市民運動創造と宇都宮健児ら群像コミュの【永岡浩一さんからの通信】和歌山放送ラジオ　ボックス（2020/8/21）　伊藤宏

　秋元議員逮捕から、永田町と国民の感覚の乖離、国会議員の責務軽視の問題を説く、健康不安の取りざたされている安倍総理はコロナ禍で窮する国民に説明責任があることを説く！
　永岡です、和歌山放送ラジオのボックス、金曜日のコメンテイターは和歌山信愛女子短期大学教授、新聞うずみ火編集委員の伊藤宏さんでした。司会は赤井ゆかりアナウンサーでした。
　伊藤先生の脳に効くニュース、今回もリスナーの声が殺到して、森友、案里、ＩＲ、政治家は腐りきっている、好き勝手をして、有権者にも責任がある。秋元氏の逮捕、自らの公判を抱えている国会議員の犯罪は前代未聞、河井夫妻の逮捕と国会議員の資質が問われて、伊藤さん、法律的には無罪推定ではあるが、容疑を否定しているものの、国会議員は別、国会議員は国民の信託を受けて政治をして、彼らは政治家としてではなく、個人として＝政治をやっていない、政治家失格。疑惑＝即辞任しろではないが、政治家は不祥事を起こして離党はしても、議員辞職しないのは、国民感覚からして、映画のような貶めるためのものではなく、疑われる行為があり、秋元氏は逮捕、それは重い。秋元氏、正常への国民の不信感を高めて、野党合流もあるが、議員ではなく私利私欲のため。
　秋元氏の問題、博打場、コロナ禍で第2波、国民は不安になっている中で、こういう世の中で博打場建設は妥当か？社会は変化して、国会は開かれず政治家は責任を果たさず、なら全て立ち止まり、博打場のようなものは止めるべき。和歌山もカジノ誘致しているものの、従来のような外国人観光客目当ての開発は無謀。国際会議場など、感染対策をしたものを作る、観光では、伊藤さん、学会がある際に外国人は家族と来て、観光を楽しめて、そういうコロナ禍での制約を先取りして世界にアピールすべき。
　先を見る目が大事、日本の政治は一度決めたら止まらず戻らず、しかしコロナで止まったことで国民は文句を言わず、秋元氏の問題、カジノの問題を考えるべき。伊藤さん、逮捕されたら辞任とは短絡的にはいわないものの、市民感情と永田町の感覚があまりに乖離して、保釈中に犯罪行為は国会議員としてあり得ず、有権者の責任もあり、またか、で終わったらだめ。検察はしっかり捜査して、国民もデタラメな議員に投票しない。離党して、自民党の責任は逃れられない。秋元氏を任命したのは安倍総理、責任を取るべき。甘利氏も疑惑はちゃんと解明されていないのにみそぎの済んだような振る舞いは一般市民感覚と乖離していると説かれました。
　続いて、リスナーの声、安倍総理の健康問題が取りざたされて、石橋湛山氏は健康面で総理を辞任した、安倍氏はどうする、またコロナで大阪の重傷者激増を問う声があり、コロナ対策の臨時国会をすべき、コロナだけでなく国民の困窮を問い、いつになれば平穏な生活になるかとあり、伊藤さん、コロナ禍で2020年になり、好きな時に好きなことができなくなり、不明な点の多かった初期より対処法は出てきたものの、それにしても、安倍政権のコロナ対策、マスク配布、10万支給はやっていても、ここ2カ月安倍政権は職務放棄、担当大臣は会見しても、給付金について、どこまでできているのか、持続化給付金も届いているか？石橋湛山氏は伊藤さんの大学の出身者、総理は体調不良では務まらず、体調が理由なら安倍氏は総理を辞するべき。
　安倍氏で問題は、麻生氏が147日働いているというが、民間企業で147日休みなしなら労基法違反、そして安倍氏は自分のペースで仕事をできて、首相動静を見ても終日公邸などあり、都道府県知事は連日会見、対策会議をしているのに対して、安倍氏は国民の目に見える仕事はしておらず、安倍氏は7時間検査、これはプライバシーではない、総理大臣が病状を明らかにしないのは問題、頑張ります、は当たり前、様々な疑惑議員も説明せず、捜査中とか逃げて、庶民はそんな逃げはできない。安倍総理はコロナ禍をどう乗り切るかで日本社会は激変して、国民の目に見える形で尽力すべき、国民の不安を払拭すべき。コロナの感染者数、検査数はどれだけか、重傷者は減っているのではない、死者も出て、そして猛暑でのコロナ対策でマスクをしないとならず熱中症の危惧もあり、国民を安倍総理は安心させていない。それで働き過ぎと麻生氏のいうのは内輪の言い分、国民の税金で働いている公僕として失格、安倍氏も体調不良なら頑張るではなく休むべき、それが出来ないなら辞任すべきと締めくくられました、以上、伊藤さんのお話でした。