんがツイッターのトレンド入り、東京で例のヘイトスピーチ反対のデモがあり、ジャーナリストの安田浩一さんも参加されました。またツイッターでは映画館などへの支援も不十分、#文化芸術は生きるために必要だとも発信されています。映画も演奏会も生きるためのもので不要不急のものではないです。



　深読みジャパン、コロナの雇用調整助成金延長のことがテーマ、内閣支持率は朝日で33％、電話による世論調査、不支持率は35→45％、菅総理のコロナ指導力なしは73％、政府は雇用維持に協力した企業支援の方針であり、コロナ禍で早期退職、希望退職を募り18000人、93社で実施、邦丸さん、世論調査の不支持＞支持を見たらどうか、新聞でも朝日は厳しいと説かれて、大谷さん、急落、朝日でも菅政権発足時は65％で、鳩山内閣を上回る下落、指導力なし、緊急事態宣言も遅く、感染は一向に収まらない国民のいら立ち。

　邦丸さん、菅氏は発信力がなく、自民党の山田氏、ネットに強いものに発信力強化の助言を受けて、熱量がいると言われたものを説かれて、政府のメッセージと世論にずれ、大谷さん、話術ではなく、政策は、菅氏だけのせいではないが後手後手＋罰則は国民の意見と乖離、国会答弁もダメ、菅氏が全人格でぶつかるものがなく国民は支持せず、山田氏の指摘を受けても何も変わらない。邦丸さん、官房長官時代の関わらないものと説かれて、大谷さん、菅氏は全力でぶつかる意欲なし、ワクチンでもダメ、自民党では菅氏だと選挙は戦えないという雰囲気になる。邦丸さん、他のマスメディアの世論調査に言及されて、大谷さん、読売も厳しく、各社の世論調査30％台もある。菅氏は不幸なタイミングで総理になったのではない、戦力の逐次投入ができておらず消耗戦で国民の支持はえられない。

　雇用調整助成金のこと、緊急事態は2/7で解除とは思われず、ここでも目詰まり、従業員に届いていない＋早期退職、希望退職激増、一昨年の2.6倍になり、景気がいいと別の職になるが今は困難であり、大谷さん、そもそもこの二つは相反するもの、雇用調整助成金は雇用を維持するもので、早期退職や希望退職とは矛盾するもので、このお金はどこに行ったかであり、国税から出ているのに、希望退職激増は問題、お金が従業員に届かず、申込書は11枚の書類が要り、社会保険労務士と一緒でないと申請は困難なのは改善されているのか？邦丸さんも解雇に近いものがあると説かれて、失業保険も延長なし、労働者は春闘どころではなく、失業保険の延長が必要と説かれて、50代なら辞めたら路頭に迷うと説かれて、大谷さん、昨年の自殺率は女性＞＞男性＝女性が首を斬られる、非正規、パートで女性にしわ寄せ、コロナで女性の自殺率激増は手厚い補償なしだと、こんな状況が1年続くと厳しく、雇用調整助成金、持続化給付金で従業員を支えるべき。

　コロナに感染して、自宅療養の女性が、周りに迷惑をかけたとして自殺して、この番組のレギュラーの川上麻衣子さんも感染、友人がいて助けてもらっていたが大変、大谷さん、自宅療養で保健所から電話は数日後の例もあり、何日もケアされず、それで小さい子を抱えていたら大変、保健所行政は麻痺して、自宅療養は家に放置になり、結果として高齢者も治療を受けられず死亡、医療崩壊どころではなく、生活崩壊であり、保健所は仕事をなくした人を雇用して広げないとダメ、感染者のケア、毎日電話だけで変わり、感染者の孤独感を防ぐべき、ここまでみんなで支えないと、日本社会は自滅する。邦丸さん、保健所は小さな政府を目指して減らされたことがはっきりした＋病院も破綻、公立病院はあふれて私立病院もマンパワーなし、太平洋戦争末期の大日本帝国で、もっと早く病院を増やすべきであったと説かれて、大谷さん、昨日大阪の民間病院の方が怒り、コロナを受け入れないと批判されているが、救急患者を1.5倍受け入れて、脳梗塞、心筋梗塞など冬の患者さんを受け入れて、その上でコロナ患者受け入れは無理であり、理由なく誰かを悪者にするのはダメ、テレビのワイドショーで医師は優雅とか言うのは、政府が絶対にやってはいけない、大阪は重症病棟を作ったが医師、看護師なしで自衛隊に助けを受けたもので、病院を国として増やすべきであり、協力しない病院の名前の公表はとんでもないこと。

　邦丸さん、戦時中の国家に協力しないものを非国民と言っていて、レベルは違うが、自粛警察もそれだと説かれて、大谷さん、国家が私権の制限をゼロは困難だが、申し訳ないが我慢してくれであり、このままだと太平洋戦争の暗黒時代の再現、その際に誰かをスケープゴートにしていた、パーマをした人のバッシングがあり、国は太平洋戦争の反省の元でやらないと、自殺者激増になり、「コロナに負けている」。邦丸さん、戦時中と比較は安易にしてはいけないが、戦時中も軍部、為政者が国を誤った方向に向かわせて、ヒステリックなのは同じと説かれて、大谷さん、太平洋戦争で戦況が苦しくなると思想統制になり、国を批判するものを弾圧、日本学術会議問題でも政府を批判する学者排除ではコロナとたたかえない、政策が間違っていた、ともかく感染収束に努力すべき、緊急事態宣言も遅かったと朝日の世論調査も語り、菅政権は太平洋戦争の過ち、8月15日の敗戦を繰り返してはいけないと締めくくられました、以上、大谷さんのお話でした。